東京都は10月、2014年8月時点での「ホームレス」人数がわずか1697人だったと発表した。これは、2002年に統計を取り始めて以来、最少の記録だというが、この調査が現実とは異なる印象を与えるという批判もある。
東京都は10月、2014年8月時点での「ホームレス」人数がわずか1697人だったと発表した。これは、2002年に統計を取り始めて以来、最少の記録だというが、この調査が現実とは異なる印象を与えるという批判もある。
東京都は騒音規制について定めた「環境確保条例」について、現在は規制対象となっている子供の声を除外するかどうかの検討を始めた。東京都環境局の担当者はハフポスト日本版の取材に対し「被害の実情を踏まえ、規制の対象から子供の声を除外するか、基準を緩めるなどの対応を検討する」と述べた。 現在の環境確保条例では、子供の声は騒音規制の対象外とされていないため、基準を超える騒音であれば規制の対象とされる。そのため、子供の声への苦情が訴訟に発展するケースもあり、施設の利用時間を制限したり、公園の一部の使用を制限する仮処分を受けたりする事例があった。 しかし、都議からは「子供の声が騒音とされるのはおかしい」という異論があり、ドイツで子供の声を騒音規制の対象から除外している事例も指摘されている。これを受けて都は、都内62の市区町村に対しアンケートを実施。個人の住宅などへの苦情ではなく、保育園や幼稚園・学校などの
2020年の東京五輪の開催に向けて、都市交通網の整備が動き出す。海外や地方都市と東京、選手村や宿泊施設と競技会場を便利につなぐため、老朽化した首都高速道路の改修や鉄道網の整備、羽田や成田空港の拡張・整備などが必要だ。 東京五輪は、多くの競技会場が半径8キロ以内に収まる「コンパクトな五輪」。招致が決まった国際オリンピック委員会(IOC)総会では、優れた大会運営能力が勝因のひとつだった。成功には、混雑解消やスムーズな輸送が欠かせない。 「羽田‐成田」を1時間未満、前倒し実現へ 1964年の東京五輪に向けて整備された交通インフラに、「東京モノレール」がある。東海道新幹線の開業の陰に隠れてしまっているが、羽田空港と東京都心を結ぶ重要な交通手段として誕生した。 ちなみに、首都高1号線(羽田‐江戸橋間17キロ)も東京五輪を機に整備され、羽田空港から都心への輸送力のスピードアップに大きく貢献した。 20
福島第一原発1号機のタービン建屋に隣接するCST(復水貯蔵タンク)の配管工事にあたる作業員=6月、福島県大熊町福島第一原発2号機の観測井戸付近で遮水壁を造る工事=7月、代表撮影 【根岸拓朗、笠井哲也、岡本進、木村俊介】東京電力福島第一原発で9月以降、単純な作業ミスによるトラブルが続いている。線量の高い現場で働き、汚染水まで浴びた作業員もいる。ミスの背景に何があるのか。 福島第一、頻発する作業ミス 「浴びちゃったな」「きょうも高かったな」 第一原発の出入り口「入退域管理棟」。その日の仕事を終えた作業員たちが、渡されたレシートのような紙を見てつぶやく。無言で数字を見つめる人もいる。 記された数字は、被曝量。1日で2ミリシーベルト近く被曝する作業員もいるという。一般の年間追加被曝限度の2倍近い。 建屋周辺は今も毎時100ミリシーベルト超の場所がざら。作業ごとに浴びる線量を想定して計画を
安倍首相は、消費増税に伴う景気の腰折れを防ぐために「経済政策パッケージ」を発表。政策の一つとして国家戦力特区の検討を加速するとした。ただし、「雇用の流動化を促す特区」については明記がされなかったため、雇用の規制緩和に対して、政府は今後どのような対応をとるのかとの質問が記者団から出ていた。 これについて甘利大臣は、下記のように「解雇特区ではない」と反論しながらも、雇用の流動化を促す特区などについては、今後検討を行うと回答。東京オリンピックなどのプロジェクトの間は給料は2倍だが、プロジェクトが終われば必要なくなるという雇用形態の例を挙げて下記のように説明した。 変なタイトルをつけられてしまうと、そのイメージがずっとつきまとってしまうのですが、どこかの新聞に、「解雇特区」みたいな話が載りましたが、そういうことではありません。 例えば、これから東京オリンピックに向けていろいろなプロジェクトが立ち上
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フランスの週刊紙カナール・アンシェネが掲載した「五輪のプールはもうフクシマに」とタイトルが付された風刺画。防護服を着て放射線測定機を持った人物2人がプールサイドに立っている(共同) フランスの週刊紙カナール・アンシェネが2020年夏季五輪の東京開催と東京電力福島第1原発の汚染水漏れを関連づけた風刺画を掲載した件で、同紙のルイマリ・オロ編集長は12日、ラジオ局のインタビューで「謝罪するつもりはない」と述べた。 同日午前には、在フランス日本大使館の藤原聖也臨時代理大使がオロ氏に電話で「東日本大震災の被災者の心情を傷つけるものであり不適切で遺憾」と抗議。大使館によると、オロ氏は「そういう意図はなかった」などと釈明したという。大使館は同様の内容の書簡も近く送達する。 しかし、オロ氏はインタビューで「(風刺画は)誰かを傷つけるものではない」と明言。さらに「日本政府の反応に当惑している。問題の本質は東
仏週刊紙「カナール・アンシェネ」に掲載された五輪招致と福島原発事故を絡めた風刺画=時事 【パリ=稲田信司】11日付のフランス週刊紙カナール・アンシェネは、腕や足が3本ある奇形の力士が相撲をしている場面を描いた風刺画を掲載した。2020年の夏季五輪の開催地に東京が決まったことに合わせ、東京電力福島第一原発の汚染水問題をやゆしたものとみられる。 風刺画には、爆発した原発施設を背景に、腕や足が3本、手と足の指が3本のやせた力士が土俵で向かい合い、防護服を着たリポーターが「すばらしい。福島のおかけで相撲が五輪競技になった」と実況している様子が描かれている。 カナール・アンシェネは政治家や経済人のスキャンダルを暴露する記事などを掲載することで知られる。毒のある風刺画も売り物の一つになっている。 フランスでは昨年、国営テレビがサッカー日本代表のGK川島永嗣選手に腕が4本ある合成写真を流し、司会
11日付のフランスの週刊紙カナール・アンシェネが掲載した、東京五輪と福島第1原発の汚染水漏れ問題を関連づけた風刺画(共同) フランスの週刊紙カナール・アンシェネは11日付の紙面で、2020年夏季五輪開催地に東京が選ばれたことと、東京電力福島第1原発での汚染水漏れを関連づけ、腕や脚が3本ある力士などを描いた風刺画を掲載した。 風刺画は計2枚。1枚は汚染水漏れの影響を分析する記事に付けられた。腕が3本ある力士と脚が3本ある力士が土俵で向かい合っている場面で、テレビのリポーター風の人物が「フクシマのおかげで相撲が五輪種目になりました」とコメントしている。もう1枚は、「五輪のプールはもうフクシマに」とのタイトルで、防護服を着て放射線測定機を持った人物2人がプールサイドに立っている。 フランスでは昨年10月、テレビがサッカー日本代表の選手に腕が4本ある合成写真を映し、司会者が「福島の影響」などと発言
新入社員時代、もともと伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。連日、書いても書いてもすべてボツ。紙のムダということで当時つけられたあだ名は「もっともエコでないコピーライター」。ストレスにより1日3個プリンを食べ続ける日々を過ごし、激太りする。それでもプリンをやめられなかったのは、世の中で唯一、自分に甘かったのはプリンだったから。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生ががらりと変わる。本書はその体験と、発見した技術を赤裸々に綴ったもの。 本業の広告制作では、カンヌ国際広告祭でゴールド賞を含む3年連続受賞、など国内外55のアワードに入選入賞。企業講演、学校のボランティア講演、あわせて年間70回以上。郷ひろみ、Chemistryなど作詞家として、アルバム・オリコン1位を2度獲得。『世界一受けたい授業』等テレビ出演多数。株式会
東日本大震災からの復興をテーマに掲げる2020年東京五輪。被災地では開催を歓迎する声が上がる一方、本当に復興に役立つのか、疑問視する声も少なくない。 ◇福島 福島第1原発事故の影響で双葉町から避難し、福島市の仮設住宅に住む無職の鈴木トクさん(79)は「五輪が開かれれば、外国からも人が来て盛り上がるから良い。経済効果が東北や被災地にまで及んでくれれば」と語った。いわき市小浜町で、放射性物質検査のためアワビやウニなどを水揚げした漁業の丹野信一さん(77)も「素直に歓迎すべきだ」と話したが「汚染水問題が解決するか分からず、漁業の復興は道半ば。福島へ支援の手が届くのか心配になる」と表情を曇らせた。 富岡町で被災し、三春町の仮設住宅に家族5人で避難する派遣社員の萩原光代さん(45)も「復興のアピールばかりで被災地をなおざりにしてもらっては困る」とくぎを刺した。浪江町から避難し、福島市の仮設住宅
東京電力福島第一原発のタンクから高濃度汚染水が300トン漏れた問題で、東電は9日、漏れたタンクの近くの井戸の地下水から放射性ストロンチウムなど1リットルあたり3200ベクレルを検出したと発表した。漏れた汚染水が地下水に混じり、広がっているとみられる。
IOC総会でのプレゼンテーションで、東京開催を訴える安倍晋三首相=ブエノスアイレスで2013年9月7日午前11時7分、梅村直承撮影 【ブエノスアイレス藤野智成】2020年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が7日、当地のホテルで開かれた。トルコ・イスタンブール、東京、スペイン・マドリードの順に最終プレゼンテーション(招致演説)に臨み、投票は委員2人が欠席したため、1回目は95人(立候補国の委員とロゲ会長を除く)で実施となった。同日夕(日本時間8日早朝)に開催都市が発表される。 【首相の発言要旨】 前回の16年五輪招致で落選した東京は、夏季では1964年以来56年ぶり2回目、冬季の72年札幌、98年長野の両大会も含め、22年ぶり4回目の日本開催を目指して挑戦した。 東京の演説の前に、高円宮妃久子さまが壇上に立ち、「IOCの支援は日本の子どもや若い選手に希望をもたら
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