中沢新一氏(宗教学者)×釈徹宗氏(僧侶)×平松邦夫氏(大阪市長)「アースダイバーで読み解く東京・大阪」 第3回 アースダイビングで明らかになるコミュニケーションの根源 この対談は今年2月8日に行われました。vol.2 はこちらをご覧ください。 大阪文化の根底にある「水際の感性」 釈: 大阪を歩いていると、(聖徳)太子信仰と天神信仰がいろんなところでクロスしているのを実感します。太子信仰は、中沢先生が四天王寺の話を紹介されたように、大和川に沿ったラインがあった。一方の天神信仰は、京都で流されたもの(災厄)が大阪でわだかまってできてきた流れがあって、それらが至る所でクロスしているのが見えてきますよね。全然違う信仰が重層しているという。 中沢: 聖徳太子もすごい、天神さんもすごい、と。大阪人は面白いよね。聖徳太子ってのはいろんな姿で描かれていて、大阪から北陸にかけて聖徳太子像がいっぱいあるんです
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