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ブックマーク / ascii.jp (4)

  • 書店に未来はない……は本当か? (1/5)

    バーチャル時代のリアルの価値を考える 電子書籍のインパクトが語られるときに、しばしば(リアル)書店には未来がないという意見を耳にする。 筆者はこの意見には懐疑的だ。もちろん、前回の記事で文化通信の星野氏が「現在、日には書店が約1万4000店ありますが、これは欧米と比べても数倍多い数字」と話していたように、日の書店数は海外のそれに比べて異常に多い。この数を維持していくとは考えていない。 デジタルな消費と言える電子書籍とリアルな消費の場である書店はどのように共生していくことができるのか、今回は少し未来の書店の姿をイメージしてみよう。 その姿の質に迫ることで、同じく電子化の波にさらされている、映像や音楽など、ほかのメディアでのサバイバル術も見えてくるはずだ。 なお、今回のイメージ制作にあたってはTwitter上で意見を募集した(関連サイト)。多くのアイディアを頂いたことを、この場を借りてお

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  • ネットで誰でも「紙の文庫」出版できます ブックス文庫の挑戦 (1/4)

    「ブックス文庫」という奇妙な文庫がある。 ラインナップは、たとえば劇作家・岡田利規さんの対談集「コンセプション」。中身はいたって普通だ。ところがこの文庫、どこにもバーコードがない。あるのはケータイで読みとれるQRコードだけ。文庫を裏返してみると、そこには「ブックス文庫」という名前が。さらに、「天然文庫」というシリーズ名も入っている。 シリーズのラインナップを見てみると、川内倫子さんやピーター・サザーランドさんの写真集、伝説的なサブカル誌「STUDIO VOICE」の人気ライター・五所純子さんによるエッセイ集など実に様々だ。 まったく統一感のない、オルタナティブロックのようなこの文庫の狙いはいったい何なのか。東京・原宿のイベントスペース「VACANT」2階にある編集部を訪ね、編集長の松弦人さんに話を聞いてみた。 刑務所の中でウェブメディアに興味を持って ―― えー、まずは岡田利規さんの「

    ネットで誰でも「紙の文庫」出版できます ブックス文庫の挑戦 (1/4)
  • 国際ブックフェアに見る、電子出版と印刷会社 (1/4)

    連載第6回で印象的だったのは、電子書籍に長く携わっているボイジャー 萩野社長の「大手印刷会社よりも規模の大きい出版社はない」という発言だった。 我々はどうしてもiPadKindleなどの端末の機能であったり、インタラクティブなギミックに目を奪われがちだ。しかし、グーグルや印刷大手の取り組みは、より多くのコンテンツ(作品)をどのように獲得するか、その仕組み作りに着々と投資し、出版社の支持を得つつある。 折りしも2010年7月8日~11日の4日間、東京ビッグサイトにて第17回東京国際ブックフェア(TIBF2010)が開催された。電子書籍への関心の高まりから、ビジネスデーはもちろん、一般公開日にも大勢の来場者が押し寄せた。 今回は、ブックフェアのリポートを通じて、グーグルと国内印刷大手(トッパン・大日印刷)の動向を中心にまとめてみたい。 出版社からも肯定的な反応「Googleエディション」

    国際ブックフェアに見る、電子出版と印刷会社 (1/4)
  • 角川会長が語る「クラウド時代と<クール革命>」(後編) (1/5)

    前編に引き続き、角川グループホールディングスの代表取締役会長兼CEO、角川歴彦氏のインタビューをお届けする。 新しい時代に合わせた法律にしたほうがいい ── 日の著作権法で言うと、昨年、著作権法が改正されて、今年から検索エンジンが合法化されました。このにも書かれていますが、法律の壁が業者に萎縮効果を生んでるんじゃないかという話もあります。 一方で「日にフェアユースがなくても、グレーゾーンで勝手にやってる業者はたくさん存在する。単に技術不足やビジネスモデルの問題。萎縮効果なんて生んでない」という意見も根強く残っています。例えば、著作権法の壁があったために萎縮を招いた具体的な事例とは何でしょうか? 角川 ある出版社が、写真サービスを始めたいと思って、カメラマンに撮ってもらった雑誌の写真をアーカイブにしたわけだよ。でも今の法律は、いくら出版社が旅費を渡して撮ってもらったとしても、著作権はカ

    角川会長が語る「クラウド時代と<クール革命>」(後編) (1/5)
    osaka_jin
    osaka_jin 2010/03/12
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