ブログだから、フリーに言っちゃおう。 主にフォールディングナイフの設計・製作なんかやってます。 写真、カメラ、分解修理ネタは広島フォトブログへ! ギターリペアはGuiter Repair Nをご覧ください。 SONY NEX-3 この記事、数日前にほとんど完成していましたが、少し発酵(腐敗?)させてみました。 前回記事のコメント欄で雄さんと「油研ぎした時の仕上がりが良い」という話になりました。そのメカニズムを考察してみました。 結論は、油が導管という窪みを充満させるため、砥粒が入り込まないという仮説にたどり着きました。 まずは木を目の細かい耐水ペーパー(ドライ・水研ぎ)で仕上げた場合、灰色に汚れてしまうという現象のメカニズムについて。 これは砥粒が木材の導管に入り込むことで発生すると考えられます。 通常、ドライ・水研ぎともにペーパーの番手が上がってくると砥粒が細かくなり、導管に入り込んでし
機械部品にはいろいろありますが、その多くは熱処理によって機械的性質を制御されています。さらに表面処理を適用すれば、表面には新たな特性が追加されて高性能・長寿命化は当然であり、付加価値も飛躍的に高まります。 本講座(全8章50講座)では、機械部品に用いられている金属材料(主に鉄鋼材料)の種類と、それらに適用されている熱処理(焼なまし、焼入れなど)および表面処理(浸炭・窒化処理、めっき、PVD・CVDなど)について、概略と特徴を紹介します。 前回解説した鉄―炭素系の平衡状態図は、鉄鋼材料を扱う者にとっては重要ですが、熱処理作業においては連続冷却変態曲線のほうがもっと重要です。 平衡状態図は加熱や冷却には無関係のもので、各温度での平衡状態の組織を表したものであり、熱処理では完全焼なまし過程の組織変化に類似しています。ところが、オーステナイト領域から冷却すると、冷却速度によって、得られる組織は異な
ライコランド埼玉店 スタッフのブログ オートバイ用品大型店のライコグループ2号店です。1998年4月オープン!創立20年以上!! 商品、スタッフも地域一番を目指して熱意のあるお店を常に目標で目指しています!! 是非ともホームページやfacebookやtwitterも宜しくです!! こんにちは 火曜日担当 パラオことウエハラです。 事の始まりは、 当店PITスタッフが、自分のバイクのタンクのサビ取りに、 サンポールを使ってサビを取ってたのですが、 サビは取れたものの、Oリングや金属を傷めてしまい、 ガソリンダダ漏れ状態になってしまいました そして、 ~PITスタッフとの会話~ パラオ:あらら、サンポールで金属に穴が空くんですねw PITスタッフK:だってサンポールは酸性だよ?! そこで、気付いたのですが、 サンポールの『サン』って『酸』の意味だったのか なるほど酸性ね~ そもそもサビないよう
佐藤製作所のロウ付けロウ付けは、主に銅や真鍮などの銅合金を接合する目的で利用される、金属接合技術の一つです。正確には溶接の部類には含まれず「ロウ接」と呼ばれる技術になります。 最も古くからある金属接合技術が「ロウ付け」です。佐藤製作所では、大気中でアセチレンガスを使用したバーナーでの銀ロウ付けを行っています。ロウ付けの方法は他にもあり、高周波加熱装置を使用したり、真空雰囲気炉で行う手法もあります。製品の用途や対象金属の種類によって、方法を選択します。 原理としては、母材そのものを融解させて固定させる溶接とは異なり、ロウ付けは母材を融解させません。代わりに、接合対象の2部品の間に「ロウ材」と言われる接着剤を溶かし込み、空気冷却して強固に固定します。銀ろう、と呼ばれているものは、ロウ材が銀のロウ材を使用しているからです。なので、アルミのロウ材であれば、アルミロウ付け、黄銅のロウ材であれば、黄銅
ロウ付けは、溶接の一種で、DIYなどでも比較的簡単にできる溶接方法です。 ホームセンターなどでも数多くの道具が販売されていますが、本記事ではロウ付けの特徴、やり方、ロウ付けの強度、ロウ付けする際のコツと注意点、はんだ付けとの相違点について解説します。 ろう付けとは? 「ろう付け」と「はんだ付け」とは、似たような溶接と認識している人もいますが、使用する材料が違うため、仕上がりが大きく異なります。小学校の図工の時間に、はんだ付けをした記憶があると思います。 そのため、一般的に認知されているのは「はんだ付け」ですが、「ろう付」は、DIYブームやテレビ番組で取り上げられて、その加工方法に対する理解も深まっています。比較的簡単に取り入れることができるため、注目度も高くなっています。 ろう付けは、溶接の一種で溶接と聞くと火花を散らして行う電気溶接をイメージする方が多いですが、ろう付けは、ガスバーナーや
機械部品にはいろいろありますが、その多くは熱処理によって機械的性質を制御されています。さらに表面処理を適用すれば、表面には新たな特性が追加されて高性能・長寿命化は当然であり、付加価値も飛躍的に高まります。 本講座(全8章50講座)では、機械部品に用いられている金属材料(主に鉄鋼材料)の種類と、それらに適用されている熱処理(焼なまし、焼入れなど)および表面処理(浸炭・窒化処理、めっき、PVD・CVDなど)について、概略と特徴を紹介します。 鋼の基本は鉄(Fe)と炭素(C)との合金であり、含有する炭素量によって各温度における金属組織は異なります。それらを示したものが図1の鉄―炭素系平衡状態図です。 横軸は炭素量で、縦軸は温度を示しており、( )内の記号はそれぞれ実線で囲まれた部分の平衡状態を表しています。各記号の意味は次のとおりです。 図1 鉄ー炭素系平衡状態図 L Liquidの略で液体(融
線形弾性は、荷重と変位が比例に関係にあり、弾性の性質をもちます。下図をみてください。これが線形弾性です。 弾性とは、「力を加えると変形し、力を取り除くと変形が無くなる性質」です。線形とは、荷重と変位が比例関係にある状態です。弾性と線形、2つが組み合わさった性質が線形弾性と考えてください。弾性、線形の意味は、下記が参考になります。 塑性とは?1分でわかる意味、靭性、延性、弾性との違い、対義語、塑性変形能力との関係 線形とは?1分でわかる意味、非線形との違い、線形的な材料、線形 例えば、鋼材を引っ張ると降伏するまでは、荷重と変位の関係が線形弾性です。 線形弾性と非弾性係数との違い 線形弾性と非線形弾性の違いを下記に示します。 線形弾性 ⇒ 荷重と変位が比例関係にあり、弾性の性質をもつこと 非線形弾性 ⇒ 荷重と変位の関係は線形でないが、弾性の性質をもつこと 線形、非線形の意味は、下記が参考にな
熱膨張率(ねつぼうちょうりつ)は、温度の上昇によって物体の長さ・体積が膨張する割合を、1K(℃)当たりで示したものである。熱膨張係数(ねつぼうちょうけいすう)ともいう。単位は 1/K である。英語略称でCTE(Coefficient of thermal expansion)という。 温度の上昇に対応して長さが変化する割合を線膨張率(線膨張係数)といい、体積の変化する割合を体積膨張率という。線膨張率をα、体積膨張率をβとすると β=3α の関係がある。 ⊿L=α・L・⊿T (⊿L:伸び、L:長さ、⊿T:温度上昇) 原子間の結合の強さで決まる物性値なので、材料の融点と相関がある。 なお、熱膨張率の異なる材料を組合せて使う場合、温度変化による熱膨張率の違いから、熱応力が生じる。この熱応力により、材料にクラックなどが入って壊れることがあり、様々なものの故障原因となっている。 ある温度で体積変化を
未経験でも安心!職場や自宅で学べる材料力学オンライン講座。掛け算や割り算ができる方なら大丈夫!充実の演習を通して、強度や剛性といた強度計算ができるように徹底的に学べます。 「熱膨張」 という言葉を聞いたことがあると思います。 多くの方は、小学校理科で空気を温める実験で熱膨張を経験していると思います。熱により材料の体積が膨張する(大きくなる)ことです。材料は温度によって、伸びたり縮んだりします。従って、温度変化が大きな環境で使用する機械や製品の場合、熱膨張を考慮した設計が必要です。 熱膨張を考慮した代表的な設計の事例として、鉄道のレールがあります。レールは一本物ではなく、短い複数のレールを繋ぎあわせて作ります。レールを短くしているのは「製造することができない」 「運搬が困難である」 等の理由以外に、熱膨張の影響を避ける目的があります。 レールは夏場には高温となり伸びます。逆に冬場は縮みます。
今まで超硬合金はさびは発生ないと思っていました。 しかし、超硬合金がさびたため何でだろうかということで調べてみました。 先ず超硬合金とは、超硬質合金(英名;Cemented Carbide)とは、硬質の金属炭化物の粉末を焼結して作られる合金である。単に超硬とも呼ばれる。代表的な超硬合金は、炭化タングステン(WC、タングステン・カーバイド)と結合剤(バインダ)であるコバルト(Co)とを混合して焼結したものである。
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