沖縄県警那覇署は18日、酒に酔ってビル内の部屋に侵入したとして、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の海兵隊中尉トーマス・チャンケット容疑者(24)を住居侵入容疑で現行犯逮捕した。 発表によると、チャンケット容疑者は同日午前7時35分頃、那覇市牧志の4階建てビルの4階の飲食店従業員男性(30)宅に侵入した疑い。当時、男性は留守で、部屋には知人女性(20歳代)がいたがけがはなかった。 女性は男性の帰宅を待って玄関の鍵を開けたまま居間にいたところ、侵入に気づき、男性に電話し、男性が110番通報した。 約5分後に同署員がかけつけると、チャンケット容疑者は寝室で寝ており、取り押さえられた。 チャンケット容疑者は「17日夜から酒を飲んでいた。那覇市内の飲食店で知り合った日本人女性から、『この部屋で休んでいい』といわれたので入った」と供述しているが、調べによると、部屋の男性や女性は全く面識がないという。