小惑星2012 DA14の通過を上から(黄道面北方向から)見た様子。表示時刻は日本時間。画像クリックで動画(wmvファイル)再生。横から見た様子の動画/小惑星から地球を見た視点での動画(ステラナビゲータで作成。以下同) 東京から見た小惑星の動き。クリックで拡大 星座を背景にした5分おきの動き(東京と福岡)。3つの円は明るい恒星との接近(下記参照)。 小惑星2012 DA14が2月16日4時24分ごろ(日本時間)、地表から27700km(地球の直径およそ2個分)の距離まで最接近する。これは、静止衛星の軌道までの距離(地表から約36000km)よりも近いところだ。秒速7.8kmというスピードで地球のそばを南から北方向へかすめていくが、衝突の心配はない。 2012年2月にスペインで発見されたこの小惑星は、368日周期の地球に近い軌道を持つ。1年ごとに訪れる接近の中でも今回はとりわけその距離が近く