Googleが2~3年前から出願していた特許が今,続々と公開されている。 米特許商標庁(US Patent and Trademark Office:USPTO)から公開された特許,patent application (No. 20060059044)もその一つ。これは,WiFi(無線LAN)ユーザーに向けてのターゲット広告に関する特許である。WiFiホットスポットからのアクセスに対して,技術的にピンポイントで場所を特定できる。そこで,Wi-Fiユーザーに向けて,その場所に対応したローカル広告を打てば,広告効果が期待できるはずだ。 広告枠としては,WiFiホットスポットからアクセスした場合の初期画面が使える。だが,それよりも広告効果を高められそうなのは,検索やメール(G-Mail)などのサービス利用においてであろう。たとえば,ユーザーがキーワード「花」で検索をかけると,検索結果の表示ペー