『最も危険なアメリカ映画 “國民の創生” から “バック・トゥ・ザ・フューチャー” まで』(町山智浩/集英社インターナショナル) 「ディズニーが東京大空襲をけしかけた?」という衝撃的な文言。それは『最も危険なアメリカ映画 “國民の創生” から “バック・トゥ・ザ・フューチャー” まで』(町山智浩/集英社インターナショナル)という本の帯にある。 本書は、映画評論家である著者が、数々のハリウッド映画に見られるアメリカ民主主義の歴史と背景を解き明かす一冊である。本書に登場する映画には、歴史が意図的に歪曲されていたり、特定の国や思想・主義を攻撃していたりと、政治的な主張が盛り込まれている。 ■ディズニーは爆撃の必要性を訴えた? 第二次世界大戦中、ハリウッドは敵国ドイツと日本への戦意を高める映画を作っていた。ドナルドダックやポパイ、バッグス・バニーらが、吊り目で眼鏡で出っ歯にフンドシの日本兵と戦って
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