もし我々が絶対的崇拝の対象を求めようとすれば、それは現世に存在するものではなく、何者にも侵されることのない空想空間にその対象を築く以外にないが、生命体の最高単位として、我々が住む地球とりわけ「日本」という国家・民族が究極的かつ現実的に“最高の価値観”として位置付けられるのではないか。その国家・民族の歴史を築き、守るために他国との戦いに殉じ、奉られる御霊を崇拝することは、歴史というものを通じ、自らの生命との間に連続性が感じられる以上、至極当然であろう。 しかし、今、中国や韓国などの外圧、または内外からの圧力によってその絶対的な崇拝対象が侵され、穢(けが)されようとしている。そのような時、その国家・民族に生を受けた者として、その責務を履行しようとする者が現れたとしても不思議はない。たとえ、それが法という人為的な裁きを受ける結果になろうとも。 神道思想行動団体『豊秋津島皇心会』の北崎勝史会長は9