英国人は金曜日の朝、奇妙な感覚を覚えるだろう。英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)は救われたが――少なくとも世論調査によれば、そうなる見通しだった――、連合はこれまでになく脆く見える。 18日の住民投票では、45%かそれ以上のスコットランド人が分離に賛成票を投じるだろう。これは、住民投票に向けた運動が始まった段階の最も壮大な期待を除くあらゆる予想を上回る数字だ。 反対に回るスコットランド人の多くは、忠誠の情というよりもリスク回避から、そう決断したはずだ。独立後のスコットランドがどの通貨を使うのかという問いに関して、きちんとした答えを民族主義者たちから奪ったユーロ危機がなければ、英国という連合王国はおしまいだったろう。 連合支持派でさえ、スコットランドの異質性という現実を受け入れてきた。デビッド・キャメロン英首相は、不適切なアクセント(イングランド訛り)で話し、不適切な政党(保
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