中国国営通信社の新華社は9日付で、中国共産党・中国政府が愛国教育を強化する方針を定めたと報じた。学校教育だけでなく、芸術活動、スポーツイベント、観光など、考えられる手段と機会を総動員する。 具体的は方針は、中国政府・教育部内の共産党組織が発表した。幼稚園から大学以上までの各レベルの各種の学校が、教室の内外、ネット上とリアルで、さまざまなプラットフォームを通じての愛国教育の方式を開拓する。 SNSも大いに利用し、文化施設、記念館、博物館、観光スポット、解放軍部隊基地などの「資源」を利用し、運動会やスポーツ競技会を活用する。 学校の授業においては、道徳、国語(中国語)、歴史、地理、体育、芸術などあらゆる教科の指導要領や教材、試験に愛国主義の精神を盛り込む。そして「生き生きとした愛国精神」を広めることに努める。 大学など高等教育機関では、専門科目の教授内容の「国家標準」と、愛国主義教育を緊密に結