【読売新聞】評・井上正也(政治学者・成蹊大教授) ファシズムと聞くと、多くの人はヒトラーやムッソリーニといったカリスマ指導者に率いられた熱狂的で強権的な政治体制を思い浮かべるだろう。かつては研究者の間でも、戦前日本がファシズムであっ
ずっと読みたいと思っていた。1932年に描かれた本作はディストピア小説の傑作として、オーウェルの「一九八四年」と並び称されることも多い。その理由は読めばわかる。 西暦2540年、世界は自動車王フォードを神格化し、高度な効率化に基づく高福祉の実現によって安定社会を築き上げていた。人間は工場で生産され、条件付け教育に基づいて欲望は抑えられ、フリーセックスの奨励とソーマと呼ばれる快楽薬はストレスを解消し、遺伝子操作に基づき生まれながらにして定められた階級の中であるべき人生を歩む。共同性(コミュニティ)、同一性(アイデンティティ)、安定性(スタビリティ)をモットーとする「すばらしい新世界」だ。 この作品世界は著者ハクスリーの未来予測に基づいて構築されている。1932年、彼は未来をどのように予測したか、本書に収められた1946年の「著者による新版への前書き」で詳しく語られているが、この前書きは実に鋭
クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。 マイクリップ一覧へ 中国の有り様も分析 昔のキャラメルのCMではないが、1冊で2度おいしい本だ。1つ目はアメリカをはじめとする今日の西側の資本主義を「リベラル能力資本主義」と規定し、それがもたらすシステム的な不平等と、それがなまじ能力による高い労働所得に基づくがゆえに旧来の福祉国家的な手法では解決しがたいパラドックスを描き出す第2章である。 19世紀の古典的資本主義では、資本家が裕福で労働者は貧しかった。20世紀の社会民主主義的資本主義では、社会保障や教育を通じてかなりの再分配が行われた。これに対して、21世紀のリベラル能力資本主義では、多くの人が資本と労働の双方から収入を得ており、金持ちの多くはその「能力(=人的資本)」に基づいて高額の給料を得ている。高学歴の男女同士が結
ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。 Relocate Magazine 最初はボツワナに来た「外国人」から オミクロン株というものの流行が世界的に拡大しているようで、世界各地で「過去最大」というような感染数の表現を聞きます。今日だけでも以下のような報道が見られていました。 (報道) 欧州でコロナ拡大止まらず、伊・オランダ・北欧の感染者過去最多 (2022/01/06) (報道) フランスの新たな感染者数が初めて30万人を超える (2022/01/06) (報道) 沖縄の感染数が過去最多の980人に (2022/01/06) このアルファベットの順番をいくつか吹っ飛ばして命名されたオミクロン株ですが、最初の出自は「南アフリカ」とされることが多いです。Wikipedia には以下のようにあります。
2021年12月30日の論考の続きである。 precision-medicine.jp オミクロン株の起源についての小論がサイエンス誌に掲載された。 Where did ‘weird’ Omicron come from? (”奇怪な”オミクロン株はどこから来たのか?) この小論ではオミクロン株の自然発生について3つの可能性を紹介している。人工ウイルス説には触れていない。オミクロン株の配列はアルファ株やデルタ株とは全く異なり、他の株と分岐したのは2020年の中頃と推定される。オミクロン株が出現した2021年11月までどこに潜伏して進化したのか、ということが疑問の中心になる。3つの可能性とは、1)隔離されたヒト集団中での感染増殖、2)エイズ患者のような免疫不全症患者個人の体内での長期間感染、3)ヒト以外の動物での感染増殖、である。どの可能性も考え難い点がある。新型コロナウイルスは感染力が非常
運航していない飛行機の中で新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける5歳の男児=ドイツ西部ケルンの空港で2022年1月9日、AP ドイツで新型コロナウイルスのワクチン接種の義務化を巡り、反対論が勢いづいている。ショルツ連立政権内部からも法制化に反対する意見が出ているほか、通信アプリを通じて義務化推進派の政治家への攻撃を呼びかける書き込みも見つかるなど、反対派の一部が過激化する懸念も出ている。 「未接種者は自ら感染する可能性があるだけでなく、病院や集中治療室への負荷など国全体の感染状況にも影響を与える」。首相就任を間近に控えた昨年11月末、ショルツ氏は独公共放送ZDFで接種義務化の意義を強調した。 英オックスフォード大の研究者らが運営するサイト「アワー・ワールド・イン・データ」によると、ドイツでは完全に接種を済ませた人は約71%(1月7日現在)で、8割近い日本と比べると少ない。1月に入り、1日
ワクチン2回接種者のオミクロン株感染者は、38℃の発熱や倦怠感で少しぐったりしている感じですが、ワクチン未接種だと39〜40度の発熱がビュンビュン出て食事が取れず、点滴することも。どちらも、軽症です。
だって寅さんって良い歳して若い女に自分の構文で話しかけるヤリモクおじさんそのものだし。 何より、家族に勝手なこと言って迷惑かけまくってる姿が、若い人とか見てて絶対不快だよね。 すぐ怒る。自分の都合でモノを言う。 さくらとか気遣いをするタイプからしたら、「何で言わんで良い事を言って軋轢を生むのよ!」ってなるじゃん。 今の社会ってそういうとこあるよね。いかに気持ちのいいこと、筋の通ったことを言うか勝負。 筋が通らなくて、身勝手で、身内に迷惑かけて。 それでも笑って生きている姿が自分は好きなのだけれど。 今の若者の様相を見てると、人に迷惑をかけないことに価値観の重きを置きすぎていると思う。 迷惑をかけないというか、場の空気を必要以上に乱さないこと、軋轢を生まない事、失敗しないこと。 寅さんの生き方を、「そういう姿も愛嬌」みたいに思ってくれなさそう。 価値観のアップデートというやつだろうから、別に
【イスタンブール=木寺もも子】ドイツは新型コロナウイルスの感染拡大で医療が逼迫した際、障害者らが不利に取り扱われることを禁止する法律の制定に乗り出す。28日、連邦憲法裁判所が立法措置を命じたことを受け、政府が方針を示した。患者のトリアージ(対応の優先順位の決定)を巡る世界の議論に一石を投じそうだ。独メディアによると、身体の機能に障害がある原告ら9人が訴えを起こしていた。患
ドイツ連邦憲法裁判所(独南部カールスルーエ)の第1上院は28日、トリアージの際に障害者の保護を要求した9人の障害者の訴えを認め、「障害者権利条約に基づき、トリアージが発生し、医師が誰を救うか、誰を救わないかを決定する状況になった場合、障害者を保護するために直ちに予防措置を講じる必要がある」と裁定し、立法府に迅速にトリアージでの障害者の保護を明記した法案を作成をするように要請した。 トリアージについて、トリアージ専門家のバーバラ・フリーゼネッカー氏は独週刊紙「ディ・ツァイト」とのインタビューで、「トリアージとは並べ替えと振るい分けを意味する。コロナ患者の急増で医療崩壊した状況を表現するときに頻繁に使用されているが、この概念は通常、災害医療の現場で使用される。地震や列車事故の場合、事故現場に到着し、医師が少なすぎて全ての患者を適切にケアできない場合、医師はどの患者を最初に救済しなければならない
メタリカ(Metallica)をはじめ、米国ではいくつかのミュージシャンたちがツアーの中止を防ぐために、新型コロナウイルスを嗅ぎ分ける訓練を受けた犬を採用しています。メタリカのマネジメント会社のスタッフは「犬は大活躍で、検査よりも正確だよ」とコメントしています。 米ローリングストーン誌によると、ミュージシャンやツアー関係者、家族やバックステージのゲストなどからウイルスを嗅ぎ分けているという。犬たちはウイルスの匂いを嗅いだら座るように訓練されています。 犬の訓練プログラムを監督しているBio Detection K9のCEOで、空軍の獣医でもあるジェリー・ジョンソンによると、犬は訓練期間は約6週間。 「犬の本能的な行動を理解すれば、非常に理にかなっている」とジョンソンは説明し、「犬はお互いに匂いを嗅ぎ合って、相手の犬がウイルスを持っているかどうかを確認しています。私たちは、犬が興味を持ちそう
(廣末登・ノンフィクション作家) 全国の自治体で暴力団排除条例(以下、暴排条例)が施行されて、10年が経過した。この暴排条例は、それまでの「警察vs暴力団」の構図を、「社会vs暴力団」としたもので、暴力団員や周辺者を「暴力団員等」として社会から排除するものである。 この10年で、暴力団を社会から排除するという目的はかなり達成できたと言っていいだろう。 暴力団員の減少に寄与した暴排条例、一方で副作用も 暴力団の数(構成員、準構成員)は、警察白書などによると、暴排条例が全国で施行された2011年の7万300人から毎年減少している。 2021年4月の警察庁の発表によると、昨年末時点で、全国の暴力団勢力は2万5900人と、前年より2300人(8.2%)減っている。これは、16年連続の減少で、同庁は要因を「取り締まりや社会の暴力団排除活動が進み、資金獲得がいっそう難しくなっている」と分析している。
オミクロン株への対応をめぐり、日本維新の会は、重症化率が低いというデータが出ているなどとして、新型コロナの法律上の扱いを季節性のインフルエンザと同程度に引き下げることなどを政府に要望しました。 日本維新の会の藤田幹事長らは13日、厚生労働省を訪れ、後藤厚生労働大臣と面会しました。 そして、オミクロン株は重症化率が低いというデータが出ていることなどを受け、医療提供体制や社会経済活動への影響をできるだけ抑える対策を要望しました。 具体的には、新型コロナの感染症法上の扱いを「二類相当」から、季節性のインフルエンザと同じ「五類」に引き下げることや、現在は14日間となっている濃厚接触者の宿泊施設などでの待機期間を短縮することを求めています。 このあと、藤田氏は「人流の抑制と感染拡大や重症化の相関性に疑義を呈する論説もかなり出てきているので、ことしは、科学的なデータに基づいた対策へと移行していくべきだ
立憲民主党の蓮舫参院議員が3日、自身のツイッターを更新。2日正午すぎにつぶやいた「5区!!!がんばれ、母校」という箱根駅伝に出場した母校・青学大への応援ツイートが物議をかもしている点について説明した。 【写真】テレビの前で母校を応援する蓮舫氏 蓮舫氏は白バイに伴走されながらコースを走る選手の写真を投稿。このツイートが関東学生陸上連盟が求めている新型コロナウイルスの感染拡大防止のための大学関係者や保護者への「来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます」という沿道での応援自粛要請に反するのではないかという批判の声が上がっていた。 この日、「父との思い出の詰まった箱根の宿に、3年ぶりに母と逗留しました」と書き始めた蓮舫氏。 「母が小学生の時から見てきた箱根駅伝。当時は雪が深かった中で走る選手の応援、今は我が母校と娘の母校の応援が楽しいと言う母との時間でした。世代を超えた夢をもらえまし
にじいろ🏳️🌈「10代の妊娠」発売中📕 @beingiscare 中学生の感想 「性行為をするのにお互いの同意が必要、というのは知っていました。でも、嫌と言えない場合もある、ということまでは想像できていませんでした。相手ができる前に知れてよかったです。彼女がいない僕には性教育なんて必要ないと思っていたけど、そうでもなかったです」 にじいろ🏳️🌈「10代の妊娠」発売中📕 @beingiscare 元・保健室の先生(主に高校。小学校も経験有)🌈今はフリーランスの性教育講師/思春期保健相談士/日本思春期学会性教育認定講師/二児の母/性教育は、健康教育・安全教育・人権教育‼️/たきれいさん「性の絵本6」共著/アクロストンさん「子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!」制作協力/「命育」Q&A回答協力
世の中 デスタコス(青春クソ野郎) on Twitter: "表自連中って、「犯罪に繋がるという数値やデータを出してくれ、出してくれれば規制に従う」という、全然、「表現の自由」でも何でもない事をよく言うようになったけれど、それってPSYCHO-PASSのシビュラシステムみたいなのが出来たら無… https://t.co/WNBIedOVEk"
安倍政権の次の狙いは、「家庭教育支援法」の成立であろう。この法律案は、2006年に改正された教育基本法に基づき、さらに明確に国家が求める家庭像や親像を提示し、その実現を責務として国民に要求する構えとなっている。 戦前の家制度からの決別を目的とした憲法24条(家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等を定めた条文)と対立する、と批判集中の「家庭教育支援法」。さらには「青少年健全育成基本法」も成立しそうな勢いである。この二つの法律が定められたら、国家は家族や教育にどんなふうに関与してくるのだろう? 国家は個人をどのように管理していくのだろう? 大阪大学の木村涼子さんにご寄稿いただいた。 「家庭教育支援法」は内面の自由を脅かす 現在、「森友文書の改ざん問題」や裁量労働制導入の根拠となるデータの間違いなど、さまざまな問題が安倍政権を揺るがせているが、そんな中でも「家庭教育支援法」をはじめとして、
【動画】津波がトンガに押し寄せた瞬間映像 1.2mを観測(津波映像が含まれています)[2022/01/16 03:56] 南太平洋のトンガ近くの火山で大規模な噴火が発生した影響で、トンガでは1.2メートルの津波が観測されました。 こちらの映像は15日にトンガで撮影された映像です。 津波が押し寄せ街が浸水していく様子が確認できます。 現地メディアなどによりますと、日本時間の15日午後、トンガ近くにあるフンガトンガ・フンガ・ハアパイ火山で大規模な噴火が発生しました。 噴火に伴って津波が発生し、オーストラリアの気象局によりますと、トンガで1.2メートルの津波を観測したということです。 海外メディアやSNSの情報によりますと、トンガの多くの地域では、火山噴火の後から停電が発生しているということです。 今のところけが人など被害の情報は明らかになっていません。 ※この映像にはナレーションはありません。
海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの ※旧Various Topics(OCN) 欧州医薬品庁が警告「頻繁なブースター接種は免疫系に悪影響」は本当か?(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 抜粋: 欧州医薬品庁のワクチン戦略責任者マルコ・カバレリ氏は、「短い間隔で繰り返すワクチン接種は、持続可能な長期戦略には該当しない」「仮に4カ月ごとにブースター接種を行えば、免疫体系に過度に負担を与える恐れがある」と語った。 この記事の記者会見映像は下のもの。 EMA : non si può inoculare il siero ogni 4 mesi ! - YouTube 実は、上の動画は、欧州議会議長の訃報を知って、関連動画を探しているときにでてきたものでした。 欧州議会議長、免疫不全で逝去 - Various Topics 2 (goo.ne
2022年1月12日のデンマークのタブロイド紙「エクストラ・ブラデ」オンライン版より Vi fejlede デンマーク最大手のひとつであり、117年の歴史を持つタブロイド紙が、 「私たちは失敗した」 というタイトルの「国民への謝罪記事」を掲載したことが話題となっています。 もちろん、この2年間の「コロナに関して報じた」報道に対しての謝罪です。メディア自身が自分たちの行ってきたコロナ報道そのものに対して謝罪したのは世界でも珍しいです。 まずは、そのデンマークのエクストラ・ブラデ紙の報道の内容をご紹介します。 Vi fejlede Ekstra Bladet 2022/01/12 このほぼ 2年間、私たち - それはマスコミも住民も - は、政府当局から発信される毎日のコロナ情報に、ほぼ催眠術にかかったかのように取り込まれてきた。 何人がコロナに感染し、何人が入院し、何人が死亡したというような
2022年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 健康の真実 日本の未来 コロナワクチンに対しての145カ国を対象とした過去最大となるビックデータ研究(ベイズ分析)により、「接種が進むほど事態が悪化している」ことが明確に判明 本気で「ブースター接種を停止」しないとマズイかも タイトルにしましたのは、11月に発表されて、私は最近知ったカナダの大学のベイズ分析というものを用いた巨大で詳細な分析なんですが、その前に最近のブースター接種に関する簡単な比較をご紹介したいと思います。 ベイズ分析というような精緻なものとは異なる私個人の単なる感覚的な比較ですけれど、 「ブースター接種を加速している国と、まったくブースター接種をしていない国」 のグラフなどを見比べていました。 そして、もうそれらを見ていますと、「現在の世界の感染拡大の原因はブースターショット」だということが鮮明になってきているように感じ
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