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  • カスハラ問題で引用される「お客様は神様です」の誤解 三波春夫さんの真意は別次元:朝日新聞GLOBE+

    三波春夫さん=三波クリエイツ提供 1923年(大正12年)、新潟県長岡市(旧・三島郡越路町)生まれ。13歳のとき上京し、米屋や製麺工場などで住み込み奉公し、16歳で日浪曲学校に入学。東京・六木の寄席で、南篠文若の芸名で初舞台を踏む。20歳で陸軍に入り、満州で激戦を経験。終戦から4年間、現ロシアのハバロフスクやナホトカで抑留生活を送る。帰国後、浪曲家として舞台に復帰し、1957年(昭和32年)には三波春夫として、「チャンチキおけさ/船方さんよ」で歌謡界にデビュー。「東京五輪音頭」「世界の国からこんにちは」など、ヒット曲多数。2001年(平成13年)4月、死去。 ――「お客様は神様です」は、客の立場の強さを表現する言葉として使われているのをよく耳にします。客が店などにクレームをつけるときの言い訳に使われた例もあるようです。ところが来の意味は違うそうですね。 「お客様は神様です」というフレ

    カスハラ問題で引用される「お客様は神様です」の誤解 三波春夫さんの真意は別次元:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2024/05/31
    「歌手の喉から出た歌は、もうすでに社会の財産なのです」。社会の財産ですから、どう歌われようが、カラオケで歌って頂いても、鼻歌で歌って頂いても、それはもう皆様次第ということですね
  • ルワンダ虐殺発生から30年 今なお多い不明点 通説「民族対立が原因」を再考する:朝日新聞GLOBE+

    ルワンダの首都キガリ近郊の教会内に設けられた虐殺記念館の棚に安置された虐殺犠牲者の遺骨=2010年8月6日、ロイター 多数派フツと少数派ツチ間の民族対立が原因で、フツの過激派がツチと穏健派フツを殺戮した「ツチに対するジェノサイド」だった(つまり加害者はフツで、犠牲者はツチである) 大量殺戮が続く中、ルワンダに駐屯中の国連平和維持活動(PKO)部隊はその行為を止めなかった 当時の反政府勢力「ルワンダ愛国戦線(RPF)」のカガメ将軍(現ルワンダ⼤統領)がジェノサイドを止めた(そのため、ルワンド国内外で「救世主」と称えられている) 戦闘の敗者であるフツ主導のルワンダ旧政府やフツ民兵はRPFによる報復を恐れて、国外に逃れた しかし、これらの通説はいずれも事実に反しているか、単純化しすぎている。30年経った現在もルワンダのジェノサイドには不明な点が多く、物事を単純に見ることを避けなければならない。

    ルワンダ虐殺発生から30年 今なお多い不明点 通説「民族対立が原因」を再考する:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2024/04/09
    (ヨーロッパ人は隣り合うほとんど同じ民族を憎しみ合わせて殺し合わせるのを見物するのが大好き)ウクライナ人とロシア人、朝鮮人と日本人、台湾人と中国人...
  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

    【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2024/02/26
    (はるかに問題なのはこちらの方。「紅白」の件だって東野氏はあまりにふざけているので釣られただけだろう)「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは小泉さんを東大先端研に誘った...
  • 地雷の看板が今も残る、イスラエル人定番の旅行先 ゴラン高原の二つの顔を見てきた:朝日新聞GLOBE+

    シリア側をのぞむ展望台には、戦時中に使われていた塹壕(ざんごう)跡が残っている。銃を構えた兵士のシルエットを模したプレートも エルサレムから車で約3時間。乾燥した大地が続く風景から、次第に木々の緑が増してくる。やがて車窓の向こうには、雪を冠したヘルモン山(①)が見えてきた。 イスラエルでは雨が少ない。休暇になると、多くの人は水と緑を求めて北へ向かう。しかし歴史を振り返ると、ヘルモン山からガリラヤ湖へと注ぐ雪解け水は貴重な水源として戦争の火種となってきた。 ゴラン高原のふもとから、雪を冠したヘルモン山を見上げる ゴラン高原はシリア領だったが、1967年の第3次中東戦争からは、イスラエルが占領を続けている。高原へと続く坂の手前に「ゴラン高原」と書かれた看板はあるが、そこにはゲートもフェンスもない。気づけば、ゴラン高原へと車は入っていた。 山の中腹には、イスラム教では異端とされるドルーズ派の住民

    地雷の看板が今も残る、イスラエル人定番の旅行先 ゴラン高原の二つの顔を見てきた:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2023/11/16
    外務省のHPで危険情報を見ると「レベル4:退避勧告」とあり、地図上では真っ赤に塗られている。ところが、私はよくイスラエル人から「休暇に行くならゴラン高原がいい」と勧められる。定番の修学旅行先でもある
  • ハイテクの国イスラエルで、戒律と伝統に生きる 「超正統派」とはどんな人たちなのか:朝日新聞GLOBE+

    伝統的な黒ずくめの服装で歩く超正統派ユダヤ教徒の男性。子だくさんのため、親子連れの姿も多い=2021年2月15日、エルサレムのメアシェアリーム地区、高野遼撮影 ■「この道の向こうは別世界です」 エルサレムに勤務して2年近く、超正統派ユダヤ教徒の人たちは近寄りがたい存在だと思っていた。「超」と名が付くだけのことはある。真っ黒なスーツに身を包んだ姿は、別格のオーラを放つ。ユダヤ教徒の中でも最も忠実に聖書の教えを守って生きている人たちだ。 彼らは街中を普通に歩いているし、政党を持って選挙にも出馬する。イスラエルで超正統派は人口の1割超。なのに、イスラエル人でさえ、超正統派と接点があまりないという声をよく聞く。特定の地区にまとまって住み「パラレルワールド」と言われることもある。 20歳までこの世界で育ったモティ・バーレフ(38)に案内役を頼み、今年2月、超正統派の街へと取材に向かうことにした。 「

    ハイテクの国イスラエルで、戒律と伝統に生きる 「超正統派」とはどんな人たちなのか:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2023/10/15
    (厳格戒律派というと排他主義者みたいなのに、世俗派よりかえってパレスチナ人と平和共存志向というのがとても面白い)
  • ドラマ「VIVANT」で堺雅人演じる謎の部隊「別班」は実在する?内情知る人物に聞いた:朝日新聞GLOBE+

    TBS系ドラマ「VIVAN」の予告編 この人物も毎週、「VIVANT」を視聴している。「なぜ、ドラマを」と聞くと、「二別(別班の所属は、陸幕2部情報1班特別勤務班とも言われ、別班をこう呼ぶ人も多い)について描くと聞いて、ドキッとしてしまって。どこまで知っているんだろうと思って見始めました」と答えた。 政府がはっきり否定していた「別班」は、存在するらしい。 では、ドラマと現実は何が違っているのか。 「まず、司令部なんかないです。あんな格好いいスクリーンがある場所に勤務できたら素敵ですけど」。「それから、海外に行くことなんかありません。パスポートなんて持たされていませんよ」とも語る。「いくら秘密だと言っても、自衛官であることに変わりはありません。堺雅人みたいに、自衛官じゃない人が別班の要員になることはありえません」 堺雅人さん=2022年3月14日、東京都港区、岡田晃奈撮影 でも、2013年1

    ドラマ「VIVANT」で堺雅人演じる謎の部隊「別班」は実在する?内情知る人物に聞いた:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2023/09/25
    (これは「潜入」ではなくて、統一教会をKCIA(CIA)がしてたように、教団を操縦していたということじゃないの?ロシアにぶつけるために)オウム事件の時、自衛官にも信者がいて公安と関係が悪化、今も不信感
  • ドラマ「VIVANT」最終回へ 関係者が想起した旧日本軍の情報活動とノモンハン事件:朝日新聞GLOBE+

    VIVANTで、堺雅人演じる乃木らは緊迫した諜報活動や激しい銃撃戦も交え、国際テロ組織を追い詰めていく。ドラマの舞台として登場する架空の国「バルカ共和国」は、モンゴルでロケが行われたものだ。 別班を知る人物は言う。「戦前の日軍と関係が深い場所。色々な思いを巡らせてしまった」。1939年には、当時の満洲国とモンゴル人民共和国の間の国境線を巡ってノモンハン事件が勃発した。 前戦に向け進軍する兵士=1939年6月29日、内モンゴル自治区ホロンバイル地方、富重安雄コレクションから 旧日軍はスパイ養成のために設立された陸軍中野学校で知られているように、満州や南方戦線などで様々な情報戦を展開した。詳細な軍事情報の収集から、占領地で住民が反感を抱かないようにするための宣撫(せんぶ)工作、さらには敵政府と対決する勢力の育成など多岐にわたった。 韓国の康仁徳(カンインドク)元統一相は、韓国軍海兵隊に勤務

    ドラマ「VIVANT」最終回へ 関係者が想起した旧日本軍の情報活動とノモンハン事件:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2023/09/24
    (なのになぜあんな体たらくだったのかは書いてなかった)関東軍や満鉄調査部は幅広く情報を収集していた。韓国の康仁徳元統一相は「中国とソ連の情報は日本が一番正確でした。シベリアの方言研究まで終えていた」
  • ドラマ「VIVANT」見た別班員が「ありえねー」その理由とは 非公然組織ゆえの悲哀:朝日新聞GLOBE+

    話を聞かせてくれた人物は、ドラマの放送開始後、現役の別班員たちに感想を聞いたという。皆、一様に面はゆい表情で、「こんなシーンあるあるじゃなくて、ありえねー、ですよねえ」と言いながら、楽しそうにおしゃべりしていたという。 ドラマのどんな場面が「ありえねー」なのか。 別班員の質からずれた描写が多いのだという。別班は非公然組織であるため、自衛官の身分は維持しつつも、所属は「陸上幕僚監部付き」になる。政府が答弁書で「ない」と答えたのも、「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」という組織はそもそもないからだ。 別班員は自衛隊の組織から切り離され、身分を偽装しての活動を求められる。当然、その第一歩は「自衛官の匂い」を消すところから始まる。 ドラマでは、堺雅人が演じる乃木たちが拳を握って腰に添えた「無帽の敬礼」を行い、時刻の「12時30分」を「ヒトフタサンマル」と表現している。「あれじゃあ、自衛官だと丸わ

    ドラマ「VIVANT」見た別班員が「ありえねー」その理由とは 非公然組織ゆえの悲哀:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2023/09/24
    この人物に言わせると、別班の仕事は海外に絞った情報収集活動だという。「別班員は、目標の国を訪れる日本人や、現地の人に頼んで情報を取ってもらうという、いわゆるハンドラーという役回りです」
  • 東西を結ぶ麻薬の道「バルカンルート」 トルコが本格的な対策に乗り出した:朝日新聞GLOBE+

    ■麻薬の道「バルカンルート」 アフガニスタン、パキスタン、イランにまたがる地域は、「黄金の三日月地帯」と呼ばれ、東南アジアの「黄金の三角地帯」と並び称される世界最大の麻薬の生産地だ。この三日月地帯で栽培された大麻や、ケシからつくられるヘロインはトルコを経由して一大消費地ヨーロッパに、主に陸路で運ばれる。トルコ国境からギリシャ、ブルガリアに抜け、バルカン半島を通る「バルカンルート」だ。一方、同じルートを西から東へ、ヨーロッパからは合成麻薬がトルコを通ってアジア、中東に渡っていく。 ここ数年、トルコの年間麻薬犯罪捜査件数は約15万件、国内で押収される麻薬は数十トン。麻薬犯罪の拘束者は年間20万人に上る。普段は地味に、時に大々的に、麻薬関連ニュースはほぼ毎日、新聞紙面の一角を占めている。 ■「過去最大級」の捜査 ボス2人逮捕 「トルコ共和国史上、最大の作戦が行われた」。警察を管轄する内務省のソイ

    東西を結ぶ麻薬の道「バルカンルート」 トルコが本格的な対策に乗り出した:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2023/08/03
    (2020年:麻薬と臓器売買もお約束)PKKの「サプライチェーン」/インターポールによると、PKKはヨーロッパの違法麻薬取引市場の実に8割を支配している
  • ロシアはG7諸国を恐れない? 西側視点では見えない「世界」を専門家が明かす:朝日新聞GLOBE+

    首脳会談のためにロシアを訪問した中国の習近平国家主席(左)とプーチン大統領=2023年3月21日、モスクワのロシア大統領府、EYEPRESS via Reuters 「砲弾不足」情報は間違い? 「西側世界は楽観的に過ぎないか。ロシアはそれほど追い詰められていないぞ」 私が3月の中ロ首脳会談について尋ねたときの、彼の答えだ。西側の報道では、ロシア中国に軍事支援を求めたのではないかという観測が流れていた。 「ロシア中国に軍事支援を期待していない。ただ、経済制裁には加わらないで欲しいと思っている。武器はロシアのなかで生産できる。ごく単純に言えば、ロシア中国に燃料を提供する代わりに、中国から(ミサイルなどに必要な)半導体を売ってもらえれば良いのだ」 米国などは情報衛星を使い、ウクライナの戦況を逐一把握している。ロシアの砲弾が枯渇しそうなのかどうかは、ロシア軍が使った砲弾の薬莢(やっきょう)を

    ロシアはG7諸国を恐れない? 西側視点では見えない「世界」を専門家が明かす:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2023/05/24
    (いい記事じゃん。ロシアを敵視するにしたって、こういう現実を踏まえた内容にしてほしいのよ)牧野愛博/ところが「ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領」と読み上げられると、突如、大歓声と拍手がわき起こった
  • ジャニー喜多川氏の性加害疑惑追ったBBC番組制作陣が指摘した「グルーミング」の手口:朝日新聞GLOBE+

    ジャニー喜多川氏の性加害疑惑についてイギリス公共放送BBCでドキュメンタリーを制作したジャーナリストのモビーン・アザー氏(左)とディレクターのメグミ・インマン氏=BBC提供 声を上げた勇気ある男性たちに感謝 ――ドキュメンタリーが先日、日国内でも配信されました。反響はどうでしたか。 アザー 傷つきやすい協力者を伴う、どんな問題でもそうですが、勇気を出して自分の体験を語った個人に対して、特に世間や報道機関がどう反応するかは常に懸念しています。 反響には感謝しています。番組の大きなねらいは、様々な点について世間の議論を呼び起こすことだったからです。このドキュメンタリーが公の議論を喚起できたとすれば、良いことでしかありません。より多くの人がこの問題について議論し、この問題を議論する難しさを乗り越えられれば素晴らしいことだし、どんな社会もこうして前進していくのだと思います。 インマン この問題は

    ジャニー喜多川氏の性加害疑惑追ったBBC番組制作陣が指摘した「グルーミング」の手口:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2023/04/15
    (バイデン政権と岸田首相みたいな)搾取する者が使う「グルーミング」の手口 >https://twitter.com/ringodon_neko/status/1645360522794266626
  • プーチン氏がNATO会議にいた時代 20年前の蜜月、こうして欧米不信に変わった:朝日新聞GLOBE+

    2002年5月28日、ローマ郊外で開かれたNATO特別首脳会議の写真撮影でブッシュ米大統領(右)、フランスのシラク大統領(左、いずれも当時)の間に立つロシアのプーチン大統領=ロイター 話は20年前にさかのぼる。02年5月28日、夏はまだ先というのに、焼け付くような太陽が輝いていた。ローマ中心部から南に約25キロのイタリア空軍基地。地中海に臨む小さな街の外れの広大な仮設テントで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議「19プラス1」が開かれた。「19」は当時のブッシュ米大統領を含め、当時19カ国だったNATO加盟国の首脳たち。「1」は就任して2年が過ぎたばかりの49歳のプーチン・ロシア大統領だ。NATOの仮想敵国とみなされたロシアの大統領が出席したこの会議は、東西冷戦終結13年の欧州安全保障の転換点と受け止められた。 首脳らはNATOロシアが安全保障政策の一部を共同で決める「NATOロシア

    プーチン氏がNATO会議にいた時代 20年前の蜜月、こうして欧米不信に変わった:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2023/03/03
    事件直後の国民向け演説でプーチン氏は悲痛な表情で、「私たちは自分たちの国や世界全体で起きている現象の複雑さ、危険さを理解していなかったと認めざるを得ない。我々は正しく対応できず、弱さを見せた」
  • コロナワクチン、リスクの情報は伝わっているか 警鐘鳴らす、ドイツのベストセラー:朝日新聞GLOBE+

    現在EUで接種されている新型コロナワクチンは、かつて人類に使われたことのない遺伝子ワクチンだ。各社のワクチンの仕組み、治験の仕方、危惧される副反応などについて、生物学者である著者が専門家による数々の論文や統計をまとめる形で解説する。 『コロナワクチン――救いかリスクか?』で著者はワクチンの治験期間が極度に短いと強調する。新しいワクチンの実用化には通常10年前後かかるが、コロナではどの社も普通なら順次実施する治験の各段階を同時に進めて大幅な時間短縮を図った。こうしてEUでは開発開始から1年弱で市民への接種が始まったが、実はどのワクチンもまだ治験中であり、「緊急承認」を受けているに過ぎない。 当然ながら長期的に人体に及ぼす影響は、未知のままだ。実際に別の遺伝子ワクチンでは1年半後に重篤な副反応が確認され、治験が打ち切られた例もある。また、コロナワクチンに期待される効果は発症と重症化の防止であり

    コロナワクチン、リスクの情報は伝わっているか 警鐘鳴らす、ドイツのベストセラー:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2023/01/10
    (この人タイ出身なのか。人種差別の厳しいドイツで出世して凄いね。その上コロナでは正道を一貫して主張し続けた。漢の中の漢だ)バクディはマインツ大学の微生物・衛生学研究所を主任教授として率い...
  • ミサイル増強すすめる中国軍、なのに具体的な議論ができない日本の問題:朝日新聞GLOBE+

    ――中国軍は日全土を射程に収める中距離ミサイルを2千発ほど持つと言われています。一方の米国は昨年8月まで、ロシアと締結していた「中距離核戦力(INF)全廃条約」によって射程500~5500キロの地上配備型の中距離ミサイル保有を禁じられていたために保有していません。双方の格差は広がるばかりです。 実は日のミサイル防衛は、北朝鮮対処のためのものだ。中国の大量のミサイルを完璧に防御することは物理的にも財政的にも不可能だ。中国が大量の通常弾頭ミサイルで日を攻撃したとしても、米国はいきなり核反撃することはないだろう。しかも現段階では米国は即座に反撃できる通常弾頭の中距離ミサイルを持っておらず、双方には大きな差が開いている。日米は劣勢にあるということを自覚する必要がある。 こうした状況を打開するためには、日米は攻撃能力を導入し、飛んでくるミサイルの数を減らすことで、こちらの防御能力にかかる負荷を

    ミサイル増強すすめる中国軍、なのに具体的な議論ができない日本の問題:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2022/12/30
    (百田さんが言ってたのと同じに)憲法9条については、改憲派・護憲派のどちらも制度論や法律論を中心に議論しており、それが中国や北朝鮮の行動を抑止するのにどう作用するかという議論とはほとんど関係がない
  • 革命の英雄が、なぜ批判と中傷の的に 民主化運動の発火点、チュニジアを歩いた:朝日新聞GLOBE+

    「アラブの春」は何だったのか 7年前、中東を激震させた「アラブの春」とは何だったのか。民主化を目指した国々の多くでは今、自由な言論も人権も、当時よりさらに抑圧されている。イスラムと西洋の価値観がせめぎ合い、新しい社会への生みの苦しみが続く。「始まりの地」チュニジアを訪ねた。 革命の英雄が一転、批判と中傷の的 「ここで、彼は自分に火を放ったんだ」。地中海を望む北アフリカ・チュニジアのシディブジド。首都チュニスから車で3時間以上かかる小さな街に、7年前に世界に衝撃を与えた「アラブの春」の始まりの地がある。26歳の平凡な青果商、ムハンマド・ブーアジージーが焼身自殺を遂げた現場だ。仕事仲間だったという男性(49)が指さす道路を、「英雄」になったムハンマドの巨大モニュメントが見下ろしていた。 シディブジドの街を焼身自殺したムハンマド・ブーアジージーの巨大なモニュメントが見下ろしていた 2010年12

    革命の英雄が、なぜ批判と中傷の的に 民主化運動の発火点、チュニジアを歩いた:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2022/12/18
    (2018年)ベンアリ政権に弾圧されていたイスラム主義者は、民主的な選挙で選ばれた新政権のもとで存在感を高め...リーナは「(ノーベル平和賞を)受賞したら私は殺される」と感じ「選ばれないことを願っていた」
  • 中国ゼロコロナ抗議デモを世界に拡散 匿名ツイッター「李老師」が発信を続ける理由:朝日新聞GLOBE+

    李老师不是你老师(@whyyoutouzhele)のツイッターアカウントのトップ画面。プロフィール欄には「客観的に、正確に、即時に、いま発生しており報道されないニュースを流します」とある 速さと量で圧倒、中国国内の動画をリアルタイムで発信 2022年10月、中国共産党大会の直前、北京市の陸橋に「封鎖はいらない、自由が欲しい」などとゼロコロナ政策を続ける習近平政権を批判する横断幕が掲げられた事件以来、筆者はツイッター上で中国国内の動きを追っていた。 中国国内では「グレート・ファイアウォール(ネットの万里の長城)」と呼ばれる厳しい情報統制があるため、中国の市民らが現地で撮った動画や写真は、国内のSNS上ではすぐに削除されてしまう。 そうした情報をすくい上げ、ツイッターなどで海外に伝える在外中国人は多く、中国国内外のジャーナリストをはじめとする「中国ウォッチャー」が、こうした投稿を情報源にしてい

    中国ゼロコロナ抗議デモを世界に拡散 匿名ツイッター「李老師」が発信を続ける理由:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2022/12/18
    (「アラブの春」でもこういう外部の扇動者がいてBBCや朝日がさかんに持て囃してた。用が済んだら使い捨て)
  • 死体写真家の釣崎清隆氏、ウクライナ東部で人々の「生」を撮影「祖国愛に心打たれた」:朝日新聞GLOBE+

    写真家は東京在住の釣崎清隆さん(55)。1994年、雑誌の仕事で初めて死体を撮ったのがバンコクで、殺人事件の被害者が被写体だった。 死体を撮ることに躊躇はなかった。「死体は誰もが目を背ける、過激なパワー故に、いわば究極の被写体であり、取り組むことに表現者としてやりがいを感じている」と釣崎さんは話す。 死体そのものも興味深いが、死体をとりまく環境、親族や現場に群がる見物人、警察官、レスキューの様子から死者に対する生者の向き合い方にもそれぞれの国柄や民族性、哲学や精神性が反映しているのを感じ、全体として作品のテーマにするようになったという。 取材に応じる釣崎清隆さん=6月、東京・築地、関根和弘撮影 その後も麻薬戦争真っ只中のコロンビアやメキシコ、ソ連崩壊後のロシアアメリカ同時多発テロ(9.11)直後のパレスチナなどを訪問。交通事故事件、自殺の現場、紛争地域へと足を運んだ。国内では、自殺の現

    死体写真家の釣崎清隆氏、ウクライナ東部で人々の「生」を撮影「祖国愛に心打たれた」:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2022/09/05
    (沖縄戦)日本では、ウクライナに対して説教をする人もいますよね。そういった上から目線の敗北主義論は醜悪であると同時に、とても危険です。現地に行って確信したのは、それでは人命は守れないということです
  • 北朝鮮よりずっと深刻、中国のミサイル脅威に直面する日本:朝日新聞GLOBE+

    北朝鮮アメリカ土に到達する能力を有したと考えられるICBMの試射に成功すると、アメリカ政府は「新たな脅威の段階」に突入したとして北朝鮮に対する警戒を強めている。8月17日の、日米外務・防衛トップによる日米安全保障協議委員会(いわゆる「2プラス2」)の共同発表においても、北朝鮮による度重なる挑発や核ならびに弾道ミサイル能力の開発は新たな段階に入っており、周辺地域や国際社会への脅威が一段と高まったことを強調している。 ただし、前回のコラムで指摘したように、日北朝鮮がICBMを手にするはるか以前より各種弾道ミサイルによる脅威を受け続けているのだ。アメリカ政府が「新たな脅威のレベル」といって騒ぎ立てているからといって、いまさら日政府がおろおろ騒ぎ始めているという状況は、これまで日が直面している脅威に対して十分に備えてこなかったことを物語っているといえよう。 中国の対日攻撃用ミサイルの

    北朝鮮よりずっと深刻、中国のミサイル脅威に直面する日本:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2022/08/05
    (2017年:台湾と連動するのは沖縄の米軍基地。当然巻き添え被害は出る)
  • カルトの危険性を学校が指導、「宗教の自由」と見なさないドイツ 旧統一教会問題:朝日新聞GLOBE+

    7月8日に安倍晋三元首相を銃撃した容疑者が、犯行の動機として「母親が旧統一教会に多額の献金をしたことで家庭が崩壊した。安倍元首相が統一教会に近い人間だと思い襲撃した」と話したことから、日では最近、新興宗教にスポットが当たり様々なメディアで報道されています。 政治や宗教の話は「あいさつ代わり」のドイツでは日常生活の中で人とかかわる際に信仰について話すことはあまりありません。 筆者はそれが特に問題だとは考えていませんが、その一方で、日人から「海外では政治と宗教の話はタブーなんでしょう?」と聞かれると戸惑います。なぜなら筆者が出身のドイツについて、それは当てはまらないからです。 たとえば近所の人と雑談をする時、天気や家族の話をすることは普通ですし、話が政治家の悪口に及んだりするのも「よくあること」です。 宗教の話も特にタブーではありません。 「自分はどの宗教を信仰している」と直球で言わ

    カルトの危険性を学校が指導、「宗教の自由」と見なさないドイツ 旧統一教会問題:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2022/08/02
    (でも「だから」主演なんだよね。統一教会やワッハーブと同じネオコンの宗教ブランチの一つだから)トム・クルーズはサイエントロジーの信者であることを理由にドイツ国内の軍事施設での映画撮影を拒否されている
  • 日本による毒殺のうわさも立った大韓帝国皇帝・高宗100周忌:朝日新聞GLOBE+

    100年前の1919年1月21日、徳寿宮で高宗皇帝(注:大韓帝国の皇帝)が67歳で亡くなった。正確な死因は明らかになっていないが、健康だった高宗がこの日早朝、シッケ(注:朝鮮伝統の発酵飲料)などを飲んで突然倒れ、死体が異様に膨れ上がっていたという点などから、日による毒殺ではないかという噂が広まった。 怒った民衆は、2・8独立宣言の原動力となり、高宗の葬儀(3月3日)を前に全国から集まってきた民衆が3・1独立運動に大挙して合流した。多くの若者がデモの途中で高宗の御真影がある慶応宮に集まって泣きながら独立万歳を叫んだという。日が葬儀の列の先頭に日伝統の祭礼服を着た人たちを立たせ、朝鮮王朝伝統の儀礼でない日式にねじ曲げられた葬儀も、民衆の怒りを買った理由だ。 高宗の逝去は、帝国を終わらせ、民国を誕生させる起爆剤になった。2・8独立宣言、3・1独立宣言につながる精神を受け、この年の4月、中

    日本による毒殺のうわさも立った大韓帝国皇帝・高宗100周忌:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2022/07/19
    (「国葬」になった数少ない一人とか)亡国の君主という限界の中で、高宗はオランダのハーグに密使を派遣し、独立のために努力した/逝去の24年前に日本人の刺客に殺害された明成皇后も、そこに合葬された