Microsoftが8月1日、米ニューヨーク州南部連邦地方裁判所でSamsungを提訴した。モバイル分野でよくある特許侵害ではなく、2社が合意している特許クロスライセンスの契約に基づくライセンス料支払いを怠ったためという。MicrosoftがSamsungと競合するNokiaのデバイス事業を買収し、既存の合意について見解が一致しなくなったことが契機となっているようだ。 MicrosoftとSamsungは2011年9月、スマートフォン分野での特許クロスライセンス合意を結んだ。この合意のもとで、Samsungは特許ライセンス料(使用料)を払ってMicrosoftの特許を使用できるというものだが、具体的なライセンス料金などの詳細は公開されていない。 MicrosoftはSamsung以外にも多くのAndroidメーカーと似たようなライセンス契約を結んでおり、このような合意のもと、Android