はじめに システムで標準に利用されている「gcc」のコンパイルオプションを変更することで、kernelおよびportsを特定の用途にあわせて最適化してコンパイルすることができます。 最適化の方法は、大きく分けて「実行速度」「バイナリのサイズ」の2通りです。 このページでは、この最適化コンパイルの方法について説明します。 「実行速度」の最適化 「GCC」が参照する設定ファイル「/etc/make.conf」に下記の記述を追記します。 CPUTYPE=i686 CFLAGS= -O2 -fno-strict-aliasing -pipe COPTFLAGS= -O2 -fno-strict-aliasing -pipe 「CPUTYPE=i686」はPentium Pro以降のCPUを表しています、利用する環境にあわせ、適宜変更してください。(指定できる形式については、「man gcc」をご確