亀井氏、くい打ち式に反対 普天間移設 「受け入れ難しい」 政治 2010年5月8日 09時50分(11時間54分前に更新) 【東京】国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相は7日の閣議後会見で、米軍普天間飛行場移設をめぐり、政府が検討している名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部にくい打ち桟橋(QIP)方式で滑走路を建設する案について「辺野古の海から逃げて、辺野古の海に帰ってくることはあり得ない」と述べ、反対する意向を示した。 亀井氏はQIP方式について「マリコン(海洋土木業者)や鉄鋼業者が潤うだけだ。県民にくい打ちが受け入れられるのは難しいと思う」と述べた。社民党の福島瑞穂党首に続き、与党3党のうち2党首が反対したことで、QIP方式による基本政策閣僚委員会での了承は難しくなった。 北沢俊美防衛相は会見で、鳩山由紀夫首相が「最低でも県外」との発言は党の公約ではないとの認識を示したことに「