日経ビジネスオンラインのなぜ日本人はリスクマネジメントができないのか?という記事が興味深い。 要約すると「日本人は人を資産と見なさずにコストと見ている傾向がある」「日本人はコストと資産の区別がついていないのかもしれない」「人を消耗品と見ていた太平洋戦争では、そうでない米国に負けた」「日本人はひとりひとりが我慢しすぎている」「欧米ではシステムの設計において誰が扱っても大丈夫、間違えても大丈夫、という発想がある」という主張だ。 記事では先に発生した原発事故をテーマに分析しているが、このような主張はほかの業界でも当てはまるのではないだろうか?