サンフランシスコで開催中の「Web 2.0 Expo」で23日、GoogleとAdobe Systemsが「オンラインだけでなくオフラインでも使えるWeb 2.0」というテーマで講演した。 ● オフラインでもデスクトップアプリと同等の機能を利用できる「AIR」 Adobeでは、オフライン環境でもオンライン環境と同様にデスクトップ上で利用できるリッチインターネットアプリケーション(RIA)を開発するためのプラットフォーム「AIR」を提供している。AIRは、HTMLやFlash、JavaScript、CSSなど既存の技術を使ってRIAを開発できる。これを用いて開発したRIAは、WindowsだけでなくMac OSやLinuxなど複数のOSで利用することが可能だ。 AdobeでRIAのチーフエバンジェリストを務めるライアン・スチュアート氏は、「AIRで作ったアプリケーションは、オフライン時でもフ