大手出版社の小学館は、子どもの趣味の多様化などで部数が減少していることを理由に、学習雑誌の「小学二年生」をことし12月で休刊することを決めました。90年以上の歴史がある小学生向けの学習雑誌のうち、残るのは「小学一年生」のみとなります。 しかし、子どもの趣味の多様化や、余暇の過ごしかたの変化に伴って部数が減少し、「小学二年生」の発行部数は今月発売の号では6万部にとどまっているということで、小学館は、ことし12月の発売を最後に休刊することを決めました。小学館の学習雑誌は「小学三年生」から「小学六年生」までがすでに休刊となっていて、残るのは「小学一年生」のみとなります。 小学館は、「これまで学習雑誌は幅広い内容の記事を掲載してきたが、最近では図鑑に子どもたちの人気が集まるなど、一つのテーマを深く取り上げたものに人気が集まっている」として、今後、小学2年生から4年生を対象とした新しい雑誌を創刊する