愚かな記事(特に社説はひどい)ばかり書くことが多い日経新聞であるが、たまに秀逸なコラムがあるから読み続けている。1月8日、9日の「外資系証券の虚実~アーバンコーポ破綻事例から」は良い記事であった。新聞では、ここまで踏み込んだ記事は日経しか書かない。この手のはマイナーな雑誌が取り上げることもあるが、大手新聞が取り上げることに意義がある。 今の時期になって、日経がアーバン コーポと外資のえげつなさを総括したのは楽しかった。それでは、まず録音されたという行(くだり)を引用しよう。 ---日本経済新聞2009年1月8日第4面より引用--- アーバン担当者「さっきの悩ましい話はどうですか?」 パリバ担当者「顧問弁護士を交えていろいろ話をしたんですが、スワップに関してはできれば公表してほくないというのhがありまして」 ---引用終わり--- もう完全に投資家を欺くことが明確であった会話である。この内容
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