先日、知り合いの先生にお招きいただいて、慶應大学SFCでゲスト講師 として話をさせていただいた。テーマは「法律と雇用」について。 最初はいつもながらの話をしていたものの、質疑応答でいろいろ 盛り上がって、最後は法と経済、日本型高等教育の問題点といった範囲に まで及んだ。非常に有意義だったと思う。 SFCは昔もよく通っていたが、改めて演壇の上から眺めると、学生の顔つきが 他と違うことに驚かされる。 質問のグレードも非常に高く、寝てるヤツも(パッと見では)いない。 言っちゃあなんだが、某国立大より全然優秀だ。 面白いことに、同じ慶應でも三田はまた別で、どちらかというと某国立大に雰囲気は 似ている。 要するに、SFCというのは日本の大学としては かなりの変わり者ということだ。 文理の壁が低く、カリキュラムがアメリカ式で学生のイニシアチブを刺激する仕組みに なっている点が大きいと思われる。意欲のあ