米アップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」の実寸と同じノート「Padnote(パッドノート)」を岐阜県大垣市の県立情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の院生らが製作し、通信販売したところ、人気を呼んでいる。ソフト開発に使いやすいよう大きさを合わせ、外観もそっくりにした点が「かわいい」と評価されたといい、大手雑貨店での販売も始まった。 製作したのはIAMASの院生らが設立した会社「GOCCO.(ゴッコ)」。社長の木村亮介さん(31)=メディア表現研究科修士2年=は「ソフトを開発する時、最初はイメージしたデザインを紙に描くことが多い。仲間と『アイパッドと同じ大きさのノートがあれば便利』という話になり、作ってみた」と経緯を語る。 作図しやすいようにノートには格子状に線を引いた。大学近くの印刷会社と協力して、質感をアイパッドに似せ、中央や側面のボタンを再現するなど外観にもこだわった。 5月