NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、6月26日に発表した第三者によるOCN認証ID/パスワードを利用した不正アクセスについて、特定のブロードバンドルーターが持つセキュリティ上の脆弱性が悪用された可能性が高いと発表した。再発防止策として、ルーターの利用状況調査と、ユーザーに対するファームウェア更新やパスワード再設定の依頼を行うという。 OCN認証ID/パスワードは、OCN会員がインターネットに接続する際、OCN契約者であることを認証するためのID/パスワードで、第三者がこれらを不正に利用してOCN網にアクセスし、認証パスワードを変更する事象が確認されていた。 今回NTTコムが新たに調査を行った結果、ロジテックが過去に販売していた特定の無線LANブロードバンドルーターが持つ脆弱性に対する攻撃により、OCN認証ID/パスワードが取得されていた可能性が高いことが判明したという。 今回特定さ