8月22日、韓国と中国の磁石企業が、中国一辺倒のサプライチェーン(供給網)を多様化するとともに、中米間の緊張から身を守るため、ベトナムに工場を開設する予定だ。写真は江蘇省連雲港市の港で運搬される、レアアースを含む土。2010年撮影(2023年 ロイター) [ハノイ/ソウル 22日 ロイター] - 韓国と中国の磁石企業が、中国一辺倒のサプライチェーン(供給網)を多様化するとともに、中米間の緊張から身を守るため、ベトナムに工場を開設する予定だ。計画に詳しい人々の話や文書から明らかになった。 ベトナムに進出するのは、韓国のスター・グループ・インダストリアル(SGI)や、アップルのサプライヤーである中国の包頭市英思特希磁新材料(包頭INSTマグネティック)で、顧客からも移転を要請されているという。貿易制限が強化される中、電子機器や自動車まで、様々なセクターで組立ラインを中国外に移す動きが強まってい