南アフリカは今年、反アパルトヘイト(人種隔離政策)闘争を率いた故ネルソン・マンデラ氏のアフリカ民族会議(ANC)が政権を握ってから30年の節目に当たる。写真はANCの旗を持つ支持者ら。ヨハネスブルクで25日撮影(2024年 ロイター/Alaister Russell) [ヨハネスブルク 26日 ロイター] - 南アフリカは今年、反アパルトヘイト(人種隔離政策)闘争を率いた故ネルソン・マンデラ氏のアフリカ民族会議(ANC)が政権を握ってから30年の節目に当たる。足元では相次ぐ停電や深刻な失業、汚職のまん延に怒りの声が広がっており、29日の総選挙では初めて議席数が単独過半数を割り込む可能性が出ている。 複数の世論調査によると、ANCの得票率は2019年の57.5%から40%に落ち込みかねない情勢。現実化すればシリル・ラマポーザ大統領は、票を争った他党との不安定な連立内閣を余儀なくされ、「ラマポ
![アングル:南ア総選挙、与党過半割れで「ラマポーザ降ろし」も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dd169df4cc2e192d360d6b96896165f2b8eb88d5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.reuters.com%2Fresizer%2Fv2%2FAS6WSUSBRJLS3PGFUU3MM36KNA.jpg%3Fauth%3Dc4cdac079a8bba89d4869a3fa696e41a9c15ff5a00d9e34d671c6c394efb9b64%26height%3D1005%26width%3D1920%26quality%3D80%26smart%3Dtrue)