3月以来、アフリカ東部の一部は豪雨で浸水し、何十万人もの人々が避難した。気候変動危機がもたらした飢餓は女性や少女を性的搾取に追いやり、HIV感染のリスクを高めるという、目に見えない脅威を生んでいる。写真はナイロビで4月、川が決壊して家屋が損壊した後、がれきの中で持ち物を探す住民ら(2024年 ロイター/Monicah Mwangi) [ナイロビ 6日 トムソン・ロイター財団] - ケニアの首都ナイロビのカワングワレという非正規市街地で野菜を売るビバリーさん(23)は、厳しい現実に直面している。数年ぶりの大規模な洪水により、小さな家をはじめ持ち物一切を失った。2児の母である彼女は今、飢えに襲われ、性交渉と引き換えに食料を手に入れようかと考えている。 ビバリーさんは「仕方なくそうした人々を知っている。エイズなどのリスクは分かっているけど、何もかも失った今でも子どもたちに食べさせなければならない
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