米Amazonの子会社Amazon Web Services(AWS)は8月26日(米国時間)、AWSのクラウドサービスをユーザーのシステムとVPN経由で結ぶサービス「Amazon Virtual Private Cloud(VPC)」(ベータ版)を発表した。既存の企業ITインフラをAWSにシームレスに接続して、仮想プライベートクラウドを構築できるという。 「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」などを仮想プライベートクラウドとして利用するためのサービス。接続にはIPsec/VPN接続を利用。企業は、EC2の仮想マシンにプライベートIPアドレスを設定し、インターネットトラフィックをルーティングすることで、自社のシステムの一部のように管理。自前のセキュリティサービス、ファイアウォール、侵入検出などの管理機能をAWSリソースに拡大できるという。 料金は、VPN接続