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ブックマーク / locust0138.hatenablog.com (41)

  • ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記

    はじめに 私はノーテンキな進歩主義者です。人類は少しずつ、一進一退を繰り返しながらも精神面で進歩し続けていると固く信じています。その根拠の一つは、街中で歩きたばこや立小便や痰吐きなどの下品な行為を見かけることが減った、というような日常の些細な感覚です。そして最大の根拠は、「命が大事にされるようになったこと」です。具体的に数値で見ると、日における殺人事件は減り続けています。 参考:平成12年版 警察白書 平成29年版 犯罪白書 日人は長い年月を経て、命を大事にするようになりました。言い換えれば、昔の日人は命を大事にしない蛮族であったということです。平然と殺し合いをしていました。歴史家の言葉を引用します。 光源氏が王朝時代の貴公子の理想像であることについて、これまでのところ、その優れた容姿や豊かな才能などが取り沙汰されるのが普通であった。だが、実のところは、理不尽な暴力事件を起こさないと

    ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記
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    powerbreathing 2019/11/05
    歴史絵巻のような読後感。治に居て乱を忘れず。
  • 奇跡のリンゴのその後 ―ニセ農業からニセ医学へ― - バッタもん日記

    1.はじめに 5年前に、「奇跡のリンゴ」という映画が公開されて話題になりました。モデルとなった人物は、木村秋則という農薬も肥料も使わずにリンゴを栽培することに成功したと「自称」している青森県のリンゴ農家です。 農業ルネッサンス(Facebook) NPO法人 木村秋則自然栽培に学ぶ会 私は農業界の片隅で薄禄をんでおります。「奇跡のリンゴ」という物語、木村氏の主張は日農業に有害無益であると確信していたため、映画の公開当時にこのブログにて批判記事を執筆しました。木村氏の主張の問題点に関しましては過去記事をご参照ください。 「奇跡のリンゴ」という幻想 −安物の感動はいらない− 「奇跡のリンゴ」という幻想 −感動ではなく数字を− 「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作− 「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作(補足)− 「奇跡のリンゴ」という幻想 −無農薬のジレンマ− 「奇跡のリンゴ」という幻

    奇跡のリンゴのその後 ―ニセ農業からニセ医学へ― - バッタもん日記
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    powerbreathing 2018/02/13
    “トンデモさんは一般的に自己顕示欲と野心が強く、自慢が大好きです。”
  • おじいさんは山へしばかりに −日本における森林の利用と破壊の歴史− その1 概略 - バッタもん日記

    おじいさんは山へしばかれに行きました。おじいさんはドMでした。 1.はじめに 昔話の「桃太郎」の冒頭は、「おじいさんは山へしばかりに行きました」で始まることが一般的です。では、この「しばかり」とは何を意味するのか。このネタは森林学の書籍を読むと、高い確率で出てきます。 現代の日に生きる我々の感覚としては、「芝刈り」が容易に想像できると思います。しかし、正解は「柴刈り」です。「芝」と「柴」はどう違うのか、おじいさんはいかなる目的で「柴刈り」に行ったのか。今回の記事では、森林の利用と破壊を中心として、日における環境問題の歴史を考えてみたいと思います。 とても1の記事でまとめられる分量ではないので、数回に分割して掲載します。この記事では、導入と内容の整理を兼ねて、概略を示します。科学論文の冒頭に「abstract」が掲載されているようなものとお考え下さい。 なお、後の記事でも繰り返し強調し

    おじいさんは山へしばかりに −日本における森林の利用と破壊の歴史− その1 概略 - バッタもん日記
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    powerbreathing 2015/09/04
    “環境問題を考える上で、「昔は良かった」などというノスタルジーは何も生みません。程度の差はあれ、今も昔も環境問題は厳然と存在しています。 ”
  • 国立環境研究所公開シンポジウム「ネオニコチノイド系農薬と生物多様性」レポート - バッタもん日記

    1.はじめに 7/15(水)に、茨城県つくば市の国立環境研究所にて、公開シンポジウム「ネオニコチノイド系農薬と生物多様性〜何がどこまで分かっているか? 今後の課題は何か?」が開催されました。記事にて報告します。 実に楽しく、有意義なシンポジウムでした。しかも私は業務として参加したので、会社から交通費が出ておりました。参加費は無料でしたが。皆さんも会社の金で公然と遊べる身分を目指しましょう。 会場内での写真撮影が禁止されていたのが残念です。 講演内容は以下の通りです。 ネオニコチノイド系農薬の基礎知識  永井孝志(農業環境技術研究所) ネオニコチノイド系農薬等のハナバチ類への影響  中村 純(玉川大学) ネオニコチノイド系農薬の生態リスク評価  五箇公一(国立環境研究所) 水田におけるネオニコチノイド系農薬影響実態  日鷹一雅(愛媛大学) 私は十数年前に大学の農学部に入学し、それ以来数え切れ

    国立環境研究所公開シンポジウム「ネオニコチノイド系農薬と生物多様性」レポート - バッタもん日記
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    powerbreathing 2015/07/18
    “余談ですが、あのグリーンピースのメンバーが参加していました。・・・大まかには「無農薬は可能だと思うか」「無理」というようなやり取りでした。”
  • 老舗人文系出版社のトンデモ農業本 - バッタもん日記

    京都にミネルヴァ書房という出版社があります。私は専門外なので詳しくありませんが、人文書の版元として有名なようです。 この出版社が最近『いま日の「農」を問う』というシリーズ書籍を刊行していますので、注目しておりました。今月刊行された新刊がこちらです。 環境と共生する「農」 著者名に注目して下さい。農業に詳しい方ならば、見覚えのある名前があるはずです。 そう、株式会社 ナチュラル・ハーモニーの代表、河名秀郎氏です。この人物は非常にオカルトじみた主張、と言うよりはオカルトそのものの主張を常に行っており、はっきり言ってしまえば、農業書を書かせるべきではない人物です。トンデモを平気で刊行する出版社ではなく、伝統のある老舗出版社ならば、このような人物の著書を刊行してはいけません。版元としての格が下がります。農業と環境の共生、農業における環境問題ならば、日全国にいくらでも適切な専門家がいます。なぜ

    老舗人文系出版社のトンデモ農業本 - バッタもん日記
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    powerbreathing 2015/04/30
    マクロビオティック、ケルヴラン、生体内元素転換。古色蒼然としたニセ科学を蘇らせる仕掛け人がいそうですね。。。
  • STAP細胞騒動に関する愚見 - バッタもん日記

    1.はじめに STAP細胞を巡る騒動は未だに続いています。今回は、この一連の騒動に関する私見を述べます。もっとも、私は分子生物学に関しては専門外ですので、あくまで科学の世界のルールという観点から考察します。博士課程ドロップアウト者で、論文を日語・英語で計2報しか掲載できなかった私にその資格があるかどうかはわかりませんが。 ちなみに、論文のテーマはどちらも牛のうんこです(当)。学会発表は口頭・ポスターで合わせて4回行いましたが、やはりテーマは全て牛のうんこでした(当)。 参考(宣伝):うんこと料自給率 −物質循環− 2.小保方氏人による検証実験の是非 科学の定義は色々あるかと思いますが、「再現性」「普遍性」が重要な候補として考えられると思います。つまり、「いつでも・どこでも・誰でも」が鉄則だということです。特定の個人の手でしか起こせない、他人の手で再現できない現象は科学ではありませ

    STAP細胞騒動に関する愚見 - バッタもん日記
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    powerbreathing 2014/11/09
    辛辣な意見ですが、その通りだと思います。未だに諦めない人が多いので、繰り返し指摘する必要があるでしょう。
  • ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記

    1.はじめに 私はちきりん氏という人物に全く興味がありません。せいぜい、「安っぽい人生訓を勿体ぶって切り売りしているだけの三文自己啓発屋」という程度の理解しかしていません。 そのちきりん氏がブログで科学教育について何やら語っていました。 下から7割の人のための理科&算数教育Chikirinの日記) これを読んで大いに呆れたので、批判してみたいと思います。 2.子供の可能性を狭めるな ちきりん氏は自身の経験に基づき以下のように理科教育を語っています。 あたしに理科とか数学とか教えるの、ほんとーに時間の無駄! 義務教育である、小学校、中学校、それに事実上の義務教育である高校をあわせた 12年間の理科教育のうち、私に必要だったのは小学校レベルの理科だけであって、中学・高校で、化学、物理、生物、地学などを学ぶ必要は全くなかったと思います。 算数に関しても、中学校1年までに学んだことで十分で、中学

    ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記
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    powerbreathing 2014/02/26
    昔ICとか使わずにリレーでコンピュータ作れと言う意見を聞いたことがあります。仕組みや成り立ちを知らないと、一見判り易いだけの話がもっともらしく聞こえてしまいますね。
  • ドキッ! 男だらけの江戸しぐさ! (鼻)ポロリもあるよ! - バッタもん日記

    「江戸しぐさ」なるヨタ話が時々話題になります。検証するまでもない下らない話だと思いますが、江戸時代をパラダイスだと信じるおめでたい(物事の自分の思い込みに都合のいい部分しか見ない)方々は少なからずいるようなので、各地で定着してしまっているようです。嘆かわしい限りです。 時計が存在しないので時間の概念があまりなく、また電話や電報などの通信手段がない時代に待ち合わせや訪問に関するマナーがはたして成立するのか。人間関係を円滑におさめるマナーがあったのならば、なぜ当の江戸っ子が「火事と喧嘩は江戸の華」などと自嘲したのか。あまりに突っ込み所が多すぎますね。 参考 「傘かしげ」「時泥棒」…今に生きる思いやり 「江戸しぐさ」道徳教材に(2006年4月7日 読売新聞東京社) NPO法人江戸しぐさ さて、前回の記事で現代文明を批判する方々に対する疑問を提示しましたが、今回は江戸しぐさの背後に存在する江戸時

    ドキッ! 男だらけの江戸しぐさ! (鼻)ポロリもあるよ! - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/12/16
    “歴史の都合のいい部分のみをつまみ食いするのはよろしくありません。”
  • 実は環境にも人間にも優しかった現代文明 −物は言いよう− - バッタもん日記

    現代文明は人間にも環境にも優しくないと信じる人は多いようです。一昨年の原発事故を「人間にも環境にも優しくない現代文明の象徴」として捉え、現代文明を嫌う方がさらに増えたように感じます。今回は、現代文明は当に環境及び人間に優しくないのかを考えてみたいと思います。 現代農業は環境に優しい 現代農業はとにかく批判されます。生産量増加・経済効率の追求のために農薬や肥料を大量に投入し、環境を汚染していると。これは間違っていません。しかし、完全に正しいかと言うと、決してそんなことはありません。 時代や地域により大きな変動はありますが、江戸時代の米の反収(1反=約10アール当たりの収穫量)は現在の3分の1程度だったようです。言い換えれば、現在と同じ量の米を江戸時代の技術を以って生産しようとすれば、現在の3倍の水田が必要となると言えます。 つまり、現代農業は面積当たりの収穫量が非常に多いため、必要な農地の

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    powerbreathing 2013/11/27
    文明を否定してしまうと、進撃の巨人さながらに、大型肉食獣から病原菌まで、人間を餌食にする存在に支配権を譲る事になるわけですが...。
  • 「サイエンスバスツアーin福島」参加レポート - バッタもん日記

    昨日(11月2日)、東京大学大学院農学生命科学研究科 の安全研究センター主催の、「サイエンスバスツアーin福島」に参加しました。その様子を報告します。 1.写真 集合場所の、御用学者と東大話法の総山、東京大学です。集合時間が朝6時50分というのがなかなかつらいところでした。 学会やらシンポジウムがよく開催される弥生講堂です。私は毎月1回ぐらい訪れています。 最高学府はギンナンの悪臭が漂います。 バス 最初の目的地、福島県農業総合センターです。 原発事故からの復旧技術に関する展示が行われています。 品の放射性物質測定に関して、同センター安全農業推進部部長より説明を受けます。測定室は部外者の立ち入りが厳禁なので、説明は廊下で行われました。 分析前の試料調整です。「マリネリ容器」でどこかの常春の国を想像してしまいました。この部分はあとで詳しく説明します。 測定です。計10台あるこの測定器は

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    powerbreathing 2013/11/03
    “聞く耳を持たない人々に話を聞かせるにはどうすればいいのでしょうか。私にはわかりません。”御意!
  • 恐怖の怪文書 - バッタもん日記

    今年の夏、私の職場に怪文書が届きました。 宛先は私の部署です。私個人ではありません。私の会社は情報発信を行っているので、この文書を拡散することを期待した上での行為なのでしょう。 当然ながら差出人の名前はありません。全く同じ文書が計3枚同封されていました。 大学時代に、校舎の中でたまに怪文書を見掛けました。私の大学は奇人変人が闊歩していることで有名なので、怪文書など珍しくもありませんでした。今ではどうなっているかはわかりませんが、私の在学中には中核派や全学連、革マル派が公然と活動していました。大学の寮は時々警察の家宅捜査を受けることで有名です。 大学から逃げ出して10年近く、怪文書を見る機会は全くなくなりましたが、幸運にもその機会に恵まれました。うれしい限りです。 下の画像が実物です。人が「拡散願います」と記述していますので、その希望をかなえてあげようと思います。 中身はよくある被害妄想、

    恐怖の怪文書 - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/10/11
    陰謀論者は絶えませんね...溜め息。
  • 農家は自家用の農産物には農薬を使わないというのはどこまで本当か - バッタもん日記

    「農家は出荷用の農産物には農薬を使うが、自家用の農産物には農薬を使わない。農薬の危険性を知っているからだ」という主張をよく見掛けます。誰が言い始めたことなのかはわかりません。しかし、現代の日で根強く定着してしまっている言説です。twitter上でも時々見掛けます。この件について、私個人が農家や農業技術者、研究者から聞いた話を元に、私見を簡単に述べます。 農家が自家消費する農産物は、以下の2種類が考えられます。 (1)出荷用に栽培していたが、出荷できなかった農産物 (2)最初から自家用に少量栽培している農産物 地域や品目や栽培方式により割合は変動しますが、売り物にならない農産物は大量に出ますので、自家消費は(1)が多いようです。労力やコストを考えると、わざわざ売り物にならない農産物を栽培することはなかなか難しいようです。 (1)であれば、当然ながら農薬が使用されています。問題になるのは(2

    農家は自家用の農産物には農薬を使わないというのはどこまで本当か - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/10/06
    “都市伝説”悪用する業者もいるし、困ったものです。
  • バッタもん日記

    はじめに 私はノーテンキな進歩主義者です。人類は少しずつ、一進一退を繰り返しながらも精神面で進歩し続けていると固く信じています。その根拠の一つは、街中で歩きたばこや立小便や痰吐きなどの下品な行為を見かけることが減った、というような日常の些細な感覚です。そして最大の根拠は、「命が大事にされるようになったこと」です。具体的に数値で見ると、日における殺人事件は減り続けています。 参考:平成12年版 警察白書 平成29年版 犯罪白書 日人は長い年月を経て、命を大事にするようになりました。言い換えれば、昔の日人は命を大事にしない蛮族であったということです。平然と殺し合いをしていました。歴史家の言葉を引用します。 光源氏が王朝時代の貴公子の理想像であることについて、これまでのところ、その優れた容姿や豊かな才能などが取り沙汰されるのが普通であった。だが、実のところは、理不尽な暴力事件を起こさないと

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    powerbreathing 2013/09/24
    後味の悪い記事でした。拙まとめの紹介、ありがとうございます。
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −うわっ…私の収穫、低すぎ…?− - バッタもん日記

    1.はじめに 少々間が空きましたが、「奇跡のリンゴ」に対する批判を再開します。 以前も説明しましたが、木村秋則氏はとにかくリンゴに関する数字を出しません。栽培技術を評価する基準として収穫量は必須なのですが、私が調べた限りでは、「奇跡のリンゴ」の収穫量に関して、人による具体的な説明はありません。ただし、木村氏の支持者である弘前大学教授の杉山修一博士は収量の低さを認めています。他にも、収量が低いらしいという不確実な情報はありました。 参考:すごい畑のすごい土(幻冬舎新書) 「奇跡のリンゴ」は、なぜ売れたのか〜「木村秋則」現象を追う〜(農業技術通信社) 自然栽培「奇跡のリンゴ」に学んだ畑はどうなった?(現代農業) 「奇跡のリンゴ」を収穫量の点から評価した信頼できる資料はないものかとNII論文情報ナビゲータ(CiNii)で論文を検索したところ、それらしい資料が日土壌肥料学会の講演要旨集に掲載さ

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −うわっ…私の収穫、低すぎ…?− - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/09/07
    間違ったイメージの氾濫は、少数の受益者を生む代わりに多くの人に不利益を強います。
  • うんこと食料自給率 −物質循環− - バッタもん日記

    1.はじめに (1)契機 先日の無肥料農法を批判する記事の反応から、世間に「物質循環」という概念が定着していないことに少々驚きました。まぁ、物質循環ということを考えていないから無肥料農法などというヨタ話が好評を博してしまうわけですが。もっと言うならば、農学に携わる者として多少の危機感を覚えました。「物質循環」という概念は、現代の環境問題を考える上で不可欠です。物質循環に限らず、農業や料の問題が環境問題と深く関係していることは是非とも理解しておいてほしいと思います。 また、ここ数年日料自給率が話題になりますが、料自給率が物質循環を通じて環境問題に大きな影響を及ぼすことはあまり理解されていません。料自給率を専門とする研究者は経済系や政治系が多く、物質循環という概念は理学系や工学系なので、分野の壁を超えることは難しいのでしょう。そのため、料自給率と環境問題を関連付けて論じた資料はあ

    うんこと食料自給率 −物質循環− - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/08/22
    農業と物質循環を現代の視点で書いた貴重な記事。タナトスカラベは再生の象徴。そしてこれも山田先生 @anaryusisu 案件。
  • ガジェット通信からの寄稿依頼を拒絶します その後 - バッタもん日記

    先日の記事で、ガジェット通信編集部からの寄稿依頼を拒否したことを述べました。すると、意外なことに編集部から謝罪のメールが来ました。 同編集部は、著者が記事の寄稿依頼を承諾しても実際に掲載するとは限らず、沙汰止みになってしまうことがあると聞いております。そのため、不誠実な組織なのだろうと思っていました。また、別に実害を被ったわけではなくただ個人的に呆れただけなので、謝罪を受けるとは全く考えていませんでした。よって、この対応は非常に意外でした。担当した編集部員個人の判断か、編集部の総意なのかはわかりませんが。 「奇跡のリンゴ」の提灯記事を掲載していながら私の批判記事を掲載しようとしたのは、やはり「両論併記」のつもりだったようです。意図は評価します。ただし、私は一応は学術的な批判を心掛けているつもりです。気持ちの上では。職である農家や農学者から見れば穴だらけだろうとは思いますので、「どこが学術

    ガジェット通信からの寄稿依頼を拒絶します その後 - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/08/05
    後日談がありましたか...。でも、やはり、ですね。
  • ガジェット通信からの寄稿依頼を拒絶します - バッタもん日記

    先日のブログ記事『「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない−」』に対して、ガジェット通信編集部より寄稿依頼が来ました。 実は、当ブログへの同編集部からの依頼はこれで三回目です。一回目は「疑似科学が教育現場に入り込む理由」で、二回目は『「奇跡のリンゴ」という幻想 −安物の感動はいらない−』が対象でした。 無名ブロガーとしては、有名メディアから依頼を受けるのは光栄なことであり、知名度向上の絶好の機会と言えます。しかし、私はこの依頼を拒絶します。以前の二回の際は無視しました。今回も無視するつもりでしたが、いい機会なので記事の形で返事をします。 寄稿依頼を拒絶する理由は簡単です。私はこの「ガジェット通信」というメディアを軽蔑しているからです。武田邦彦のようなデマゴーグの文章を掲載し続けるメディアは信用できません。 しかもあろうことか、下記のように「ガジェット通信」は、「奇跡のリンゴ」

    ガジェット通信からの寄稿依頼を拒絶します - バッタもん日記
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記

    引き続き、「奇跡のリンゴ」に対する批判を行います。我ながらよく飽きもせずに書き続けられるなぁ、と思いますが、一年以上温め続けたネタなので、いくらでも書けそうです。もう少し続けます。このシリーズの執筆は、私自身の農学のいい勉強になっております。 1.はじめに 「奇跡のリンゴ」は、農薬を使わないことに加えて、肥料を使わないことも売り文句となっております。厳密にはマメ科作物を植えて土壌に窒素を供給していることを明言しているのですから、これを「無肥料」と表現していいのかは大いに疑問です。もっとも、法的にも学術的にも「肥料」の定義は非常に難しいので、言った者勝ちの面はありますが。 今回は、肥料を使わない農業は可能なのか、ということを考えてみたいと思います。いきなり結論を述べてしまうと、「できない」に尽きます。肥料がなくても農業ができるのならば、なぜそもそもこの世に肥料という物が存在しているのでしょう

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/07/26
    後藤逸男先生の看破した通りですね。無肥料という甘言に惑わされてはいけません。 #EM菌
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作(補足)− - バッタもん日記

    前回の記事では、木村秋則氏が農協の指導を守らず、規定以上に農薬を使用していたとの内容を、書籍(百姓が地球を救う 東邦出版)から引用しました。正確を期すために、対象箇所を広げ、また関連する箇所を含めて再度引用します。言葉足らずで誤解を招く部分があったかも知れませんので。 P35-37 女房が農薬にすごく弱い体質だということがわかりました。 一日畑に出て作業すると、目の縁や耳の後ろ、二の腕の柔らかい部分などがただれて、翌日はいうに及ばず1週間ほど寝込むこともあったのです。 これでは畑に連れていくことはできません。 「お前は来なくていいよ、家にいなさい」 とおやじとふたりで農薬を撒布していました。 わたしたちは男同士という勢いもあり、農協から配られるマニュアルなど横に置いておいて、希釈率は2割増し、3割増しが日常茶飯事。水500リットルに石灰ボルドー500ミリリットル入れるところを、1000ミリ

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作(補足)− - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/06/25
    正直と言えば正直ですが...。
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作− - バッタもん日記

    1.はじめに 引き続き、「奇跡のリンゴ」に対する批判です。 前回述べた通り、木村氏は数字を挙げて実証することに対して消極的な人物です。そして、宣伝に余念がない人物でもあります。実証性に欠ける人物が宣伝を行えばどうなるか。「印象操作」になるのは当然の結果です。事実、木村氏の主張は印象操作にあふれています。 ここで、今回の記事における「印象操作」という言葉の使い方を念のために説明しておきます。「お前のこの記事そのものが木村氏に対する印象操作ではないか」との批判を事前に封じるためです。 私はこの「印象操作」という言葉を、「客観的な根拠を示さずに自己を称賛する、あるいは自己と競合するものを批判することで、第三者に自己に有利な印象を抱くよう誘導する」という意味で用います。 2.検証 今回の検証のために用いた書籍は、「百姓が地球を救う 安全安心なへ“農業ルネサンス”(東邦出版)」です。この書籍は、タ

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作− - バッタもん日記
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    powerbreathing 2013/06/20
    創られた奇跡。「奇跡のリンゴ」にシンパシーを感じる層も人為的に形成されてませんか?