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ブックマーク / okemos.hatenablog.com (32)

  • なぜドナルド・トランプは人気なのか? - P.E.S.

    ドナルド・トランプについてのとある記事を読みまして、下の様なブクマツイートをしました。 トランプ人気の理由は、トランプが反移民・親社会保障という、民主・共和両党の政治家が占めていないポジションを取っているからではないかという記事。特に共和党の金持ちスポンサーは親移民・反社会保障だからな。 / “The conserv…” http://t.co/T2qJSZblXU— okemos (@okemos_PES) August 28, 2015 すると私のツイートにしては珍しく非常に多いRTやお気に入りを受けましたので、その記事で書かれていたトランプの人気の理由について改めてブログで書いてみます。 アメリカの2016年大統領選はその選の投票が行われる一年以上も前の段階ですが、共和党の予備選へ向けた共和党内のレースが非常に盛り上がっています。というか、ドナルド・トランプが非常に盛り上がってます

    なぜドナルド・トランプは人気なのか? - P.E.S.
  • クルーグマン: アベノミクスと利子率 - P.E.S.

    またまたクルーグマンのブログでの日ネタの翻訳です。日の長期利子率の上昇についてアメリカの経済系ブログで色々主張されているようで、クルーグマンがそれについての意見を書いてました。ほんとは昨日の記事なので昨日中に訳せれば良かったんですが、借りてきたAKB0048のDVDを観てたので訳すのが遅くなりましたです。 誤訳とかタイポとかありましたら、コメント欄によろしくお願いします。 アベノミクスと利子率:簡単な手慣らし(専門的) 2013年6月10日 日は金融緩和への長期に渡る方向転換と高めのインフレターゲットを公表している。株価は上昇し(かなり上下はしているが)、円は下がりったが、長期利子率はいくらか高まったくらいだ(まだ非常に低いし)。これには不思議な事だったり、問題だったりするだろうか? リチャード・クー、ニック・ロウ、そしてノア・スミスの全員がこの討論に参加している。なので私も何か言っ

    クルーグマン: アベノミクスと利子率 - P.E.S.
  • クルーグマン: モデルとしての日本 - P.E.S.

    またクルーグマンの翻訳です。日がらみだと訳してしまいますね。クルーグマンはリベラルですが、アベノミクスが上手くいくことを願っています。俺も安倍政権は好きじゃないですが、いい加減日の経済的衰退にはうんざりなので、ほんとにアベノミクスに成功してもらいたいです。 モデルとしての日 2013年5月24日 一世代前、日は経済的模範として広く称賛され、そして恐れられていた。ビジネス書のベストセラーはその表紙にサムライをのせて、日式経営の秘密を教えると約束していた。マイケル・クライトンのそれ*1のようなスリラーは、日株式会社を急速に世界を支配しつつある止められない力として扱っていた。 そして、日は終わりがないような景気停滞に落ち込んでしまい、すると世界の大半はその興味を失ってしまった。主な例外は比較的わずかな経済学者たち、今は連邦準備制度の議長であるベン・バーナンキ(pdf)、そして読者諸

    クルーグマン: モデルとしての日本 - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2013/05/28
    乙です。/"私はアメリカ株が特に理由もないまま20%以上も急に下落したが景気への影響は全くなかった1987年のブラックマンデーを覚えている年寄りだ。"
  • クルーグマン: 初歩だよ、ワタナベ君! - P.E.S.

    なんか東京株式市場が1000円以上急落だそうで。アベノミクスの調整局面とかなんとか適当な事が言われていますが、まあとにかく、影響の大きい事件のようでクルーグマンも自身のブログでコメントしてました。基、金融市場の動きに説明なんかつかないよと言ったうえで、もしつくのなら日銀じゃないかと言ってますが...訳しておいてなんですが、どんなもんなんですかねぇ? 追記:一応書いておきますと、タイトルはシャーロック・ホームズの有名な「初歩だよ、ワトソン君」のもじりだと思われます*1。 初歩だよ、ワタナベ君(ちょっと専門的) 2013年5月23日 さて、まずは出来のよくないジョークを謝っておこう。しかし、日経の7%の急落についていくらか演繹的な分析*2をしておくのが良いかと思った次第だ。 金融市場の大きな動きに関してまず覚えておくべき重要な事は、質的な説明なんてものは全くないのかもしれないという事だ。私

    クルーグマン: 初歩だよ、ワタナベ君! - P.E.S.
  • 経済学者のためのSF - P.E.S.

    なぜだか最近、SF小説お勧めリストがはてなブックマークをにぎわしてます。 読んでいてもたいして良いことはないSF名作私選十作 - 脳髄にアイスピック読んでなくてもヤバくない名作?SF小説10選 - novtan別館読んでおくと良いかも知れない名作SF小説8選 - あざなえるなわのごとし読んでないとヤバイ(?)ってレベルの名作SF小説10選 - デマこいてんじゃねえ! なぜ??とか思っていたら、これがシンクロニシティというやつなのかクルーグマンがノア・スミス氏のブログポストに影響されて、経済学者のためのSF小説をいくつか紹介してました。なのでそれを翻訳、ではなくてそもそものノア・スミス氏の方のポストを訳してみました。 経済学者のためのSF ノア・オピニオン 2013年5月11日 Diane Coyleが「経済学者のための古典作品」と題したブログポストを挙げたところ、ツイッターで誰かが私に「経

    経済学者のためのSF - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2013/05/13
    乙です。
  • クルーグマン:実質残高効果(ウォンキッシュ) - P.E.S.

    ワンモア・クルーグマンです。1930年代のモデル(翻訳)で実質残高効果(ピグー効果)を無視した事についての質問が色々来ていたようで、それに答えてます。ただ、文中の数字は1930年代のアメリカのものでなく、現代のアメリカの数字、だと思います。それからタイトルの中のウォンキッシュ(Wonkish)というのは、ちょっとだけ専門用語を使ってますよ、みたいな意味です。訳すのが手間なので、そのままカナにする事にしました。 追記:残念ながら今のところあまり派手な事になってないので、今日はこれまでとします。 実質残高効果(ウォンキッシュ)  ポール・クルーグマン 2008年12月4日 さらに大恐慌経済学について続けよう。さて、これは私がなぜ実質残高効果を無視した(http://d.hatena.ne.jp/okemos/20081205/1228443877:title=(翻訳)]のかと問う人達への答えだ

    クルーグマン:実質残高効果(ウォンキッシュ) - P.E.S.
  • 我はアシモフ 55.科学論文 - P.E.S.

    1994年に出版された"I.Asimov"からの翻訳です。今回は研究者にとってもっとも重要な論文執筆について(あるいは、執筆できないことについて)と、あとノンフィクションの執筆についてです。アシモフは多作で有名、さらには人に著作数についての執着もあったということなんですが、このI.Asimovにはアシモフの執筆作品リストがついていて、それには469冊が載っています*1。ただし、そのリストには抜けもあるし、さらに92年のアシモフ死後に出版されたものもあるそうで、AsimovonlineのFAQによると500冊以上が出版されているそうです。 追記:kuroseventeenさんに、イタリック部分の指示がそのまま残っていた箇所を指摘していただきました。kuroさん、ありがとうございます!他の方も何か誤訳やタイポなどを見つけたら、連絡をお願いいたします。 追記:12月22日に改訳 55.科学論文

    我はアシモフ 55.科学論文 - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/08/25
    乙です。
  • 我はアシモフ 54. ボストン大学医学校 - P.E.S.

    アシモフの"I.Asimov"から翻訳です。今回はアシモフが勤め始めたボストン大学医学校について。人間関係と、アシモフがダメ研究者だったという話です。 もし誤訳・タイポなどがあれば、いつものようにコメント欄にお願いします。 追記:ssuguruさんから指摘を受けましたので、第六段落の最初の文章を一部訂正しました。 54. ボストン大学医学校 ボストンに移るということは、新しい友達と知人を作るということを意味していた。 デパートメント*1の長であるバーンハム・ウォーカー(Burnham Walker)は、私がやってきた時、49歳だった。彼は物静かなあまりコミュニケートをとらないニューイングランド人で、非常に聡明、そして、その落ち着いたやり方で私の騒がしさを気にしていないように思われた。私は彼のことを気にいったし、彼が私のこの医学校での生活を耐えられるものにしてくれたことを認めておかなければな

    我はアシモフ 54. ボストン大学医学校 - P.E.S.
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    prisoneronthewater 2011/08/22
    乙です。
  • ヨーロッパにおける年齢の決定要因、あるいは耳毛と年齢の関係 - P.E.S.

    opticalさんが訳されたハーフォートのブログポストで、GDPとペニスサイズの間には有意な関係があるという冗談論文が紹介されていました。これは社会科学において、統計の利用は単に技術だけの問題ではないということを主張するためのそれなりにまじめな論文でしたが、統計学者のゲルマンがさらに冗談色のつよい論文を紹介していました。それもGDPとペニス論文はただのワーキングペーパーでしたが、こちらはEuropean Political Scienceというジャーナルにちゃんと載っています。こう書くと「知の欺瞞」事件が思い出されますが、文章からして冗談なのは明らかなので、じゃーなるも冗談論文として載せたんでしょう*1。短い論文なんですが、さすがに全部を訳すのはしんどいので、アブストラクトとイントロダクションだけ訳しました。興味を持った方は原文に当たってみてください。 ちなみにこの訳出部分には耳毛と年齢の

    ヨーロッパにおける年齢の決定要因、あるいは耳毛と年齢の関係 - P.E.S.
  • 我はアシモフ:51.ようやく新しい仕事 - P.E.S.

    もう一年半以上経ってますが、アシモフの自伝、というか回想録である"I.Asimov"からの翻訳です。今回は博士号を取得して大学院を卒業した後、職探しに苦労したけどようやく就職できたよ!という話です。アシモフせんせも若い内は結構苦労してます。 ちなみにこの回想録、アマゾンだと598円です(2011年8月15日)。もしこのが商業翻訳されて出版されても値段が600円なんて絶対ないでしょう。以前は洋書はペーパーバックでも高いなぁという印象でしたが、いまだと日の文庫の方が高くなってしまってますね。 もしなにか誤訳やタイポがあれば、コメント欄にお願いします。 追記:ちなみに一応書いておきますが、この"I.Asimov"は80年代に出たアシモフ自伝I・IIとは別のもので、アシモフが亡くなる少し前に人生を回顧しつつ書かれたものです。自伝としてみるとアシモフ自伝ほど人生の中の物事を詳細に書かれているわ

    我はアシモフ:51.ようやく新しい仕事 - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/08/15
    乙です。
  • 英国暴動の件、あるいは隣の暴動は綺麗に見える事について - P.E.S.

    英国での暴動、俺は特に興味あるわけじゃないのですが、それでも正直、ついこないだの中東でのことについてはソーシャルメディアがどうこうとか持ち上げてたのに、今回は違うんですかとつい皮肉っぽくなってしまいます。*1 そんな時にたまたま下のアメリカ政治学者さんのブログポストを見つけました。同じような事を感じている人も多いのじゃないかと思うので、訳してみました。 身近な暴動は綺麗なものじゃない Seth 2011年8月10日 John Hendricksonからの英国暴動とソーシャルメディアに関するちょっと興味深い意見。 今年初めの中東における蜂起とは違い、英国における今週の暴動とFacebook、Twitterそしてその他のソーシャルメディアプラットフォームとの関係は完全には明らかではない。 [...] ソーシャルメディアについての話を追っていくと、この暴動は一件の射殺事件への直接の反応というよ

    英国暴動の件、あるいは隣の暴動は綺麗に見える事について - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/08/12
    乙です。/遠くの暴動は綺麗な暴動。
  • ユーロ危機についてのさらなるお勉強 (とってもガリ勉的) - P.E.S.

    昨日訳しましたイタリアの債務問題、というかユーロの危機についてのクルーグマンのブログポストの補足がでてましたので訳しておきました。 もし誤字脱字・訳し間違いなどがありましたら、コメント欄にお願いします。 ユーロ危機についてお勉強 (むちゃくちゃガリ勉的) ポール・クルーグマン 2011年8月8日 追記: Paul DeGrauweが数ヶ月前に、多くの証拠と共に同様の主張を行っていた。 昨夜のポストへのさらに理解しにくい補足。 以下が、今、ヨーロッパで起こっているのではないかと私が考えていることだ。市場が債務不履行の可能性をはじき出そうとしているのを想像してほしい。そしてもし債務不履行が起こるなら、国債保有者には多大な損失をもたらすとみなされている。なぜか?債務不履行には「ルビコン河を渡る」的な側面があるからだ。一旦それを行ったならば、政府はその評判について多大な損失をこうむる。ならばついで

    ユーロ危機についてのさらなるお勉強 (とってもガリ勉的) - P.E.S.
  • 自己成就的ユーロ危機?(ちょっと専門的)  - P.E.S.

    イタリアの債務危機問題についてのクルーグマンのブログポストを訳してみました。 もし誤字脱字・訳し間違いなどがありましたら、コメント欄にお願いします。 自己成就的ユーロ危機?(ちょっと専門的) ポール・クルーグマン 2011年8月7日 おそらく明日にはユーロ圏において大きなアクションがあるだろう。よって、簡単な分析を少しばかりしておく。 大きな問題は、イタリア、そして多分スペインの危機を欧州中央銀行による債権購入でコントロール下におくことができるかどうか、なのだろうと考えている。これはこれらの国々の流動性、あるいは支払能力の問題として語られることがよくあるが、私はオブストフェルド風の自己成就危機の可能性を考えた方が良いと思う。(オブストフェルドは固定相場制においての平価切下げを考えていたが、そのロジックは単一通貨圏内での債務不履行にも使うことができる)。 ギリシャのケース、そしておそらくはア

    自己成就的ユーロ危機?(ちょっと専門的)  - P.E.S.
  • 主流派マクロ経済学の信仰喪失 - P.E.S.

    Worthwhile Canadian InitiativeのNick Roweがマクロ経済学の現状について述べていました。とくに驚くようなものはありませんが、あまり長くないので訳してみます。それから、現在のブログデザインだとリンクの有り無しが見分けにくいので、はっきりlinkと書いた部分につけることにしました。 (追記:一部間違っていました。後で修正しますが、今は下のhimaginaryさんのコメントを参照してください。himaginaryさん、ありがとうございます) (追記2:himaginaryさんのコメントを受けた2箇所を修正しました。二つ目のものはともかく、一つ目のModern Monetary Theoristsについては全然知りませんでした。) 主流派の信仰喪失 Nick Rowe 2010年5月17日 (link) マクロ経済学の認識において、第2次世界大戦以来の最大の静か

    主流派マクロ経済学の信仰喪失 - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/07/23
    乙です。/個人的にはMMTなんて自称はけしからんとは思うけれども。
  • エリート大学の価値再考 - P.E.S.

    いまさらなんですが、2月のデビッド・レオンハートの教育関係のブログエントリーを見つけたので訳して見ました。やっぱり教師なので、こういう話は興味があります。 いつものように、もし誤字・誤訳などがありましたらコメント欄にお願いします。 エリート大学の価値再考 デビッド・レオンハート 2011年2月21日 10年前、二人の経済学者、ステーシー・デール(Stacy Dale)とアラン・クルーガー(Alan Krueger)が、エリート大学はその卒業生のほとんどにとって所得の向上の役にはたっていないようだと主張する研究論文を発表した。予想できるように、この論文は非常に多くの注目を集めた。このデールとクルーガーの両氏が研究の新しいバージョンをつい最近終えた。そして、より最近の大学卒業生に加えて40代、50代の人々も含めたずっと多くかつより良いデータに基づいたこの新しいバージョンもまた同じ結論にたどり着

    エリート大学の価値再考 - P.E.S.
  • アメリカの構造的失業の再生と死 - P.E.S.

    しばらく前に現在のアメリカの失業率の上昇は構造的失業率が上昇したからなのかについての議論があり、クルーグマンやデロングなどが構造的なものではなく循環的失業の上昇だと(ゆえに有効需要を高めるべきだ)と主張していましたが、この件についてある種の進展があったそうで、クルーグマンがそのことを説明しているブログへのリンクを張ってました。で、それが面白いなと思いましたのでそのリンク先のブログエントリーを訳してみることにしました。まあ簡単に言うと統計情報の改定があったということなんですが、社会科学のデータは(金融市場からのものなどを除くと)基的にいろんな人たちが情報を集めてまとめたものなので、どうしても一般への提供までに時間がかかる上に、追加のデータが手に入るとその改定が行われます。政府からのデータも同様で、しかも結構大きくデータが改定されてしまうこともあります。そういうのは仕方ないんでよねぇ。 とこ

    アメリカの構造的失業の再生と死 - P.E.S.
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    prisoneronthewater 2011/05/18
    お疲れさまです。/It's macroeconomic policy, stupid!
  • クルーグマン:ギリシャのユーロ離脱 - P.E.S.

    またまたちょっとお久しぶりです。最近の日ではあまり耳にしなくなったような気もしますが、ヨーロッパの周辺国の金融危機はまだまだ続いているようです。クルーグマンがギリシャのユーロからの離脱について2続けてエントリーを書いてましたので、その2を訳してみました。で、クルーグマンの結論は... ギリシャはユーロを離れるか?2011年5月10日 Mark Weisbrotに賞賛を。彼は口にされざることを口にして、ギリシャのユーロ離脱の要を説いたのだ。 私は彼が述べたことの大半に同意するが、しかしそれをどう行うかについてはなにかを述べる準備がまだない。これはいくつかの理由による。まず第一に、アルゼンチンが正しい参考となる対象だということには同意するのだが、不完全な参考対象でもある。アルゼンチンは変更不能なペッグをおこなっているとはされていた。だがそれでもまだペソ紙幣を流通させていたので、ペッグから

    クルーグマン:ギリシャのユーロ離脱 - P.E.S.
  • スキル向上による平等促進のためのポスト人種戦略 - P.E.S.

    少し前にクルーグマンの、賃金格差の問題はスキルだけを言っていても解決しないんだよというコラムを訳しましたが、そこでも書いたようにアメリカでは格差等の経済問題の解決策が求められる時、決まって言われるのがスキル、あるいは教育です。いろんな経済学者がその研究内容をあまり難しくない形で紹介するVOXというブログがありまして、そこにまさにそういったスキルの重要性を述べるエントリーが上がってましたので訳してみました。 スキル向上による平等を促進のためのポスト人種戦略 James J. Heckman 2011年3月20日 黒人と白人と間の格差はアメリカ社会の変わらない特徴である。この格差は人種差別というアメリカの問題のある歴史を思い出させ続けている。市民権運動から40数年たっても、アフリカアメリカ人の大部分にとって経済的そして社会的改善は痛々しいほどに緩慢である。 黒人男性の稼ぎは白人男性よりも25

    スキル向上による平等促進のためのポスト人種戦略 - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/03/22
    乙です。
  • 市場には扱えない危機  - P.E.S.

    今週一杯は時間があるので、日がらみの経済学関連記事などを翻訳することにしたのですが、なかなかうまく良いものが見つかりません。なのでもろ経済学ではないですが、ニューヨークタイムズに載った原発危機と市場についての記事を訳すことにしました。そんなに深いことや新しい情報があるわけでないですが、読み物として面白いのではないでしょうか。 もしタイポ・誤訳などがありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:kuroseventeenさんに指摘されて、一点修正しました。ありがとうございました。 市場には扱えない危機 ジェフ・ソッマー 2011年3月19日 リスクというものは、後から振り返れば明らかなものだ。 東京電力は福島第一原発を、およそ40年前に、大地震にも耐えられるように建設した。しかし、3月11日に起こったマグニチュード9.0に耐えられるほどにではなかった。あるいはその後に続いた津波には。そし

    市場には扱えない危機  - P.E.S.
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/03/21
    乙です。
  • 日本の地震・津波のマクロ経済的影響 - P.E.S.

    昨日のブログエントリーでも軽く触れたIlan Noyによる災害の経済学のまとめです。原発事故さえこれ以上悪化しなければ、日経済の成長率についてのインパクトは長期的にはあまりない、という事になるのでしょうか。しかし、被災した現地への影響については長引くかもしれないと。ただ文中で言われているように、今回の地震・津波の影響は(原発はこれ以上悪化しないとしても)先進国としては未曾有のレベルなわけで、この点はちょっと懸念してしまうところですが。 いつものようにもしタイポ・誤訳などがありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:ayakkaさんがこのエントリーへのJames Hamiltonの追記となるエントリーを訳されました。 日の地震・津波のマクロ経済的影響 by Ilan Noy 過去14ヶ月間、我々はいくつもの非常に大きな地震を見る事になった。それはハイチ(2010年1月10日)の地震に

    日本の地震・津波のマクロ経済的影響 - P.E.S.