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ブックマーク / www.shinmai.co.jp (35)

  • 長野五輪 企業派遣のボランティア「業務命令出張」扱い 労基局指導 (1997年12月19日掲載)

    <労基局指導、企業負担保険加入へ> 長野労働基準局はこのほど、長野五輪の際に県内各企業が従業員をボランティアとして派遣するのは「業務命令に基づく出張」にあたるとして、長野冬季五輪組織委員会(NAOC)と企業に対し「ボランティア」が業務であることを明確にするよう指導した。だが「万一の場合、労災保険だけを頼りにできない」との不安から、ボランティア確保などにあたる「五輪ボランティア推進幹事会」(事務局・県経営者協会)は十八日、長野市内で企業担当者を集めて会議を開き、派遣される従業員全員を対象に企業負担で任意保険に加入することを決めた。 NAOCなどによると、従業員五十人以上の企業を中心に、県内約百十社が大会期間などにボランティア三千人以上を派遣する。ほとんどが、大会関係者を選手村から競技会場などへ輸送する役割。仕事は早朝から深夜に及び、雪道での事故が心配される。 労基局は「企業が従業員を派遣する

  • 川上の外国人実習生 入管、受け入れ停止処分 組合解散決定|信濃毎日新聞[信毎web]

    レタスなど高原野菜の栽培が盛んな長野県南佐久郡川上村で、国の制度に基づき農作業に携わる外国人技能実習生を受け入れていた「川上村農林業振興事業協同組合」が9月、東京入国管理局から5年間の受け入れ停止処分を受け、11月の臨時総会で解散を決定していたことが1日、関係者への取材で分かった。 同入管は取材に「必要な措置を講じた」とし、処分の理由を明らかにしていない。同組合の役員の1人は取材に、実習生の在留資格で来日したのに農作業に携わらない者がいたなどの問題があったためと同入管から説明を受けたとしている。 日弁連は1日、川上村内で高原野菜生産などに携わった中国人男性が書いたとされる、人権侵害を訴える2012年10月の投書を基に独自に調査した結果を公表した。 報告書によると、実習生などの在留資格で来日した中国人の中に、農作業には関わらずにほかの実習生を管理する「班長」という立場の者がいた。また、

    川上の外国人実習生 入管、受け入れ停止処分 組合解散決定|信濃毎日新聞[信毎web]
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    pycol 2014/12/03
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 足入れ型浮輪禁止の動き 県内公営プール、茅野の事故受け

    県内の公営プールで、底面に脚を入れる穴が開いた幼児用の「足入れ型浮輪」の使用を禁止する動きが出ている。茅野市営プールで1日、足入れ型を使っていた大阪府の男児(4)が溺れて意識不明になった事故を受け、同市や諏訪市が相次いで市営プールでの使用を禁止。松市の施設も昨年末から禁止に踏み切った。転覆すると脚が抜けにくく、混み合う場所では危険―との判断だが、「禁止までは踏み込めない」とする施設もあり、対応は割れている。 事故は1日午後、茅野市営プール内の流水プールで起きた。市や消防などによると、男児は親や親戚と旅行中で、持参した足入れ型の浮輪を使い、子どもたちだけで遊んでいて転覆し、溺れたとみられる。 事故を受け、市は2日から足入れ型浮輪の使用を禁じる掲示を出した。プールの運営を受託する都内の企業の担当者は「ひっくり返ると脚が抜けず、自力で起き上がれなくなる危険がある。安全管理を徹底するには使用

    pycol
    pycol 2013/08/08
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 北陸新幹線の列車名「あさま」残そう 佐久市議や市職員が訴え

    佐久市議や市職員計23人は22日、2015年3月に金沢まで延伸する北陸新幹線の列車名について、現行の「あさま」を残すよう呼び掛けるビラを、同市のJR佐久平駅前とイオンモール佐久平で配った=写真。北陸新幹線の列車名は、JR東日(東京)とJR西日大阪市)が、30日まで募集している。 「延伸開業後も列車名に、『あさま』を残そう!」と書かれたビラを、駅利用者や買い物客に手渡した。中には、「名前が変わるんですか」と聞く人もいて、「今後の存続は不透明なので、地域全体で名前に愛着を持っていることを伝えましょう」と訴えた。 ビラ配りは佐久市議会高速交通網特別委員会が提案し、市にも協力を呼びかけた。同委員会の花岡茂委員長(75)は「浅間山は佐久地域の誇りであり、新幹線『あさま』の名前も長く親しまれてきた。名前はぜひ残したい」と話した。24日も、佐久平駅などでビラ配りを予定している。 06月23日(

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 松本空港とJR穂高駅結ぶシャトルバス運行へ

    県営松空港(松市)とJR穂高駅(安曇野市穂高)前の安曇野市観光情報センターを結ぶ「シャトルバス」の運行が来月5日から始まる。同市内のタクシー会社4社でつくる運営協議会が運行して、乗客が少ない場合など状況に応じて市観光協会が費用の一部を補助する。同空港から安曇野に観光客を呼び込むための2次交通としてだけでなく、地元の空港利用を促す狙いもある。 ことしは試行期間として観光シーズンに合わせ7月5日から10月28日まで金、土、日、月曜日の限定でジャンボタクシーを走らせる予定。完全予約制(乗車日の前日午後5時まで受け付け)で、片道700円(小学生未満は無料)。 同空港発着の札幌、福岡両路線のダイヤに合わせて、1日2往復する。同センター発が札幌便搭乗に合わせた午前11時と福岡便搭乗に合わせた午後2時50分の2便。同空港発が福岡便到着に合わせた午後0時10分と札幌便到着に合わせた同4時25分の2

  • 南長野をパルセイロ色に JC「地域でチーム支える」|がんばれ!信州サッカー|信濃毎日新聞

    南長野青年会議所(JC)は8日、長野市の篠ノ井駅から日フットボールリーグ(JFL)AC長野パルセイロの拠地の南長野運動公園総合球技場(篠ノ井東福寺)へ向かう県道沿いの街灯50にチームカラーのオレンジ色の旗を取り付けた。「オレンジ化計画」と称して地域ぐるみでチームを支え、地域活性化につなげる狙い。 旗は縦80センチ、横60センチ。Jリーグ昇格への願いを込めて「あすはJ!!」と書いた。購入費用約20万円は地元の住民自治協議会が負担した。 南長野JC、自治協関係者、サポーターなど計約30人が手分けして作業。チームからは丹羽洋介社長(72)、下村悠太選手(23)、堤隆裕選手(23)らが駆け付けた。 計画は昨年度始まった。今回の作業で駅から国道18号バイパスまでの約1・5キロがオレンジ色でつながった。参加したサポーター団体代表で団体職員の古川康平さん(40)=長野市川中島町=は「チームを地域で

    南長野をパルセイロ色に JC「地域でチーム支える」|がんばれ!信州サッカー|信濃毎日新聞
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 長野電鉄、子ども向けに電車の運転体験 

    長野電鉄(長野市)は5日、普段運行している電車「3500系」の運転席に子どもが座り、実際に電車を走らせるイベントを、須坂市の須坂駅構内で開いた。子どもたちは真剣な表情でハンドルを握り、現在は使われていない駅構内の線路で1人約200メートルずつ運転した。 長野市や須坂市、横浜市から来た小中学生の男女計16人が挑戦した。同社の運転士経験者が発進やブレーキといった操作を教えた。子どもたちは2両編成の3500系に乗り込み、順番に運転士の物の制服や帽子、手袋を身に着け、運転席に座った。 運転士経験者が付き添い、子どもが自ら「出発進行」の掛け声とともに汽笛を鳴らし、ハンドルを操作して発車させた。時速十数キロまで上げ、線路沿いの目印に合わせてブレーキをかけ、100メートルごとに停車させる操作を体験した。 長野市綿内小学校4年の金子林太郎君(9)は電車の運転士になるのが夢。「目印に合わせて止めるの

  • 信濃毎日新聞[信毎web] しなの鉄道169系、惜しまれラストラン 

    全国で唯一しなの鉄道(上田市)だけで走っていた旧国鉄時代からの車両「169系」が29日、軽井沢(北佐久郡軽井沢町)―屋代(千曲市)間の特別列車での運行を最後に老朽化で引退した。1968(昭和43)年に旧信越線横川―軽井沢間の碓氷峠の急勾配を走れる電車として誕生した。ラストラン出発式などがあった軽井沢駅には千人弱が詰め掛け、沿線からも多くのファンが見守った。 169系は県内を中心に使われ、しなの鉄道では開業した97年から使ってきた。主に朝の快速列車として運行した。ことし3月のダイヤ改正で通常運行を終了した。 出発式で、しなの鉄道の藤井武晴社長(68)は「(169系は)大きな故障もなく、地球と月の間を7往復分走った」と述べた。午後4時20分、軽井沢町の軽井沢中部小学校吹奏楽部が演奏する中、軽井沢駅を出発した。 最近は3両や6両での運行が多かったが、特別列車は、同社所有の全車両を連結し、

  • 信濃毎日新聞[信毎web] リニア駅、遺跡回避で調整 飯田線、新駅検討も

    2027年に東京―名古屋間で開業を目指すリニア中央新幹線の県内中間駅の設置場所について、JR東海と飯田市、県などが同市のJR飯田線元善光寺駅の南東に広がる恒川(ごんが)遺跡群を避ける方向で検討していることが29日、複数の関係者への取材で分かった。その場合、リニア駅は元善光寺駅の南西側に設置されるのが有力。元善光寺駅から遠くなるため、リニア駅と飯田線を近接させる新駅の設置も検討されることになりそうだ。 関係者によると、リニア駅は元善光寺駅の南西の同市座光寺―上郷一帯にほぼ東西に設置される見通し。駅に近接して保守設備、天竜川東方の下伊那郡豊丘村方面には変電所が検討されているという。 県考古学会がことし1月、JR東海に同遺跡群の保存を求めた際、JR東海側は遺跡群全域の回避と、飯田市などが望むリニア駅と飯田線の近接は折り合いをつけるのが難しいとの認識を示していた。 市教育委員会によると、同遺

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 100年前の言葉はっきり 岡谷市内で明治・大正の辞書発見

    岡谷市川岸東の宮沢紀子さん(71)の自宅の土蔵から、三省堂(東京)が1911(明治44)年に発行した国語辞典「辞林」と、15(大正4)年発行の漢和辞典「漢和大字典」が見つかった。同社によると当時、辞書は高価で、一般家庭に良好な状態で保存されているケースは珍しいという。古びたページから、約100年間の言葉の移ろいを知ることができる。 宮沢さんがことし1月、土蔵を整理していたところ、戸棚から見つかった。宮沢さんの夫の曽祖父は地主だったというが、購入の経緯ははっきりしないという。 2冊とも、表紙や中身に破れはなく、字もはっきり読める。このうち辞林は1661ページ。「総理大臣」を引いてみると「内閣総理大臣の略言」のほか「何も彼(か)もの世話を焼く人をあざけりていふ語」との表記も。「自動車」は「形は殆(ほとん)ど馬車のごとく、瓦斯又(ガスまた)は電気発動機を装備し…」。カタカナ語は「タイヤ」(ゴ

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 須坂に上杉景勝の書状 旧家で発見 家臣の戦功たたえる内容

    須坂市中心部に残る明治初期建築の旧家「小田切(おたぎり)家」で10日までに、越後(今の新潟県)を拠点としていた戦国武将上杉景勝が家臣に宛てた書状が見つかった。幕末から明治にかけて書かれた書物にこの書状についての記述があるが、原がどこにあるかは分かっていなかった。書状は景勝が現在の大町市周辺で戦功を挙げた家臣をたたえた内容。市の依頼で内容を調べた信州大副学長の笹正治教授(日中世・近世史)は、景勝は当時、今の松地方で豊臣秀吉らと勢力争いをしていたとし、「当時の信州の政治情勢を研究する上で大変貴重な史料」と話している。 小田切家は、幕末から明治中期にかけて活躍した製糸家小田切辰之助(1839~1904年)が建てた。須坂市が昨年6月、須坂の歴史を象徴する建物として辰之助の子孫から購入。屋内に残された古文書や民具も買い取って調査していた。 書状は横約36センチ、縦約26センチで、1583

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 中軽井沢図書館、来館1万人 開館1週間あまりで

    北佐久郡軽井沢町のしなの鉄道・中軽井沢駅前に1日開館した町立中軽井沢図書館の利用者(来館者)が、7日までの1週間で延べ約1万人に上った。同図書館は「町民でなくてもを借りることができるのに加え、記念イベントや目新しさ、市街地・駅前にある利便性、新館開館まで既存の町立図書館(現・離山図書館)が4カ月近く休館だった反動などが重なった」と分析している。 利用者は、出入り口にあるセンサーで集計。元NHKアナウンサーの青木裕子館長(62)の朗読会をはじめイベントがあった1、2日は、各2982人、2133人。その後5日間は、最も少ない5日が778人、最多の7日は1027人。7日間の総計は9794人だった。 7日間の合計で新規登録者は569人。貸し出し利用者は延べ1454人、貸し出し冊数は5153冊。しなの鉄道で小諸市から訪れたグループ、群馬県嬬恋村から訪れた人がいた他、軽井沢に別荘を持つ東京の人も

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 長野以北 35億円合意 県とJR 並行在来線譲渡交渉

    阿部守一知事は29日、JR東日の冨田哲郎社長と県庁で会談し、2014年度末の北陸新幹線金沢延伸でJRから経営分離される長野以北並行在来線(JR信越線)の県内分の鉄道資産と車両について、35億円余で譲り受けることで合意した。県が推計した70億円程度の半額。長野―妙高高原(8駅・37・3キロ)の経営を引き継ぐ県の第三セクター、しなの鉄道(上田市)が購入主体となり、34億9700万円を占める鉄道資産取得費は県が全額補助する。 会談は冒頭を除き非公開。阿部知事や県企画部によると、これまでの交渉で県側は、地域鉄道運行には過大とする長大なホームや引き込み線などの資産について譲渡価格から差し引くことなどを求め、今回の価格で合意した。 知事と冨田社長は、JR側が▽開業までに鉄道施設を整備(約25億円)▽しなの鉄道への出向者の人件費を一部負担(約1億円)―など4項目(計約44億円)の支援策=表=を実施

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 被害者の実名 思いを共有するために

    アルジェリアで起きた人質事件で政府は、被害者の氏名の発表を渋っている。 世界を揺るがせた事件である。手口は残忍極まりない。 どんな人が巻き込まれ犠牲になったかの情報は、事件当の姿を知る上で欠かせない。テロ対策を進めるためにも必要だ。可能な限り早いタイミングで氏名を公表するよう政府に求める。 「日揮の皆さんと相談して、公表は避けていただきたいとのことだった」。公表しない理由を問われ菅義偉官房長官は述べている。 亡くなった人、辛くも命を取り留めた人、その家族…。厳しい状況を強いられた人たちだ。取材、報道によってさらなる負担をかけるのは、何とも忍びない。 こんな中で、実名発表を求める趣旨の社説を書く必要が当にあるのか―。楽屋話をお許しいただけば、論説委員の会議でも問題提起があった。 それでもここでは、実名発表を求めたい。いちばんの理由は、事件の実態に迫るのに欠かせない情報だと思

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 望月高の男子、女子刺す 殺人未遂容疑で逮捕

    17日午後5時34分、県立望月高校(佐久市望月、生徒数189人)の男子生徒(17)から、携帯電話で「女の子を刺した」と110番通報があった。佐久署員が同校へ駆け付けると、同校の女子生徒(15)が首の左側を切られており、同6時17分に校舎3階の教室にいた男子生徒を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、男子生徒は「殺すつもりで刺した」と容疑を認めている。 女子生徒は救急車で市内の病院に運ばれたが、意識はあり、命に別条はないという。 逮捕容疑は同日午後5時半ごろ、同校昇降口で東信地方に住む女子生徒に刃物で切りつけ、殺害しようとした疑い。県警少年課によると、凶器は果物ナイフ。同署が詳しい動機を調べている。 県教育委員会によると、男子生徒と女子生徒は同じ文化系の部活に所属し、この日も練習に参加。事件は練習を終えた後に起きたという。 県教委によると、県内の高校で生徒が生徒を刃物で切り付

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 長野電鉄屋代線の鉄道施設、沿線3市譲渡受け入れへ

    3月末で廃止された長野電鉄屋代線(屋代―須坂、24・4キロ)の鉄道施設について、長野市と須坂市、千曲市の沿線3市は無償譲渡を受け入れる方針を決めた。26日に長野電鉄(長野市)と基協定を結ぶ。3市はいずれも線路敷地を遊歩道、自転車道とし、駅舎は休憩所にしたり、駐車場や駐輪場などに活用したりする計画で、譲渡は2013年度中に完了する見込みだ。 長野市の鷲沢正一市長が18日の市議会12月定例会の閉会あいさつで「利用方針がまとまったことから譲渡を受け入れる」と表明。須坂市の三木正夫市長も、同日に閉会した市議会12月定例会で受け入れる考えを明らかにした。協定の締結は長野市役所で行い、3市の市長と長電社長が出席する。 長野市交通政策課によると、基協定書には、譲渡を受ける鉄道資産や不要物の撤去といった譲渡を受ける際の条件を盛る。今後、基協定をもとに各施設について詳細な協定を結ぶ方針。昨年秋の長

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 羽田国交相、出馬断念へ 衆院長野3区 民主の脱世襲徹底で

    衆院選長野3区への転身出馬の意向を示していた羽田雄一郎国土交通相(45)=参院県区=が、民主党の「脱世襲政治」徹底を受け、次期衆院選への立候補を断念する方針を固めたことが19日、複数の関係者への取材で分かった。県連や支持者らと最終調整を図った上で、20日にも記者会見で正式発表する見込みだ。 党公認が得られない場合、無所属でも出馬する意向を周辺に示していた羽田国交相の出馬断念で、3区の選挙構図は大きく変わることになる。県連は地元の意向も踏まえ、早急に別の候補選定と公認手続きに入るとみられる。 16日の衆院解散で引退した父の羽田孜元首相(77)の後援会「千曲会」は19日、東御市内で後継を選ぶ検討委員会を開き、長男の雄一郎氏を「3区の後継として最適任」と全会一致で決定。同氏は同日夜、信濃毎日新聞の取材に「後援会の決定に感謝しているが、党や一線で戦っている同志(同党の衆院選立候補予定者)に迷惑

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 飯田の遠山森林鉄道、40年ぶりに機関車走る

    遠山郷と呼ばれる飯田市上村、南信濃両地区で木材運搬などに使われた遠山森林鉄道の復元に取り組む「夢をつなごう遠山森林鉄道の会」は17日、同市南信濃木沢の多目的施設「梨元ていしゃば」に復元したレールに機関車を走らせた。県内外から会員ら約50人が集まり、約40年ぶりに走る機関車を見守った。 昨年1月に結成された同会の活動報告会に合わせて試運転をした。レールの長さは約100メートル。ディーゼル機関車に乗り込んだ副会長の松下勇さん(60)=飯田市南信濃=がエンジンをかけてアクセルを踏み込むと、機関車はゆっくりと前進。見守った会員らから拍手が起こった。 営林署員として鉄道の保線に携わった白沢秋人さん(83)=同=は「もう一度動くのを見るのが夢だった。みんなで協力したからできた」と感慨深げに話した。 約400メートルを目標にさらにレールを延ばす予定だ。会長の前沢憲道さん(64)=同=は「鉄道ファン

  • 信濃毎日新聞[信毎web] AC長野パルセイロ、薩川監督との契約更新せず

    JFLのAC長野パルセイロが、薩川了洋監督(40)と来季の契約を結ばないことが7日、分かった。既に薩川監督には通告しており、選手やチームスタッフにも同日、伝えた。薩川監督は18日のリーグ最終戦まで指揮を執り、今季限りで退任する。後任は未定。 薩川監督は就任3年目。1年目にチームを北信越リーグ1部からJFL昇格に導き、2年目の昨季は、JFL新規参戦チームでは過去最高となる2位の好成績を残した。今季は天皇杯全日選手権でJ1札幌を破り、リーグ戦でも2試合を残して既に3位以上を確定させた上、優勝の可能性も残している。 クラブ幹部は監督交代の理由について「成績は申し分ない。来季以降のクラブのビジョンを考えて総合的に判断した」としている。 静岡県出身の薩川監督は、横浜フリューゲルスと柏レイソルでJリーグ通算311試合に出場。2005年に現役引退し、柏の普及部コーチなどを経て08年にAC長野のコ

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 大町の「塩の道博物館」、運営会社が解散 有志ら存続の道を模索

    大町市の市街地観光の拠点になっている旧塩問屋「塩の道博物館」の運営会社が、経営難などから10月に解散した。博物館は今も開館しているが、所有者との正式な賃貸契約がない状態で、市が同社に委託していた併設の「流鏑馬(やぶさめ)会館」の運営も宙に浮いている。30年にわたって市民の手で保存してきた貴重な歴史遺産だけに、有志らは存続の道を模索している。 建物は、江戸時代に日海と松地方を結ぶ「塩の道」(旧千国街道)の中継点として塩問屋を営んだ平林家の母屋と土蔵群だ。1980(昭和55)年に取り壊し計画が浮上し、81年に保存を望む市民らが「大町の歴史的環境を保存する会」を結成。82年に有志が株式会社「塩の道博物館」を設立し、資料展示施設として開館した。 2000年になって市が土蔵の一つ、みそ蔵を買い取って市内の神事「子ども流鏑馬」を紹介する流鏑馬会館に改装。同社は、博物館との一体運営を前提に同会館