東京都内のインフルエンザの患者が、ことしに入って急激に増え、今後、大きな流行になるおそれがあるとして、東京都は17日、インフルエンザの流行注意報を出して、うがいや手洗いなどの予防に努めるよう呼びかけています。 東京都によりますと、今月13日までの1週間に、都内の411の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は、1施設当たり14.3人になりました。 これは前の週の4倍以上に増えていて、ことしに入って急激に患者の数が増えています。 このため東京都は今後、大きな流行になるおそれがあるとして、17日、インフルエンザの流行注意報を出しました。 流行注意報が都内に出るのは去年と比べて1週間早いということです。 東京都によりますと去年までの5年間では、1月下旬から2月上旬にかけて患者の数がピークを迎え、注意報よりも高いレベルの警報を出しているということで、うがいや手洗いを徹底するほか、部屋の換気など