並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 140件

新着順 人気順

"玉置 豊"の検索結果81 - 120 件 / 140件

  • アフリカのコンゴまで牙のある怪魚ムベンガを釣り行った若者の話

    趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:制限時間5分で競うオリジナルラーメン選手権 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ムベンガ釣りは若いうちじゃないと行けない 最初に話を聞いたのは、20歳のフリーターである辻航希さん。そのヤンチャっぽい見た目に反して、なんだか恥ずかしそうに小声で旅の話をしてくれた。 後から聞いたらかなりの人見知りで、初対面の人に対しては声が小さくなるのだとか。でも釣りたい魚がいるならアフリカ大陸だって行ってしまう行動力を持つ。 タイ、モンゴル、スペインにも釣り旅行にいっているけど、コンゴが圧倒的に大変だったそうです。 そして辻さんと一緒に旅をしたのが、当時まだ19歳だった大学生の菅野慈さん。 辻さんは三重県、菅野さんは青森県と離れた場所で育ち、1

      アフリカのコンゴまで牙のある怪魚ムベンガを釣り行った若者の話
    • ナポリのジェノベーゼは本当に茶色いのかを確かめたい

      趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:インドのフカフカしたパン、パロッタが好き過ぎて作りたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 茶色いジェノベーゼは2019年の期間限定メニューだった サイゼリヤで食べた茶色いジェノベーゼの写真を探して確認したところ、2019年3月の話だった。誰かのツイートで変わったジェノベーゼがあると知って、いそいそと食べに来た覚えがある。確か「サイゼリヤのメニューには、知る人ぞ知る本場の味がシレっと混ざっている」と話題になっていた頃だ。 メニュー表には、ジェノバの緑色をした「ペストジェノベーゼ」と、ナポリのマンマからだという茶色い「ナポリジェノベーゼ」の二種類が載っていた。 サイゼリヤのサイトを確認したら、当時のプレスリリースが残っていた(こ

        ナポリのジェノベーゼは本当に茶色いのかを確かめたい
      • ピーマンの肉詰めは面倒なので、パリピな生ピーマンの肉詰めを作った

        趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:世界最小級のイカ、ヒメイカを観察したい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 君たちはどうピーマンを食べるか 家庭菜園をやっている畑に行ったら、母親が植えたピーマンがたくさんできていた。 今でこそ独特の苦みが好ましいのだが、子供の頃に苦手だったからなのか、ピーマンを使った料理というものを余り知らないで育った。どうしようかなと毎年迷う。 今日の豆知識、ピーマンはナス科です。 ピーマンといえば、やっぱり肉詰めだろうか。青椒肉絲は切るのが大変だし、焼肉のときはいつのまにか焦げている。 だがピーマンの肉詰めという料理は、挽肉だけで作るハンバーグよりも工程が多いし、焼いているときに肉とピーマンが離れてしまったり、中心まで火が通らなかったり

          ピーマンの肉詰めは面倒なので、パリピな生ピーマンの肉詰めを作った
        • 花オクラはオクラの花じゃないことを確かめる

          趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ほやの魚醤「ほやンプラー」は臭くない、すごくうまい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 オクラの花は美しい とりあえず昨年の話から。 母が世話をしている家庭菜園には毎年場所を変えつつオクラが植えられており(連作障害対策)、夏になると採り放題、食べ放題モードに突入する。ありがたや。 私の背丈を超える育ちっぷりのオクラ。 オクラはロケットのように上向きに実がなる。 たくさん実がなるのだから、当然花もいっぱい咲いている。世の中には花オクラという食材があるらしいので、試しにオクラの花を食べてみるかと収穫してみた。 5枚の花弁は淡い可憐な黄色で、中心部分は鮮やかな濃い紫。とてもきれいだが食材としてはピンとこない。その大きさや美しさから、

            花オクラはオクラの花じゃないことを確かめる
          • 海で摘むところから海苔を手作りした(デジタルリマスター版)

            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:浜名湖の奇跡、流れてくるクルマエビを船上から網ですくう『えびすき漁』体験 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 海へノリを摘みに行く ノリを摘むには潮が引いている時間に海へ行く必要があるということで、干潮にあわせて仕事帰りのKさんに車で迎えに来てもらい、この時期にノリが摘めるという場所へと向かう。 車中、Kさんは「俺はどうしても蜜蜂が飼いたいんだ!養蜂がしたい!」と熱く語っていた。マンション暮らしなのでさすがに躊躇しているらしいが。 着いた所は、釣りをしに何回か来たことがある場所なのだが、ノリを摘めるような場所ではないはずだ。本当に大丈夫なのだろうか。 現場帰りのKさん。この海へと降りるための足場は、Kさんが組んだものではない。

              海で摘むところから海苔を手作りした(デジタルリマスター版)
            • うっかり植えられたひょうたんで徳利を作ってみる

              趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:台湾の石門金剛宮で地獄を楽しむ > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 せっかくなので、ひょうたんを育てる さっそく畑へと様子を見に行くと、キュッと腰のくびれたトランジスタグラマーな瓜の赤ちゃんが実っていた。 これは確かにひょうたんだ。園芸店の店員も言い訳できないフォルムである。 病院で赤ちゃんを取り間違えるドラマやマンガはよくあるけれど、まさか実際に起こるなんて。ひょうたんでよかった。 醤油の入れ物にしたい。 無事に返金はしてもらったそうだが、もう今から苗を植え直すのは間に合わないので、そのままひょうたんを育てさせてもらうことにした。 それにしてもひょうたんか。人生で一度くらいはお酒を入れる徳利を作ってみたかったのだが、そのため

                うっかり植えられたひょうたんで徳利を作ってみる
              • かんすいの代わりに木灰を使う、伝統製法の沖縄そばを自作したい

                趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:花オクラはオクラの花じゃないことを確かめる > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 石垣島で出逢った木灰そば 話は2015年まで遡る。 沖縄の石垣島でおこなった『日本最南端の麺文化「八重山そば」』の取材を通じて、昔の八重山そば(沖縄そばの兄弟みたいな存在)は、かんすいではなくガジュマル(木の種類)などの灰を浸けた水で麺を打っていたという話を複数の方から伺った。 灰に含まれる炭酸カリウム等のアルカリ成分が水に溶けだすことで、かんすいの役割をするのだろう。 その古式製法の麺が今も食べられる店はないかと検索してみると、島内に見つかったので訪れてみた。 最近できた木灰押しの店なのかな。「くわっちー」はごちそうという意味。沖縄行きたい。 確

                  かんすいの代わりに木灰を使う、伝統製法の沖縄そばを自作したい
                • ちいさい柿みつけた

                  趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:佐渡島の伝統行事「アブラメ釣り大会」の謎に迫る > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ちいさい柿みつけた 佐渡島にあるエーコープ金井店(マンタを買った店)は地元の食材に力を入れていて、魚介類だけでなく野菜や果物の品揃えも素晴らしい。 この日もなにか変わったものはないかなと探索していたら、すごく違和感を感じる商品が並んでいた。 ピンポン玉よりも一回り小さく、オレンジ色のつるっとしている。一瞬小型のミカンかミニトマトなと思ったが、よく見たら超小型の柿だった。こんなのあるのか。 柿に見えないですよね。 商品名は「ベビーパーシモン」。どこで区切るか迷ったが、「ベビー:パーシモン(カキの英語)」ということなのだろう。 「平核無」をミニチュ

                    ちいさい柿みつけた
                  • 四万十川のブルーギルならうまいのか(デジタルリマスター)

                    趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:唐辛子をヨーグルトに漬けて干して揚げるカードチリを作ってみる > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 こう見えても四万十川育ちです。 ブラックバスという名前なら聞いたことがあるだろうか。ここではブルーギルをブラックバスの親戚みたいなものだと捉えていただければと思う。 はるばるアメリカからやってきたのだが、文字通り「水が合った」らしく、日本中で増えすぎてしまった。そして現在は、本来の生態系を壊す恐れがあるとして、法律で特定外来生物という飼ったり放したりしてはいけない魚に認定されている。 味については、泥臭くてあまり美味しくないというのが日本での一般的な評価だと思うのだが、実際に食べたことのある人の話を聞いた事がないのでなんともいえな

                      四万十川のブルーギルならうまいのか(デジタルリマスター)
                    • シュークリームにフルーツを挟む

                      趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:火おこしワークショップで発火チャレンジ! > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 窯だしパイシューのクリーム量がすごかった こちらが私が目を、そして心を奪われたシュークリームである。 不二家、やるときはやるんだね。 これはもう白い巨塔だ。 「窯だしパイシュー」という普通の名前でこのクリームの量ってどういうことだ。シューのフタがサンバの衣装くらい小さいぞ。 不二家に並ぶどんなケーキよりも、圧倒的な存在感。なんだこれ、シュークリーム界のラーメン二郎か。 もちろん買って帰った。 そして真横から眺めて、フタの閉まらなさに鳥肌が立った。 ただ冷えたショーケースに並んでいたピンピンの状態に対して、箱に保冷剤を入れてもらったものの帰宅中にどうし

                        シュークリームにフルーツを挟む
                      • 唐辛子をヨーグルトに漬けて干して揚げるカードチリを作ってみる

                        趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ハラペーニョサブスク生活 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 カードチリとは何か カードチリのカードはヨーグルト、チリは唐辛子。唐辛子をヨーグルトに漬けて、干して、油で揚げたインド料理だ。 そこまで辛くないので私でも食べられる。サクサクで風味がとても豊か。単体で食べるものというよりは、料理の付け合わせにするものなのだろう。 葉菜でいただいた手作りのカードチリ。レギュラーメニューではないのでご注意を。 おいしいミールス(南インドの定食)といただきました。食べたレポートはこちら。 カードチリを作ってみる 葉菜、ケララの風モーニング、とら屋食堂などのインド料理店に伺った作り方で、カードチリに挑戦してみた。 ハラペーニョを洗ってから包

                          唐辛子をヨーグルトに漬けて干して揚げるカードチリを作ってみる
                        • キュウリウオでかっぱ巻きを作りたい

                          趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:北海道でシシャモが釣りたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 キュウリウオは独特の匂いがある 北海道でシシャモを狙っていたら立派なサイズが何匹か釣れたキュウリウオ、キュウリウオ目キュウリウオ科の海水魚。産卵のときは川を遡上する。 ワカサギ、アユ、シシャモなどがキュウリウオ科の魚で、共通する独特の青臭さを持っているそうだ。 生きているキュウリウオは背中が緑色で、色的にもキュウリっぽい。 アユの場合はその香りが珍重されるが、キュウリウオは特に匂いが強いこともあり、苦手とする人もいるとか。 今回初めてキュウリウオを嗅いで見たが、確かにしっかりと匂いがする。臭いといえば臭いが、これを良い香りと感じる人もいるだろう。 その匂いの受け止

                            キュウリウオでかっぱ巻きを作りたい
                          • 佐渡島に伝わる金太郎飴型の団子、「やせうま」の作り方と文化を習う

                            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:いろいろなパンを揚げパンにしてみる(デジタルリマスター版) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 「やせうま」は涅槃会でお釈迦様の絵に供える団子のこと お釈迦様が入滅(生死を超越した境地に入ること、死亡)した日の法要である涅槃会(ねはんえ)で、横たわるお釈迦様に弟子や動物が集まって悼んでいる様子を描いた涅槃図(ねはんず)を飾るのだが、そこでお供物(くもつ)として用意される花模様の団子が「やせうま」である。なにいってるのか現時点でまったくわからなくても、とりあえず読み進めてほしい。 入滅の日は旧暦の二月十五日(現在の暦だと今年は三月九日)とされているが、佐渡では「月遅れ」といって、毎年三月十五日に涅槃会が行われること。このワークシ

                              佐渡島に伝わる金太郎飴型の団子、「やせうま」の作り方と文化を習う
                            • 小野式製麺機の裏に書かれたナンバーの謎を解く

                              趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:育てたタラノキを切って、タラノメを水耕栽培したい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 小野式製麺機の裏には謎の数字がある 私が最初に手に入れた製麺機こそ、小野式製麺機。その板の裏に、シリアルナンバーナンバーらしき数字がスタンプされていた。 文字がかすれていて読みにくいが、「05188 1号両刃型」だろうか。ちなみに小野式以外には、こういったナンバーは見られない。 家庭用製麺機、こいつとの出会いが私の人生をうっすら狂わせた。 「1号」は製麺機の大きさを表し、小さい順に1号(標準)、2号(大型)、3号(特大)。そして「両刃型」は麺を切るロール刃が前後についているタイプだというのは、割とすぐにわかってきた。だが5桁の数字が読み取れな

                                小野式製麺機の裏に書かれたナンバーの謎を解く
                              • 世界一大きい花、ショクダイオオコンニャクの開花を見てきた

                                趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:インド亜大陸の麺状デザート、ファルーダを自作したい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ツイッターを確認する日々 今年の春、畑で育てているコンニャクに花が咲いて以来(こちらの記事)、コンニャクの親分であるショクダイオオコンニャクの花を見てみたいなと思っていたら、東京都調布市深大寺の神代植物公園でそろそろ咲くらしいという情報をツイッターで見つけた。 確か何年かに一度しか咲かない貴重な花だったはず。これは開花したらすぐに見に行かなくては。普通のコンニャクの花とどう違うのか確認したい。 【スタッフより(園芸係)】 大温室熱帯スイレン室のショクダイオオコンニャク。 今日の計測では、高さ249㎝、幅35㎝になりました。 昨日(6月23日

                                  世界一大きい花、ショクダイオオコンニャクの開花を見てきた
                                • 湊川市場のおいしいものだけを集めた店、「湊川大食堂」がすごく良かった

                                  趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:大阪で冷やしあめを巡りながらの街歩き > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 湊川市場をまるごと楽しめる居酒屋があった 神戸にある湊川市場をご存知だろうか。公式サイトによると、2つの市場と3つの商店街が繋がり、約400店のお店が並ぶ神戸最大規模の市場として賑わっている、神戸の台所とも呼ばれる場所だ。 そんな巨大な市場の中から、おいしい料理や食材を吟味して集めた居酒屋が「湊川大食堂」なのである。最高のコンセプトじゃないか。 湊川大食堂は湊川商店街入口のパークタウンという建物内にある。 湊川市場をぶらついていたら食べてみたいものがたくさんあったので、湊川大食堂の存在はとても嬉しい。 昼間は定食屋、夜は居酒屋として営業しているようだ。

                                    湊川市場のおいしいものだけを集めた店、「湊川大食堂」がすごく良かった
                                  • 築地の業務用自転車がかっこいい(デジタルリマスター)

                                    趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:すごく育ちすぎたタケノコ、いや若い竹でメンマを作る > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 業務用自転車がたくさんある街、築地 朝の早い時間に築地駅から市場に向かう途中に、探すまでもなく業務用の無骨な自転車がそこらじゅうに止まっており、そしてたくさんの荷物を積んで走り回っている。 築地場外市場のように通路が細くて人通りが多い場所では、車やバイクなどよりも自転車が大活躍。この自転車がホンダが創業当時に作ったバイクのベース車両のようでかっこいいのだ。 業務用自転車、やっぱりかっこいい。 もちろん普通の自転車も配達などで使われているのだが、やはりちょっと無理がある。やっぱり築地の配達には業務用自転車がよく似合う。 普通の自転車に大荷物だ

                                      築地の業務用自転車がかっこいい(デジタルリマスター)
                                    • いろいろなパンを揚げパンにしてみる(デジタルリマスター版)

                                      趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:見た目は麺だけど蒸しパンみたいな料理、インドのイディヤッパンを作りたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 いろいろなパンを買ってみました 「揚げておいしいパンって、なんだと思う?」 こんなことを、宴会の席で隣に座ったちょっとした知り合いの酔っぱらいに問われたら面倒臭いなあなんて、一人で自問自答しつつ大量のパンを購入。 パンであふれた買い物かごをレジの人に差し出す。パンが大好きな人と思われたか、面倒くさい注文をされたパシリの人と思われたか。 一部パンではなくてマンが混ざっています。 これから食する摂取カロリーに対するせめてもの抵抗。 揚げていく順番は、揚げ油が悪くならないように、プレーンなパンから試していく。 このなかにきっと

                                        いろいろなパンを揚げパンにしてみる(デジタルリマスター版)
                                      • 佐渡島の伝統行事「アブラメ釣り大会」の謎に迫る

                                        趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:旅先でマンタ(イトマキエイ)を買って食べた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 アブラメ釣り大会は晩秋のお楽しみ 十月二十日に向かったのは、佐渡島南部の羽茂大崎(はもちおおさき)という山間の集落。本日の大会主催者である村田さん、この大会の存在を教えてくれた友人の耕(たがやす)さんと合流する。耕さんはタガヤス堂というドーナツ屋さんの店主である。 村田さんと私はこの日が初対面で、仲介役の耕さんは新潟からの移住者でこの大会は初参加。釣り自体もほぼ未経験。よって私はアブラメ釣り大会がなんなのか、よくわからないままにこの場へ来ている。 完全釣り仕様の車で現れた村田さん。(は)と書かれたJA羽茂の帽子がかっこいい。 近くに貼られていたポス

                                          佐渡島の伝統行事「アブラメ釣り大会」の謎に迫る
                                        • 火おこしワークショップで発火チャレンジ!

                                          趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:小野式製麺機の裏に書かれたナンバーの謎を解く > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 まっすぐな棒が宝物の講師に火おこしを教わる 火おこしワークショップを企画したのは、アウトドア雑誌などで活躍する編集者・ライターの藤原祥弘さん。前に一度、潮干狩りをご一緒したことがる。 大晦日になって突然ツイッターで告知された火おこしワークショップには、7名が集結した。参加者は野外活動に興味のある社会人、大学生などのようだ。 「ひとり一本ね。本当は人にあげたくないくらいいいやつなんだよ!」と、棒を持ってきた藤原さん。 藤原さんは大切な宝物のように、棒をいっぱい持って集合場所へとやってきた。ここでいう宝物とは、油断すると親に捨てられる小学生の収集物的

                                            火おこしワークショップで発火チャレンジ!
                                          • 世界最小級のイカ、ヒメイカを観察したい

                                            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:伊勢うどんでフルコースを作る > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 富津海岸のアマモ場観察会に参加した ヒメイカを求めてやってきたのは、千葉県富津市にある潮干狩り場。内房で一番海に向かってでっぱっている場所であり、チーバくんでいえばヘソのあたり。今となってはとても貴重な天然の干潟が残されているエリアだ。 私が入会している三番瀬フォーラムでは、毎年7~8月の潮位が下がる大潮の干潮に合わせて、富津漁協の許可を得た上で、潮干狩り場の先にあるアマモ場で観察会を行っていて、そこでヒメイカが見られるらしいのだ。 熊手ではなく目の細かい網を持って集合。 この観察会に初めて来たのが2019年で、めでたくヒメイカを見ることができたのだが、その後も

                                              世界最小級のイカ、ヒメイカを観察したい
                                            • ネギカッターでところてんを作る

                                              趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:岡山の泊まれる四つ手網小屋で、獲れた魚介を料理して食べたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 天草を煮て寒天を作る ところてんを作るために、海の近くにある直売所などで買える乾燥した天草(てんぐさ)を煮込んで寒天を作る。粉寒天とか棒寒天などでももちろんいい。 乾燥寒天5g、酢5g、水250g(覚えやすい分量)を火にかけて、沸騰してから弱火で50分くらい煮込み、水でぬらした金属製バット(野球で使わないほう)に薄く流し込んで冷やす。 煮詰まり具合は火加減や天草のポテンシャルにもよるので、各自うまいことやろう。 どこかのお土産物屋で買ってすっかり忘れていた天草。これでところてんを作りたいが、これ以上調理道具を増やしたくないので、突く

                                                ネギカッターでところてんを作る
                                              • 犬用の服が覆面に見えたので被ってみた

                                                趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:佐渡島に伝わる金太郎飴型の団子、「やせうま」の作り方と文化を習う > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ほら、どうみても覆面だ 口を隠すマスクは売り切れだけど、顔(プライバシー)を隠す覆面は売っているのか! って、ダイソーで思ったのである。 なに言っているかわからない? この売り場を見てもらえば、きっと分かり合えるはずだ。 はい、どう見ても覆面! 覆面レスラー用のマスクも随分ファンシーになったものだと思ったら、なんと商品名は「DOGWARE」。 まさかの犬用の服じゃないか。 深い事情があって銀行へ行くときに被る、目出し帽かと思ったら。 でもこれ、犬が着たら服だけど、人間が被れば覆面になるのでは。 それを試したら変態だろうか。どん

                                                  犬用の服が覆面に見えたので被ってみた
                                                • 生茶を手作りする

                                                  趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:埼玉県八潮市に誕生した「八潮スタン ハラール屋台村」の楽しみ方 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 夏も近づく八十八夜にお茶を摘む 茶摘みの歌にある八十八夜は、立春から数えて八十八日目。私も毎年五月の頭ごろになると、友人宅の庭など、どっかしらでタケノコ掘りとセットでお茶摘みをしている。 タケノコが生えてくるような広い家には、だいたいお茶の木の生け垣があるもので、「お茶の葉?そういえばうちも昔はお茶にしていたんだけどね~」と、快く摘ませてくれるのだ。ありがたや、ありがたや。 裏山にタケノコが生えてくる友人の実家にある、お茶の木の生垣。 一芯二葉で摘むのがいいんだったかな。農薬が掛かっていないことを確認していただこう。 持ち帰った

                                                    生茶を手作りする
                                                  • 特製麺棒付き!山田うどんの手打ちキットを試してみた

                                                    趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:珍味のヤマクラゲがレタスの茎であることを確認したい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 山田うどんと私 私は埼玉県出身なので、山田うどんは子供の頃から慣れ親しんだ味である。今でこそ丸亀製麺やはなまるうどんといった、生麺を店で茹でたコシのあるうどんを気軽に食べられるようになったが、少なくとも20年くらい前までは、チェーン店で食べるうどんといえば、茹で麺を温めたものだった。 こうして私は給食でソフト麺を、外食で山田うどんを食べ、うどんの「コシ」という概念を知らないまま大人になった。そんな埼玉県民はかなり多いはずだ。※埼玉にだってコシの強いうどんを出すお店はたくさんあります。 たぬきうどんは税込み280円。気取らない安心の味。 山田

                                                      特製麺棒付き!山田うどんの手打ちキットを試してみた
                                                    • 四国の古民家に泊まる(デジタルリマスター)

                                                      趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:伊良部島のピンク玄米は飲める「すあま」 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 四国って遠いんですね 古民家に泊まると最初聞いたとき、「公民館」と聞き間違え、なんで高知県までいって公民館に泊まらなければいけないんだろうと不思議に思った。 そんな古民家、どこにあるのかなあとの地図検索で調べたら、ただでさえ遠い四国の中でも、さらに東京から一番遠い場所だった。 出発地点が地図に入らないくらい遠いです。 遠い。 ぱっと見た限りで東京から1000キロくらい離れている。 しかし遠いといっても所詮日本、飛行機使えばすぐ着くだろう。 でも今回の旅は全行程が車だ。 めざせ四国。車で。 仕事帰りにそのまま神奈川の友人宅に集合し、そこから大人6人乗り込

                                                        四国の古民家に泊まる(デジタルリマスター)
                                                      • 飛行機のプレミアムシートは正にプレミアムだった

                                                        趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ハモの骨切り用カッターを作りたい(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 なぜかシートがプレミアムクラスだった 出張といっても交通費込みのお仕事だったので、事前にインターネットで懸命に最安値のチケットを探した。 旅行代理店から購入したその能登空港行きチケットを羽田空港で発券すると、座席番号が「1H」だった。 飛行機に乗るというだけでもテンションが上がるのに、予想もしなかった幸運が待っていたのだ。 1H、これがシンデレラストーリーの始まりだった。 1Hの席は飛行機の先頭にあり、なんだかやたらと席が広かった。脚が伸ばせるのだ。前回乗った同じ路線との違いに呆然としながら座っていると、客室乗務員から個別の挨拶をされて

                                                          飛行機のプレミアムシートは正にプレミアムだった
                                                        • イカうどんを作ってみる

                                                          趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:南インドのピンクウォーター、パティムガムを飲んでみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 新鮮なイカを入手する おいしいイカうどん作りには新鮮なイカが必要不可欠。 今回は釣りたてのマルイカ(小型のケンサキイカ)でやってみます。 マルイカはかっこいいですね。 たくさん釣れたからこそ、うどんにしようと思った訳です。 イカを太めに切ればイカうどんですが、今回はそういう話ではないのです。 イカうどんの生地を作る 本物のうどんは小麦粉と塩水を捏ねたもの。 イカうどんはイカの身をミンチにしたものに決まっている。 フードプロセッサーでレッツゴー。 柔らかいから皮は剥かないでいいかな。 ウィーン。 どうだろう。 かなり粗い。 できることならイ

                                                            イカうどんを作ってみる
                                                          • トリュフって本当にうまいのだろうか(デジタルリマスター版)

                                                            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ドリンクバーの紅茶を美味しく淹れる「ファミレス茶道」を考える > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 出逢いは築地場外市場 以前、当サイトの取材でお寿司屋さんに連れられて築地市場を見学させていただいたのだが、それが予想以上に楽しくて、以来ちょくちょくお邪魔させていただいている。 仕入れについて回ったあとは、場内で朝ご飯をガッツリと食べてから場外市場を一回りするのがいつもの定番なのだが、ある八百屋さんに並んだ見慣れぬ商品に目が釘付けとなった。 泥団子、いやトリュフが税込み525円。 チョコパンかと思ったらトリュフである。トリュフチョコではなくて、きのこのトリュフだ。それが一山で税込み525円。 トリュフの適正価格というのがまったくわ

                                                              トリュフって本当にうまいのだろうか(デジタルリマスター版)
                                                            • 完熟の真っ赤なハラペーニョ(唐辛子)は甘いけど辛い

                                                              趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:カニトリーナ3本勝負!(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ハラペーニョは赤くなる ハラペーニョを週に数本でも収穫できたら便利だろうなと畑で育ててみたら(こちらの記事)、週に数十本もの収穫があった。 これはさすがに食いきれぬ。辛いからな。 これがハラペーニョ。辛いけど肉厚でうまいんだ。 もりもり食べたり、人にあげたりしまくったけど、取り残したものがだんだんと赤くなってきた。 ハラペーニョも赤くなることを知識としては知ってはいたが、緑から赤への華麗なる転身に驚いた。 唐辛子なので赤くなるのは当たり前なのかもしれないが、目の前にすると「おおっ!」となるものなのだ。 赤くなってきた! そして真っ赤。少し皺が入っ

                                                                完熟の真っ赤なハラペーニョ(唐辛子)は甘いけど辛い
                                                              • 茎レタス(ステムレタス/アスパラレタス)を炒めたらおいしかった

                                                                趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:蒸し器の取っ手は取れる > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 上野のアメ横センタービルの地下で憧れを発見 以前「珍味のヤマクラゲがレタスの茎であることを確認したい」という記事で、茎レタス(別名ステムレタス)というレタスの仲間を育てた。 本来は麺棒くらい太くなるはずなのだが、家庭菜園ではちっとも太くならなかった。 細い。 このステムレタスという野菜、日本だと「山くらげ」という珍味にされるが、中国だと「莴笋」といって、炒めて食べると最高だと池袋にある上海料理の名店「大沪邨」がツイートしていた。 莴笋❗️この野菜は日本語に何て言うかな❓サクサク❓シャキシャキ❓カリカリ❓食感最高の野菜の茎😉 葱油で炒めたの野菜はこんなにまろやかコクと

                                                                  茎レタス(ステムレタス/アスパラレタス)を炒めたらおいしかった
                                                                • ウミホタルってこんなに光るのか

                                                                  趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:酢醤油で食べるかき氷、酢だまり氷食べ歩き(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 佐渡島でウミホタル観察会 7月に佐渡島へ行ったとき、伊藤屋という旅館の主人であり、フォトグラファーである伊藤ヨシユキさんに、ウミホタルの観察会をしていただいた。 ウミホタルとは沿岸に生息する日本固有の小型生物で、昼間は海底の砂に潜み、夜になると死んだ魚などのエサを求めて遊泳するそうだ。同じように青く光るため混同されがちなヤコウチュウ(夜光虫)は、まったく別の生き物である。 案内をしてくれた伊藤さん。場所は佐渡島の某港。ウミホタルは暖かい海の生き物というイメージだったので、佐渡にいるというのは私も知らなかった。 ウミホタルとの出会

                                                                    ウミホタルってこんなに光るのか
                                                                  • ミルクレープをふぐ刺みたいに盛りなおす

                                                                    趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:犬用の服が覆面に見えたので被ってみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ミルクレープをふぐ刺しのように盛る ふぐ刺しみたいなミルクレープは売っていない。ならば自分で作るまでだ。 クレープを焼くところから手作りすべきかとも思ったが、結果への最短距離を追及して、市販のミルクレープを再構築することにした。人生は短い。 9層仕立てのミルクレープ、四角いな。 丸いホールのミルクレープから、30度くらいの角度でカットしたショートケーキタイプをイメージしていたのだが、近所のスーパーには長方形というイレギュラーな形しか置かれていなかった。 しかし焦る必要はない。まずフグを三枚に下すように、三角形にカットすればいいのである。 9層×4ピース=

                                                                      ミルクレープをふぐ刺みたいに盛りなおす
                                                                    • 蒸し器の取っ手は取れる

                                                                      趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:家庭菜園でパパイヤを育てたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 この蒸し器の話です さっきから何の話をしているんだろうと思っていませんか。 この蒸し器の話です。 メタリックなアルマジロじゃないですよ。 調理器具の中で有数のかっこよさ。 これが蒸し器だといわれても、知らないとピンとこないですよね。 裏側に脚がついていて、その脚よりちょっと低い高さまで水を入れた鍋にセットして火にかけると、普通の鍋が蒸し器になるという便利グッズです。 長く蒸す場合は水位に不安があるので、空焚きにならないよう深めの皿を下に置いて、たっぷりの水で使っています。 トルネードのように重なった部分がパカっと広がるので、鍋のサイズを幅広くカバーします。 何ら

                                                                        蒸し器の取っ手は取れる
                                                                      • 「家庭菜園で育てて楽しかった野菜」ベスト3(選者:玉置標本)

                                                                        こんにちは、編集部 石川です。 隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。 今日は自給自足の記事でおなじみの玉置さんに、2022年に家庭菜園で育てた野菜のうち、記事にしていないけど楽しかったものベスト3を選んでいただきました。 玉置さんが選ぶ「家庭菜園で育てて楽しかった野菜」ベスト3 ――自給自足系でいろんな記事を書かれている玉置さんですが、家庭菜園の記事もたくさんありますね。 玉置:母親が知り合いから土地を借りてやっている家庭菜園を、適当に間借りしています。あとベランダでプランター菜園も少々。畑に比べると収量は少ないですが、成長観察はしやすいです。 菜園のようす ――どんなものを育ててますか? 玉置:ジャガイモ、タマネギ、トマト、ネギなどの必須野菜は母に任せて、私は興味本位でその時に育ててみたい

                                                                          「家庭菜園で育てて楽しかった野菜」ベスト3(選者:玉置標本)
                                                                        • エビの味がする魚、ヒメコダイ(デジタルリマスター)

                                                                          趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:黒船が伝えたはさみづくり、最後の伝承者(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ヒメコダイを求めて相模湾へ 天気のいい休日、さっそくヒメコダイの情報をくれた友人が所有するボートに乗って、相模湾にヒメコダイを釣りにいった。ヒメコダイを釣りにいったというか、本命はアマダイで、ヒメコダイは外道なんだけれど。 さてヒメコダイ、どんな魚なんだろう。 水深は80メートル。結構深い。 釣りを開始してしばらくすると、20センチほどの赤い見たことのない魚が釣れた。ファニーフェイス。 「びっくりしちゃった」みたいな顔の魚が釣れた。 水深80メートルから一気に釣り上げられたためか、目玉が飛び出てしまった赤い魚、この魚こそ、友人が

                                                                            エビの味がする魚、ヒメコダイ(デジタルリマスター)
                                                                          • お盆にキュウリやナスで作る馬とか牛をヤングコーンで試してみた

                                                                            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:新鮮なヤングコーンはヒゲまでおいしい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ヤングコーンで先祖をお出迎え まずは普通に牛と馬を作ってみようと、畑からナスとキュウリを採ってきて、適当に折った割りばしを刺した。 夏休みになると訪れた長野の田舎で見たことはあるけれど、こうして自分で作るのは初めてだ。 この記事を書くにあたって初めて知ったのだが、ナスが牛、キュウリが馬らしい。 精霊牛(しょうりょううし)と精霊馬(しょうりょううま)だそうです。 これを若いトウモロコシ、ヤングコーンで作ってみようと思った理由は、ヤングコーンには毛がたくさん生えているから。毛の生えた動物はかわいい。 ヒツジになるか、ヤギになるか、あるいはバッファローが登場す

                                                                              お盆にキュウリやナスで作る馬とか牛をヤングコーンで試してみた
                                                                            • 本の厚さがうどん級!伊勢うどんで本を出した玉置さんに聞きました

                                                                              行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:カスタードケーキ「いのち」が命の味 > 個人サイト むかない安藤 Twitter 本の厚さが伊勢うどん級 安藤:玉置さんの本「伊勢うどんってなんですか?」を二日前から読んでるですが。 玉置:ありがとうございます。 「伊勢うどんってなんですか?」 安藤:ものすごい情報量じゃないですか。こんなみっしりした同人誌見たことないですよ。で、思ったんですが、この本の厚みは伊勢うどんの太さに合わせたんじゃないかなと。 きっとうどんの太さに合わせたに違いない。 玉置:いや、そんなことないんですけど、僕はウェブ育ちのライターなんで、文字数を決めずに書き放題書くタイプなんです。ページ数を決めないで好きなだけ書いて、結果、印刷代を見て青ざめるという。 安藤:書

                                                                                本の厚さがうどん級!伊勢うどんで本を出した玉置さんに聞きました
                                                                              • 江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた(デジタルリマスター)

                                                                                趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:琵琶湖原産のホンモロコが埼玉で養殖されている理由はクチボソの代用魚だった > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 干潟遊びは楽しいな よく晴れた休みの日、友人達と川原沿いの道をダラダラと歩いて干潟へとやってきた。 「The 無邪気」な友人達。 見知らぬオッチャンにアナジャコの正しい捕り方を習ったり、キャーキャーいいながらマテガイを捕まえたりして、力一杯無邪気に遊び惚ける。 干潟って楽しい。 遊ぶときは力一杯真剣に。でもダラダラと。 見ず知らずの方にアナジャコ採りをレクチャーしていただく。 「アナジャコを追うんじゃない、アナジャコを呼ぶんだ!」 ちょっとアサリを掘ってみよう 筆と塩を駆使して、アナジャコとマテガイが本日の夕飯分くらい

                                                                                  江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた(デジタルリマスター)
                                                                                • 山田うどんのそばが生タイプになった

                                                                                  趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:おせちでしか見かけないチョロギとは何か > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 山田うどん食堂が山田そば食堂になっていた ファミリー食堂山田うどん食堂である。 食堂という単語が二つ並んだ、赤いカカシがトレードマークの店へとやってきた。 久しぶりに来た山田うどんは記憶よりも黄色かった。 埼玉県民以外はピンと来ないだろう記事ですみません。 入口の横に、どーんと生そばの告知がされていた。 「茹」から「生」になって品質UPしたらしい。 全力で生そば押し。 「うどんは茹でのままでいいんですか?」と心の中で問いかける。 「ここは山田うどんじゃなくて山田そばなんですか?」と声に出そうになった。 よく見たら私への答えが書かれていた。 「山田そば食

                                                                                    山田うどんのそばが生タイプになった

                                                                                  新着記事