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"Daniel Kahneman"の検索結果1 - 34 件 / 34件

  • なぜ休みを延期することはこれ程までに辛いのか - 本しゃぶり

    なぜ休みの延期はこれ程までに辛いのか。 そう打ちひしがれる俺に、脳内でダニエル・カーネマンが語りかけてくる。 「それはこのグラフで説明できる」と。 延期となった休み 10月5日に休みをとる予定だったのだが、延期となった。俺はいつ休みをとるか年度の始めに1日単位で計画するタイプなので、半年以上前から予定していたことである。一週間以上前には上司から許可をもらっていた。しかし、様々なイベントが重なった結果、この日に休むのは厳しい状況となり、とりあえず一週間延期となったのだ。 この対応について俺は納得している。業務の観点からは10月5日という日は「特別な日」となったので出勤した方がいい。対してプライベートな観点からは10月5日という日は特別ではない。旅行の予定があるとか*1、彼女の誕生日だとか*2、そういった日ではないのだ。せいぜい時間をかけて重いブログ記事を書こうと考えていた程度である*3。 な

      なぜ休みを延期することはこれ程までに辛いのか - 本しゃぶり
    • UIデザインのための心理学:33の法則・原則(実例つき) | ベイジのUIラボ~業務システムとSaaSのUIを考える

      ユーザーが「使いやすい」と感じるアプリケーションは、良いUIデザインで設計されているともいえます。良いUIデザインでは、ユーザーの認知負荷を下げる工夫がされています。認知負荷を下げる仕組みを知るには、心理学とUIデザインの密接な関係を理解することが重要です。 行動心理学や認知心理学の発展により、人間の感情や行動は、脳の仕組みに基づいて様々な法則に当てはめられることが分かってきました。UIデザインでも、心理学を活用したアプローチでより良いユーザー体験を生み出すことができます。特に業務システムのような複雑なアプリケーションでは、メニューや画面レイアウトなど幅広く活用できます。 今まで心理学はマーケティング領域で応用されることが多く、ウェブサイトやアプリケーションのUIデザインで語られることはそれほど多くありませんでした。そこで本記事では、人の様々な心理現象や認知の法則を、UIデザインに活用する

      • 再現性問題のはなし - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

        経済セミナー2022年6・7月号 通巻726号【特集】経済学と再現性問題 日本評論社Amazon 最近は計量経済学・統計学方面の方々との交流が多いんですが、そのご縁で『経済セミナー』の2022年6・7月号が再現性問題を取り上げていたと知り、入手して読んでみました。特集部分の目次を以下に引用すると、 特集= 経済学と再現性問題 【鼎談】再現性の問題にどう向き合うか?……川越敏司×會田剛史×新井康平 心理学における再現性の危機――課題と対応……大坪庸介 経済学における再現性の危機――経済実験での評価と対応……竹内幹 フィールド実験・実証研究における再現性……高野久紀 健全な研究慣習を身に付けるための実験・行動経済学101……山田克宣 再現性問題における統計学の役割と責任……マクリン謙一郎 という内容で、幾つかの分野にまたがって論じられています。特に、このブログ含めて個人的に度々お世話になってい

          再現性問題のはなし - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ
        • 販売心理学の基本と応用:販売テクニックで売上アップを目指そう

          マンション分譲の第1期、第2期募集、、、、 はい、ワタクシも引っかかってしまいました。 『第1期完売!第2期販売開始』 焦るんです、コレ。 マンション買ってしまいました、、、 まあ、15年以上前の話ですが。 例えばマンション全部で50戸あれば10戸ずつ5回に分けて販売していく。 小分けにして段階を経て販売していく。 そして限定感を出す。 少なく感じさせることです。 手に入りづらさをイメージさせる 例えばエステのスペシャルコースを販売してたとして、、、 『効果バツグンのすごくお得ないいコースですよ!』と散々持ち上げといて、 でも『実はもう枠が埋まってしまっていて、、、』と言うと、 お客さんは『え!?』となります。 そこで『今は埋まってしまったので難しいのですが、次回販売時に優先的にお知らせさせていただきますので、その優先者のリストに登録されますか?』 と登録を促します。 これで順番待ちリスト

            販売心理学の基本と応用:販売テクニックで売上アップを目指そう
          • トランプ政治再考――進化政治学と自己欺瞞の政治的リーダーシップ/伊藤隆太 - SYNODOS

            はじめに 共和党の大統領候補の指名を受け、ドナルド・トランプ(Donald John Trump)は、「誰も私よりもそのシステムをよく知らない、私だけがシステムを修正できる」と述べた(1)。トランプはバラク・オバマ前大統領(Barack Hussein Obama II)がアメリカ生まれではないと批判して、人種差別的なプロパガンダを広め、世界の覇権国の最高権力を掌握するに至った。詐欺の疑惑や度重なる破産にもかかわらず、アプレンティス(The Apprentice)での役柄にみられるよう、自己欺瞞(self-deception)――他者を騙すため、自分自身が過信すること――は彼を成功したビジネスマンとして有名にしたのである(2)。 しかし、なぜこうした嘘は現実からの明白な乖離にもかかわらず成功するのだろうか。『なぜリーダーは嘘をつくのか――国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」』において、

              トランプ政治再考――進化政治学と自己欺瞞の政治的リーダーシップ/伊藤隆太 - SYNODOS
            • 脳をくすぐるアート|神谷之康(Yukiyasu Kamitani)

              (本記事は、電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジンB-plusに掲載予定のエッセーをベースにして動画等を埋め込んだ形に再編集したものです。編集部の許可を得て公開します) はじめに動物学者でありシュルレアリスムの画家としても知られるデズモンド・モリスは、アートを「脳を楽しませるため、日常的なものから非日常的なものを作り出すこと」と定義した(1)。人文学的にもっと洗練された定義はあるだろうが、脳がアートに介在しているのは確かだろう。アート体験の基盤は、知覚・記憶・感情などに関わる脳の機能である。文化的・歴史的な解釈も重要だが、それらも脳にコードされる情報と考えることもできる。脳が美や醜にどのように反応するかを脳イメージング等を用いて解明する「神経美学」という研究分野も生まれている(2)。 アートの制作にも脳は不可欠であろう。手や指の運動は脳によって制御されているし、制作中の作品を評価しなが

                脳をくすぐるアート|神谷之康(Yukiyasu Kamitani)
              • 日本企業におけるDX推進組織の構造的課題 : 比較制度分析からみた組織構造転換の必要性

                In April 2022, Osaka City University and Osaka Prefecture University marge to Osaka Metropolitan University Osaka Metropolitan University Title 日本企業における DX 推進組織の構造的課題 : 比較制度分析からみた組 織構造転換の必要性 Author 鈴木 康宏 Citation 都市経営研究. 2 巻 1 号, p.69-90. Issue Date 2022-03 ISSN 2436-3146 Type Departmental Bulletin Paper Textversion Publisher Publisher 都市経営研究会 Description 査読論文 DOI Placed on: Osaka City University

                • ICLR 2022 — A Selection of 10 Papers You Shouldn’t Miss

                  Image by Zeta Alpha.The International Conference in Learning Representations (ICLR) will be held online (for the third year in a row!) from Monday, April 25th through Friday, April 29th. It’s one of the biggest and most beloved conferences in the world of Machine Learning Research, and this year is no exception: it comes packed with more than a thousand papers on topics ranging from ML theory, Rei

                    ICLR 2022 — A Selection of 10 Papers You Shouldn’t Miss
                  • 【訃報】心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が90歳で死去、行動経済学の発展に貢献しノーベル経済学賞を受賞

                    by nrkbeta 「すべての経済的意思決定が厳密に合理的であるとは限らない」という理論を提唱した心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が、2024年3月27日に90歳で亡くなりました。 Best-selling psychologist and Nobel economist Daniel Kahneman dies at 90 : NPR https://www.npr.org/2024/03/27/1241206604/thinking-fast-slow-psychology-behavioral-economics-daniel-kahneman-obit-nobel Daniel Kahneman – Biographical - NobelPrize.org https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/20

                      【訃報】心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が90歳で死去、行動経済学の発展に貢献しノーベル経済学賞を受賞
                    • 他人に期待しない方がいい3つの理由 | ライフハッカー・ジャパン

                      昔から、哲学者や経済学者、陰謀論者たちは、社会の性質や人間の行動の動機について、さまざまな理論を考案してきました。 アダム・スミスからカール・マルクスに至るまで、そうしたモデルのほとんどは、合理的な人間は自分や自分のコミュニティ、あるいは社会のために合理的な結果を得ようと努力するという考えに(少なくとも多少は)依存しています。 しかし、それは間違っています。 同様に、他人とうまく付き合う方法について書かれた文章も山ほどありますが、そのほとんどは、相手が比較的知的で機能的な人物であることを前提としています。しかし、現実はおそらく違います。 この記事を読んでいるあなたもおそらく違うでしょう。 実際には、人間は愚かで、怠惰で、非常識な振る舞いをするものであり、人間のあらゆる試みは、その3つのほぼ普遍的な特性の結果なのです。 ですから、そう思って世の中を見るべきです。 人間は誰もが愚かである「頭が

                        他人に期待しない方がいい3つの理由 | ライフハッカー・ジャパン
                      • 損失回避の法則とは?

                        損失回避の法則は、行動経済学や心理学の分野で提案された重要な概念です。この法則は、人々が損失を避けるために得を取ることを好む傾向があるというアイデアに基づいています。以下では、この概念を詳しく説明します。 損失回避(Loss Aversion) 損失回避は、人々が損失を避けるために、同等の額の利益を得ることよりも多くの努力を払う傾向がある心理的現象です。具体的には、人々は同じ金額の損失と利益を経験した場合、損失の方が強く感じられることがあります。 ダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)とアモス・トヴェルスキー(Amos Tversky) 損失回避の法則は、ダニエル・カーネマンとアモス・トヴェルスキーによって提唱されました。彼らは1979年に発表した論文で、この法則を詳細に説明しました。彼らの研究は行動経済学の基盤となり、ノーベル経済学賞を受賞するきっかけとなりました。 損失

                          損失回避の法則とは?
                        • 心理学者が発見した「良い人生」を送るための3つの道筋 | ライフハッカー・ジャパン

                          数年前、経済学者のTyler Cowen氏によるインタビューに答えて、ノーベル賞を受賞した心理学者のDaniel Kahneman氏が驚くような発言をしました。 「人はなぜ、友人と過ごすといった、幸せになれる活動にもっと時間を割かないのか」とCowen氏に聞かれたKahneman氏は、「誰もが幸せを最大化しようとしているわけではないと思う」と答えたのです。 待って? 正気の人が自分をできるだけ幸せにしようとしていないとはどういうこと? 人生には2つの幸せがあるKahneman氏は、幸せには2種類あると説明します。愛する人たちと過ごすなどの喜びに満ちた体験を求めることもできるし、人生への満足感を求めることもできます。 人生への満足感(life satisfaction)とは、一日、一年、あるいは人生全体を振り返ったときに、何か価値のあることをやり遂げたと感じられることです。 最終的に素晴らし

                            心理学者が発見した「良い人生」を送るための3つの道筋 | ライフハッカー・ジャパン
                          • Thinking Fast and Slow – Replicability-Index

                            2011 was an important year in the history of psychology, especially social psychology. First, it became apparent that one social psychologist had faked results for dozens of publications (https://en.wikipedia.org/wiki/Diederik_Stapel). Second, a highly respected journal published an article with the incredible claim that humans can foresee random events in the future, if they are presented without

                              Thinking Fast and Slow – Replicability-Index
                            • Psychologists Have Discovered 3 Different Paths to a Good Life. Understanding Them Will Make You Happier and More Resilient

                              Psychologists Have Discovered 3 Different Paths to a Good Life. Understanding Them Will Make You Happier and More ResilientA good life is more than pleasant memories and brag-worthy accomplishments, a new study reminds us. A few years ago, when Daniel Kahneman was being interviewed by economist Tyler Cowen, the Nobel prize-winning psychologist said something startling. Asked by Cowen why people do

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                              • ヒューリスティックとは? 思い込みで失敗しない4つのコツ - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                私たちは意思決定を行なうとき、心理学でいう「ヒューリスティック」あるいは「ヒューリスティックス(heuristics:発見的手法)」を用いることがあります。経験則や先入観から答えを導こうとする思考法で、認知バイアスの一種です。 たとえば、頭髪や身長、顔立ちが「外国人風」の人を見かけたとき、「きっと英語が話せるんだろう」と考える人は多いのではないでしょうか。でも、その人は日本生まれ日本育ちで日本語しか話せないかもしれないし、外国出身だとしても英語圏とは限らないですよね。 ヒューリスティックは問題解決に便利な手法ですが、正解にたどりつきやすいわけではなく、答えの精度が高いとはいえません。偏見や先入観による深刻な判断ミスを回避するため、私たちが無意識に使っているヒューリスティックについて知っておきましょう。ヒューリスティックとアルゴリズムの違いや、「代表性ヒューリスティック」などヒューリスティッ

                                  ヒューリスティックとは? 思い込みで失敗しない4つのコツ - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                • ダイアン・コイル 「教養豊かな学生への推薦図書 ~社会科学を本格的に学ぶ前に読んでおくべき本と言えば?~」(2016年1月31日)

                                  ●Diane Coyle, “What should the well-educated student read?”(The Enlightened Economist, January 31, 2016) ニュースサイトのQuartz(クオーツ)に掲載されているこちらの記事に興味をひかれた。米国の一流大学(計10大学)のシラバス(講義概要)でどんな本が指定図書に選定されているかを専攻分野を問わずに集計したデータベースの話題が取り上げられているが、指定図書に選ばれている回数が多い順に並べると、プラトン(の『国家』)、ホッブズ(の『リヴァイアサン』)、マキャヴェッリ(の『君主論』)が上位3位とのこと。実に興味深い。 件の記事に触発されて、「ある問い」をめぐってああでもないこうでもないと頭を捻(ひね)っているのだが、無人島に持っていきたいレコードを8枚選ぶ(あるいは、無人島に持っていくべき食

                                    ダイアン・コイル 「教養豊かな学生への推薦図書 ~社会科学を本格的に学ぶ前に読んでおくべき本と言えば?~」(2016年1月31日)
                                  • UIデザインのための心理学:33の法則・原則(実例つき) | ベイジのUIラボ

                                    ユーザーが「使いやすい」と感じるアプリケーションは、良いUIデザインで設計されているともいえます。良いUIデザインでは、ユーザーの認知負荷を下げる工夫がされています。認知負荷を下げる仕組みを知るには、心理学とUIデザインの密接な関係を理解することが重要です。 行動心理学や認知心理学の発展により、人間の感情や行動は、脳の仕組みに基づいて様々な法則に当てはめられることが分かってきました。UIデザインでも、心理学を活用したアプローチでより良いユーザー体験を生み出すことができます。特に業務システムのような複雑なアプリケーションでは、メニューや画面レイアウトなど幅広く活用できます。 今まで心理学はマーケティング領域で応用されることが多く、ウェブサイトやアプリケーションのUIデザインで語られることはそれほど多くありませんでした。そこで本記事では、人の様々な心理現象や認知の法則を、UIデザインに活用する

                                    • こういう作品に出会えるかどうか。それが英書生活の充実度を決める - 「行動と見識」KOUSHIのブログ

                                      こんばんは。 Nassim Nicolas Talebさんの『Black Swan』。 リンク 繰り返しになりますが、この本は絶対読んでほしい。そう思います。かなり難解なのですが絶対に読む価値はあります。 ある程度の英語力をもってしても難しいと思います。英語能力だけではなく、読解力も必要になりますが、トライする価値はあります。 私は毎朝30分の英書時間を持っていますが、その時間では1~2ページしか進みませんw でも「読みたい!」と言う気持ちが強く週末にも時間をとりました。この「読みたい!」という気持ちを抱かせる対象を持てるかどうか、というのが本当に大切なんです。 毎朝起きるのが楽しくなるほどの対象があると「早起き習慣」の定着にも大いに寄与してくれます。そして、週末の読書時間も贅沢な時間に感じられます。「充実した時間を過ごしている!」という気分を味わうことができる。これは幸福感に直結しますか

                                        こういう作品に出会えるかどうか。それが英書生活の充実度を決める - 「行動と見識」KOUSHIのブログ
                                      • 行動経済学はついにここまできた!ダニエル・カーネマン最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか? 上・下』序章公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                        行動経済学はついにここまできた!ダニエル・カーネマン最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか? 上・下』序章公開 国内累計32万部を突破した『ファスト&スロー』の著者、ダニエル・カーネマンの最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか? 上・下』が、12月2日(木)に刊行されます。 前作『ファスト&スロー』では、個人が判断エラーに陥るパターンや理由を認知バイアスと関連づけて解説しました。本書『NOISE』では、『ファスト&スロー』で明かしたそのバイアスからさらに議論を進め、組織やシステム内で発生する、意思決定や判断のばらつき(=ノイズ)について論じています。刊行に先立ち、本記事では「序章」を全文公開します。 序章 二種類のエラー 仲間と射撃場へ行き、五人編成のチームを四つ作って競ったと想像してほしい。五人は同じライフルを使って一人一発ずつ撃つ。その結果を図1に示した。 もちろん理想は、

                                          行動経済学はついにここまできた!ダニエル・カーネマン最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか? 上・下』序章公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                        • 認知バイアスの具体例10選と対処方法|マーケティングやUXリサーチで注意したいポイントも解説

                                          さまざまな出来事や判断を下す際に「自分の考えできちんと判断している」と思っていませんか? しかし、実際には先入観や直感が無意識的に介入し、判断に影響を与えていることが多くあるのです。 この先入観や直感など、無意識的な思い込みによって引き起こされる心理作用を「認知バイアス」と呼びます。 認知バイアスは、マーケティングやセールスの分野で訴求手段としてビジネスシーンでも活用されています。 その一方で、たとえばUXリサーチ・マーケティングリサーチにおいてインタビューを行う際には、ユーザーを深く理解する妨げとなったりもします。 味方にも敵にもなり得る認知バイアス、概要や種類を知ることで回避できる可能性を少し高めることができます。 本記事では「認知バイアス」の概要をわかりやすく説明するとともに、「ありがちな認知バイアス」を10個ピックアップしてご紹介していきます。 認知バイアスは200種類近くあると言

                                            認知バイアスの具体例10選と対処方法|マーケティングやUXリサーチで注意したいポイントも解説
                                          • チケット転売問題の解決法 | 公益社団法人 日本経済研究センター

                                            チケット転売問題とは何か 「私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」という15段の意見広告が、2016年8月23日の読売新聞と朝日新聞に掲載された(https://www.tenbai-no.jp/)。広告を出したのは、日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会、コンピュータ・チケッティング協議会の4つの音楽関係団体だ。また、賛同者には、嵐、安室奈美恵、いきものがかり、小田和正、吉川晃司、きゃりーぱみゅぱみゅ、GLAY、郷ひろみ、サザンオールスターズ、DREAMS COME TRUE、中島みゆき、西野カナ、B’z、福山雅治、Mr.Childrenなど116組の著名国内アーティストに加えて、FUJI ROCK FESTIVALやROCK IN JAPAN FESTIVALなどの24の国内音楽イベントも含まれている。 何が問題なのだろう。意見広告には、

                                              チケット転売問題の解決法 | 公益社団法人 日本経済研究センター
                                            • Notes apps are where ideas go to die. And that’s good. · Reproof

                                              Notes apps are where ideas go to die. And that’s good. We don’t write things down to remember them. We write them down to forget. Like a hunter/gatherer stashing their prey, the ideas and the links we stumble upon feel valuable, rare, something worth saving. We ascribe value to the time we spend discovering things online. Surely that time wasn’t in vain. Then we’re burdened with our findings. It’s

                                                Notes apps are where ideas go to die. And that’s good. · Reproof
                                              • 心理学者が発見した「良い人生」を送るための3つの道筋(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース

                                                数年前、経済学者のTyler Cowen氏によるインタビューに答えて、ノーベル賞を受賞した心理学者のDaniel Kahneman氏が驚くような発言をしました。 「人はなぜ、友人と過ごすといった、幸せになれる活動にもっと時間を割かないのか」とCowen氏に聞かれたKahneman氏は、「誰もが幸せを最大化しようとしているわけではないと思う」と答えたのです。 待って? 正気の人が自分をできるだけ幸せにしようとしていないとはどういうこと? 人生には2つの幸せがあるKahneman氏は、幸せには2種類あると説明します。愛する人たちと過ごすなどの喜びに満ちた体験を求めることもできるし、人生への満足感を求めることもできます。 人生への満足感(life satisfaction)とは、一日、一年、あるいは人生全体を振り返った時、何か価値のあることをやり遂げたと感じられることです。 最終的にすばらしい満

                                                  心理学者が発見した「良い人生」を送るための3つの道筋(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース
                                                • コンシリエンス学会 第一回研究会「暴力の進化と戦争の起源」 / 【報告者】徳増雄大 /【司会者】伊藤隆太 | SYNODOS -シノドス-

                                                  2021.03.06 Sat コンシリエンス学会 第一回研究会「暴力の進化と戦争の起源」 【報告者】徳増雄大 /【司会者】伊藤隆太 コンシリエンス学会・第一回研究会(3月31日20時~21時半) 【テーマ】暴力の進化と戦争の起源 【報告者】徳増雄大 /【司会者】伊藤隆太 【申込】https://peatix.com/event/1845869 【要旨】 人間の本性が善か悪かという議論は古来からありました。これはやはり「人間には両方の側面がある」とみなすのが恐らくは実情で、社会を見渡してみても記録上戦争が起こったことのないボリビアのTsimaneから、さまざまな形で戦争を行ってきた多くの国が存在します。個人レベルでも、普段は他者に協力的な人間が時には恐ろしい暴力を振るうことがあります。それでは、人間のこの二面性をどのように理解すればよいのでしょうか。 この疑問に答える本のひとつが、人類学者/

                                                    コンシリエンス学会 第一回研究会「暴力の進化と戦争の起源」 / 【報告者】徳増雄大 /【司会者】伊藤隆太 | SYNODOS -シノドス-
                                                  • 感想OUTPUT:ファスト&スロー(上) を読んだ感想 - Be financial freedom. 経済的自由の探求

                                                    こんにちは、株もっちーです。 金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。 要するに読書感想文的な活動ですね。 読んだ本:ファスト&スロー(上) , ダニエル カーネマン (著), 村井 章子 (著, 翻訳) Thinking, Fast and Slow, Daniel Kahneman 気づいたこと プライミング効果とは お金のプライミングの影響 行動したこと まとめ 読んだ本:ファスト&スロー(上) , ダニエル カーネマン (著), 村井 章子 (著, 翻訳) ファスト&スロー (上) 作者:ダニエル カーネマン,村井 章子早川書房Amazon Thinking, Fast and Slow, Daniel Kahneman Thinking, Fast and Slow 作者:Kahneman, DanielPenguinAmazon 気づい

                                                      感想OUTPUT:ファスト&スロー(上) を読んだ感想 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
                                                    • フッシャー・ブラック「ノイズ」

                                                      ノイズ Noise (Journal of Finance, July, 1986) フィッシャー・ブラック  山形浩生 訳 要約: 世界と私たちの世界観にノイズが与える影響は大きい。小さな事象が大量にあるという意味でのノイズは、しばしば少数の大きな事象よりも、要因としてずっと強力なものとなる。ノイズは金融市場でのトレードを可能にするし、したがって金融資産の価格が観察できるようにしてくれる。ノイズは市場を少し非効率にするが、しばしばその非効率性を人々が利用するのを阻止する。産業部門ごとの将来の嗜好や技術についての不確実性という形のノイズは、景気循環を作り出し、政府介入を通じた改善をきわめて困難にする。合理的なルールに必ずしも従わない期待という形のノイズは、現状のインフレを引き起こす。少なくとも金本位制や固定為替レートがなければそうなる。他の取引価格との対比における相対価格についてのノイズは

                                                      • Amazon.co.jp: NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか?: ダニエル・カーネマン (著), オリヴィエ・シボニー (著), キャス・R・サンスティーン (著), Daniel Kahneman (著), Olivier Sibony (著), Cass R. Sunstein (著), 村井章子 (翻訳): 本

                                                          Amazon.co.jp: NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか?: ダニエル・カーネマン (著), オリヴィエ・シボニー (著), キャス・R・サンスティーン (著), Daniel Kahneman (著), Olivier Sibony (著), Cass R. Sunstein (著), 村井章子 (翻訳): 本
                                                        • ジェイソン・コリンズ 「ノーベル経済学賞を受賞するにふさわしい生物学者と言えば?」(2012年1月2日)

                                                          ●Jason Collins, “A Nobel Prize for biology”(Jason Collins blog, January 2, 2012) ロバート・トリヴァース(Robert Trivers)がLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)に招かれて近著である『The Folly of Fools: The Logic of Deceit and Self-Deception in Human Life』をテーマに講演を行ったが、ホスト役を務めたヘレナ・クロニン(Helena Cronin)が会の冒頭で「ノーベル生物学賞というのはありません」と指摘した。生物学の分野でノーベル賞に一番近い賞を探せば、クラフォード賞(生物科学分野)ということになろう。クラフォード賞は4年に1度の間隔で授与されており、スウェーデン王立科学アカデミーが受賞者の選考を担当している――ちなみ

                                                            ジェイソン・コリンズ 「ノーベル経済学賞を受賞するにふさわしい生物学者と言えば?」(2012年1月2日)
                                                          • プロスペクト理論とは?

                                                            プロスペクト理論は、経済学者のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)とアモス・トヴェルスキー(Amos Tversky)によって提唱された行動経済学の理論です。この理論は、人々の意思決定とリスク評価に関する基本的な原則を説明し、伝統的な経済理論で予測される合理的な意思決定とは異なる、心理学的な要因を考慮に入れています。 プロスペクト理論の基本概念 プロスペクト理論は、人々がリスクを評価し、意思決定を行う際に、以下の基本的な概念に基づいています。 価値関数(Value Function) 人々は損失と利得を異なる方法で評価します。損失は利得よりも強く感じられ、曲線状の価値関数で表現されます。これは損失回避の原則を示します。 概念的な参照点(Reference Point) 人々は現在の状況を基準として評価します。損失と利得は、この参照点からの偏差として評価されます。 賭けの選

                                                              プロスペクト理論とは?
                                                            • They Studied Dishonesty. Was Their Work a Lie?

                                                              An observer said, “We were, like, Holy shit, there are two different people independently faking data on the same paper.”Illustration by Bryce Wymer The half-bearded behavioral economist Dan Ariely tends to preface discussions of his work—which has inquired into the mechanisms of pain, manipulation, and lies—with a reminder that he comes by both his eccentric facial hair and his academic interests

                                                                They Studied Dishonesty. Was Their Work a Lie?
                                                              • ダニエル・カーネマン、キャス・サンスティーンらの最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか?』が早くも出た……のだが - YAMDAS現更新履歴

                                                                www.hayakawabooks.com キャス・サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』を取り上げたとき、『NOISE』について「来年あたり邦訳が出るに決まっている」と書いたが、2021年中に出るとは! さすが早川書房、仕事が早い。 NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか? 作者:ダニエル・カーネマン,オリヴィエ・シボニー,キャス・R・サンスティーン,Daniel Kahneman,Olivier Sibony,Cass R. Sunstein早川書房Amazon NOISE 上 組織はなぜ判断を誤るのか? 作者:ダニエル カーネマン,オリヴィエ シボニー,キャス R サンスティーン早川書房Amazon NOISE 下: 組織はなぜ判断を誤るのか? 作者:ダニエル・カーネマン,オリヴィエ・シボニー,キャス・R・サンスティーン早川書房Amazon NOISE 下 組織はなぜ判断を誤

                                                                  ダニエル・カーネマン、キャス・サンスティーンらの最新作『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか?』が早くも出た……のだが - YAMDAS現更新履歴
                                                                • Neuro-symbolic AI - Wikipedia

                                                                  Neuro-symbolic AI is a type of artificial intelligence that integrates neural and symbolic AI architectures to address the weaknesses of each, providing a robust AI capable of reasoning, learning, and cognitive modeling. As argued by Leslie Valiant[1] and others,[2][3] the effective construction of rich computational cognitive models demands the combination of symbolic reasoning and efficient mach

                                                                  • 「ファスト & スロー」へのコメント|Yuki Yamada

                                                                    を授業で学生のみなさんに書いてもらいました(レポート課題で)。そこで,公開可と言われたものだけをいくつか載せておきます。公開不可のやつには1万字くらいのもありましたので残念。ちなみに書いてくれたのは非心理系の学部2年生です。 読んでもらった本はこれです。 ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」上・下 それでは以下にいくつかご紹介しておきます。 ーーーーーーーーーー 私たちが思っているほど、私たちは賢いのか。 by ペンネームなし 何をもって賢いとするかは議論の余地があるが、賢いということを合理的であると定義するなら、人間は思っているほど賢くない。多くの人は反論するだろう。人は馬鹿ではない。人が地球で最も栄えていることや、他のチンパンジーなどの生物との比較を根拠にする人もいるかもしれない。それを否定するつもりはない。地球上で人より栄えている生物はいないし、チンパンジーよりは間違いなく賢い。

                                                                      「ファスト & スロー」へのコメント|Yuki Yamada
                                                                    • ピーク・エンドの法則とは? 活用する3つの方法 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                                                      ピーク・エンドの法則とは、「ピーク」と「エンド」の経験が、物事の印象を大きく左右する傾向を表したもの。2002年にノーベル経済学賞を受賞した心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)氏によって提唱されました。 ピーク・エンドの法則を押さえておくと、ビジネスや日常のさまざまなシーンで、お客さんや話し相手の記憶に強い印象を残すことができます。ピーク・エンドの法則とはどのようなものか、日常生活でどう活かせるのか、詳しく学んでいきましょう。 ピーク・エンドの法則とは ピーク・エンドの法則の実験 冷水を用いた実験 結腸内視術についての実験 騒音を用いた実験 ピーク・エンドの法則の例 行列に並ぶ 映画 ピーク・エンドの法則の活用法1:営業 「特別感」を出す ピーク・テクニックで興味を惹く 要望をいったん断る ピーク・エンドの法則の活用法2:顧客満足度を高める ピーク

                                                                        ピーク・エンドの法則とは? 活用する3つの方法 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                                                      1