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ほりべのぞみの検索結果1 - 40 件 / 163件

  • 馬しかコンテンツがない!ドイツの少女向け馬雑誌紹介

    馬雑誌発見 本屋さんに行くと、女の子向けの馬雑誌が何種類も売っていた。 最初見たときはファンシーな競馬雑誌だと思った 馬シール、馬消しゴムなど、付録も全部馬!馬への愛が雑誌全体から溢れている どんな内容なのか気になるので、1冊買ってみることにした。値段は4.99ユーロ。日本円で750円ぐらいだ。高っ!!タウンワークぐらいの薄さなのにまぁまぁの値段である。 読んでみよう こちらの1冊を購入。表紙は白馬!アイドル的存在なのだろうか 付録ももちろん馬。夕日をバックに海辺を駆けている 形はPSPのゲーム機っぽいが、水圧で遊ぶわなげの古典的なおもちゃである。懐かしい〜!ドイツの子どもも、このおもちゃで遊ぶんだな〜。 当たり前だがドイツ語で書かれているので全く読めない。今回は、旅行先でも大活躍したGoogleレンズで、ふわっと何となく読んでいこうと思う。 いきなり馬のニュースから始まる。少女が興味ある

      馬しかコンテンツがない!ドイツの少女向け馬雑誌紹介
    • ドイツ人が傘をささない理由を探ったら、ことわざにたどり着いた :: デイリーポータルZ

      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ビールグラスは計量カップになる > 個人サイト words and pictures 傘をささない人たち 日本から海外に移り住むことには、カルチャーショックが付きものだ。 私がドイツに来て受けたプチカルチャーショックの一つは、雨の日に傘をさしている人が、日本と比べて少ないことだ。 別に数えたわけではないのではっきりとは言えないが、日本だったら傘をさしているであろう状況でも、平然と傘を持たずに外を歩く人が多い気がする。 移住当初は「何じゃこりゃ!」と思っていたことも時間が経つと慣れるもので、ある日ハッと気づくと、自分も傘を持たない側の人になっていた。 今更になってドイツの人が傘をささない理由について考えてみたら、ピンとくるドイツ語のことわざが2つ見つかった

        ドイツ人が傘をささない理由を探ったら、ことわざにたどり着いた :: デイリーポータルZ
      • 泣きたくなったらビデオを消せばいい 〜リモートでクビになった話

        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツに多い「マック」がつく店名の由来に迫ったらスコットランドの宗教改革にたどりついた > 個人サイト words and pictures 33歳にして初めての会社勤め、34歳にして初めての解雇 私は大学を出てからずっとフリーランスやアルバイトをしながら食いつないできたが、去年の春、33歳にして初めて社内翻訳者としてドイツのある会社に就職することになった。 時間の自由は無くなってしまったものの、安定した給料をもらえ、明るい職場で働けることが新鮮で嬉しかった。フリーランスの頃よく感じていたハラハラ感や孤立感は消え、安定した生活っていいなあと安堵感に浸っていた。 が、入社して1年ほど経った2020年に入り、パンデミックが発生。3月に在宅勤務指令が出て、社員

          泣きたくなったらビデオを消せばいい 〜リモートでクビになった話
        • ドイツに多い「マック」がつく店名の由来に迫ったらスコットランドの宗教改革にたどりついた

          1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:栓抜きを使わないドイツ人 > 個人サイト words and pictures マック健康、マック紙、マック駐車場 ドイツの店のネーミングセンスは独特だ。特にチェーン店では微妙に英語っぽい名前が多く、「もっと気の利いた名前、思いつかなかったのかなあ…」と思うことが多い。「ダサいけど一周回って面白い!」という感じの思い切ったネーミングでもなく、なんとなくパッとしない名前が多いのだ。 ただ人は何にでも慣れるもので、さすがに今では何とも思わなくなってしまった。が、実は未だに気になっている店名がある。 それは、頭に「マック」という文字がつく店だ。ドイツ国内にはこの手の店名が本当に多い。百聞は一見にしかずなので、まずは写真をご覧いただきたい。 例えば文房具を扱う全

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          • 栓抜きを使わないドイツ人

            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 > 個人サイト words and pictures 語学学校で教えて欲しかったレベル ドイツに引っ越して間もない頃、友人宅の台所でご飯を食べていた。そこに同居人が帰ってきて、彼は挨拶をするなり冷蔵庫から瓶ビールを取り出し、近くにあった木べらをサッと手に取り、一瞬で瓶を開けた。その一連の動作がまるで合気道の技のように、あまりにも素早く滑らかで、そのさりげなさに圧倒されたのを覚えている。 その後、様々な場面で同じような光景を目にした。道具はスプーン、家の鍵、ライター、テーブルの端など様々。男も女も、適当なものでいとも簡単に瓶を開けていた。 もちろん家では栓抜きを使う人もいるし、コンビニにも栓抜きは置いてある。存在しないわけではないのだが、ドイツでは基本的に「瓶は栓抜

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            • ナポリタンをイタリア人に食べてもらったら、おかわりまでしてもらえた

              1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのキャラ入りハムのクセが強すぎる > 個人サイト words and pictures ナポリタンはおいしい 最近、ナポリタンにハマっている。 私の住むドイツでも簡単に手に入る食材でできる上、手早くチャチャっと作れるので昼ごはんに食べたりしている。 私の母がナポリタン好きではなかったこともあって、子供の頃食べた記憶はほとんどない。だがなぜかここ数年、ナポリタンを食べたいと思うようになった。 そんな母と最近電話で話していたところ、「ナポリタンっておいしいよね」という話になった。 横浜生まれのナポリタン 調べたところ、ナポリタン発祥の場所は横浜ホテルニューグランドだという定説を見つけた。戦後、アメリカの進駐軍がスパゲッティにケチャップをかけて食べている

                ナポリタンをイタリア人に食べてもらったら、おかわりまでしてもらえた
              • 種類も量もすごい! セルビア人の主食?!「プラズマ」ビスケットとは

                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:北海道にはない、ドイツ生まれのホッカイドウかぼちゃ > 個人サイト words and pictures プラズマとの出会い プラズマに出会ったのは今年の9月、セルビア北部にあるノヴィサドという街に行った時だ。 私の住むベルリンからセルビアの首都ベオグラードまで飛行機で1時間半、ベオグラード空港からは車で1時間ほどでノヴィサドに着いた。 ノヴィサドとその近辺は、オーストリア・ハンガリー帝国やオスマン帝国によって統治された歴史を持つ地域で、セルビア、ハンガリー、スロバキア、ドイツなど、民族、言語、建築、食文化的などの面で多様な地域だそうだ。 ノヴィサド中心部にある自由広場。毎日観光客や地元の人で賑わっていた。 今回は友人でフォトグラファーの山田さんがノヴィ

                  種類も量もすごい! セルビア人の主食?!「プラズマ」ビスケットとは
                • チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~勝手に食べ放題 海外版 チェコ・プラハ編

                  勝手に食べ放題 海外版 「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。 4/17 チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~チェコ・プラハ編(とりもちうずら) 4/18 食らいな、これが「真」のニューヨーク飯だ…。安くてうまい屋台飯をむさぼる~ニューヨーク編(鳥羽ひな) 4/19 円安でもラザニアでお腹いっぱい~イタリア・ヴェネチア編(唐沢むぎこ) 4/20 ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜逆・海外版 北海道編(ほりべのぞみ) 4/21 出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~タイ・バンコク編(深森サラ) 伝説のカフェに行く チェコでは気になっているカフェがあった。 『地球の歩き方』に伝わりし、伝説のカフェ 涙が出るほど美しいらしい。ちょっと心配になるほどハードルが上がり

                    チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~勝手に食べ放題 海外版 チェコ・プラハ編
                  • 世界に広めたい!知られざるドイツ名物「スパゲティアイス」

                    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:市民プールといえばフライドポテト 〜ドイツっ子のノスタルジックな夏の思い出を体験してみる > 個人サイト words and pictures ドイツの知られざる発明品 ドイツは、私たちの生活に欠かせない様々な発明品を生み出した国である。 印刷革命を起こしたグーテンベルクの活版印刷技術。今や移動手段の主流となったガソリン自動車。体の痛みを緩和してくれるアスピリン錠。ドイツの発明品は、私たちの日常生活を大きく変えてきた。 しかしドイツには、ドイツ国外ではあまり知られていない素晴らしい発明品がある。 それが、スパゲッティアイスだ。 ヴンダバーなスパゲッティアイス。 スパゲッティだけど、アイスクリーム スパゲッティアイスとはその名の通り、トマトソースのスパゲッ

                      世界に広めたい!知られざるドイツ名物「スパゲティアイス」
                    • ポテトサラダは「ドイツの文化遺産」

                      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:デンマークの無人販売所はキャッシュレス対応 > 個人サイト words and pictures ポテトサラダは哲学的なテーマ ドイツの食文化と聞いて思い浮かべるのが、ビール、ソーセージ、そしてじゃがいもだ。 それも、そのはず。一年間で1人あたり60キロ近くのじゃがいもがドイツ国民によって食べられているのだ。1か月に換算すると約5キロ。結構な量である。 1か月でこの巨大な袋2つ分を食べるのか。 ドイツには、このじゃがいもを使った料理が数え切れないほどあるが、どの地方でも共通して存在するが、ポテトサラダだ。 茹でたじゃがいもに調味料を足しただけのシンプルな料理。作りたてでも、冷まして味を染み込ませてもおいしい。 スーパーにも何種類ものポテトサラダがズラッと

                        ポテトサラダは「ドイツの文化遺産」
                      • デンマークからスウェーデンへは深夜2時でも帰れる

                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:全裸の集団が野外を行進! 〜ドイツの田舎で体験した奇想天外なサウナ > 個人サイト words and pictures 深夜にデンマークからスウェーデンに帰って行った人 今から数年前、コペンハーゲンに住む友人の家に遊びに行ったことがある。 ちょうどその日は友人の誕生日で、彼の家には友達が集まっていた。飲んだりしているうちに深夜になり、パーティーがお開きになる頃、スウェーデンから遊びに来ていた人が言った。 日本のような島国出身の人間としては、ヨーロッパという陸続きの国境だらけの大陸には圧倒されることが多い。 が、ここはデンマーク。デンマークとスウェーデンの間には海があったはずだが?! コペンハーゲンとスウェーデンを結ぶ「オーレスン橋」 確かにデンマークと

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                        • センター北の崖に刺さっているたくさんの棒

                          1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:東急東横線から見えたすき家でカレーを食べてみる > 個人サイト 右脳TV 崖に刺さっている謎の柱と謎の棒 場所は横浜市都筑区の港北ニュータウン。センター北駅のそばである。 センター北駅からちょっと東へ。左にあるでっかい建物がショッピングモール「ノースポート・モール(通称ノスポ)」。今回の主役は道路を挟んで右にある木々がこんもりしたところ。 写真を撮った歩道橋。こういう横断幕があると、「この街には暴力団がいるのかな……」と身が引き締まる。 さっきの道路沿い、左側に高い崖があるのだけど、その下にある歩道にたくさんの金属製の柱が立っているのだ。 これです。歩道沿いにずっと「「「「「「「「って感じで柱が立っ

                            センター北の崖に刺さっているたくさんの棒
                          • イギリスの体重の単位「ストーン」に迫る

                            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:DHLには社員しか買えないオリジナルぬいぐるみがある > 個人サイト words and pictures ストーンと言う単位 アメリカやイギリスでは、メートルやグラムではなく、ヤードやポンドなどという単位が使われていることは、よく知られている。 これは「ヤード・ポンド法」と呼ばれる単位系なのだが、私のようにメートル法で育ってきた日本人にとってはなんとも分かりづらく、イギリスに長年住んでいる人もなかなか慣れないそうだ。 私の住むドイツも日本と同じくメートル法なので、ヤードやポンドとは無縁な生活を送っていたのだが、つい数年前、今まで聞いたことのなかった単位の存在を知った。 「ストーン」という単位だ。 ストーンは大きい石、それとも小さい石? それは、イギリス

                              イギリスの体重の単位「ストーン」に迫る
                            • 子グマ型の日本酒「ポンエペレ」が北海道土産として最高

                              1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツには日本人には想像できない、別の豆腐ワールドが存在する > 個人サイト words and pictures 北海道土産にうってつけの「ポンエペレ」 時折北海道に帰省するのだが、いろいろ迷ってしまうのがお土産選びだ。 実家が帯広なので六花亭か柳月のお菓子を買うことが多いのだが、さすがにマンネリ化してきた。 ちなみに柳月の「防風林」はめちゃくちゃおいしい上に軽くて運びやすく、しかも賞味期限が5か月という万能なお土産である。 だが今回、新たな北海道土産を発見したのだ。 釧路駅の売店で一目惚れした「ポンエペレ」という日本酒だ。 かわいらしい陶器のクマ!中にはお酒が 300ml 入っている。 お値段は1700円。これはクマの陶器だけでも十分値があるんじゃな

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                              • マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査

                                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:Potato Salad: Germany’s Unofficial Cultural Heritage > 個人サイト words and pictures ポテトサラダの地域性が知りたい 前回の調査でドイツでのポテトサラダはお酢派とマヨネーズ派に分かれることが分かった。今回は地域別の違いについて知るために、まずは図書館に向かった。 旧西ベルリン側にあるアメリカ記念図書館。1954年にアメリカ政府の寄付によって建てられたのが名前の由来になっているそう。 この図書館でポテトサラダのレシピが載っている本を手当たり次第に集めてみた。 左上から時計回の順でザールラント州、ケルン市、ブランデンブルク州、シュヴァーベン地方のレシピ本。表紙のじゃがいもの存在感はばっ

                                  マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査
                                • 阪急西院駅・配管天国の記憶

                                  1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 西院駅の白い壁の内側に 京都市内にある阪急電鉄・西院駅。なんの変哲もない駅なんだけど、少しだけ気になるところがある。「何かを隠しているような壁」が、駅構内のところどころにあるのだ。 ホームへ続く階段の脇、明らかに後付けされた、ついたてみたいな白い壁がある 天井も、同じように白いパネル状のものが後付けされている これを見ると、白い壁の内側の景色に思いを馳せてしまう。さかのぼること数年前……この駅は、配管天国だったのだ。 ホームへと降りる階段。現在は白を基調とした明るい空間だけど 5年前の同じ

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                                  • ドイツには日本人には想像できない、別の豆腐ワールドが存在する

                                    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜勝手に食べ放題 逆・海外版 北海道編 > 個人サイト words and pictures ドイツでも豆腐は買える 私は13年ほど前からドイツに住んでいる。もうさすがにヨーロッパの食事には慣れたが、それでも2日に一度は和食が食べたくなる。 日本から遠く離れたドイツだが、アジアスーパーに行けば醤油やみりんなどの調味料はもちろん、米や海苔などいろいろな食材が手に入るのだ。冷凍だけど納豆だって売っている。 以前、ベルリンで納豆を1万回かき混ぜた時もアジアスーパーにお世話になった。 しかも豆腐に関しては、健康食品としての人気が高いからか、ごく普通の地元のスーパーでも手に入るようになった。わざわざ遠くのアジアスーパーま

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                                    • ドイツのキャラ入りハムのクセが強すぎる

                                      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツ人が傘をささない理由を探ったら、ことわざにたどり着いた > 個人サイト words and pictures 私はかわいいものが好きだ。ぬいぐるみやキャラものなど、かわいいものを見ると連れて帰ってしまいたくなる。 日本と比べるとかわいいものに対する執着心がそれほどないドイツだが、そんなドイツにもキャラクター入りのハムが売っている。 調べると色々な種類があるようだ。早速、ベルリン中心部にある大型スーパーに向かった。 午後5時前でこの暗さ。ベルリンの冬の夜は暗くて長い。 さすがは大型スーパー、ソーセージ売り場が充実している。 お目当てのキャラ入りハム売り場を見つけたぞ。 合計4種類のキャラハムが手に入ったので、全種類見ていこう。 まずはかわいいパッケー

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                                      • 一番人気はアボカド・パクチー!ドイツおにぎりの変わった具たち

                                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ゆかいなドイツの冬の風物詩、クリスマスサラミ > 個人サイト words and pictures ドイツの不思議なおにぎり おにぎりはおいしい。これほどコンパクトで便利でうまいものがこの世にあるだろうか。初めておにぎりを作った人にデザイン賞をあげたいくらいだ。 日本食がまだ世界であまり知られていなかった時代は、黒い海苔が気持ち悪がられたり、変な目で見られたりしたが、食のグローバル化とともに海外でもおにぎりの知名度が上がり、人気の食べ物となってきた。 実は私が住むドイツでも、もうずいぶん前からオーガニックスーパーなどでおにぎりが売られている。 例えばこんな街中のスーパーでは テイクアウト用のスープやサラダと一緒におにぎりがずらっと並んでいる。 パッケージ

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                                        • 「温かい食べ物」に執着がない? ベルリンのふつうのくらし・ごはん編

                                          ベルリンでどう暮らしてる? を5回にわたって聞かせておくれ 古賀: 私がまってました! というわけで、「ベルリンのくらし」を現地にお住まいのほりべのぞみさんに聞くコーナーが始まりました! 5回連載でテーマは「ごはん」「おうち」「ごらく」「のりもの」「休みの日のすごしかた」の予定です。 ほりべ: よろしくおねがいします! ベルリンはドイツ国内でも「例外」と言われているので、思い浮かべるドイツとは違うかもしれません。 ずっとベルリンなので、ベルリンのことしか詳しく知らなくて恐縮です……! 古賀: 確かに日本も東京、名古屋、大阪ではあれこれずいぶん違いますよね……。 今回は「ベルリンのふつうのくらし」を教えて!という企画なんですが「って言っても人それぞれ」っていうのが真理ですし、ざっくばらんに「ベルリンでのほりべさんのくらし」を軸に教えてもらえたらと思っております~~! ほりべ: はい! ベルリ

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                                          • 池袋にある自販機12台の壁

                                            1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:韓国の人気アレンジ!?混ぜておいしい袋やきそば ✕ 袋ラーメンをさがす > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 それは池袋の西口。駅を出てすぐの五差路を右にまがると、 壁だ! 自販機が12台、壁のようにならんでいるのだ。 映画を観にいこうと少し急いでいた足が思わず止まった。普段はあまり気にとめない自販機だけど、12台も並ぶとすごい存在感だ。 しかもV字型に整列していて、戦隊ヒーローのようなかっこよさもある。 「君も仲間に入らないか?」と語りかけてきそうなキリっとした面がまえ。 さらに夜になると、用がなくても立ちよりたくなるほどトロピカルな雰囲気に。 壁の裏はどうなってる? でも、どうしてこうなったのだろう。 よく見ると、12台

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                                            • ささやかれる「若者のポテトサラダ離れ」? ドイツのポテトサラダ調査の裏側

                                              ドイツのポテトサラダの立ち位置と地域別のレシピを集中的に調べた記事が話題だった、ドイツ在住のライターほりべのぞみさん。 家庭のレシピを分類するという大仕事、その苦労や記事には書ききれなかった細かい情報を聞きました! お相手は編集部の古賀及子です。 多様ななかで状態を知ること 古賀: 9月、10月と、ほりべさんはドイツのポテトサラダ事情をめちゃくちゃに調べまくってくださいまして! 1本目の「ポテトサラダは『ドイツの文化遺産』」では、ドイツの食事にとってどれだけじゃがいもが、そしてポテトサラダが大事か、いかに家庭の味か、ということを。 友人が発したパワーワードがタイトルになった「ポテトサラダは『ドイツの文化遺産』」 古賀: 2本目の「マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査」はタイトルのとおり、どうも大きくマヨネーズ味とお酢の2派あるようだぞ……というところからその地域性を調

                                                ささやかれる「若者のポテトサラダ離れ」? ドイツのポテトサラダ調査の裏側
                                              • ベルリンの墓地の水溜めの中にある枝はリス救出システムだった

                                                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:イギリスの体重の単位「ストーン」に迫る > 個人サイト words and pictures 私の住むベルリン市内には大きいものから小さいものまで、200以上の墓地がある。 ベルリン中心部にある墓地の入り口。墓地の塀でさえもグラフィティに覆われているのがベルリンらしい。 ドイツの墓地は日本の墓地より広々としていて、木が植えてあったり、ベンチが置いてあったりと、ちょっとした公園のような雰囲気のものが多い。 犬や自転車は入れないが、用のない人でも散歩をしたり本を読んだりすることができる。 緑がいっぱいの都心のオアシスだ。 特にコロナ初期のロックダウン中は、人の少ない墓地で散歩をするようにしていたので、毎日のように墓地に通っていた。 そして頻繁に墓地に通ううち

                                                  ベルリンの墓地の水溜めの中にある枝はリス救出システムだった
                                                • ベルリンの老舗専門店でバウムクーヘンの切り方を聞いてきた

                                                  1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ポテチにすしのこをかけるとすっぱ甘くてうまい > 個人サイト words and pictures ドイツを象徴する銘菓、バウムクーヘン ドイツ菓子の代表ともいえる、バウムクーヘン。「バウム」は木、クーヘンは「ケーキ」という名前からも分かるように、木の年輪のような模様がトレードマークだ。 ドイツではケーキの王様とも呼ばれるバウムクーヘン。 19世紀後半のバウムクーヘン文化の中心地はベルリンだったそうだが、その後はドイツ国内にどんどん広まっていった。 そして1909年にカール・ユーハイムによって日本にも上陸したバウムクーヘンは、今や日本の定番スイーツとなった。 ドイツではバウムクーヘンは昔ながらの伝統的なケーキという立ち位置だが、日本のバウムクーヘン文化は

                                                    ベルリンの老舗専門店でバウムクーヘンの切り方を聞いてきた
                                                  • 仙台は暗渠の立体交差とへくり沢がアツい

                                                    1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:碑文谷公園の池に浮かぶ小屋は動物園の名残 > 個人サイト 日和見びより 自然の川と人工の用水の立体交差 仙台の街の南側には広瀬川という川が流れているが、この川かなりぐにゃぐにゃと曲がっている。それ故か地面を削りまくっており、川の両側には崖が形成されている。 仙台城は城下町から広瀬川を挟んだ高台の上に築城されており、広瀬川が天然の堀として機能する場所を選んで建てられた格好だ。 国土地理院電子国土基本図、色別標高図を元に作成 城としては最高の立地だが城下町側に目を向けると、洪水は起こりにくいが水を確保するのが難しい。そんなわけで城下町全体(上の地図の黄色く塗ったあたり)に網の目のように張り巡らされたの

                                                      仙台は暗渠の立体交差とへくり沢がアツい
                                                    • 北海道にはない、ドイツ生まれのホッカイドウかぼちゃ

                                                      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツへのお土産といえば板橋区、石田屋の栗まんじゅう > 個人サイト words and pictures 北海道にはない、HOKKAIDO かぼちゃ 私が住むドイツではかぼちゃの季節になると、スーパーやレストランである日本語をよく目にするようになる。 スーパーのかぼちゃ売り場。値札をよく見てみると…… HOKKAIDO って書いてある! そう、ドイツでは「ホッカイドウ」という品種のカボチャがところどころで売られているのだ。 この写真のものは大きいが、大体1キロ前後の小ぶりのものが多く、玉ねぎのような形をしている。 赤くてかわいいホッカイドウかぼちゃ。 別のスーパーのかぼちゃ豆知識 POP。ホッカイドウは「栗のような味わいの、皮まで食べれる万能かぼちゃ」

                                                        北海道にはない、ドイツ生まれのホッカイドウかぼちゃ
                                                      • 三田製麺所でつけ麺トライアングル食べをしたい~勝手に食べ放題2023

                                                        勝手に食べ放題2023 「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。 4/21 出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~タイ・バンコク編(深森サラ) 4/20 ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜逆・海外版 北海道編(ほりべのぞみ) 4/19 円安でもラザニアでお腹いっぱい~イタリア・ヴェネチア編(唐沢むぎこ) 4/18 食らいな、これが「真」のニューヨーク飯だ…。安くてうまい屋台飯をむさぼる~ニューヨーク編(鳥羽ひな) 三田製麺所が大好き 実は大学生の頃、三田製麺所でバイトをしていた。元々つけ麺が大好きだったけど、初めて三田製麺所の濃厚魚介豚骨スープを飲んだ時、雷が落ちたような衝撃を受けたことを覚えている。しかも、麺もコシがあっておいしい。こんなにも黄金バランスを保ったつけ麺チ

                                                          三田製麺所でつけ麺トライアングル食べをしたい~勝手に食べ放題2023
                                                        • ヴィーガン棒たまごを作ってみた

                                                          1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのかわいくないイースターバニーが好きだ > 個人サイト words and pictures ロングエッグとはなんぞや 長いゆで卵と言う不思議な食べ物をご存知だろうか。 こういうの。 日本では「ロングエッグ」などの名前で知られている業務用商品で、棒状に加工されたゆで卵のことを言う。簡単に言えば金太郎飴式ゆで卵だ。 私の住むドイツでは「Stangenei(棒たまご)」と言う名前で知られているものなのだが、ケータリングや食堂などでサンドウィッチに挟んだりデコレーションに使われたりしているようだ。 この「棒たまご」と言う響きがとても好きなので、この記事では長い棒状のゆで卵のことを「棒たまご」と呼ぶことにする。 すでに切れ目が入っているので、ペロンペロンと

                                                            ヴィーガン棒たまごを作ってみた
                                                          • ベルリンで公共交通機関としての手漕ぎボートに乗る

                                                            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフの「テディタウルス」はかわいいけど抱きにくい > 個人サイト words and pictures 電車と同じチケットで船に乗れる 私の住むドイツの首都ベルリンには、電車、バス、トラムなどの公共交通機関がある。 街中を走る黄色いトラム。 ベルリン市内の交通機関の大半は、ベルリン市交通局(通称 BVG)によって運営されている。 地下鉄の駅で見つけたソーシャルディスタンスをポニーのサイズで表した案内。 交通機関の料金は一律なので、ベルリン市内であれば片道3ユーロ(約420円)で2時間の間、いろんな乗り物を乗り継いで移動することができる。 ベルリンの電車の路線図。市内であれば端から端まで移動しても均一料金だ。 電車の乗り継

                                                              ベルリンで公共交通機関としての手漕ぎボートに乗る
                                                            • 賃貸なのにバリバリDIY! ベルリンのふつうのくらし・おうち編

                                                              ベルリンの賃貸住宅はいま、引っ越せない!? 古賀: ベルリンのおうちって賃貸と分譲どっちが多いんでしょうか。ほりべさんちって賃貸ですか? いきなり超プライベートな質問ですみません! ほりべ: 実はうちは数年前に買いました……! でもベルリンでは珍しいかもしれません。 古賀: おお! 借りるパターンの方が多い……? ほりべ: 実はベルリン、ドイツの他の都市と比べて賃貸に住む人の割合が多いそうです。 今はベルリン中家賃が急激に上がって、かなり問題になってきているんですが、10数年前までは家賃が比較的安い大都市として知られていました。 人が住んでいる間に家賃を上げるのには法律上結構制限があるので、昔から同じアパートに住み続けている人は低い家賃で住み続けることができます。 ですが、一度人が出ると家賃を上げることができるので、今安い賃貸に住んでいる人はなかなか引っ越しすることができない状態です! 古

                                                                賃貸なのにバリバリDIY! ベルリンのふつうのくらし・おうち編
                                                              • ドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフの「テディタウルス」はかわいいけど抱きにくい

                                                                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:たった9ユーロでドイツ縦断(とまでは行かない)の旅に出てみた > 個人サイト words and pictures ぬいぐるみが好きだ。 大人になってからも、グッとくるぬいぐるみを大人買いしたり、テディベアを抱いて寝たりしている。 そんな私が大事にしている、ドイツの有名ぬいぐるみメーカー「シュタイフ」のちょっと変わったテディベアをお見せしたい。 1880年創業のシュタイフ社は、世界初のテディベアメーカーと言われる、日本でも人気のぬいぐるみブランドである。 耳にボタンとタグが付いているのがシュタイフのトレードマーク。 私の住むベルリンにも専門店があるのだが、シュタイフのぬいぐるみはデパートやおもちゃ屋さんなどでも売られている。 例えばベルリンの老舗デパート

                                                                  ドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフの「テディタウルス」はかわいいけど抱きにくい
                                                                • 余暇はクラブとデモ活動へ ベルリンのふつうのくらし・休みの日編

                                                                  パリピじゃなくてもみんなクラブへ ほりべ: ベルリンでは若い世代はもちろん、30代、40代でもやすみの日はクラブに行くっていうのが日常茶飯事です。 古賀: えっ!? クラブ!? 踊る方の? ほりべ: はい、踊る方の。DJの音楽を聴くクラブです。 友人にクラブの写真を頼んだら「クラブ、暗いからあんまり写真ないよ……」って言われました。暗いですね。(写真:tobhanosr)※以降、写真とキャプションはほりべさんより 古賀: やすみの日なにしてる? の返答の初手がクラブとはピーキーな……。でもそうか、ベルリンはテクノの聖地ですもんね。 ほりべ: クラブに行くのはかなり普通なことで、平均的な市民でも定期的に行ったりしてるみたいです。 古賀: いわゆるウェイウェイしたパリピじゃない、普通の人たちがクラブに行く感じですか? ほりべ: そうですね。月曜日に職場「週末クラブ行ったんだ」ってカジュアルに話

                                                                    余暇はクラブとデモ活動へ ベルリンのふつうのくらし・休みの日編
                                                                  • 「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た

                                                                    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:入浴剤を薬の錠剤みたいなパッケージにすると、でっかくて楽しい > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 三洋電機の工場跡地に建設されたショッピングモール、それが「イオンモール大日」。こういった大型施設には、見応えのある非常階段が付随する場合が多い。 それにしたって、格好よすぎじゃないですか 階段につぐ階段。普通の階段と違って動線が複数あるうえに、それが整然と並んでいるという「反復の美」を堪能することができる もしこれをグルスキー(写真家)が撮影したら、どんな世界になるのだろう。そんなことを考えながらシャッターを切った。 別の場所には、高さのある非常階段。XXXXX……とひたす

                                                                      「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た
                                                                    • 自転車はどこに停めても大丈夫 ベルリンのふつうのくらし・いどう編

                                                                      電車には人間用のきっぷの他に自転車用のきっぷもある ほりべ: ドイツでは自転車は電車にも乗せられることにも、来た当初は驚きました。人間用のチケットのほかに自転車用のチケットを追加で買うと、電車に自転車を乗せて移動できます。 古賀: 自転車、裸のままでですか? 日本だと確か折りたたんで輪行袋というやつに入れられるやつなら乗せられるんだっけな……。 ほりべ: むきだしで大丈夫です! 例えば、週末に郊外でサイクリングをしたいと思えば、そのまま自転車を電車に乗せることもできます。ですが自転車を持ち込む人が一度に沢山乗ってくると車内はカオスです……! 古賀: えっ、電車、自転車でぱんぱんになりがち……? ほりべ: 混む時間帯はなりがちですね! 混みすぎて降りれなくなっちゃったことも実際あります。 電車には通常自転車専用車両があるのですが、いっぺんに自転車が乗って混んでくると、降りるチャンスを見計らう

                                                                        自転車はどこに停めても大丈夫 ベルリンのふつうのくらし・いどう編
                                                                      • ドイツ式のイカダに乗りに行ったら、帰れなくなるところだった

                                                                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:デンマークからスウェーデンへは深夜2時でも帰れる > 個人サイト words and pictures 夏だ!湖だ!イカダだ! ベルリンの夏の風物詩といえば、湖水浴である。 ベルリンや近郊のブランデンブルク州には数えきれないほどの湖がある。海よりも手頃に遊びに行けるため、天気の良い週末などは湖に人が殺到する。 Auch in Brandenburg sieht es mit der Qualität der Seen ganz gut aus. Aber: Nicht empfohlen wird das Baden bei Werder, Caputh und Ferch https://t.co/DzLUIlOVaj pic.twitter.com/

                                                                          ドイツ式のイカダに乗りに行ったら、帰れなくなるところだった
                                                                        • 新宿南口から新宿三丁目にワープしてしまう通路

                                                                          新宿駅南口から新宿三丁目駅にワープしてしまう通路がある。 もちろん実際は「ワープ」ではないのだが、「ワープ」としかいいようがない通路なので見てほしい。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:経堂 かっこいいフォントの秘密 これが問題の通路の入口である。 君もワープしてみないか。 場所としては甲州街道の下、高島屋から新宿東口に向かう途中に存在する。 最初

                                                                            新宿南口から新宿三丁目にワープしてしまう通路
                                                                          • 横浜・車がワープしたように見える駐車場

                                                                            1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:西五反田・アクリル越しにトンネルをのぞける歩道橋 > 個人サイト 右脳TV 横浜駅の相鉄口を出て左、西口五番街を抜けると川にぶつかる。 その向こうに「相鉄ムービル」という商業ビルがある。 横浜市民にはおなじみの老舗映画館でもある。すずめの戸締まり絶賛上映中。 この1階にある駐車場入口が今回の絶景ポイントだ。 ここです。さっき橋の上からも見えたところ。 見たところ特に変わったところはない、いわゆる商業ビルの駐車場だ。いったい何が絶景なのか、しばらくご覧ください。 緑のトラックがやってきましたよ。 駐車場に入っていくみたいですね。 トラックが行っちゃいました。しばらく待っていると…… ここから出てくるん

                                                                              横浜・車がワープしたように見える駐車場
                                                                            • ドイツへのお土産といえば板橋区、石田屋の栗まんじゅう

                                                                              1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:スイス・バーゼルのど真ん中を流れるライン川は「流れるプール」だった > 個人サイト words and pictures 先日、コロナが始まってから初めてドイツから東京に帰ることができた。 その際、念願であったデイリーポータルZの編集部の皆さんとの対面も果たすことができた。 編集部の古賀さん、石川さん、そして橋田さん。3年半ぶりの渋谷におびえる私を優しく向かえてくれた。 おしゃべりをしていたら古賀さんに「ドイツへのお土産は何が喜ばれますか」と聞かれた。 日本からのお土産?簡単な質問なはずなのに、何も思いつかない。うーん、なんだったっけ。 頻繁に日本に帰ってきていた頃は、どこでどんなものを買うか大体決まっていたが、これだけ久しぶりだと全て忘れてしまう。あん

                                                                                ドイツへのお土産といえば板橋区、石田屋の栗まんじゅう
                                                                              • マヨネーズとケチャップの紅白チューブが便利でかわいい

                                                                                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:1月のドイツは路上クリスマスツリー祭り > 個人サイト words and pictures フライドポテトのお供と言えばケチャップが定番だが、私の住むドイツではケチャップ以外にもマヨネーズで食べる習慣がある。 なのでフライドポテトはケチャップ派とマヨネーズ派に分かれるのだが、ケチャップとマヨネーズを両方かける「紅白」派も存在する。 典型的な「ポメス・ロートヴァイス」。角にひだがある紙皿はフライドポテトやソーセージの屋台でよく使われる。写真は友人のものを使わせてもらった。 フライドポテトは外で食べることが多いが、自宅で作る人もいる。そんな場合、紅白ポテト派はケチャップとマヨネーズを両方用意していなくてはならない。 そんな時のために便利な商品を見つけてしま

                                                                                  マヨネーズとケチャップの紅白チューブが便利でかわいい
                                                                                • DHLには社員しか買えないオリジナルぬいぐるみがある

                                                                                  1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:フィル・コリンズも訪れたドイツでオランダ気分を味わえるスポット > 個人サイト words and pictures 去年、初めてベルリン通信博物館に行った。 通信技術をテーマにしたこの博物館では、ラジオや電話機など、コミュニケーションの歴史にまつわるあらゆるものが展示されている。 特に郵便関係のギャラリーには郵便車の模型や制服など、多くの収蔵品が展示されており、ドイツの郵便の歴史が目に見えてとても楽しい。 過去から現代に至る郵便ポストたち。最近のポスト(右側)は黄色い。 昔から手紙を書くのが好きだったので、郵便関連の展示はワクワクする。 ドイツの大手宅配会社であるDHLグッズなども展示されている。 展示を見ていると、一緒にいた友人がこう言った。 それか

                                                                                    DHLには社員しか買えないオリジナルぬいぐるみがある