「ジャズの街」としても知られる神戸の南京町にあるジャズ喫茶「M&M」(兵庫県神戸市中央区栄町通2-7-3 2F) 実は今、「ジャズ喫茶」が再びブームになっているのをご存じだろうか。高性能なオーディオ機器でジャズのレコードを大音量で聴きながらコーヒーを飲む。喫茶店の中でも、そんな独特のスタイルのジャズ喫茶は1929年に東京で生まれたとされ、1935年ごろから銀座や新橋などに店舗が多数オープン。 1961年、モダンジャズの名ドラマー、アート・ブレイキー率いる「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」の来日公演をきっかけに、モダンジャズブームが日本全国に巻き起こり、それと同時にジャズ喫茶は全盛期を迎える。 そんなジャズ喫茶が、昨今のレコードブームや、コロナ禍収束の兆しから訪日する外国人観光客の関心も含めて、再び脚光を浴びているという。スマホひとつあればどんな音楽でも聴ける時代に、なぜわざわ