並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 34 件 / 34件

新着順 人気順

ジャズの検索結果1 - 34 件 / 34件

  • 【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Aaron Parks Little Big/Live In Berlin ブラッド・メルドーの再来とも称され、ジェイムス・ファームなどで活躍するピアニスト、アーロン・パークスのリーダー作。本作はバンドの一体感や結束力を強く感じさせる内容。時にコンテンポラリー・ジャズの枠を大きくはみ出し、ロック的なダイナミズムが漲る場面も。iPhoneのボイスメモで録音されたという本作だが、意図せず入り込んでしまったざらつきや歪みがアクセントとなり、アルバムに深みや奥行きを与えている。 Banksia Trio/MASKS 須川崇志(b)、林正樹(p)、石若駿(ds)という豪華メンバーによるトリオ作。これが3作目とあって、これまで以上に緊密で濃密な音のコミュニケーションがはかられている。また、菊地雅章やポール・モチ

      【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN
    • 海外「欧米人には斬新だった」 世界的ギタリストが解説するJ-POPの特殊性が話題に

      YOASOBIの「アイドル」の世界的大ヒットや、 1970年代後半から1980年代にかけて制作された、 いわゆる「シティ・ポップ」のリバイバルブームなど、 特に近年はJ-POPが世界的に注目されています。 米国のヘヴィ・メタルバンド、メガデスの元メンバーである、 ギタリストのマーティ・フリードマンさんは以前、 欧米とは一線を画すJ-POPのコード進行の異質性を解説しており、 その際の映像が、海外のネット上でたびたび話題になります。 フリードマンさんはまず、 欧米の曲の典型的なコード進行を紹介してから、 以下の発言をしています。 「我々はこの(欧米の)コード進行を数えきれないくらい聴いてる。 それでもずっと使われ続けているんだ。 欧米のアーティストの曲のほとんどは、 4つのコードから成る進行で構成されている。 短いサイクルで、4つのコードが繰り返されるわけだ。 一方で日本のポップスやロックを

        海外「欧米人には斬新だった」 世界的ギタリストが解説するJ-POPの特殊性が話題に
      • 「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

        左からミシェル・ンデゲオチェロ、カッサ・オーバーオール、セシル・マクロリン・サルヴァント、ジョン・バティステ(Photo by Charlie Gross, Patrick O'Brien-Smith, Karolis Kaminskas, Emman Montalvan) 2023年はジャズにとってどんな一年だったのか? 本誌ウェブで数多くのジャズ周辺ミュージシャンを取材してきた音楽評論家・柳樂光隆が徹底解説。文中で紹介している柳樂の過去記事や、記事末尾の2024年のジャズ注目公演まとめもチェックしつつ、シーンの最前線を体感してほしい。 文中に登場するアーティスト/作品の楽曲をまとめたプレイリスト UKジャズを支えるエコシステム これはジャズに限った話ではないと思いますが、コロナ禍前〜渦中に作られた作品もおおよそ出尽くしたことで、新しいモードが始まった感じがしますよね。トレンドみたいなも

          「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
        • 笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也

          突然過ぎて意味がわからなかった。ギタリスト・笹久保伸が3月11日、Xにてジャズ評論家の柳樂光隆氏を名指しで批判し始めたのである。いわば音楽家から評論家へのカウンターだ。 ミーハーで口だけのクソみたいなやつに褒められても喜ぶフリをしないといけないんだから音楽家の人生も大変だよ。 若い人々は評価を無視して作品を作った方がいい。 近年自分の歩みの中で何か恥じることがあるとしたら、それは評論家・柳樂光隆みたいな中身のない人間に『良い』とか書かれたこと。 pic.twitter.com/2wvFFEJEPX — SHIN SASAKUBO (@shinsasakubo) March 11, 2024 私個人としては、柳樂氏が監修する『Jazz The New Chapter4』でディスクレビューを担当させてもらったし、主宰した『ネオホットクラブ13』にもゲスト出演してもらった。好意でインタビューさせ

            笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也
          • ミシェル・ンデゲオチェロの創作論 ジャズとSF、黒人奴隷の記憶をつなぐ「自分だけの神話」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

            ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の『The Ominichord Real Book』は2023年を代表するアルバムになったのと同時に、長いキャリアの中で数多くの傑作を発表してきたミシェルにとっての新たな代表作にもなった。 ジャズの名門ブルーノートからリリースされた同作には数多くのジャズミュージシャンが参加し、素晴らしい演奏を聴かせている。だが、このアルバムの凄さはそれだけではない。ミシェルはここに収められた曲に様々な文脈を込めている。それは曲名や歌詞、サウンドに様々な形で埋め込まれている。宇宙観や死生観を含めて、ミシェルの哲学のようなものが詰まっているとも言えそうなくらい壮大なものだ。 近年、両親を亡くしたことをきっかけにミシェルはアフリカ系アメリカ人としての自身と祖先への思いを強めていた。そんな思考を、彼女は音楽による壮大な物語の制作に向かわせた。そし

              ミシェル・ンデゲオチェロの創作論 ジャズとSF、黒人奴隷の記憶をつなぐ「自分だけの神話」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
            • アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

              日本人でただ一人、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズマスター賞」を受賞した世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のアルバム12作品の配信が先日スタート。彼女が海外で大きく再評価されている理由とは? ジャズ評論家・柳樂光隆に解説してもらった。 近年、福井良や稲垣次郎、鈴木弘、森山威男などが海外でもその名を知られるようになった。レコードマニアが再発見したり、ストリーミングで発掘されたりしたことで、過去の日本のジャズがちょっとしたブームになっている。日本のフュージョンも人気で、高中正義や菊地ひみこなどが、これまでとは異なる文脈で聴かれているという話をたびたび見かける。シティポップやニューエイジと同様、日本のジャズはレコード市場でずっと人気を集め続けている。 とはいえ、再評価の文脈はレコード経由だけではない。現行世代のアーティストや歴史研究家などからじわじわ再評価されてい

                アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
              • 北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う

                北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う 2024-04-09 2024-04-08 Euro Jazz, Jazz, Music SSW, アイスランド, ジャズ, ピアノ, ヨーロッパ, ヨーロッパジャズ, ヴォーカル, 北欧ジャズ Love3アイスランド出身SSWアンナ・グレタのACT第二弾アルバム2021年に颯爽とメジャーデビューしたアイスランド・レイキャビク出身のピアニスト/シンガーソングライター、アンナ・グレタ(Anna Gréta)が待望のACT発第二弾アルバム『Star of Spring』をリリースした。現在ストックホルムに住む彼女が故郷アイスランドに想いを寄せて弾き語る曲はどれも美しく、特別だ。 前作『Nightjar in the Northern Sky』ではかつて彼女がその飛ぶ貴重な姿を北欧の空で見たヨタカ(夜鷹)をア

                  北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う
                • 和名盤 - EPOCALC's GARAGE

                  ZENで行こう 決定版 日本民謡 アーティスト:民謡,伊波智恵子,伊波みどり,進藤義声,田中希代子 コロムビアミュージックエンタテインメント Amazon 昨今やれ和ジャズだやれ和ブギーだやれ和レアグルーヴだなどとやたら「和」を付けたジャンル名を目にすることが多い。海外のそれにも見劣りしない日本における音楽、という意味で付けているのだろうと思われる。 しかしながら、僕は悲しいよ。そういうもののほとんどは日本製なだけで伝統的な日本文化を取り入れているとは必ずしも言えないからだ。 僕はイタリアンプログレ、ブラジリアン、クラウトロックが好きなのだけれど、そのどれもに共通するのが「当地の文化に大きく立脚している」ということ。そうでなければ英米のそれと変わりないからね*1。そして日本にも日本文化に立脚した名盤が沢山あるのだ。主に和ジャズ。*2 が、和装時のBGMにしようかなと思って「和 名盤」とかで

                    和名盤 - EPOCALC's GARAGE
                  • ブライアン・イーノとジャズの関係とは? 鬼才たちと実践した「非歓迎ジャズ」を再検証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                    ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ(CAN)、J・ペーター・シュヴァルムが四半世紀前に繰り広げた即興ライブが、発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』(スシ、ロティ、ライベクーヘン)としてリリースされた。当時のイーノが実践していた「非歓迎ジャズ」を今こそ再検証すべく、音楽評論家の柴崎祐二に解説してもらった。 1998年8月27日。世代の異なる三人の鬼才=ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ、J.ピーター・シュワルムがドイツ・ボン市の美術展示館の屋外スペースに集い、一回限りのインプロヴィゼーション・ライブを行った。そのパフォーマンスが行われたイベント「Sushi! Roti! Reibekuchen!」は、イーノによるマルチメディア・インスタレーション「フューチャー・ライト・ラウンジ・プロポーザル」展のオープニング・パーティーとして催されたもので、タイトルの通り

                      ブライアン・イーノとジャズの関係とは? 鬼才たちと実践した「非歓迎ジャズ」を再検証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                    • 上原ひろみ×石若駿 ジャズ界のトップランナーが語り合う使命感、歴史的共演の舞台裏 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                      ジャズドラマー石若駿率いる「The Shun Ishiwaka Septet」が上原ひろみ、アイナ・ジ・エンド、大橋トリオ、田島貴男、PUNPEE、堀込泰行とセッションを行なうイベント『JAZZ NOT ONLY JAZZ』が、6月21日にNHKホールで開催された。その当日に実現した、上原と石若の対談をお届けする。聞き手は当日、オープニングDJを務めたジャズ評論家・柳樂光隆(構成・最込舜一)。イベントの模様は8月に有料配信、9月にWOWOWで出演者による貴重なインタビューなどを加えたスペシャルエディションを放送・配信されるのでお見逃しなく(詳細は記事末尾にて)。 『JAZZ NOT ONLY JAZZ』はただ単に豪華な顔ぶれが揃っただけでなく、歴史的な一夜になった。とりわけインパクトが大きかったのは、上原ひろみと石若駿が初めて人前で一緒に演奏したこと。日本中のジャズファン、音楽リスナーが夢

                        上原ひろみ×石若駿 ジャズ界のトップランナーが語り合う使命感、歴史的共演の舞台裏 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                      • 日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS

                        長期的に続くシティポップの再評価の〈次〉としてインターネットの音楽オタクやレコードディガーの間でじわじわと注目を集めているのが、日本産のフュージョンだ。70~80年代に国内の音楽シーンを席巻し、根強い人気を誇り、現在も現役プレイヤーが多数活躍するJフュージョン。人脈的にもシティポップと重なるこのジャンルへ、熱い視線が国際的に注がれている理由とは? 著書『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす 「再文脈化」の音楽受容史』に続いて、柴崎祐二がJフュージョンのリバイバルを検証した。 なお本文で触れられた菊池ひみこ、NORIKI、堀井勝美PROJECTらによるJフュージョンの重要作は、再発CDがタワーレコード限定で多数販売中。この機会にぜひチェックしてほしい。 *Mikiki編集部 YouTubeで数百万回再生される高中正義や菊池ひみこ 今、日本のフュージョンが熱い。〈え!? あの、デジタルシ

                          日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS
                        • 【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN

                          音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する本特集。今回は、ジャズの生演奏が毎日楽しめる『HUB(ハブ)浅草店』にお邪魔しました。英国風パブとして知られるチェーン店が、なぜジャズの演奏が楽しめるお店になったのか? そこには興味深い歴史がありました。 古き良き英国パブを再現した店内で、サッカーの試合やミュージックビデオを眺めながら、エールビールとフィッシュ&チップスで乾杯する。『HUB(ハブ)』と聞けば、そんなスタイルを思い描くだろう。いまや全国で102店舗(82 ALE HOUSE含む)を展開する大型チェーン。しかし、浅草店だけは、そのどの店舗とも違う独自のスタイルを貫いている。 大きな違いは、毎日のようにニューオリンズ・ジャズを中心としたライブ演奏が聴けるということ。また、キャッシュオンではなくフルサービスであること。ライブの時間帯はチャー

                            【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN
                          • 英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA

                            近年、新世代のジャングル/ドラムンベースのプロデューサーやDJが注目を集め、UKのジャズシーンは新たな黄金時代を迎えている。その背景にあるものは何なのだろうか。 1980年代後半から90年代初頭、アシッドハウス(※)の熱狂に沸く英国において誕生したジャングル。そしてほぼ時を同じくして成立したアシッドジャズは、DJが主体となった英国のジャズ文化の新局面だった。本題に入る前に、この2つの音楽について簡単に振り返る。 ジャングルとは何か。『DUB論(改訳決定版)』(2023年、水声社)のなかでマイケル・ヴィールは、「ジャングル(別称ドラム&ベース)は一九九○年頃にイングランドで発展した、ジャマイカのダブとDJミュージック、イギリスのテクノのハイブリッドだ」と記し、その音楽的特徴を「ダブ(ドラムとベースを強調したミックスとアトモスフェリックなサウンドスケーピング)とヒップホップ(抜粋したブレイクビ

                              英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA
                            • 【009】街の底|getonthefloor

                              お話を伺った相手:四日市さん 好きな音楽の傾向:元気 好きなクラブ:今池ハックフィン、高円寺Grassroots、江の島オッパーラ、東岡崎ひかりのラウンジ、伊勢2NICHYOUME PARADAISE、岡山K2、代々木公園、路上 行く頻度:月に3、4くらい?時期によってかなり落差があります よく頼むドリンク:ウーロンハイ 音楽を聴く手段:主にインターネット。副としてフィジカル この企画を始める前、偶然会ったばるぼらさんに「インタビューをするにあたっての準備」について色々お聞きする機会がありました。その際「読みたいから四日市にインタビューしてくださいよ」と何度か言われ、確かに四日市さんは現場でよく見かけるけど、根がパンクスぽいしエッジが効きすぎてるから、自分がある程度回数を経てからじゃないとお願いできないな…と躊躇していたのですが、「そろそろ良いのでは?」とお話を聞きに行ってきました。 やっ

                                【009】街の底|getonthefloor
                              • 思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                サックス奏者のキャシー・キノシ(Cassie Kinoshi)は現在のロンドンにおけるジャズシーンを体現するミュージシャンのひとりだ。カリブやアフリカにルーツを持ち、教育団体Tomorrow’s Warriorsで音楽を学び、その後、トリニティ・ラバン大学に進学。ヌバイア・ガルシアやジョー・アーモン・ジョーンズ、シーラ・モーリス・グレイらと活動を共にしながら、ロンドンのシーンで存在感を示してきた。 Tomorrow’s Warriorsの女性ミュージシャンのサポート・プログラムから生まれたネリヤ、シーラ・モーリス・グレイ率いるアフロビート・バンドのココロコといったグループでのキャシー・キノシの貢献度は計り知れない。なぜなら彼女はロンドンのシーンで活動する多くのミュージシャンとは異なる感性の作曲家だったからだ。例えば、ネリヤに提供した「EU (Emotionally Unavailable)

                                  思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                • マリア・シュナイダーが語る至高の作曲術、AIが代替できないジャズの民主主義 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                  作曲家のマリア・シュナイダー(Maria Schneider)は現代ジャズにおける伝説的な存在だ。21世紀に入ってから進化が止まらないビッグバンド/ラージ・アンサンブルの最高峰として知られ、ダーシー・ジェームス・アーギューや韓国のジヘ・リー、日本の挾間美帆や池本茂貴、秩父英里といった次世代の登場を促した。そんなマリアの才能に、晩年のデヴィッド・ボウイが魅了されたのは周知のとおり。彼がマリアと共に作り上げた楽曲「Sue (Or In A Season Of Crime)」は、遺作『★』を生み出すきっかけにもなった。 マリアの音楽においては、ジャズとクラシックの手法がその境界を感じさせないほど見事に融合されている。実際に彼女はクラシック音楽にも取り組んでおり、グラミー賞でも両ジャンルの部門で受賞している。 そんなマリアが、彼女を敬愛する挾間美帆プロデュースの「NEO-SYMPHONIC JAZ

                                    マリア・シュナイダーが語る至高の作曲術、AIが代替できないジャズの民主主義 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                  • ヌバイア・ガルシアが熱弁、UKジャズとクラブミュージックの深く密接な関係 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                    サックス奏者のヌバイア・ガルシア(Nubya Garcia)は今日のUKジャズにおけるシンボルであり、その理由は2020年に発表された現時点の最新アルバム『Source』のインタビューでもたっぷり語ってもらった。トゥモローズ・ウォリアーズをはじめとしたロンドンの教育機関の出身であること、レゲエを取り入れるなどカリブ海やアフリカからの移民が持ち込んだ文化を反映していることもそれにあたるが、彼女にはもう一つ重要な文脈がある。エズラ・コレクティヴのリーダー、フェミ・コレオソは「UKジャズはダンスミュージック」だと以前語っていたが、クラブミュージック的な文脈を一貫して取り入れてきたのがヌバイアだ。 ナラ・シネフロ、カイディ・テイタム、モーゼス・ボイドなどが参加した『Source』のリミックス・アルバム『Source ⧺ We Move』(2021年)はひとつ象徴的だろう。ジャズがハイブリッドになり

                                      ヌバイア・ガルシアが熱弁、UKジャズとクラブミュージックの深く密接な関係 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                    • interview Tomeka Reid:チェロでジャズを弾くこと、作曲/キュレーション論、AACMについて(1,5000字)|柳樂光隆

                                      interview Tomeka Reid:チェロでジャズを弾くこと、作曲/キュレーション論、AACMについて(1,5000字) 僕がトミーカ・リードに注目し始めたのは彼女が自身のカルテットを結成して作品をリリースし始めたころだった。トミーカのチェロとメアリー・ハルヴァーソンのギターをフロントに、ジェイソン・レブキのベースとトマ・フジワラのドラムがリズムセクションを担うこのグループはそれぞれの演奏者の演奏は言うまでもないが、同時に楽曲の素晴らしさがこのグループを特別なものにしていた。 個々の演奏を最大限に反映する作りになっていて、それぞれの演奏のキャラクターがそのまま楽曲の個性に繋がっているのだが、特定の誰かが突出するのではなく、全員のアンサンブルが調和する構造にもなっていた。個々の即興演奏に関してもあくまで「楽曲」を演奏する中での即興である意図が伝わってくるもので、自身をアピールしつつも

                                        interview Tomeka Reid:チェロでジャズを弾くこと、作曲/キュレーション論、AACMについて(1,5000字)|柳樂光隆
                                      • Barakan Beat 2023年11月26日(ジュニア・ウォーカー&オール・スターズ、スケアリー・ゴールディングス) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                        www.interfm.co.jp 【目次】 Jr. Walker & The All Stars「Hip City (Pt. 1)」 Scary Goldings「Meter's Running(feat. John Scofield)」 週間プレイリスト Jr. Walker & The All Stars「Hip City (Pt. 1)」 バラカンさんが1987年から89年にNHKFMでやっていた番組「ロンドン発ピーターバラカン!」のテーマ曲だったそうです。 www.youtube.com Home Cookin' アーティスト:Jr Walker & All Stars Motown Amazon Scary Goldings「Meter's Running(feat. John Scofield)」 スケアリー・ポケッツという二人組がいて、エレクトリックピアノのジャック・コンテ

                                          Barakan Beat 2023年11月26日(ジュニア・ウォーカー&オール・スターズ、スケアリー・ゴールディングス) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                        • ジャズ・トゥナイト 2023年11月25日(ジョン・ゾーン) - ラジオと音楽

                                          www.nhk.jp 【目次】 シリーズJAZZジャイアンツ 54. ジョン・ゾーン John Zorn「Ne'eman」 Sonny Clark Memorial Quartet「Nicely」 John Zorn「Behold the Night of Our Solemnities」 シリーズJAZZジャイアンツ 54. ジョン・ゾーン 今月のシリーズJAZZジャイアンツは、9月2日に70歳となったニューヨーク出身のサックス奏者で作編曲家、インプロヴァイザー、音楽プロデューサーなど多彩な音楽家で大友さんが尊敬するジョン・ゾーンの特集でした。ジョン・ゾーンは、ジャズというだけではとても捉えきれない存在で、現代音楽の世界、前衛音楽の世界、即興音楽の世界、クラシックの世界、ジャズの世界、それぞれで非常に優れた活躍をしている方だそうです。日本では取り上げにくい感じがあるそうですが、アメリカや

                                            ジャズ・トゥナイト 2023年11月25日(ジョン・ゾーン) - ラジオと音楽
                                          • キーファーが明かすジャズとヒップホップ、鍵盤とプロダクションを繋ぐ思想と背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                            キーファー(Kiefer)が6月4日(火)に大阪、6月5日(水)に東京のビルボードライブで来日公演を行なう。アンダーソン・パークやドレイク、ケイトラナダの作品に貢献し、WONKとのコラボ曲「Fleeting Fantasy」でも話題を呼んだLAシーンの重要人物に柳樂光隆がインタビュー。 キーファーを初めて生で観たのは2017年のビルボードライブ東京で、彼はテラス・マーティンが率いるバンドの一員としてピアノを弾いていた。そのときのキーファーはどこからどう見てもジャズミュージシャンだったが、一般的にはビートメイカー/プロデューサーとしてのイメージのほうが強いだろう。今ではそのふたつの側面を両立させているアーティストも少なくないが、ここまでスムースな融合を実践しているアーティストはなかなかいない。そんな彼が、Stones Throwに所属しているのは非常にしっくりくるものがある。 別の言い方をす

                                              キーファーが明かすジャズとヒップホップ、鍵盤とプロダクションを繋ぐ思想と背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                            • コーシャス・クレイが語る、ジャズの冒険と感情を揺さぶるメロディが生み出す「深み」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                              コーシャス・クレイ(Cautious Clay)は桁外れのサクセスストーリーを歩んできた。不動産エージェントで働きながら、プロのミュージシャンを目指していた彼のデビュー曲「Cold War」はストリーミング再生1億回を超える大ヒットを記録。テイラー・スウィフトが「London Boy」でその「Cold War」をサンプリングし、ビリー・アイリッシュのデビュー曲「Ocean Eyes」のリミックスに起用されるなど、錚々たるアーティストたちを魅了してきた。 その後、2021年にデビュー作『Deadpan Love』を発表し、UMIやレミ・ウルフらとのコラボでも注目を集めてきたコーシャスは、2023年にジャズの名門ブルーノートとの契約を発表した。意外な展開にも思われたが、彼のライブ動画を見るとその意図が見えてくるだろう。もともとジャズを学び、フルート/サックス奏者の道を模索していたという彼のパフ

                                                コーシャス・クレイが語る、ジャズの冒険と感情を揺さぶるメロディが生み出す「深み」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                              • DJハリソンが語る 古いレコードの質感を追い求め、アナログの魔法を今に蘇らせる美学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                米ヴァージニア州リッチモンドを拠点とする、ブッチャー・ブラウン(Butcher Brown)という5人組がいる。ヒップホップ/ネオソウル以降のジャズ系バンドである彼らは、サウンドの質感への徹底的なこだわりに加えて、そのインスピレーション源やカバー曲の選曲センスも高く評価されてきた。 アナログ機材やテープでの録音は当たり前。まるでマッドリブがバンドを結成したかのように敢えて音質を落としたり、ノイズ交じりで録音したり、ジャズ系のバンドはまずやらない手法を駆使している。そのこだわりからレコードだけでなく、カセットテープでのリリースをずいぶん前から行なっていた。 さらに彼らは、トム・ブラウン「Funkin' For Jamaica」、デヴィッド・アクセルロッド「Holy Thursday 」、ボブ・ジェイムス「Nautilus」、ワンネス・オブ・ジュジュ「African Rhythms」、タリカ・

                                                  DJハリソンが語る 古いレコードの質感を追い求め、アナログの魔法を今に蘇らせる美学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                • 世界の快適音楽セレクション 2023年11月11日(ゴンチチ、望月慎一郎、ショーン・マーティン、ウォルフガング・ムースピール) - ラジオと音楽

                                                  www.nhk.jp 【目次】 anotherの音楽 ゴンチチ「Another Mood」 望月慎一郎 「Another Vision」 喫茶謎 Shaun Martin「Recordame」 トピックス(渡辺享) Wolfgang Muthspiel「Amelia」 anotherの音楽 ゴンチチ「Another Mood」 www.youtube.com 冬の日本人 Sony Music Labels Inc. Amazon 望月慎一郎 「Another Vision」 三上さんの選曲。日本のジャズピアニスト:望月慎一郎さんのアルバム『Another Vision』からタイトル曲。望月慎一郎さんのピアノ、 橋爪亮督さんのサックス、落合康介さんのベース。日本でもこのようなジャズを演奏される方がいるのだということを認識した初めてのアルバムということです。 www.youtube.com A

                                                    世界の快適音楽セレクション 2023年11月11日(ゴンチチ、望月慎一郎、ショーン・マーティン、ウォルフガング・ムースピール) - ラジオと音楽
                                                  • ジャズ・トゥナイト 2023年11月18日(カーラ・ブレイ) - ラジオと音楽

                                                    www.nhk.jp 【目次】 追悼:カーラ・ブレイ Paul Bley Quartet「O Plus One」 Carla Bley、Andy Sheppard、Steve Swallow「Beautiful Telephones III」 追悼:カーラ・ブレイ 今回は10月17日に87歳で亡くなったカーラ・ブレイを追悼して、昨年4月30日の「シリーズJAZZジャイアンツ(35) カーラ・ブレイ」の再放送でした。 www.radiomusic.jp Paul Bley Quartet「O Plus One」 カーラ・ブレイがポール・ブレイと結婚する直前、自身の曲の最初の録音。1957年ポール・ブレイ・カルテットのアルバム『Solemn Meditation』より。ライナーノーツもカーラが書いているそうです。ポール・ブレイのピアノ、デイブ・パイクのヴァイブラフォン、チャーリー・ヘイデンのベ

                                                      ジャズ・トゥナイト 2023年11月18日(カーラ・ブレイ) - ラジオと音楽
                                                    • ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine

                                                      ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! 2024-02-16 Jazz 本書は、ギター・マガジン2017年3月号『進撃のジャズファンク』と、ギター・マガジンWEBの連載『進撃のジャズファンク外伝』を1冊にまとめ、さらに新たな記事を追加したムック本だ。 登場するのは、グラント・グリーンやメルヴィン・スパークス、ブーガルー・ジョー・ジョーンズ、ジョージ・ベンソンといったジャズファンクの顔役ギタリストから、フレディ・ロビンソン、カル・グリーンのようなややマニアックな隠れ名手まで、総勢11人のゴキゲン・ギタリストたち。 それぞれ一人一人のバイオグラフィ、使用ギター、名盤、プレイスタイルなどを徹底解説している。 新規コンテンツの目玉の1つとなるのが、70年代ファンク/レアグルーヴを象徴するバンドの1つであるFunk Inc.のギ

                                                        ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine
                                                      • 21世紀のジャズが面白いのはロイ・ハーグローヴのおかげだ! 音楽とファッションとサムシング(第22回) | JBpress autograph

                                                          21世紀のジャズが面白いのはロイ・ハーグローヴのおかげだ! 音楽とファッションとサムシング(第22回) | JBpress autograph
                                                        • ELP『庶民のファンファーレ/Fanfare for the Common Man』(1977)エマーソン・レイク・アンド・パーマー『ELP四部作』(Works, Vol.1)より - あい青子 毎日幸せを感じる「懐かしい曲」「思い出」「物の手ばなし」のススメ

                                                          庶民のファンファーレ ELP youtu.be コチラですね Emerson, Lake & Palmer - Fanfare For The Common Man - YouTube 寒そうです 市民のためのファンファーレ(アーロン・コープランド作曲)ケネディセンターにて wikiより 『市民のためのファンファーレ』(英: Fanfare for the Common Man)は、指揮者ユージン・グーセンスの依嘱により、アーロン・コープランドが1942年に作曲したファンファーレである。20世紀音楽の中で最も分かりやすい作品の一つであり、アメリカ合衆国が生んだ芸術音楽の古典に位置づけられている。 youtu.be この曲をELPがカバーすると別物になりますね ありがとうございます テレビでおなじみの「この曲!」です みなさまは、この曲を聴くとどんな気持ちになりますか? 映画音楽などが典型で

                                                            ELP『庶民のファンファーレ/Fanfare for the Common Man』(1977)エマーソン・レイク・アンド・パーマー『ELP四部作』(Works, Vol.1)より - あい青子 毎日幸せを感じる「懐かしい曲」「思い出」「物の手ばなし」のススメ
                                                          • 現代最高峰ジャズギタリスト、メアリー・ハルヴァーソンが明かす「実験と革新」の演奏論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                            1980年生まれのメアリー・ハルヴァーソン(Mary Halvorson)は2000年代から徐々に頭角を現し、いつしか世界屈指のジャズ・ギタリストと認められるようになった。米国の権威あるジャズ雑誌ダウンビート誌は批評家投票で、昨年まで6年連続で最優秀ギタリストに選出。パット・メセニーやビル・フリゼール、カート・ローゼンウィンケルといった面々をも上回るほどの圧倒的評価を確立している。 フリージャズを含むエクスペリメンタルなシーンでの活動が中心のため、日本での知名度はまだ追いついていないものの、「天才賞」として知られるマッカーサー財団フェローシップなどの受賞歴も華やかだし、同業ギタリストからの信頼も厚い。ジュリアン・ラージも以前取材したとき、戦後のジャズギター史に革新をもたらした「特異点」の一人として、デレク・ベイリーやビル・フリゼールとともに彼女の名前を挙げていた。ここ数年は名門ノンサッチか

                                                              現代最高峰ジャズギタリスト、メアリー・ハルヴァーソンが明かす「実験と革新」の演奏論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                            • 君は“K-JAZZ”を知っているか? | ブルータス| BRUTUS.jp

                                                              BTSのRMにV、坂本龍一に見出されたSe So Neon、その周りにジャズミュージシャンがいるのはご存じだろうか?世界からも注目されるポップスの台風の目には、彼らの存在が欠かせない。盛り上がる韓国のシーンで何が起こっているのだろうか?BTSのRMによる『Tiny Desk Concert』でも演奏したベーシストのジェシン・パク、キーボーディストのドクスキムの二人に話を聞いた。 本記事も掲載されている、BRUTUS「JAZZ is POP!!」は、2月15日発売です。

                                                                君は“K-JAZZ”を知っているか? | ブルータス| BRUTUS.jp
                                                              • ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)が生涯求めた黒人のための音楽――映画「人生最期の音楽の旅」のアンリ監督に聞く人種と政治、ジャズとビジネスの問題 | Mikiki

                                                                ロイ・ハーグローヴがわずか49歳でこの世を去ってから早5年――稀代のジャズトランペッターである彼の人生に迫るドキュメンタリー映画「ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅」が命月11月に日本で公開される。監督を務めたのはハーグローヴと同世代で30年近くにわたって親交のあったエリアン・アンリ。2人は2016年から1年半かけて構想を練り、2018年1月から撮影を敢行、結果としてハーグローヴの最後の1年をカメラに収めることとなった。 人工透析を受けながら演奏活動を行う過酷な日々と、そうした病を微塵も感じさせない、窓辺でリラックスしながら、あるいはステージで白熱しながら奏でるトランペットの音色。本作にはそうしたロイ・ハーグローヴのリアリティが刻まれているとともに、映画のエグゼクティブプロデューサーを務めたエリカ・バドゥをはじめ多数のミュージシャンたちのインタビューを差し挟むことで、ハーグローヴの足跡

                                                                  ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)が生涯求めた黒人のための音楽――映画「人生最期の音楽の旅」のアンリ監督に聞く人種と政治、ジャズとビジネスの問題 | Mikiki
                                                                • 大学の先生が趣味で20年ぐらいジャズピアノやってて、プロのジャズミュ..

                                                                  大学の先生が趣味で20年ぐらいジャズピアノやってて、プロのジャズミュージシャンと共演したこともあるぐらいの腕前なんだが 本人はジャズピアノやってて楽しかったことなんかほとんどないっていうんだよ。 すこしも上手く弾けなくて苦しいばっかりだっていうんだよ。 じゃあなんでやってるんですかって聞いたら、満足のいく演奏ができるようになることは生きがいみたいなもんだからやめられないってさ。 絵を描くのが楽しくて仕方がない人もいるかもしれんけど、苦しみながら満足のいく絵が描けるようになりたいと思って描き続けてる人もそれなりにいるんじゃないっすかね。 おれは絵も音楽もからっきしですけど陰ながら応援してますよ。

                                                                    大学の先生が趣味で20年ぐらいジャズピアノやってて、プロのジャズミュ..
                                                                  • 『BLUE GIANT』石塚真一と挾間美帆が考えた、楽器から入るジャズ講義 〜INTRODUCTION〜 | ブルータス| BRUTUS.jp

                                                                    『BLUE GIANT』石塚真一と挾間美帆が考えた、楽器から入るジャズ講義 〜INTRODUCTION〜 「楽器の魅力を知れば、ジャズがもっと身近になるはず」。そう考えた『BLUE GIANT』シリーズ作者・石塚真一が、第一線で活躍する音楽家にインタビュー。楽器の個性やバンド内での役割、聴くべき名盤までを教わりました。

                                                                      『BLUE GIANT』石塚真一と挾間美帆が考えた、楽器から入るジャズ講義 〜INTRODUCTION〜 | ブルータス| BRUTUS.jp
                                                                    • 即興の感情表現なのに「出してはいけない音」がある…「ジャズのアドリブ進行」に隠されている高度なゲーム性 『BLUE GIANT』で主人公がダメ出しされた理由

                                                                      「敷居の高い音楽」への挑戦者が増えている いま、「ジャズ」が大人が聴くおしゃれな音楽として注目を集めています。確かにジャズ喫茶でコーヒーを飲みながら静かに演奏に聴き入るダンディな紳士の佇まいには、「自分の世界」を持っている大人の風格が感じられますね。 また東京・青山や丸の内の華やかなジャズクラブで、ワイングラスを傾けながら海外ミュージシャンの演奏を楽しむ男女の姿は、ジャズがカジュアルな音楽として幅広いファン層に受け入れられていることを示しています。 その反面、ジャズがロック、ポップスに比べ、「敷居の高い音楽」というイメージを持たれていることも確か。しかし、だからこそ挑戦してみようという先端的な意識を持った音楽ファンが最近増えているのです。 「何かわかっている人」への憧憬 ジャズには「メロディがわかりにくい」という最初の敷居が立ちはだかっています。しかしジャズファンはそんなこと当たり前だよと

                                                                        即興の感情表現なのに「出してはいけない音」がある…「ジャズのアドリブ進行」に隠されている高度なゲーム性 『BLUE GIANT』で主人公がダメ出しされた理由
                                                                      1