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  • 【特集】“木”から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

    2019年の東京モーターショーに出展され注目を集めたあるスーパーカー。実はこの車のボディは“木”でできています。といっても、木材をそのまま使ったわけではなく、木を使った「新素材」で、その強度は鉄の5倍以上とも言われていて、しかも5分の1の軽さです。この素材が我々の生活を大きく変えるかもしれません。 2019年の10月24日~11月4日まで東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー」。自動車メーカーなどが車の可能性を感じさせる近未来的な数々のコンセプトカーを出展する中、ひと際異彩を放ち大勢の来場者の目を引いていたのは、環境省のブースにあったスーパーカーでした。この自動車を視察に訪れた小泉進次郎環境相も驚きと期待を口にしました。 「実際にボンネット持ちましたけど、片手で持てるボンネットを持ったのは初めてです。木の国日本ですから、そこに向けても大きな希望になると思います。」(小泉進次郎

      【特集】“木”から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
    • セルロースナノファイバー(CNF)による蓄電体の開発 アモルファスセルロースナノファイバーを利用して創成した物理的高性能電子吸着体の発見

      セルロースナノファイバー(CNF)による蓄電体の開発 アモルファスセルロースナノファイバーを利用して創成した物理的高性能電子吸着体の発見 【本学研究者情報】 〇本学代表者所属・職・氏名:未来科学技術共同研究センター・リサーチフェロー・福原 幹夫 東北大学研究者紹介 【発表のポイント】 CNFに強力な蓄電効果があることを世界で初めて発見 CNF表面形状を制御したナノサイズの凹凸面を作り出すことにより、世界で初めて乾式で軽量のスーパーキャパシタの開発に成功 ナノサイズ径のCNFの使用により、電子吸着量が飛躍的に向上 【概要】 CNFの原料である木材は、カーボン・ニュートラル素材の地球再生のエース材料として期待されていますが、現時点での応用は機械的・化学的、医学的分野に限定されています。 東北大学未来科学技術共同研究センターの福原幹夫リサーチフェロー、長谷川史彦センター長、大学院工学研究科附属先

        セルロースナノファイバー(CNF)による蓄電体の開発 アモルファスセルロースナノファイバーを利用して創成した物理的高性能電子吸着体の発見
      • 蛋白質レベルの収斂進化によって微生物は結晶性セルロースを壊せるようになった | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

        発表者 内山 拓(東京大学大学院農学生命科学研究科 農学特定研究員(研究当時、現バイオインダストリー協会先端技術・開発部つくば研究室 室長)) 内橋 貴之(名古屋大学大学院理学研究科 教授・自然科学研究機構生命創成探究センター 客員教授) 中村 彰彦(静岡大学農学部応用生命科学科 准教授) 渡辺 大輝(自然科学研究機構生命創成探究センター 特任助教(研究当時)) 金子 哲(琉球大学農学部亜熱帯生物資源科学科 教授) 鮫島 正浩(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授(研究当時、現信州大学特任教授)) 五十嵐 圭日子(東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 准教授・VTTフィンランド技術研究センター 客員教授) 発表のポイント 固体であるセルロース分解に適したバクテリア由来のセルラーゼ2種が、大工道具の「鉋(かんな)」のようにセルロース表面上から外れる事なくセルロース分解を行う様

          蛋白質レベルの収斂進化によって微生物は結晶性セルロースを壊せるようになった | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
        • セルロース不使用のチーズで「ホットサンド」【ごはん記録7/4~】 : えりゐのEveRy diaRy Powered by ライブドアブログ

          私、昨日久しぶりにカタツムリを見た! 久しぶりなんて、 最後に見たのがいつか覚えてない位の久しぶり…(-公-;) これがまためちゃくちゃ立派なカタツムリで(*゚д゚*) 息子(5歳)、初めてカタツムリを見たらしい。 カタツムリって最近見なくなったな… 昔はいっぱい見た気がするけど。 2022/7/4~のごはん記録。 娘9歳(4年生)・息子5歳(年長) ・肉うどん ・とうもろこし ・サーモンと海藻のサラダ ・味噌汁 ・メロン * * * * * ・ごはん ・ピーマンとにんじんの肉巻き ・ふかし芋 ・とうもろこし ・きゅうりとキャベツのゆかり和え ・プチトマト ・味噌汁 ・自家製ヨーグルト(いちごシロップ) 無添加 かき氷シロップ いちご▼ * * * * * ・ごはん 甘辛♡こってり♡豆腐ステーキ ・きんぴらごぼう ・きゅうりとわかめのカンタン酢の物 ・味噌汁 ・自家製ヨーグルト(カルピス)

            セルロース不使用のチーズで「ホットサンド」【ごはん記録7/4~】 : えりゐのEveRy diaRy Powered by ライブドアブログ
          • SDGs時代の大本命素材となるか 植物由来の“セルロースファイバー”が世界を変える | 未来コトハジメ

            <この記事を要約すると> 植物由来の「セルロースファイバー」を混合した“環境に優しい”樹脂をパナソニックが開発 その素材にアサヒビールが着目し、共同でリユースカップを開発。すでにさまざまなイベントで好評を博している 両社による開発のきっかけから裏側、そしてパナソニックの技術者が語るセルロースファイバー樹脂のすごさとは? 昨今、海洋プラスチックごみや石油資源の枯渇・地球温暖化といった環境問題から、プラスチック量の削減が世界的に求められている。本記事では、環境に配慮した次世代素材の取り組みをピックアップ。植物由来の「セルロースファイバー」を混入させた樹脂を開発したパナソニックと、その樹脂を活用して生み出された「リユースカップ(森のタンブラー)」を共同開発したアサヒビール、双方の担当者に開発の経緯、及び今後の展望を聞く。 木に含まれるセルロースファイバーを成形材料に活用 2015年、国連総会でS

              SDGs時代の大本命素材となるか 植物由来の“セルロースファイバー”が世界を変える | 未来コトハジメ
            • 阿波製紙、セルロースナノファイバー製部品の実用化でS高! Link-Uは集英社と提携、ジャンプ作品含む配信サービス企画運営でS高! - いきなり無職!

              こんばんは、ふくろう主です。 特撮監督の矢島信男さんがお亡くなりになったそうです。 www.sponichi.co.jp 名前を知らない方は全く知らないと思いますが、日本のテレビ、映画の特撮の基礎を築いた方と言っても過言ではなく、手がけた作品群を見れば特撮番組に全く触れてこなった人でも名前は聞いた事があるのではないかと思います。 人造人間キカイダー、秘密戦隊ゴレンジャー、宇宙刑事ギャバン、仮面ライダーBLACK、BLACKRXなどなど・・挙げればキリがないほどです。私も子供の頃は夢中になっておりました。まあ、今でも仮面ライダーは見てますけども。 日本特撮界の裾野を広げた偉大なる才能でした。ご冥福をお祈り致します。 それでは本日の相場を見ていきましょう。 日経平均23293.91円、前日比は-115.23円 直近IPO成績 S高は7銘柄、大引けまでは4銘柄。S安は0。 日経平均23293.9

                阿波製紙、セルロースナノファイバー製部品の実用化でS高! Link-Uは集英社と提携、ジャンプ作品含む配信サービス企画運営でS高! - いきなり無職!
              • セルロースナノファイバーで半導体特性を発見 高価なSiに代え安価な木材を使う電子素子の実現に期待

                【本学研究者情報】 〇未来科学技術共同研究センター リサーチフェロー 福原幹夫 研究者ウェブサイト 【発表のポイント】 セルロースナノファイバー(CNF)注1組織を制御したナノサイズのアモルファスケナフセルロースナノファイバー(AKCF)シートに、N型負性抵抗注2に基づく直流/交流変換、スイッチング効果、整流特性が発現したことを確認 軽量のカーボンニュートラルバイオ素材によるn型半導体注3への利用が期待 【概要】 CNF の原料である製紙用パルプは、カーボンニュートラル注4素材の地球再生のエース材料として期待されていますが、現時点での応用は機械的・化学的分野に限定されています。 東北大学未来科学技術共同研究センターの福原幹夫リサーチフェロー、同大学大学院工学研究科附属先端材料強度科学研究センターの橋田俊之教授らの研究グループは共同で、CNF組織を制御したナノサイズのシート材に半導体特性が発

                  セルロースナノファイバーで半導体特性を発見 高価なSiに代え安価な木材を使う電子素子の実現に期待
                • シルキークリア(Silky Clear)ミルラの口コミは必見!バイオセルロースの効果を探ってみました - ジョニラボ

                  年齢と共にどんどん増える肌老化の悩み…。 最近の調査では、肌老化原因の第1位は「乾燥」です。長年の「紫外線」を抜いて乾燥が肌老化の最大の原因になっています。 乾燥を放っておくと、「頑固なシミ」「目元の小ジワ」「ボツボツ毛穴」などが発生し、その悩みはさらに深くなってしまいます。 乾燥対策の有無で、肌印象に大きな差が生まれているのです。 この肌乾燥対策として、今話題の新素材でつくられた「バイオセルロースマスク」をご存知でしょうか? バイオセルロースマスクとは、機能性に優れた新素材バイオセルロースを採用したフェイスマスクのこと。 バイオセルロースは、ココナッツウォーターを主成分とした、発酵技術を用いてつくられる植物由来のシート素材です。 ナタデココの原料としても利用されるほど安全性が高く、肌への優しさにも優れています。 このバイオセルロースを使用した新感覚の超保水型マスクが、今回ご紹介する「シル

                    シルキークリア(Silky Clear)ミルラの口コミは必見!バイオセルロースの効果を探ってみました - ジョニラボ
                  • セルロースでキレイを目指せる!美容効果が期待できる理由 - 【辛口評価】トゥルーアップの効果や口コミ・評判は本当!?実際に購入してレビューしてみた!

                    リピート率98.6%、愛用者満足度99.2%と非常に高い人気を誇るサプリメントが、今ならなんと初回完全無料でお試しいただけます! 食べ物の成分表などを見ているとよく目にするセルロースとは、天然の食物繊維です。 セルロースを積極的に取り入れることで便秘解消やダイエットや美肌をはじめとした、女性にうれしいさまざまな効果につながることをご存知ですか? この記事では、セルロースの特徴とさまざまな効果が期待出来る理由、そして具体的な取り入れ方をまとめました。 「お通じが良くなってほしい」「肌荒れが気になる」「ダイエットの効果的なサポート方法が知りたい」などと感じている人は、じっくりと読んで参考にしてみてください。 セルロースにはどんな効果が期待出来る? 「セルロース」という名前を聞いたことがあっても詳しくは知らない人も多いと思いますが、身近な食べ物に含まれていたり食品添加物としても使用されています。

                      セルロースでキレイを目指せる!美容効果が期待できる理由 - 【辛口評価】トゥルーアップの効果や口コミ・評判は本当!?実際に購入してレビューしてみた!
                    • セルローススポンジはいいぞ【食器洗い・台ふきん】 - Reach Out to Ecology

                      ※以下の記事はアフィリエイトリンクを含みます。 <セルローススポンジ> Replace ⚫︎ 手間ひま ☆☆☆☆☆ 元々使っていたスポンジから乗り換えるだけ。手間ゼロ。 ⚫︎ 心理的ハードル ★☆☆☆☆ お気に入りのウレタンスポンジがある方は、ちょっと抵抗あるかも? ⚫︎ プラ削減率:毎月交換していたなら、可燃ごみになっていたそのプラごみがなくなります。そして海に流れ出るマイクロプラスチックもなくせます! こんにちは、むるまです。 今日は久しぶりに、セルローススポンジの煮洗いをしました。 使いはじめて早4ヶ月。 気づけば、「プラスチックのスポンジ使ってたことなんてあったっけ?」 てなくらいに、今やすっかり我が家の暮らしに馴染んでいます。 そんなわけで、セリアのウレタンスポンジを愛用していた頃を忘れない内に、本日はセルローススポンジについての振り返りをば。 セルローススポンジってどんなもの?

                        セルローススポンジはいいぞ【食器洗い・台ふきん】 - Reach Out to Ecology
                      • 全固体電池にセルロースナノファイバー、東大などが電解質の候補材料を開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                        米ブラウン大学、メリーランド大学、東京大学などの研究チームは樹木を原料とするセルロースナノファイバー(CNF)を使い、次世代電気自動車(EV)の要とされる全固体電池の固体電解質の候補材料を開発した。成果は英科学誌「ネイチャー」に掲載された。 セルロースは通常、イオンを通さない。これに対し、CNFを銅アルカリ溶液に浸して作製した銅とCNFの固体材料の中をリチウムイオンが高速移動できることを実証した。 銅イオンと結びつくことでCNFの線状につながった重合鎖の間隔が押し広げられ、リチウムイオンがスムーズに通れる通路ができることがその理由だとしている。また、他の高分子イオン伝導体に比べ、イオンを運ぶ能力も10―100倍高いという。 さらにイオン伝導体としての特徴を生かし、全固体電池の正極のバインダー(結合材)に使える可能性もあるという。そのほか、環境負荷が小さい点や、研究開発されている固体電解質の

                          全固体電池にセルロースナノファイバー、東大などが電解質の候補材料を開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                        • 古谷知華 | 調香師 on Twitter: "国立森林総合研究所の「木を発酵し醸造する」世界唯一の特許技術が凄すぎた。今までは樽熟成や蒸留でお酒に木の香りを移したが、この技術では木のセルロースを酵母分解し木自体の発酵が可能。樽熟成せずとも樹齢1000年の香木スピリッツが作れる… https://t.co/3hsbTglBbt"

                          国立森林総合研究所の「木を発酵し醸造する」世界唯一の特許技術が凄すぎた。今までは樽熟成や蒸留でお酒に木の香りを移したが、この技術では木のセルロースを酵母分解し木自体の発酵が可能。樽熟成せずとも樹齢1000年の香木スピリッツが作れる… https://t.co/3hsbTglBbt

                            古谷知華 | 調香師 on Twitter: "国立森林総合研究所の「木を発酵し醸造する」世界唯一の特許技術が凄すぎた。今までは樽熟成や蒸留でお酒に木の香りを移したが、この技術では木のセルロースを酵母分解し木自体の発酵が可能。樽熟成せずとも樹齢1000年の香木スピリッツが作れる… https://t.co/3hsbTglBbt"
                          • 【特集】"木"から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1 - ミント! | MBS

                            【特集】"木"から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1 2019年11月15日(金)放送 SHARE 2019年の東京モーターショーに出展され注目を集めたあるスーパーカー。実はこの車のボディは“木”でできています。といっても、木材をそのまま使ったわけではなく、木を使った「新素材」で、その強度は鉄の5倍以上とも言われていて、しかも5分の1の軽さです。この素材が我々の生活を大きく変えるかもしれません。 “木”でできた「スーパーカー」 2019年の10月24日~11月4日まで東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー」。自動車メーカーなどが車の可能性を感じさせる近未来的な数々のコンセプトカーを出展する中、ひと際異彩を放ち大勢の来場者の目を引いていたのは、環境省のブースにあったスーパーカーでした。この自動車を視察に訪れた小泉進次郎

                              【特集】"木"から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1 - ミント! | MBS
                            • 水と漂白剤だけでセルロースナノファイバーを生成する技術、東大などが開発

                              東京大学(東大)は12月8日、漂白剤である次亜塩素酸ナトリウムの高濃度水溶液を用いて紙パルプを酸化させ、得られた「酸化セルロース」を超音波などを用いて解きほぐすという従来よりも少ないエネルギーで「セルロースナノファイバー」を得ることに成功したと発表した。 同成果は、東大大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻の藤澤秀次助教、同・齋藤継之准教授、同・磯貝明特別教授、苫小牧工業高等専門学校 創造工学科応用化学・生物系の甲野裕之教授、東亞合成 R&D総合センターの松木詩路士氏、同・茅野英成氏、同・髙田じゆん氏らの共同研究チームによるもの。詳細は、「ACS Sustainable Chemistry & Engineering」に掲載された。 自動車の環境性能を上げるには、複数の改良すべきポイントがあるが、その大きなものが軽量化だ。車重を軽くできれば燃費性能を改善でき、CO2やNOxなどを減ら

                                水と漂白剤だけでセルロースナノファイバーを生成する技術、東大などが開発
                              • コンクリートにセルロースナノファイバーを加えることで3Dプリント技術を向上 - fabcross for エンジニア

                                バージニア大学は2024年7月31日、同大学の工学・応用科学部の研究チームが、3Dプリント用のコンクリートに植物繊維由来のセルロースナノファイバー(CNF)を加えることにより、3Dプリント技術を向上させられることを実証したと発表した。 木材パルプから作るCNFは再生可能で環境負荷が低い一方、軽量でありながら強度が高いという特性を持ち、サステナブルな先端素材として注目されている。研究チームによると、3Dプリントされた複合材料にCNFがどのような影響を及ぼすかについては、これまではっきりとわかっていなかった。 同チームはCNFの添加量を変えながら実験を繰り返し、少なくとも0.3%のCNFを加えることで3Dプリント材料の流動性が大きく改善した。硬化したサンプルに関しても材料の結合性および構造健全性の向上が確認できた。 チームを率いたOsman Ozbulut教授は「3Dプリント材料へのCNFの活

                                  コンクリートにセルロースナノファイバーを加えることで3Dプリント技術を向上 - fabcross for エンジニア
                                • セルロースナノファイバー(CNF)とは?

                                  セルロースナノファイバー(CNF)とは? 人類の生活を豊かにするために、機能性の高い材料の探索や開発は永遠につづく研究テーマです。最近では地球温暖化抑制のために、「脱炭素」も高機能材料開発のポイントとなっています。セルロースナノファイバーは、セルロースを主成分とする植物繊維を、ナノ(1ナノは10億分の1)メートルサイズまでほぐして微細化した素材です。環境にやさしい天然物ながら、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度を持つ、熱で膨張しにくい、吸水性が高いなど、さまざまな特徴があります。また植物を原料としているため、再生型資源として気軽に身近なものから手にいれることができます。 セルロースナノファイバーには、主に軽量で強度が高いという特徴を生かして、炭素繊維などに代わる樹脂の高性能補強材といった用途が期待されています。しかし樹脂補強材としては製造コストが高いのが最大の課題です。セルロースナノファイバ

                                    セルロースナノファイバー(CNF)とは?
                                  • 水で変形するセルロース由来のバイオプラスチックが登場 - ナゾロジー

                                    プラスチックは軽量かつ安価で、適応性にも優れているため、今や日常生活に欠かせません。 ところが環境や人間の健康にとっては脅威となっており、科学者たちはさまざまな代替品を模索中です。 最近、ドイツのゲオルクアウグスト大学ゲッティンゲン(Georg-August-University of Göttingen)、通称ゲッティンゲン大学の木材技術部門に所属するカイ・チャン教授ら研究チームは、植物のセルロースから作られた環境にやさしいバイオプラスチックを開発しました。 この新エコプラスチックは、水に浸すことで自在に変形可能という特性があります。 研究の詳細は、7月8日付の科学誌『Nature Sustainability』に掲載されました。

                                      水で変形するセルロース由来のバイオプラスチックが登場 - ナゾロジー
                                    • セルロースナノファイバー使用 鶏舎環境改善資材を販売開始 中越パルプ×丸紅

                                      中越パルプ工業と丸紅は、中越パルプが製造するセルロースナノファイバー「nanoforest」を使った鶏舎用環境改善資材の販売を開始した。 セルロースナノファイバー「nanoforest」 両社は、2017年4月にCNFの用途開発・販売業務を共同で行うことに合意。音響分野をはじめ、エレクトロニクス、ゴム等の幅広い分野で用途開発を進めてきた。同製品は、鶏舎環境を良好な状態に維持することで、採卵場の生育環境と作業者の労働環境の維持・向上に寄与する。また、鶏の環境ストレス要因となる不快害虫に微細なセルロース繊維が付着することで、活動を物理的に抑制する。 主な構成成分は微細なセルロース繊維と水で、サステナブルな天然素材を使っており、抗生物質や殺虫剤等の合成成分は含まれていない。「nanoforest」の乾燥収縮作用により、埃・塵・羽根を小塊化し、飛散を防止。不快害虫を天然繊維で物理的に固定化するため

                                        セルロースナノファイバー使用 鶏舎環境改善資材を販売開始 中越パルプ×丸紅
                                      • でんぷんとは? セルロースとは? 分子の形で特性が大きく変わる多糖類の不思議をわかりやすく解説してみた

                                        ブドウ糖はグルコースとも呼ばれ、上のような構造をしています。 そのブドウ糖が下のように沢山つながっているのがでんぷんです。 ブドウ糖からできた多糖類 ブドウ糖がつながってできる多糖類はでんぷんだけではありません。 別記事『セルロースとは? 生活に欠かせない植物が生んだ万能材料』で紹介したセルロースもでんぷんと同様にブドウ糖がつながってできています。 木材、紙、木綿、食物繊維などを構成している丈夫なセルロースと柔らかいでんぷんの構造がそっくりなのです。 セルロースの構造はこうです。 でんぷんの構造式と比べてみても、パッと見ただけでは違いがよくわかりません。 でんぷんとセルロースの違い この二つの構造式をもう一度よく見てみましょう ■でんぷん ■セルロース 分子を連結しているO(酸素)の結合の向きに着目しましょう。 酸素の結合は曲がっています。 でんぷんは、曲がる方向が全て同じ(図では下に凸)

                                          でんぷんとは? セルロースとは? 分子の形で特性が大きく変わる多糖類の不思議をわかりやすく解説してみた
                                        • 石油使用量0、100%天然バイオマスの生分解性セルロース系樹脂を開発――セルロースナノファイバーとの複合材料も開発 GSアライアンス - fabcross for エンジニア

                                          GSアライアンスは2019年11月13日、100%天然バイオマス組成の生分解性セルロース系樹脂を開発したと発表した。 海洋のマイクロプラスチックによる生態系破壊など、プラスチックゴミの問題は、世界的に深刻化している。また、プラスチックのほとんどは、石油由来の原料から生産しているため、製造に必要な消費エネルギーが多く、CO2も大量に排出する。 一方、植物資源を原料に用いたバイオプラスチックは、再生可能、かつCO2排出量の削減が可能だ。しかし、現在の主要なバイオプラスチックは、ポリ乳酸やデンプンといった、穀物、芋類、サトウキビなどの食料資源が原料であることが問題だった。そのため、非可食性植物の茎や木材が主成分であるセルロース系の生分解性樹脂が、資源の豊富さやコストの低さから理想とされている。 そこで、GSアライアンスは今回、添加剤なども含めて石油を全く使用していない生分解性セルロース系樹脂を開

                                            石油使用量0、100%天然バイオマスの生分解性セルロース系樹脂を開発――セルロースナノファイバーとの複合材料も開発 GSアライアンス - fabcross for エンジニア
                                          • セルロースナノファイバーが新たな短絡防止コーティング剤に、阪大産研が開発

                                            セルロースナノファイバーが新たな短絡防止コーティング剤に、阪大産研が開発:組み込み開発ニュース(1/2 ページ) 大阪大学 産業科学研究所が、水ぬれによる電子回路の短絡故障を長時間抑制できるセルロースナノファイバーを用いたコーティング技術について説明。一般的な疎水性ポリマーによる封止コーティングと異なり、水に触れたセルロースナノファイバーがゲル化して陽極側に凝集し短絡を抑制する効果があり、新たな回路保護膜として活用できる可能性がある。

                                              セルロースナノファイバーが新たな短絡防止コーティング剤に、阪大産研が開発
                                            • 大阪大学、セルロースから半導体 木製電子回路に応用も - 日本経済新聞

                                              大阪大学の古賀大尚准教授らは、木材由来の素材「セルロースナノファイバー(CNF)」から半導体を作ることに成功した。高温で加熱して電気が通るように改良した。スマートフォンやパソコンの心臓部である電子回路を、自然界で分解される素材で作製する手法につながる。発展途上国などで環境問題になっている、銅や鉛を含む廃棄物を減らせる可能性がある。5~10年後の実用化を目指す。東京大学や九州大学、岡山大学との共

                                                大阪大学、セルロースから半導体 木製電子回路に応用も - 日本経済新聞
                                              • 竹を次世代素材へ セルロースナノファイバー開発で活用可能性が広がる

                                                竹を次世代素材へ セルロースナノファイバー開発で活用可能性が広がる 大分大学 理工学部 共創理工学科 応用科学コース 准教授 衣本太郎 氏 竹は常緑性の多年生植物で、木に比べて成長速度が非常に速く、わずか3年ほどで竹材としての利用が可能になる。しかし、加工や接合が難しいという特性ゆえに、建材には不適と長年考えられてきた。そのような竹の新たな可能性について、大分大学の衣本太郎准教授に話を聞いた。 ──竹製のセルロースナノファイバー(CNF)を開発されましたが、その背景を教えてください。 大分大学 理工学部 共創理工学科 応用科学コース 准教授 衣本太郎 氏 私の研究室では、簡単で安価な薬品を使い、安全・きれい、長くて強い竹由来のCNFを作る独自技術「大分大学プロセス」を確立し、「CELEENA®」という竹製CNFを開発しました。 竹は西日本に多く、他にも静岡や千葉など温暖な気候の地域に多く生

                                                  竹を次世代素材へ セルロースナノファイバー開発で活用可能性が広がる
                                                • デンプンとセルロースから高強度・高耐水性の海洋生分解性プラスチックを開発

                                                  ・身近なバイオマス資源であるデンプンとセルロースを巧みに組合わせることで、海洋で生分解する高強度プラスチックシートを開発 ・海洋ごみ問題が地球規模の脅威になりつつある現状にあっても、実用化されている海洋生分解性プラスチックの用途・普及は限定的。この課題の解決に向けて、安価かつ地球に大量にあるデンプンとセルロースから海洋生分解性プラスチックの生産が可能に。 ・開発したデンプン/セルロースプラスチックシートは海洋プラスチック問題の切り札として期待、さらに再生可能かつ地球上に大量にあるバイオマス資源の有効利用は物質循環や地球温暖化ガス(CO2)の削減に大きく貢献 大阪大学大学院工学研究科の麻生隆彬准教授、宇山浩教授らの研究グループは日本食品化工㈱と共同で、海洋生分解性プラスチックをデンプン 、セルロース といった身近なバイオマスの巧みな組合せで開発しました。デンプンにセルロースを独自技術により複

                                                    デンプンとセルロースから高強度・高耐水性の海洋生分解性プラスチックを開発
                                                  • Offside🌻 on Twitter: "こっちも浅はかすぎて涙が出る。 日本が世界の最先端を走っているナノテクノロジー分野のうち、セルロースナノファイバーの研究は農学部ですよ(東大農学部の磯貝明先生など)。発酵研究も農学部だ。 「失われた30年」を解決できない経済学部が… https://t.co/jqM9BWxelP"

                                                    こっちも浅はかすぎて涙が出る。 日本が世界の最先端を走っているナノテクノロジー分野のうち、セルロースナノファイバーの研究は農学部ですよ(東大農学部の磯貝明先生など)。発酵研究も農学部だ。 「失われた30年」を解決できない経済学部が… https://t.co/jqM9BWxelP

                                                      Offside🌻 on Twitter: "こっちも浅はかすぎて涙が出る。 日本が世界の最先端を走っているナノテクノロジー分野のうち、セルロースナノファイバーの研究は農学部ですよ(東大農学部の磯貝明先生など)。発酵研究も農学部だ。 「失われた30年」を解決できない経済学部が… https://t.co/jqM9BWxelP"
                                                    • 大王製紙が成功、セルロースナノファイバー複合樹脂の高濃度化の効果 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                      大王製紙はセルロースナノファイバー(CNF)複合樹脂のセルロース濃度を従来の55%から67%に高めることに成功した。ペレット「エレックス―R67」として11月にサンプル供給を始める。自動車部材、家電メーカーなどは最終製品に適した濃度に希釈し成形加工でき、設計の自由度が高まりそうだ。 このペレットをセルロース濃度10―20%に希釈した場合、弾性率は1・7―2・1倍。同10―20%でプラスチック使用量は25―38%削減できる見通し。繊維が破断しにくくマテリアルリサイクルに適している。

                                                        大王製紙が成功、セルロースナノファイバー複合樹脂の高濃度化の効果 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                      • 梢🌻GYC定演会場とれた♪ on Twitter: "「木の温もり」ってのはな、本来は固いばかりのセルロースに、人の身体に添うような丸みや窪みを作って、体圧が自然と分散される技術の中にあるんだよ。 角をとって、直角にとめ付けた板に、その技術はないだろう? https://t.co/34Jom6tK04"

                                                        「木の温もり」ってのはな、本来は固いばかりのセルロースに、人の身体に添うような丸みや窪みを作って、体圧が自然と分散される技術の中にあるんだよ。 角をとって、直角にとめ付けた板に、その技術はないだろう? https://t.co/34Jom6tK04

                                                          梢🌻GYC定演会場とれた♪ on Twitter: "「木の温もり」ってのはな、本来は固いばかりのセルロースに、人の身体に添うような丸みや窪みを作って、体圧が自然と分散される技術の中にあるんだよ。 角をとって、直角にとめ付けた板に、その技術はないだろう? https://t.co/34Jom6tK04"
                                                        • 業界初の実用化、セルロースナノファイバーを使った「電池絶縁体」の性能 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                          特種東海製紙は木質由来の新素材、セルロースナノファイバー(CNF)を使用したリチウムイオン二次電池向けセパレーター(絶縁体)「フィブリック」を2022年央にも市場投入する。従来の微多孔質フィルム製に比べ加工が容易で、高い耐熱性や電解液浸透性、低コストが特徴だ。プラスチック削減の機運が高まる中で置き換え需要などを取り込み、23年度の単年度黒字化、将来の事業セグメント化を目指す。 フィブリックは業界で初めて実用化したCNF製セパレーター。第1号の納入企業が内定しており、当面は同社の小規模プラントで生産する。需要開拓を進めつつ、設備の増強も視野に入れる。 フィブリックは電解液溶媒(プロピレンカーボネート)を使った浸透性の実験で即座に染み込むことを確認。このためフィルム製より電気抵抗を低減し、作業時間を短縮できる。従来のように塗工の別工程は不要で、膜化の工程内での機能付与が容易。高温下でもセパレー

                                                            業界初の実用化、セルロースナノファイバーを使った「電池絶縁体」の性能 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                          • 固体電解質から大気電流を貯める蓄電システムまで。セルロースナノファイバー蓄電体が持つ可能性〜セルロースナノファイバー蓄電体開発者に聞く脱炭素社会の材料開発(後編) | みんなの試作広場

                                                            現在のリチウムイオン電池などの化学的な機構による二次電池は、電気エネルギーを直接的に蓄えることができませんし、化学エネルギーに変換しなければならないため、大量の電気を瞬間的に蓄えることもできません。しかし、セルロースナノファイバー(CNF)を蓄電体に利用する場合、物理的に電気エネルギーを瞬間的に蓄えることが可能と言います。 ──── 植物には極微小の凹凸やアモルファスという性質が備わっているのでしょうか。 福原氏(以下同): 私はアモルファスのエレクトロニクスの研究をずっとしてきた人間ですが、まさかCNFという植物を相手にするとは思っていませんでした。しかし、知れば知るほど植物の世界は奥深いのです。 例えば、ハス(蓮)はその葉の表面に撥水効果(Lotus effect)をもっていますが、これは水滴の中に泥や昆虫などを取り込んで払い落とす自浄機構であり静電作用です。また、薔薇の花弁は水滴を吸

                                                            • 分子鎖の枝を“接ぎ木”したセルロースナノファイバーの構造を解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

                                                              発表者 藤澤 秀次(東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 助教) 高崎 祐一(株式会社アントンパール・ジャパン) 齋藤 継之(東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 教授) 発表のポイント 分子鎖で表面をグラフト化(注1)したセルロースナノファイバー(CNF)の構造を解明しました。 得られた構造から、表面グラフト化CNFが様々な溶媒中で分散安定化する機構を明らかにしました。 バイオマス由来であるセルロースの材料利用は、低炭素社会の構築に不可欠です。本研究の知見を活かし、CNFの構造と機能を明らかにすることで、セルロースの利用用途をさらに拡大することが可能となります。 発表概要 木質バイオマス由来のセルロースナノファイバー(CNF)は、低炭素社会の実現に貢献する材料として注目されています。CNFを化粧品や自動車部材などへの応用する研究も加速しており、CNFの増粘剤として

                                                                分子鎖の枝を“接ぎ木”したセルロースナノファイバーの構造を解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
                                                              • セルロース系電池用セパレータの開発

                                                                近年の携帯電子機器の普及およびその高性能化に伴い,高エネルギー密度を有する二次電池が望まれている。特に,リチウムイオン二次電池は,他の二次電池に比較して,高エネルギー密度を達成することができる電池として,電池を構成する部材やシステムの点から,様々な改良・開発が進められている。電池を構成する部材の一つである電池セパレータに対しても,更なる安全性と電池特性の向上が求められている。 従来,リチウムイオン二次電池用セパレータとしては,シャットダウン機能を有するセパレータとして,微多孔を有したオレフィン系樹脂フィルムがセパレータとして使用されてきたが,ショートトラブル時の電池内での熱暴走を防止するには,より耐熱性に優れたセパレータが求められている。 本報告では,耐熱性,電池特性に優れたセルロース系電池用セパレータの開発検討内容について報告する。本検討の第一段階では,不織布セパレータを構成する繊維の種

                                                                • 産総研:セルロースナノファイバーの安全性評価手法に関する文書類を公開

                                                                  セルロースナノファイバーの安全性を評価するための文書を公開 セルロースナノファイバーを取り扱う事業者などの安全管理を支援 セルロースナノファイバー部材の社会実装を後押し 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構【理事長 石塚 博昭】(以下「NEDO」という)、王子ホールディングス株式会社【代表取締役社長 加来 正年】、第一工業製薬株式会社【代表取締役会長 兼 社長 坂本 隆司】、大王製紙株式会社【代表取締役社長 佐光 正義】、日本製紙株式会社【代表取締役社長 野沢 徹】は共同で、NEDOの委託事業「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発」によって、セルロースナノファイバー(CNF)を取り扱う事業者などの安全管理を支援することを目的に、CNFの安全性評価手法に関する以下の文書類(セルロースナノフ

                                                                  • 「樹木が生んだ魅惑の素材!進化するセルロースナノファイバー」 - サイエンスZERO

                                                                    「樹木が生んだ魅惑の素材!進化するセルロースナノファイバー」初回放送日:2023年2月12日 アンコール放送。樹木から取り出したナノサイズの新素材「セルロースナノファイバー」を特集!セルロースは全ての植物に含まれる無尽蔵の天然資源であり、プラスチックに置き換わる次世代の素材として期待されている。番組では新開発のセルロースナノファイバーの透明な“紙”を紹介。軽くて変形可能、最後は土に返る!その他、新発想の半導体やセンサーを生み出そうという研究も!木に魅せられた研究者が開発への熱い思いを語る!

                                                                      「樹木が生んだ魅惑の素材!進化するセルロースナノファイバー」 - サイエンスZERO
                                                                    • ナノセルロース ニュース 2021年5月 - ナノセルロース・ドットコム

                                                                      大王製紙は、セルロースナノファイバーの事業化に向けた取り組みとして、米国レース第99回パイクスピークインターナショナルヒルクライムに参戦するモータースポーツチームSAMURAI SPEEDに協賛し、レース車両へCNF成形体 ELLEX-MとCNF樹脂ペレットELLEX-Rを実装することを5月25日にニュースリリースで発表しました。 CNF成形体 ELLEX-MはCNFとパルプ繊維を複合化した成形体で、 軽量かつ高強度というCNFの特徴を活かしたシート形状の高性能材料です。汎用プラスチック材料を大きく上回る力学物性を示し、熱特性にも優れています。NEDOプロジェクトなどで自動車用部品として開発されているCNFとプラスチックの複合材料とは異なるものです。CNF成形体は、ルーフ全体、フロントドア、リアドアに使用されます。 CNF樹脂ペレットELLEX-Rはポリプロピレン樹脂中のCNFを分散させ、

                                                                        ナノセルロース ニュース 2021年5月 - ナノセルロース・ドットコム
                                                                      • 結晶セルロース「セオラス」「セルフィア」のハラール認証取得について/旭化成 – 健康美容EXPO ニュース

                                                                        旭化成株式会社は、医薬品の賦形剤や食品の安定剤に使用される結晶セルロース(商品名:「セオラス」、「セルフィア」)を対象に、インドネシアのハラール認証機関であるインドネシア・ウラマー評議会 食料・薬品・化粧品研究所(MUI)からハラール認証(※1)を取得しました。 近年のイスラム圏における人口増加や市場拡大、ハラール認証規制の厳重化の動きなどを受け、ハラール認証へのお客様のニーズが高まっています。同社は、そのようなお客様のニーズに応えるべく、このたび結晶セルロースにおいてハラール認証を取得しました。 取得にあたり、同社は製品のハラール性を確保するための品質管理システムを新たに構築し、工場全体の取り組みとして推進いたしました。また、イスラム教およびハラールについての理解を深めるための教育を、社内外関係者に実施しました。 同社がハラール認証を取得したMUIは、ムスリム人口が多いインドネシアの認証

                                                                        • 【ライブ配信セミナー】セルロースナノファイバーの最新動向とプラスチック複合化..(CMCリサーチ プレスリリース)

                                                                          【ライブ配信セミナー】セルロースナノファイバーの最新動向とプラスチック複合化技術 9月24日(金)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ プレスリリース発表元企業:CMCリサーチ 配信日時: 2021-09-01 10:00:00 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。 先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「セルロースナノファイバーの最新動向とプラスチック複合化技術」と題するセミナーを、 講師に北川 和男 氏 (地独)京都市産業技術研究所 研究フェロー)をお迎えし、2021年9月24日(金)12:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催い

                                                                            【ライブ配信セミナー】セルロースナノファイバーの最新動向とプラスチック複合化..(CMCリサーチ プレスリリース)
                                                                          • ディスクブレーキ用防錆部品にセルロース…トヨタ系部品メーカーたちが探る植物由来原料の活用法 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                            トヨタ自動車を主要顧客とする自動車部品メーカーが、廃材の削減や植物原料を製品に応用する取り組みを始めている。林テレンプ(名古屋市中区、林貴夫社長)はトウモロコシなど由来の樹脂を内装部品に使う技術を持つほか、リサイクル技術の確立に着手。セキソー(愛知県岡崎市、山田昌也社長)や豊田鉄工(同豊田市、岩瀬次郎社長)も、自社製品に植物原料を使う検討を始めた。トヨタは取引先に年3%の二酸化炭素(CO2)排出量削減を求めており、各社は達成に向け動きだす。 林テレンプは、車の天井表皮やカーペット表皮に、トウモロコシやサトウキビ由来の樹脂繊維を3割程度添加し製品化する技術を持つ。製品は一部車両に搭載した実績もあり、顧客のニーズに合わせて対応が可能だ。ただバイオ材を使った製品はコストが課題。そこで将来のバイオ材普及拡大や廃材削減を見込み、足元では床下のカーペットを対象に、生産工程で発生する端材をリサイクルする

                                                                              ディスクブレーキ用防錆部品にセルロース…トヨタ系部品メーカーたちが探る植物由来原料の活用法 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                            • 切り紙加工したセルロースナノファイバーフィルムによる放熱システム、阪大などが開発

                                                                              大阪大学(阪大)と東京工芸大学(工芸大)は、切り紙加工を施したセルロースナノファイバー(CNF)製フィルムが、空気対流によって放熱する柔軟な冷却システムとして活用可能であることを明らかにしたと発表した。 同成果は、阪大 産業科学研究所の上谷幸治郎助教、大分工業高等専門学校の常安翔太助教、工芸大 工学研究科の佐藤利文教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、材料科学とその関連分野を扱う学術誌「NPG Asia Materials」に掲載された。 従来、電子機器の放熱には金属製のヒートシンクが主に用いられ、それでも間に合わない場合はファンを付けるといった手法が採用され、設計自由度を高めることは難しかった。 今回、研究チームが注目したのが、ヒートシンクの周期的な3次元フィン構造が2次元フィルムへの周期的な切れ込みと類似しているという点で、伝統的な切り紙工芸で七夕飾りとしても知られる「網飾り」パタ

                                                                                切り紙加工したセルロースナノファイバーフィルムによる放熱システム、阪大などが開発
                                                                              • チーズに含まれる「セルロース」とは何のこと?体に悪いの? | FIANO 株式会社フィアーノ

                                                                                「セルロース」は、しばしばチーズに入れられるものです。添加物の一種であり、議題にもよくのぼるこの「セルロース」を取り上げ、 ・セルロースとは何か ・セルロースは何のために使われているのか ・セルロースの危険性について ・セルロースを使っていないチーズとは について解説していきます。 セルロースとは食物繊維のうちの一種ですセルロースは、英語では“cellulose”と書きます。単純な糖であるβ-グルコースが結合して作られる成分であり、自然界に広く存在します。 セルロースの化学が始まった瞬間は記録されていませんが、おそらく1830年代〜1840年ごろと考えられています。フランスで端を発した研究であり、それから180年ほど経とうとする現在においてもセルロースを使った商品開発が広く進められています。 セルロースは、食物繊維のうちの一種です。自然界には数多くの食物繊維が存在しますが、それらの多くは便

                                                                                  チーズに含まれる「セルロース」とは何のこと?体に悪いの? | FIANO 株式会社フィアーノ
                                                                                • 大同化成工業、多機能性セルロース誘導体がRSPO認証を取得|週刊粧業オンライン

                                                                                  化学品メーカーの大同化成工業は、出展する「CITE JAPAN2021」にて、疎水化セルロース誘導体「サンジェロース」とそのプレミックス原料「セルジェラ」シリーズ、水系エマルションタイプの皮膜形成剤「ビニゾール」など自社開発原料の最新知見を紹介する。また、新規原料として天然由来の防腐剤を紹介し、開催2日目の20日(木)には技術発表も行う。 「サンジェロース」は、乳化安定性にすぐれた多機能性高分子で、低濃度で高い粘性を付与する。また、耐塩性を示し、幅広いpH領域での使用が可能な特徴を持つ。

                                                                                    大同化成工業、多機能性セルロース誘導体がRSPO認証を取得|週刊粧業オンライン