ニューヨーク(CNNMoney) スイスのデザイナーでイヴ・ベアール氏の100ドルノートPCの「続編」とも言える100ドルタブレットPCが間もなく完成を迎え、年内にも発売される予定だ。世界最貧国の子どもたちのために開発された頑丈で太陽電池式のタブレットだ。 これまでベアール氏の名前は聞いたことがなくても、彼のデザインを目にしたことはあるだろう。現在米サンフランシスコを拠点とするベアール氏は、これまで超小型ワイヤレススピーカー「ジョウボーン・ジャムボックス」、米家具メーカー、ハーマンミラーの「セイルチェア」、ニューヨーク市が無料配布するコンドームなど、数多くのヒット作を生み出し、「デザインは世界を変えられる」という自らの信念を追求するための経済的自由を手にした。 そのべアール氏が今、力を注いでいるのが価格100ドルのノートPCの開発に取り組む「One Laptop Per Child(OLP