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ひと昔前であれば、家族の身に何か起きたとき、部屋を探せば通帳や日記帳、名簿や写真など、引き継ぎに必要なものを探すことができた。しかし今は、預貯金も生命保険もインターネットで取引する時代。デジタル機器やクラウド上に残した資産やデータを引き継げるよう準備したい。 デジタル遺品が抱える厄介な問題 「デジタル遺品」という言葉がある。法律上の用語ではないが、故人が残したデジタル機器やデータといった意味で使われている。パソコンやデジカメなど、目に見えるものだけでなく、作成したデータや、クラウドサービス上の取引なども含めるのが一般的だ。 デジタル遺品は大きく3つに分類できる(図1)。記憶メディアも含めた、パソコンやスマホなどの「デジタル機器」。デジタル機器に保存した「データ」。そして、クラウド上に保存した「データや契約」だ。
MMD研究所は7月22日、ユーザーの死後を想定した「デジタル遺品」に関する調査結果を発表した。デジタル遺品整理を実施したことがある/する予定と回答した人は、全体の14.6%で、そのうち最も整理したい内容はネット銀行の「オンライン口座やそのログイン情報」が55.9%を占めた。 死後を想定したサービスについて聞いたところ、「知っている」と「言葉は聞いたことがあるが、内容はよく知らない」を合わせた認知率は、「FacebookやInstagramの追悼アカウント機能」が19.1%、「Googleアカウントのアカウント無効化管理ツール」が17.1%、Appleの「デジタル遺産プログラム」が11.4%だった。 自身のデジタル遺品整理について「行ったことがある」と回答したのは全体の2.6%、「行う予定がある」が12.0%、「行う予定はない」が85.5%だった。また、故人のデジタル遺品整理については「行っ
人は、いつかは死ぬもの。それはゲーマーも例外ではありませんが、莫大なゲームソフトの山を誰に託すのか? 物理的なROMカートリッジや光学ディスクであれば、宝石や車のように「一般動産」として相続なり遺言による贈与の対象となり得ます。 が、最近ではゲームソフト売上の大きな部分をダウンロード版が占めています。ゲームに限らず、パソコンやスマートフォン、クラウドサーバーに保存された故人のコンテンツやデータは「デジタル遺品」と呼ばれており、どう扱うかが問題となりつつあるもの。 アップルやGoogleであれば「故人アカウント」として、生前の本人が譲る相手を指定、遺言を残さなくとも柔軟に対応してくれますが、他のプラットフォームがそうしてくれるとは限りません。 Steamで買ったPCゲームは遺贈が「ブロックされない」可能性(写真:つのだよしお/アフロ) この話が海外でにわかに盛り上がっているのは、ゲーム業界人
ライター: しまだあや エッセイを書く作家活動を中心に、企画やMCなど。代表作品に「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」、「7日後に死ぬカニ」、「小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話」、「日常を3日間タイムループさせたら、74歳に娘ができた」。大阪生まれ、奈良暮らし。家の94%を開放するという変わった暮らし方をしている。 こんにちは。しまだあやです。 今みなさんが手にしているスマホやパソコン。「もし自分が明日突然死んじゃったら、中のデータはどうなるんだろう」と考えたことはありませんか? 死後に残されたデジタルデータは「デジタル遺品」といいます。そして、故人の遺品を引き継ぐのは法定相続人。だいたいの人にとって、それは家族になるわけですが、私の親はデジタル系が大の苦手。もう、心配でしかない……! 「来週納品のデータどうしよう」 「サブスクの解除、全部ちゃんとできるかな」 「電子マネ
新型コロナの影響により無期限延期となっていた「第4回 デジタル遺品を考えるシンポジウム」が、11月14日と21日の2回に分けてオンラインの形式で開催された。 デジタル遺品に関連するサービスを提供する最前線の企業が集ったシンポジウムでは、この時勢で急速に需要が増したオンライン化とデジタル化によって、デジタル遺品問題がどうなっていくのかに多くの時間が割かれた。 ローカルでもクラウドでもつきまとう消失リスク 初日のDay1は、登壇者の個別セッションが中心だ。デジタル遺品を重点的に調査しているライター/ジャーナリストの古田雄介氏がモデレーター役を務め、イントロダクションとしてデジタル遺品の現状と課題について解説した。 古田氏は「ここ数年でデジタルの金融資産が急速に普及し、デジタル遺品への関心は徐々に高まっている。それに伴い、深刻化するパターンもいくつか見えてきた」という。 「故人のスマートフォンや
「故人の暗号資産が負債となり、遺族に襲いかかることはあるのか」、「自分が死んだ後、見られたくないデジタル遺品はどうすればよいのか」──。 パソコン・スマートフォンなどのデジタルデバイスには、多くの個人情報が記録されている。この情報の持ち主が死亡し、遺品となった情報を「デジタル遺品」という。そして、デジタル遺品に対する死後の取り扱いについて考える活動を「デジタル終活」という。 葬儀社スタッフ、編集プロダクション勤務を経て、2010年からデジタル遺品や故人のサイト・SNSなどの取材を本格化したフリー記者の古田雄介氏。著書に『故人サイト』(社会評論社)や『スマホの中身も「遺品」です』(中央公論新社)などがあり、日本の「デジタル遺品、デジタル終活」研究の第一人者である。 自分や家族が、デジタル遺品に関して抱えうるトラブルにはどんなことがあるのか。また、それらを防ぐにはどうすれば良いのか。デジタル終
ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の二十歳(本当は55歳) デジタル「遺品」です。 (「遺産」ではありません) zukatomo.hatenablog.com 写真はイメージです デジタル遺品 簡単に言えば、パソコンやスマホ、それらに保存されているデータや、インターネットで契約した各種サービスです。 各種サービスとは、LINEやFacebookといったSNSのほか、注意が必要なのが有料コンテンツ契約。 利用料金は解約するまで支払いが続く 有料コンテンツの代表格はテレビ番組や映画の見放題といったサイトでしょうか。 これらの利用料は、クレジットカード払いや銀行引き落としが多いのではないかと思いますが、利用者が亡くなったからと言って自動で引き落としが止まるわけではありません。 キチンと解約手続きをするまで料金の引き落としは続くのです。 パートナーは何を契約している? そもそもこれが
デジタル遺品問題のもっとも手軽で、安価で、手早い対策は、持ち主が必要最低限の情報を紙にして重要書類と一緒に保管することです。 スマホのパスワードや重要サービスのアカウント情報などを一枚の紙にまとめて、パスワード部分は修正テープでマスキング。スクラッチカード化したうえで、実印やパスポートなどの重要なモノと一緒に保管する――。 これだけで、万が一のときに家族がデジタル遺品を発見できずに捜索と不安感で苦しめられずに済みますし、強力な動線を敷くことで持ち主本人のプライバシーも守りやすくなります。マスキングしているので、普段は盗み見られる心配もありません。 この紙を使ったデジタル終活には「スマホのスペアキー®」や「デジタル資産メモ」が便利です。下記のページからダウンロードできるので、ぜひご活用ください。
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