映画『シャイニング』の感想・評価・内容・結末 間違いなく映画史上名作中の名作です。スタンリー・キューブリック監督は映画をやっている人たちにとっては神に近いほどの存在です。もちろん、黒澤、ゴダールも世界中の映画製作者にとっては憧れの存在ではありますが、キューブリックは特別すぎるほど“超”がつくほど異端です。 例えば新手の映画監督が登場すると「ああ、小津っぽいなあ」とか「タランティーノの影響受けている」とかわかるものです。でもはっきりとキューブリックの影響を受けたと思わせる監督には中々出会えないのです。たぶん彼らはキューブリックを目指すのですが、到底足元に及ばないのです。真似しようと思ってもできないのです。それがキューブリックの一番の特徴だと言えるのです。言うなれば他の追随を絶対に許さないのです。 アメリカ人の友人が言っていました。「キューブリックのすごいところは常に誰もやっていないことに挑戦