ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍について、アメリカ国防総省の高官は10日、首都キエフの中心部からおよそ15キロの位置にまで近づいたと明らかにしました。 一方、ロシア軍は、病院や核関連施設など重要な社会インフラへの攻撃も続けていて、ロシア側の要求をウクライナ側に受け入れさせるため、一層圧力をかけるねらいもあるとみられます。 ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍について、アメリカ国防総省の高官は10日、首都キエフに北西方向から向かっているロシア軍の部隊は、一日で5キロほど前進し、中心部からおよそ15キロの位置にまで近づいたと明らかにしました。 また、キエフの東側からも前進し、およそ40キロの位置に到達したとしていますが、ウクライナ側が激しい抵抗を続けているとして、中心部に入るのにどのくらいの時間がかかるかは予測できないとしています。 一方、東部マリウポリで産科や小児科が入る病院が空爆で