日産自動車とフランスの大手自動車メーカー ルノーは、アメリカの大手IT企業のマイクロソフトと提携し、車をインターネットにつなげてさまざまなサービスを提供する「コネクテッドカー」の開発を共同で進めると発表しました。 具体的には、運転席のパネルをタッチするだけで高速道路の料金所や駐車場で自動精算したり、スマホやパソコンで電気自動車の充電やキーの開け閉めなどを行ったりする技術を開発するとしています。また、開発が進む自動運転に欠かせない最新の地図情報をネットを通じて更新するサービスなども検討するとしています。 車にいながら映画や音楽、ショッピングなどを楽しむことも可能になる「コネクテッドカー」は新たなビジネスの場としても期待されていて、トヨタ自動車がKDDI、ホンダがソフトバンクとそれぞれ組むなど、業種を超えた提携がこのところ活発化しています。