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中皮腫の検索結果1 - 40 件 / 218件

  • 「カーボンナノチューブでも中皮腫」――アスベスト同様との論文

    ナノ素材として期待がかかるカーボンナノチューブだが、ある種のチューブを吸引した場合、アスベスト(石綿)と同様に作用し、悪性中皮腫を引き起こす可能性がある――英・米の研究者らが5月20日、このような研究結果を発表した。 長繊維状のカーボンナノチューブは、構造がアスベストファイバーの構造と似ているだけでなく、その作用も酷似しているという結果が出たという。 英エディンバラ大学のケネス・ドナルドソン教授らは、長繊維状と短繊維状のカーボンナノチューブ、長繊維状と短繊維状のアスベストファイバーを、それぞれマウスの腹腔に注入した。その結果、長繊維状のカーボンナノチューブは、長繊維状のアスベストファイバーと同様の作用を示した。長繊維状のアスベストファイバーは肺に深く浸透し、長さがあるために肺の自浄作用で除去することができず、肺がんや悪性中皮腫を引き起こしてしまう。 ただし、大気中のカーボンナノチューブが吸

      「カーボンナノチューブでも中皮腫」――アスベスト同様との論文
    • 【訃報】パンクの父マルコム・マクラーレン、中皮腫によりスイスの病院で死去 - GIGAZINE

      セックス・ピストルズの生みの親として、またデザイナーのヴィヴィアン・ウェストウッドの元パートナーとしても知られるマルコム・マクラーレン氏が2010年4月8日、悪性中皮腫(ガンの一種)により療養中のスイスの病院で亡くなったそうです。享年64歳でした。 詳細は以下から。Sex Pistols manager Malcolm McLaren dies - Telegraph Malcolm McLaren dies aged 64 | Mail Online ガールフレンドのYoung Kimさん(37歳)によると、しばらく前に中皮腫と診断されたものの公表はしていなかったというマクラーレン氏は、2月に新しい本のプロモーションのためニューヨークを訪れたのち治療のためスイスへ戻り、スイスの病院で亡くなったとのこと。マクラーレン氏とKimさんはここ数年間主にニューヨークとパリで暮らしていたそうです。

        【訃報】パンクの父マルコム・マクラーレン、中皮腫によりスイスの病院で死去 - GIGAZINE
      • 神戸新聞|社会|明石市職員が中皮腫発症 阪神・淡路でがれき処理

        明石市は6日、阪神・淡路大震災直後に市内のがれき処理に携わった環境部の40代男性職員が中皮腫を発症した、と発表した。同市は「因果関係は不明だが、公務でアスベスト(石綿)を吸った可能性がある以上、対応が必要」とし、同じ時期にがれきの収集・処分に関わった職員192人(退職者を含む)を対象に検診を実施する。 明石市によると、男性職員は震災発生後の約3カ月間、市内で震災がれきの収集やがれきの埋め立て作業に携わった。今年6月に悪性腹膜中皮腫と診断され、現在は自宅療養中という。 検診の対象は、震災後にがれき収集を担当した環境第2課(現収集事業課)と、がれきを埋め立て処分した大久保清掃工場(現明石クリーンセンター)に1994~97年度に在職していた職員。現職108人、退職者84人に上る。 男性職員は公務災害の認定を求めて、地方公務員災害補償基金に申請する方針。明石市職員室は「(発症した職員が)がれき処理

        • 石綿吸引で肺にラジウム蓄積、中皮腫の原因に : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

          アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積することを、岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)らが突き止めた。 放射線が細胞のDNAを傷つけることで、悪性中皮腫や肺がんを引き起こすと見られ、新たな治療法や診断法に結びつく可能性があるという。27日、東京都内で発表した。 悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、実際の発病の仕組みは分かっていなかった。 中村教授らは、悪性中皮腫の患者から切除した肺組織から、鉄を含んだ直径数十マイクロ・メートルのたんぱく質の塊(フェリチン)を採取。塊に含まれる成分を調べたところ、海水の数百万〜1000万倍も高い濃度のラジウムが含まれていることがわかった。アスベストやたばこの煙に含まれる鉄分が肺の中に吸入されることで、フェリチンの生成が促され、体内に極微量含まれ

          • 理科実験で石綿労災と初認定 中皮腫で死亡の高校教諭:朝日新聞デジタル

            2007年に大阪府立高校の化学の男性教諭が中皮腫で死亡したのは、理科の実験で使用したアスベスト(石綿)との関連が認められるとして、地方公務員災害補償基金大阪府支部審査会が今年1月、公務災害と認定していたことがわかった。遺族を支援する関西労働者安全センターによると、公立校の教諭の理科実験による石綿被害の労災認定は初めてという。 審査会の裁決書によると、教諭は高校在職中の1978~84年、金属イオン溶液を染み込ませた石綿のひもを使って、金属の種類により炎の色の変化をみる炎色反応実験を繰り返した。繊維状の石綿のひもを実験用に切断する際、高濃度の石綿の粉じんを吸い込んだ可能性があるとして、教諭の死との因果関係を認めた。 一方で、理科実験で広く使われていた石綿金網から石綿が飛散した可能性については「否定できないが、濃厚ではない」とした。

              理科実験で石綿労災と初認定 中皮腫で死亡の高校教諭:朝日新聞デジタル
            • アスベスト:工場跡周辺、住民が中皮腫 東京・4人死亡 | 毎日新聞

              東京都大田区の半径約500メートルの住宅密集地で、住民4人が2007~17年に中皮腫で死亡したことが、関係者の話で明らかになった。この地域には、1980年ごろまでアスベスト(石綿)を扱っていた工場があった。中皮腫は石綿の吸引が原因とされるが、4人に石綿を扱う職歴はなく、診察した医師らは工場からの飛散が原因とみられると指摘。市民団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」によると、周辺住民が集団で石綿による病気になったのが疑われるのは都内では初めて。 石綿が原因の病気は吸引から数十年後に発症するとされ、全国にあった工場周辺の住民らに患者が増えることが懸念されている。

                アスベスト:工場跡周辺、住民が中皮腫 東京・4人死亡 | 毎日新聞
              • アスベスト:中皮腫壊すウイルス、大阪の医師らマウスで確認 クボタ、研究支援へ-企業:MSN毎日インタラクティブ

                • 中皮腫、鉄の過剰蓄積が原因=アスベストによる発症解明―名古屋大 (時事通信) - Yahoo!ニュース

                  アスベスト(石綿)により発症する中皮腫は、悪性の鉄分が体内に過剰蓄積されることが原因だったことを、名古屋大学の豊国伸哉教授らの研究グループがラットを使った実験で突き止めた。研究成果は3日付の英科学誌「ジャーナル・オブ・パソロジー」の電子版に掲載された。 豊国教授は「既に石綿を吸入した患者の中皮腫発症予防治療開発や早期発見につながる可能性がある」と話した。

                  • 中皮腫を壊すウイルスが発見 | スラド

                    JonMoo曰く、"アスベスト問題で名が知られるようになった中皮腫という癌だが、 毎日新聞に大阪府立成人病センターの研究グループが中皮腫の細胞を破壊するウイルスを発見したという記事が掲載されている。 研究グループは、平滑筋にだけ現れるたんぱく質「カルポニン」が中皮腫にも同じように存在することを突き止め、カルポニンを生み出しながら分裂、増殖する肉腫だけを標的にするように遺伝子が改変されたウイルスをマウスに移植したヒトの「肉腫型」中皮腫細胞に投与し、腫瘍を1割程度にまで小さくすることに成功したという。 中皮腫は治療法が確立されていない病気であるが、今後の進展に期待である。"

                    • 肺がん:中皮腫や喫煙で起こる仕組み解明 岡山大チーム - 毎日jp(毎日新聞)

                      アスベスト(石綿)吸入による中皮腫や喫煙などによる肺がんが起こる仕組みを、岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームが解明した。石綿やたばこ、粉じんに含まれる鉄が肺に入ると、鉄を含む「フェリチン」というたんぱく質が形成される。フェリチンは大気中などにある放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ、がんを引き起こすという。28日付の日本学士院発行の自然科学系英文学術誌に論文が掲載される。 これまで石綿を吸入すると、肺にフェリチンが形成されることが知られていた。研究チームは形成過程を突き止めるため、中皮腫や肺がん患者の手術後の肺切片を詳しく調べた。 すると、6人の中皮腫患者のフェリチンからバリウム、鉛、カドミウムなどの重金属が検出された。中でもラジウムは海水中の100万~1000万倍に相当する高濃度だった。肺がん患者6人でも同様の傾向がみられた。 研究チームは、高濃度のラジウムが出す放

                      • 死亡診断書に「中皮腫」、石綿作業35年 旧国鉄職員遺族に補償なし | 毎日新聞

                        鉄道・運輸機構が男性の遺族に通知した、業務災害の「不認定」を知らせる文書=大阪市北区で2023年11月24日、梅田麻衣子撮影 旧国鉄の検査・整備工場で約35年間アスベスト(石綿)に接する作業をして亡くなった男性職員の遺族が、死因に石綿関連がんの「中皮腫」と記載された死亡診断書を添えて遺族補償を求めたところ、清算事業を引き継ぐ鉄道・運輸機構が不認定と通知していたことが分かった。厚生労働省が認定基準を定める民間企業のJR職員ならば救済されるケースに当たるが、同機構は独自の厳しい判断について「厚労省の規定に拘束されず、問題ない」としている。遺族は異議を申し立て再審査を求めている。 JR職員なら救済対象 男性は1940~75年ごろ、国鉄幡生(はたぶ)工場(山口県)や博多総合車両部(福岡県)で車両の検査や解体、改修に携わり、石綿含有の断熱材を除去するなどの作業に当たった。本人が生前に残したメモには、

                          死亡診断書に「中皮腫」、石綿作業35年 旧国鉄職員遺族に補償なし | 毎日新聞
                        • 中皮腫発症 過剰な鉄分が原因 NHKニュース

                          アスベストが中皮腫と呼ばれるがんを引き起こすのは、細胞に鉄分が過剰に取り込まれることが原因だとする研究結果を名古屋大学のグループがまとめ、新たな予防法の開発につながると注目されています。 研究を行ったのは、名古屋大学大学院医学系研究科の、豊國伸哉教授のグループです。 建材などに含まれるアスベストは、臓器の表面にある「中皮細胞」と呼ばれる細胞のがん、中皮腫を引き起こすことが知られていますが、詳しい仕組みは分かっていませんでした。 グループでは、ラットの体内に10ミリグラムのアスベストを1回投与し、中皮細胞に与える影響を調べました。 その結果、投与したラットの中皮細胞には、通常の細胞と比べて鉄分が5倍程度多く取り込まれていて、ほとんどが中皮腫を発症したということです。 鉄分はアスベストそのものやアスベストによって壊れた赤血球に含まれていたとみられ、鉄分を多く取り込んだ細胞を詳しく調べたところ、

                          • 人口動態統計:中皮腫死者、最悪の1209人 10年 - 毎日jp(毎日新聞)

                            アスベスト(石綿)関連がんの中皮腫による国内の死者が、昨年1年間で1209人に上っていたことが厚生労働省の人口動態統計で分かった。現在の中皮腫統計が始まった15年前の2.4倍にあたる。専門家は死者数は今後も増え続けるとみて、国に対策の充実を求めている。 中皮腫の死者は、95年に500人だったが00年に710人、06年は1050人と1000人を超えた。09年は前年より14人減って1156人だったが、10年は前年比53人も増えた。10年の都道府県別の死者は▽兵庫122人▽大阪121人▽東京101人--の順に多かった。 国内では現在、石綿の使用が原則的に禁止されているが、多くの中皮腫の潜伏期間は20~60年。 古谷杉郎・石綿対策全国連絡会議事務局長は「過去の石綿消費から今後10年以上、死者が増えると予想される。患者の診断漏れを防ぎ、救済にもつなげるため、全国的な中皮腫登録制度が必要だ。どういう人

                            • 朝日新聞デジタル:手術用手袋で中皮腫 山口の准看護師に労災認定 - 社会

                              がんの一種「中皮腫」になった山口県内の女性准看護師(52)が労災を申請し、山口労働基準監督署から労災認定されたことがわかった。関西労働者安全センター(大阪)が27日、取材に明らかにした。准看護師側は「中皮腫になったのは、医療用手袋の再利用に用いていた粉末にアスベスト(石綿)が含まれていたためだ」と主張していた。  同センターによると、医療従事者が手袋に付着したアスベストが原因で中皮腫となり、労災認定されたのは全国初という。  この准看護師は1980年から2009年まで山口県内の四つの医療機関に勤務。その中の一つの産婦人科では、手術用ゴム手袋をガス滅菌して再利用していた。ぬれた手袋同士がくっつくのを防ぐため、アスベストが混入していた粉末・タルクをまぶして使用していたという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽に

                              • 中皮腫・じん肺・アスベストセンター

                                中皮腫・じん肺・アスベストセンター 中皮腫・じん肺・アスベストセンターは、アスベスト(石綿)の吸入から約40年たって発症する胸膜中皮腫・腹膜中皮腫・心膜中皮腫・(アスベスト関連)肺癌・石綿肺(アスベスト肺)等のご本人やご家族の全国的相談窓口として、環境へのアスベスト(石綿)飛散の全国的相談窓口として、アスベスト(石綿)の調査・研究団体として、2003年に発足した民間の非営利団体です。 皆さんの御相談を受けた職員が可能な限りアドバイスを無料で行い、必要に応じて運営委員である医師や弁護士や建築物石綿含有建材調査者等の専門家に相談し、被災者団体、全国の支援団体と協力して活動してきました。2018年3月段階、労災関連で継続してご相談を受けた累計が992名(中皮腫394名、肺がん195名、労災認定の累計は301名)となりました。各産業・教員・自治体職員・建物の吹付け石綿による中皮腫等の初業務上認定事

                                  中皮腫・じん肺・アスベストセンター
                                • #save_children がんの他の要因による発症リスクをみてみると、肝炎ウイルスと肝がん、アスベストと中皮腫の場合はリスクが十倍になる。たばこと肺がん、ピロリ菌と胃がんは五倍だ。 : いるかちゃん。自由と民主主義を実現したいから政権交代

                                  2011年08月15日15:54 #save_children がんの他の要因による発症リスクをみてみると、肝炎ウイルスと肝がん、アスベストと中皮腫の場合はリスクが十倍になる。たばこと肺がん、ピロリ菌と胃がんは五倍だ。 カテゴリ irukachan2009 Comment(0) 子どもを守れ 放射性物質 最新情報を紹介 他要因よりリスク低い 「放射線の発がん リスクを科学する」 祖父江友孝氏 - 東日本大震災|福島民報 ---全文転載 放射性物質 最新情報を紹介 他要因よりリスク低い 「放射線の発がん リスクを科学する」 祖父江友孝氏 2011年8月11日 ▼国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報・統計部長  がんの疫学研究の観点から、放射線の発がんリスクについて説明した。 高線量のレベルでは、放射線被ばく量が増えるにつれ、発がんリスクが高まると言える。しかし、100ミリシーベル

                                    #save_children がんの他の要因による発症リスクをみてみると、肝炎ウイルスと肝がん、アスベストと中皮腫の場合はリスクが十倍になる。たばこと肺がん、ピロリ菌と胃がんは五倍だ。 : いるかちゃん。自由と民主主義を実現したいから政権交代
                                  • <アスベスト>工場跡周辺、住民が中皮腫 東京・4人死亡(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                    東京都大田区の半径約500メートルの住宅密集地で、住民4人が2007~17年に中皮腫で死亡したことが、関係者の話で明らかになった。この地域には、1980年ごろまでアスベスト(石綿)を扱っていた工場があった。中皮腫は石綿の吸引が原因とされるが、4人に石綿を扱う職歴はなく、診察した医師らは工場からの飛散が原因とみられると指摘。市民団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」によると、周辺住民が集団で石綿による病気になったのが疑われるのは都内では初めて。 石綿が原因の病気は吸引から数十年後に発症するとされ、全国にあった工場周辺の住民らに患者が増えることが懸念されている。 診察した医師らによると、死亡した4人は7~76年間、工場周辺に居住。うち男性3人は工場から約200メートル以内に住んだ経験があり73~82歳で死亡、59歳で亡くなった女性は、自宅から約500メートル離れた工場近くによく行っていた。

                                      <アスベスト>工場跡周辺、住民が中皮腫 東京・4人死亡(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                    • 朝日新聞デジタル:中皮腫、発症前に血液で診断 順天堂大チームが成功 - 科学

                                      アスベスト(石綿)が主な原因とされるがんの一種中皮腫について、発症前に患者予備軍を血液検査で見つけ出すことに樋野興夫・順天堂大教授らが成功した。中皮腫は、早期診断が難しく発症すると病状が進むのが早い。発症前に診断できれば根治が期待できる。研究チームは検査に広く使えるよう開発を急ぐ。  今のところ有効な早期診断法はまだない。チームは、中皮腫のなかでも日本人に多い上皮型と呼ばれるタイプの検査法を研究していた。中皮腫を発症した人は、血液中の特定のたんぱく質の濃度が高くなることに注目した。  今年3月まで5年間、アスベストを吸い込む可能性が高い土木や建築などの工事に関わる約3万人の血液を調べた。うち200人のたんぱく質の濃度が高くなり、うち2人が中皮腫を発症。2人は発症前からたんぱく質の値が高かった。  樋野教授は「症例数を増やすとともに、追跡調査を続けて精度を上げて、簡単で安い検査法を確立したい

                                      • 石綿:化学教諭の労災認定 大阪・中皮腫で死亡 - 毎日新聞

                                        • 手術用手袋再利用で中皮腫 労災に NHKニュース

                                          産婦人科の診療所で働いていた准看護師の女性が、がんの一種、「中皮腫」になったのは、手術用のゴム手袋を再利用するのに使っていた粉末にアスベストが含まれていたためだと訴え、国から初めて労災の認定を受けていたことが分かりました。 手術用の手袋の再利用は、かつて医療現場で広く行われていたということで専門家は、注意を呼びかけています。 労災が認められたのは、山口県に住む准看護師の河村三枝さん(52)です。 おととし、「中皮腫」と診断され、手術ができないほど進行していたため、現在は、痛み止めの薬で治療を続けています。 河村さんは、昭和61年まで働いていた産婦人科の診療所で、出産の際などに使った手術用のゴム手袋を再利用するため「タルク」という粉末をまぶす作業をしていました。 中皮腫と診断されたあと、タルクには、アスベストを含んだものがあったと知らされ、労災を申請したということで、ことし7月、国から労災が

                                          • 中皮腫・じん肺・アスベストセンター

                                            中皮腫・じん肺・アスベストセンター 中皮腫・じん肺・アスベストセンターは、アスベスト(石綿)の吸入から約40年たって発症する胸膜中皮腫・腹膜中皮腫・心膜中皮腫・(アスベスト関連)肺癌・石綿肺(アスベスト肺)等のご本人やご家族の全国的相談窓口として、環境へのアスベスト(石綿)飛散の全国的相談窓口として、アスベスト(石綿)の調査・研究団体として、2003年に発足した民間の非営利団体です。 皆さんの御相談を受けた職員が可能な限りアドバイスを無料で行い、必要に応じて運営委員である医師や弁護士や建築物石綿含有建材調査者等の専門家に相談し、被災者団体、全国の支援団体と協力して活動してきました。2018年3月段階、労災関連で継続してご相談を受けた累計が992名(中皮腫394名、肺がん195名、労災認定の累計は301名)となりました。各産業・教員・自治体職員・建物の吹付け石綿による中皮腫等の初業務上認定事

                                              中皮腫・じん肺・アスベストセンター
                                            • 中皮腫:[がん情報サービス]

                                              胸部の肺あるいは心臓などの臓器や胃腸・肝臓などの腹部臓器は、それぞれ、胸膜・腹膜・心膜などという膜に包まれています。これらの膜の表面をおおっているのが「中皮」で、この中皮から発生した腫瘍を中皮腫といいます。したがって、中皮腫には、その発生部位によって、胸膜中皮腫・腹膜中皮腫・心膜中皮腫などがあります。 また、中皮腫には、悪性のものと良性のものとがあります。悪性のものには限局性(1ヶ所にかたまりを形成するようなもの)とびまん性(広く胸膜や腹膜に沿ってしみ込むように発育するもの)とがあります。良性のものは、すべて限局性です。 胸膜および腹膜中皮腫は、そのほとんどがアスベスト(石綿)の吸引により発生します。アスベスト鉱山労働者やアスベストを扱う労働者に限らず、鉱山や工場周辺の住民、あるいは、労働者の家族にも発生しています。曝露(ばくろ)が多いほど、また曝露歴が長いほど、リスクが高くなります。

                                              • 悪性中皮腫|がんinfo|IMICライブラリ|一般財団法人 国際医学情報センター(IMIC)

                                                悪性中皮腫は胸腔または腹腔の内側を覆う膜に悪性(がん)細胞が形成される病気です。 アスベスト曝露歴は悪性中皮腫のリスクに影響します。 悪性中皮腫を疑う徴候としては息切れや胸郭より下の疼痛があります。 悪性中皮腫を発見、診断するために、胸腔および腹腔内を調べる検査が行われます。 諸条件により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。

                                                • アスベスト:阪神大震災がれき処理で中皮腫か 兵庫・明石市職員が発症- 毎日jp(毎日新聞)

                                                  兵庫県明石市は6日、阪神大震災(95年)のがれき処理に公務で携わった40代の男性職員が中皮腫を発症したと発表した。がれき処理と発症の因果関係は不明だが、市は原因の一つである可能性があるとして、がれき処理に関係した職員192人を対象に、アスベスト(石綿)検診を実施する。職員は近く公務災害の認定を請求する。昨年の東日本大震災でも多くのがれきが発生しており、防じんマスクの着用など徹底したアスベスト対策が求められそうだ。 地方公務員災害補償基金兵庫県支部などによると、同県内で同様の訴えが認定されたケースはない。阪神大震災のがれき処理に従事した公務員で中皮腫の発症が表面化したのは初めてとみられる。 市によると、職員は当時、環境部でごみ収集を担当。震災直後の約3週間、市東部で家屋などのがれきをパッカー車に積み込む作業に従事し、その後の2〜3カ月間はがれきを仮置き場から処分場へ移動させる仕事をした。作業

                                                  • 元看護師の労災を認定…「タルク」原因で中皮腫 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                                                    手術用ゴム手袋を再利用する際に、手袋同士がくっつかないようにまぶしていた粉末「タルク」に混入していたアスベスト(石綿)が原因で中皮腫になったとして、大阪府東大阪市の民間総合病院に勤めていた元看護師の高田節子さん(68歳で死亡)が、東大阪労働基準監督署から13日付で労災認定を受けていたことがわかった。 厚生労働省によると、医療用ゴム手袋の再利用を巡る石綿が原因の労災認定は2例目。 支援する「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京)によると、高田さんは1983~2006年に同病院に勤務。95年まで約12年間担当していた手術室ではゴム手袋を洗浄・消毒して再利用する作業を行っていた。「毎日10~20組の手袋に粉をまぶす作業をしていた。両面に付着するよう丁寧に作業した」と話していたという。昨年春に中皮腫と診断され、同9月に労災申請、今年1月に亡くなった。

                                                    • 「異常なし」診断の2年半後に中皮腫死 - MSN産経ニュース

                                                      大手建材メーカー「ニチアス」の子会社でアスベスト(石綿)を扱っていた「竜田工業」(奈良県斑鳩町)の近くに住んでいた主婦=当時(70)=が、同社が実施した健康診断で「異常なし」と診断されながら、約2年半後に中皮腫(ちゅうひしゅ)で死亡していたことが22日、わかった。同社によると、同社周辺での中皮腫による死亡者は4人目。 同社などによると、主婦は昭和35年ごろから、同社から約30メートル離れた場所に居住。平成17年8月、同社が近隣住民を対象に実施した胸部エックス線検査を受診し、「異常所見認めず」とされたが、今年1月、胸膜中皮腫で死亡した。 同社は18年9月以降、それまでエックス線で異常がみられた人のみを対象としてきたCT検査を、異常の有無にかかわらず実施するようにしたが、主婦は受診しなかったという。同社は「残念な結果になってしまった。今後、健康診断の実施を再度検討していきたい」としている。

                                                      • 中皮腫:死者、初の1500人超え 15年人口動態統計 | 毎日新聞

                                                        労災認定者ほぼ横ばい、未救済者が拡大 アスベスト(石綿)被害を示す指標になる重篤ながん中皮腫(ちゅうひしゅ)の年間死者が、2015年に初めて1500人を超えていたことが厚生労働省の人口動態統計で分かった。10年前の約1.6倍に増加した。一方、労災認定はほとんど増えていない。専門家は「労災として救われない被害者が拡大している」とみている。 中皮腫は、ほとんどが石綿を吸ったことが原因とされるがん。年間死者は1995年に500人、05年に911人と推移し、15年は前年よりも128人多い1504人だった。ところが、中皮腫患者の労災認定者は08年度559人、14年度529人などほぼ横ばいで15年度は539人。増加する死者との差が広がりつつある。

                                                          中皮腫:死者、初の1500人超え 15年人口動態統計 | 毎日新聞
                                                        • がれき撤去で中皮腫 別の男性も死亡 NHKニュース

                                                          阪神・淡路大震災の際、がれきの撤去作業をした男性がアスベスト特有のがん、「中皮腫」で死亡した問題で、別の男性も同じようにがんを発症し死亡していたことが分かりました。 新たにアスベスト特有のがんの中皮腫で死亡したことが分かったのは、兵庫県の70代の男性です。 男性は、17年前の阪神・淡路大震災のあと、被災地でがれきの撤去作業に3年近く携わっていました。 去年、男性が亡くなったあと、遺族が、中皮腫になったのはその際に吸い込んだアスベストが原因だとして労災の申請をし、ことし6月に厚生労働省の検討会で労災の認定が決まりました。 阪神・淡路大震災のがれきの撤去作業でアスベストを吸い込み中皮腫になったとして労災が認められたのは、平成20年に30代の男性が初めて認められたのを含め3人となりました。 中皮腫は、通常、潜伏期間が40年前後とされていて、専門家は、震災からまだ17年しかたっていないことを考える

                                                          • アスベスト暴露による中皮腫発がん経路の一部を解明 フェリチンH鎖タンパク質が関与:プレス発表:お知らせ:独立行政法人 放射線医学総合研究所

                                                            平成19年10月30日 独立行政法人 放射線医学総合研究所 アスベスト暴露による中皮腫発がん経路の一部を解明 フェリチンH鎖タンパク質が関与 【概要】 独立行政法人 放射線医学総合研究所 (理事長 : 米倉 義晴、以下、放医研) 分子イメージング研究センター 分子病態イメージング研究グループの長谷川 純崇研究員、Winn Aung研究員らは、アスベスト暴露の量と時間に依存してフェリチンH鎖タンパク質*1が発現誘導され、がんの発生に関与していることを解明しました。 中皮腫発がんの主な原因であるアスベストについては、大きな社会問題となっています。こうした中、放医研では分子イメージング研究の一環として悪性中皮腫*2の早期診断法の開発に繋がる研究に取組んでいます。 今回、長谷川、Aungらはアスベスト暴露によって発現誘導されるフェリチンH鎖タンパク質に着目し、同タンパク質がヒトの中皮腫細胞形成

                                                            • 石綿 (アスベスト) 吸引で肺にラジウムが蓄積、中皮腫の原因 - ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった

                                                              アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積することを、岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)らが突き止めた。 放射線が細胞のDNAを傷つけることで、悪性中皮腫や肺がんを引き起こすと見られ、新たな治療法や診断法に結びつく可能性があるという。27日、東京都内で発表した。 悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、実際の発病の仕組みは分かっていなかった。 中村教授らは、悪性中皮腫の患者から切除した肺組織から、鉄を含んだ直径数十マイクロ・メートルのたんぱく質の塊(フェリチン)を採取。塊に含まれる成分を調べたところ、海水の数百万~1000万倍も高い濃度のラジウムが含まれていることがわかった。アスベストやたばこの煙に含まれる鉄分が肺の中に吸入されることで、フェリチンの生成が促され、体内に極微量含まれ

                                                              • 中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」 取りまとめ報告書の撤回と見直しに関する緊急要求および抗議声明 | 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会

                                                                中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」 取りまとめ報告書の撤回と見直しに関する緊急要求および抗議声明 2023年7月4日 環境大臣 西村明宏 様 環境省石綿健康被害対策室 室長 木内哲平 様 中央環境審議会 会長 高村ゆかり 様 中央環境審議会環境保健部会 会長 大塚 直 様 中央環境審議会環境保健部会 石綿健康被害救済小委員会委員長 浅野直人 様 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会 会長 小菅千恵子 中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」 取りまとめ報告書の撤回と見直しに関する緊急要求および抗議声明 要求事項 石綿健康被害救済小委員会での取りまとめ報告書を撤回し、小委員会の即刻再開を求めます。 抗議声明 2023年6月28日、中央環境審議会環

                                                                • 石綿吸引で肺にラジウム蓄積、中皮腫の原因に : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                                                                  アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積することを、岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)らが突き止めた。 放射線が細胞のDNAを傷つけることで、悪性中皮腫や肺がんを引き起こすと見られ、新たな治療法や診断法に結びつく可能性があるという。27日、東京都内で発表した。 悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、実際の発病の仕組みは分かっていなかった。 中村教授らは、悪性中皮腫の患者から切除した肺組織から、鉄を含んだ直径数十マイクロ・メートルのたんぱく質の塊(フェリチン)を採取。塊に含まれる成分を調べたところ、海水の数百万〜1000万倍も高い濃度のラジウムが含まれていることがわかった。アスベストやたばこの煙に含まれる鉄分が肺の中に吸入されることで、フェリチンの生成が促され、体内に極微量含まれ

                                                                  • 血液抜いて中皮腫予防 ラットで確認、名古屋大 - 共同通信 | This Kiji

                                                                    適切な量の血液を体外に排出する「瀉血」を行うことで中皮腫の発症に関与する体内の鉄分を減らし、予防などに役立つ可能性があることを、ラットを使った実験で確認したと、名古屋大の豊国伸哉教授(生体反応病理学)らの研究チームが11日、発表した。 中皮腫は胸や腹部の臓器を覆う薄い膜にある中皮細胞のがん。ほとんどがアスベスト(石綿)の吸入が原因だが、早期診断が難しく、予防法の開発が課題になっている。豊国教授は「瀉血は安全で副作用が少ない。仕事でアスベストに触れた経験があるなど発症リスクが高い人たちの臨床試験につなげたい」と話している。

                                                                      血液抜いて中皮腫予防 ラットで確認、名古屋大 - 共同通信 | This Kiji
                                                                    • 名大、アスベストの中皮腫発がん過程では「鉄過剰」が主要病態と解明

                                                                      名古屋大学(名大)は、商業的に使用されたすべてのアスベスト繊維(石綿)による「中皮腫」発がん過程において、「鉄過剰」が主要な病態になっていることを発見したと発表した。 成果は、名大大学院 医学系研究科 生体反応病理学の豊國伸哉 教授と蒋麗 研究員らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間8月3日付けで英国ならびにアイルランド病理学会誌「The Journal of Pathology」電子版に掲載された。 工業製品への応用が非常に魅力的な物質も、時には人間の健康への脅威となることがある。その1つにアスベスト繊維(石綿)がある。アスベスト繊維は「奇跡の鉱物」といわれ、同時に採掘量は少なかったが国内にも多数のアスベスト鉱山が存在したことなども手伝って、日本においてこれまで合計1000万t以上が使用されてきた。 ところが、アスベスト吸入から30~40年後に肺がんや悪性中皮腫が引き起

                                                                        名大、アスベストの中皮腫発がん過程では「鉄過剰」が主要病態と解明
                                                                      • asahi.com:中皮腫死亡率、平均の11倍 兵庫・尼崎の工場周辺 - 暮らし

                                                                        • 神戸新聞NEXT|社会|故藤本義一さんの中皮腫発症経緯探る 長女の中田さん

                                                                          宝塚映画製作所OBの田岡順さん(右)から藤本義一さんの当時の様子を聞く長女中田有子さん(中央)。左は患者と家族の会会長の古川和子さん=大阪市中央区、関西労働者安全センター 宝塚映画製作所OBの田岡順さん(右)から藤本義一さんの当時の様子を聞く長女中田有子さん(中央)。左は患者と家族の会会長の古川和子さん=大阪市中央区、関西労働者安全センター アスベスト(石綿)が原因とされる中皮腫で昨年10月、79歳で亡くなった直木賞作家の藤本義一さんの長女中田有子さん(53)=西宮市=が、父の発症の経緯を探っている。生まれ育った堺市や、阪神・淡路大震災の被災地などで石綿を吸引した可能性を調査。学生時代に脚本を数多く書いた宝塚映画製作所(宝塚市)のOBが中皮腫を発症したことが分かり、当時の現場の状況に関心を寄せている。(加藤正文) 調査には、患者支援団体「中皮腫・アスベスト疾患 患者と家族の会」会長の古川和

                                                                          • 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会

                                                                            • 神戸新聞|社会|公務災害認定を請求 中皮腫発症の明石市職員

                                                                              阪神・淡路大震災直後のがれき処理に携わった明石市環境部の40代男性職員が、アスベスト(石綿)が原因とされる中皮腫を発症した問題で、明石市は17日、職員が地方公務災害補償基金兵庫県支部に公務災害の認定を請求したことを明らかにした。 同市によると、この職員は震災後約3カ月間、がれきの収集や埋め立てに従事。今年6月に悪性腹膜中皮腫と診断され、現在は入退院を繰り返しているという。16日に同市を介して同支部に公務災害認定を請求した。 震災がれきを原因とする中皮腫の発症をめぐっては2008年、建物の解体に携わった県内の男性が労災認定された例があるが、同支部によると、県内市町職員が公務災害の認定を請求した例は初めてという。 同市職員組合は「調査の結果、この職員は市に採用される以前も石綿に被ばくする仕事はしておらず、石綿を吸い込むような住環境にもなかった」として「発症の原因はがれき処理以外に考えられない」

                                                                              • asahi.com(朝日新聞社):「吹き付け石綿で中皮腫死」管理の近鉄側に賠償命令 - 社会

                                                                                近畿日本鉄道(大阪市)の線路高架下の店舗で商売をしていた大阪府の男性(当時70)が悪性中皮腫を患った末に死亡したのは、店の壁に吹き付けられていたアスベスト(石綿)が原因だとして、妻ら遺族4人が店舗を管理する近鉄側に慰謝料など約7300万円の賠償を求めた訴訟の判決が31日、大阪地裁であった。徳岡由美子裁判長は発症との因果関係を認め、近鉄に4900万円余りの支払いを命じた。  石綿被害をめぐっては、労働現場で使用者側に賠償を命じる司法判断がこれまでにもある。今回の遺族代理人を務めたアスベスト訴訟関西弁護団によると、吹き付けアスベストによる健康被害について建物の管理者側に賠償を命じた判決は初めて。  判決によると、男性は1970年から高架下の貸店舗で文具店を経営。断熱材などで当時使われていた石綿が壁に吹き付けられていた2階倉庫に02年までの32年間、商品の運搬で頻繁に出入りし、飛散した石綿を吸い

                                                                                • 気になるニュース: カーボンナノチューブで中皮腫 | 5号館を出て

                                                                                  もう3日くらい前のニュースになるのですが、どうして他社が追ってこないのか、むしろそちらの方が気になり始めています。 ナノチューブ:投与マウスにがん…厚労省が予防策 電気製品などへの応用が期待される筒状の炭素ナノ材料「カーボンナノチューブ」を投与したマウスに中皮腫ができたことを、国立医薬品食品衛生研究所などが確認した。 カーボンナノチューブは化学的毒性は想定できないと思われるのですが、同じ性質を持ちながらも中皮腫というきわめて悪性のがんの原物質とされるアスベスト(石綿)と形状が似ているので、以前から危ないかもしれないと指摘されていたのですが、ついに実験的にその危険性を指摘する結果が出たということだと思います。 ただ、マウスで実験をやるにあたって、たとえアスベストを使っても、吸入によってマウスに中皮腫を起こしにくいということがあることから、腹腔内注射という普通では考えにくいルートからの導入によ

                                                                                    気になるニュース: カーボンナノチューブで中皮腫 | 5号館を出て