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  • 『スゴ本』中の人が選ぶ、「正しい死に方とは何か?」を考える4冊|tayorini by LIFULL介護

    『スゴ本』中の人が選ぶ、「正しい死に方とは何か?」を考える4冊 #エンタメ#老いの準備#終末期・看取り#死を見つめる 公開日 | 2019/07/09 更新日 | 2024/04/26 Dain 生きているものは死ぬ。これは確定している。 一方、頑張りと工夫と諦めによって、自分の人生をより良いものに変えることはできる。 つまり、死ぬことは決まっているが、そこまでどのように生きるかは、まだ決まっていない。死は避けられないが、生き方を選べるように、死に方も選べる。 もちろん運の要素もあるし、100%望んだ死に方ができるかどうかは、分からない。だが、必ずしも望んだ通りにならないのは、生き方だって同じだ。 仕事や生活、ひいては人生の質(Quality of Life)を上げる工夫を「ライフハッキング(LifeHacking)」という。同様に、死の質(Quality of Death)を上げる工夫を

      『スゴ本』中の人が選ぶ、「正しい死に方とは何か?」を考える4冊|tayorini by LIFULL介護
    • 尊厳死の合法化は社会的弱者にとって脅威か/有馬斉 - SYNODOS

      要約:現在国内でいわゆる尊厳死を合法化しようとする動きがある。終末期患者の延命措置の一部を中止・差し控えできるようすることが狙いである。しかしこれには、重度機能障害者など、周囲の十分な支援を期待しにくい人々のうちから、批判が多く提出されてきている。合法化は、支援不足や周囲の圧力のために患者が延命を諦めるという結果を導きかねないと懸念されているのである。 2012年、尊厳死の法制化を考える議員連盟が「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(以下、連盟の名称にちなみ尊厳死法案と略す)」を公にした(国会未提出)。2014年4月に再び第186回国会での提出が検討されるなど[*1]、その後もたびたび話題に上がっている。 [*1] 朝日新聞、「尊厳死法案 人生の最後をどう生きるか」、2014年4月16日、 朝刊 14面. 法案の内容は、「回復の可能性がなく、かつ、死期が間近」(第五条)な患

        尊厳死の合法化は社会的弱者にとって脅威か/有馬斉 - SYNODOS
      • 延命医療「望まず」81%…読売世論調査 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

        読売新聞社の全国世論調査(9月28~29日実施、面接方式)で、終末期に延命のための医療を受けたいと思うかどうかを聞いたところ、「そうは思わない」と答えた人が81%に達した。 人生の終わりに備える「終活」が広まる中で、多くの人が最期は自然な形で迎えたいと考えていることがわかった。 終末期の延命医療について、日本の医療現場では、医師と患者・家族との間で十分な話し合いが行われていると思う人は35%にとどまり、「そうは思わない」が50%だった。 終末期に受けたくない医療などについて「家族と話をしたことがある」は31%で、「ない」の68%が大きく上回った。自分で判断できなくなった場合に備え、終末期医療の意思を文書に残す「リビング・ウィル」や「事前指示書」を作りたいと思う人は44%、「そうは思わない」43%、「すでに作っている」1%となった。 末期がんなどで回復が見込めない状態になった場合、最期まで自

        • 救急車呼べば望まぬ延命。不審死=検死。家族どうすれば? - ケアマネ介護福祉士のブログ

          救急車呼べば望まぬ延命。不審死=検死。家族どうすれば? 救急車呼べば望まぬ延命。不審死=検死。家族どうすれば? ◆静かに看取るはずが、大事件に ◆往診してくれる〝かかりつけ医〟を確保 ◆逝き方を決める「人生会議」はいつでも、何度でも 看取りと決めても病院で管だらけ?コレが日本の現実 死期の目途が見えたら訪問診療を必ず導入するべき 救急隊は絶対救命措置をとる 家で死亡すれば『不審死』 『不審死=検死』 訪問診療が入っていれば自宅で亡くなっても検死をせずに死亡診断書を書いていただけることが出来る。 ケアマネ介護福祉士的に思う事…。この記事について不可解なことが多すぎる 奥さんのパンツ?何の話ですか? ココからはブログのお知らせ⇓⇓ 誰にもいつかは来る、自分の命が尽きる瞬間を想像したことがあるだろうか? 慣れ親しんだ自宅のベッドで在宅医療を受け、家族に囲まれ、最後のひと息まで安らかに……おそらく

            救急車呼べば望まぬ延命。不審死=検死。家族どうすれば? - ケアマネ介護福祉士のブログ
          • 苦しまないと死ねない国で、上手に楽に死ぬために『医者には絶対書けない幸せな死に方』

            生活や仕事の質を上げるテクニックが「ライフハック」なら、本書は、安らかに死ねるためのテクニックを集めた「デスハック」である。QOL(Quality Of Life)ならぬQOD(Quality Of Death)を向上させるノウハウ集やな。 「平均寿命」-「健康寿命」≒ 10年 日本人の8割は病院で死ぬが、病院では迎える死は「安らか」でない場合が多いという。なまじ延命治療技術が発達してしまったため、病院のベッドに何か月も縛り付けられたまま拷問のような状態で死に至る人が大勢いるらしい。 WHOによると、「健康寿命」の定義は、「医療や介護に依存せず、自力で生活ができる期間」になる。日本人の平均寿命(2016)と並べると、こうなる。 健康寿命/平均寿命 男  71歳 / 80歳 女  74歳 / 87歳 つまり、死ぬ前に、男は10年、女は12年程度、医療や介護のお世話になる期間があることが見込ま

              苦しまないと死ねない国で、上手に楽に死ぬために『医者には絶対書けない幸せな死に方』
            • 上野千鶴子「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

              延命治療を中止して死期を早める尊厳死をめぐり、議論が続いている。社会学者・東京大学名誉教授の上野千鶴子さんは、安楽死についてどう考えるのか。 【写真】「私は安楽死で逝きたい」というエッセーが話題になった脚本家は? *  *  * 日本尊厳死協会は、まだ自己決定能力があるうちに、どんな死に方をしたいか事前指示書を文書で書き残しておくように勧めています。けれども、いまの自分が将来の自分を支配できるでしょうか。 安楽死が法律で認められているオランダで、ショッキングな事件が起きました。2016年、安楽死の事前指示書に署名していた74歳の女性が、認知症が進行したという理由で医師に致死薬を注射されて死亡しました。 この時、女性は鎮静剤入りコーヒーを飲まされて眠っていましたが、気づいて抵抗するのを家族が押さえつけたといいます。いまの自分が翻意しても、受け入れられなかったのです。医師は十分な意思確認をせず

                上野千鶴子「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
              • 「医者に質問、何が本当にオススメで、何がウソ?」プロが教える知識いろいろ : らばQ

                「医者に質問、何が本当にオススメで、何がウソ?」プロが教える知識いろいろ テレビやインターネットなどを通じて情報が氾濫しているこの時代。 何が正しくて、何がウソなのかを見極めるのは簡単ではありませんが、特に難しいのが医学・健康に関する知識。 海外掲示板に、以下の質問が投げかけられていました。 「医者や、歯医者にお尋ねします。実際に何が推奨できることで、何がウソですか?」 回答を抜粋してご紹介します。 ●医者をしている。腰痛は体幹トレーニングで治療するべきである。鎮痛剤や寝たきりはひどくする一方だ。 ↑身長が高くて腰痛持ちだった自分が、2年間の懸垂やプランク(体幹トレーニング)で治った。それは100%正しい。 ●小児科医だが、子供の歯を寝る前に磨き、ジュースやミルクをそばに置いて寝かせないこと。虫歯は子供の手術の1番の理由となっている。幼児の歯の治療をするときに全身麻酔を必要とする場合が多く

                  「医者に質問、何が本当にオススメで、何がウソ?」プロが教える知識いろいろ : らばQ
                • 延命治療をしてほしくない時w(おやじの恋快適化計画)

                  そろそろ、あれだ、延命拒否の意思を伝えやすくしないとなと思い、どういう手段があるのか確認しなおす事にした。 事前指示書(リビングウィル)というものがあるらしいが、前もって、こういう状態になったら延命治療をしないでくれという内容の文章を書いて置く事らしい、家族の署名とかが必要となってるみたいだが、日本尊厳死協会では友人でも良いみたいと書いてあるし詳しく読んでみた。 リンクしておくので興味のある方は(リビングウィル)クリック まあ簡単でもないが、終末期で治療しても回復の見込みがない場合に人工呼吸器、栄養補給はしないでくれという希望を文字におこしておくという事だな。 人工呼吸器は一旦入れると、医療現場では勝手にはずせないし、やったら多分訴えられるからな~、植物状態でいたくないとの意思表示としては一番大きな問題だ。 日本では脳死しなければ死亡と認定されない事は知っているだろうと思うが、家族がその人

                    延命治療をしてほしくない時w(おやじの恋快適化計画)
                  • 終末期胃ろう「治療差し控えも」…老年医学会 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                    日本老年医学会(理事長・大内尉義(やすよし)東大教授)は28日、高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給について、「治療の差し控えや撤退も選択肢」との見解を示した。 終末期医療に対する同学会の基本的な考え方を示す「立場表明」の改訂版に盛り込まれ、同日の理事会で承認された。 「立場表明」は2001年に策定されたが、その後の実態に即したものにするため、10年ぶりに改訂された。近年、口から食べられない高齢者に胃に管をつないで栄養を送る胃ろうが普及。病後の体力回復などに効果を上げる反面、欧米では一般的でない、認知症末期の寝たきり患者などにも広く装着され、その是非が議論になっている。 改訂版では、胃ろうなどの経管栄養や人工呼吸器の装着に対する見解が初めて盛り込まれた。高齢者に最善の医療を保障する観点からも、「患者本人の尊厳を損なったり、苦痛を増大させたりする可能性があるときには、治療の

                    • ALS患者嘱託殺人事件で話題の「安楽死」をできるだけわかりやすく説明 - ニャート

                      ALS患者に対する嘱託殺人の容疑で、医師2人が逮捕された事件をめぐり、「安楽死」の是非が話題になっています。しかし、「安楽死」「尊厳死」という単語の意味を、あいまいな理解のまま使っている人も多いようです。 この記事では、「安楽死」の意味と種類、「尊厳死」との違い、尊厳死は容認されているという事実、積極的安楽死が法的に容認されるための4要件、安楽死が容認されている国を紹介し、この事件での安楽死は認められるか、つらい病気の人は死んだ方がいいのかについて考えます。 安楽死とは まず、「安楽死」という単語の意味がわかりやすい説明文を引用します。 安楽死とは、 死期の近い患者を身体的・精神的苦痛から救うために死に至らしめること。治療を中止する消極的安楽死と,薬物を投与する積極的安楽死がある。積極的安楽死は法律上問題となる。 引用元:安楽死(あんらくし)とは - コトバンク 安楽死は、主に「積極的安楽

                        ALS患者嘱託殺人事件で話題の「安楽死」をできるだけわかりやすく説明 - ニャート
                      • 苦しまないと死ねない国で、上手に楽に死ぬために『医者には絶対書けない幸せな死に方』

                        生活や仕事の質を上げるテクニックが「ライフハック」なら、本書は、安らかに死ねるためのテクニックを集めた「デスハック」である。QOL(Quality Of Life)ならぬQOD(Quality Of Death)を向上させるノウハウ集やな。 「平均寿命」-「健康寿命」≒ 10年 日本人の8割は病院で死ぬが、病院では迎える死は「安らか」でない場合が多いという。なまじ延命治療技術が発達してしまったため、病院のベッドに何か月も縛り付けられたまま拷問のような状態で死に至る人が大勢いるらしい。 WHOによると、「健康寿命」の定義は、「医療や介護に依存せず、自力で生活ができる期間」になる。日本人の平均寿命(2016)と並べると、こうなる。 健康寿命/平均寿命 男  71歳 / 80歳 女  74歳 / 87歳 つまり、死ぬ前に、男は10年、女は12年程度、医療や介護のお世話になる期間があることが見込ま

                          苦しまないと死ねない国で、上手に楽に死ぬために『医者には絶対書けない幸せな死に方』
                        • 死亡宣告受けた女性が遺体袋の中で苦しげに呼吸、葬儀業者気づく 治療施設に罰金 米

                          (CNN) 米アイオワ州にあるアルツハイマー病の治療施設が、実際には生きている女性に死亡宣告を行ったとして1万ドル(約130万円)の罰金を科された。葬儀に当たって遺体袋を開けた時、苦しそうにあえぐ女性に業者が気づき、生きていることが分かったという。州当局の文書で明らかになった。 文書によれば、身元の特定されていないこの66歳の女性は、同州アーバンデールのアルツハイマー病の治療施設へ昨年12月20日に入院した。「老齢からくる脳の変性」が理由で、同28日にはホスピスに入ったという。 文書では今年1月3日の午前6時に口を開けたまま眼球が固定化し、呼吸音が聞こえなくなったとある。看護師は聴診器を使ったが、心尖(しんせん)拍動は確認できず、手を腹部に当てても動きが感じられなかったという。これを受け、家族や葬儀会社に連絡が入った。 当該の看護師と到着した葬儀業者が生命の兆候のないことを報告したのは、午

                            死亡宣告受けた女性が遺体袋の中で苦しげに呼吸、葬儀業者気づく 治療施設に罰金 米
                          • 京都市の「事前指示書」は何が問題なのか(児玉聡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            京都市が今年4月から配布を始めた「事前指示書」が問題になっている。だが、この問題を取り上げた新聞記事で指摘されている問題には、いくつか誤解も見られる。終末期医療に関する取り組みは京都市だけでなく各地に広がりつつあるため、こうした誤解が流布して終末期の取り組みが停滞するのは望ましいことではない。そこで以下では、簡単な「ファクトチェック」を行う。 事件のあらまし京都新聞の報道によると、事件のあらましはこうである。京都市は今年4月から、終末期医療に備えて自分の希望を事前に書いておく「事前指示書」を各区役所などで配布を始めた。事前指示書および一緒に配布されているリーフレットはオンラインでも入手できる。 リーフレットには、葬儀や財産に関する遺言と終末期医療に関する事前指示書の説明がある。また事前指示書には、痛みのコントロールや死を迎える場所などの全般的な希望と、終末期において心肺蘇生や人工呼吸器や胃

                              京都市の「事前指示書」は何が問題なのか(児玉聡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 良い死、悪い死、普通の死 『現代の死に方』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

                              死に方に良し悪しはあるのか? 本書の結論は「ある」になる。 上々の人生だったのに最悪の死に方をする人もいるし、悲惨な人生だったが最期は安らかだったという人もいる。総合病院の医者である著者は、さまざまな死を扱っているうちに、ある結論に達する。それは、「死に方を助言することは、生き方を助言するくらい難しい」である。 それにもかかわらず、本書を著した。理由は分かる、「悪い死に方」が多すぎるのだ。本書を手にしているあいだ、「あなたは、自分の死に方について、あまりにも楽観的すぎる考えを持っているのではないか?」と問われているように感じた。どういう風に死にたいかと、どういう風に死ねるかは、全く違う問題なのだ。 普通の死 「普通の死」と言われて思い浮かぶのは何だろう。 事故死や殺害されるようなものではなく、老衰か、病気か。苦痛は無いほうがいいし、できれば自宅で、家族に囲まれ、友人に別れを告げて、惜しまれ

                                良い死、悪い死、普通の死 『現代の死に方』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
                              • いつかきっと、そう逝く前にはネw(一人暮らし快適化計画) | 急ぐなって

                                そろそろ、あれだ、延命拒否の意思を伝えやすくしないとなと思い、どういう手段があるのか確認する事にしてみた。 事前指示書(リビングウィル)というものがあるらしいが、事前にこういう状態になったら延命治療をしないでくれという内容の文章を書いて置く事らしい、家族の署名とかが必要となってるみたいだが、日本尊厳死協会では友人でも良いみたいと書いてあるし詳しく読んでみた。 リンクしておくので興味のある方はクリック まあ簡単でもないが、終末期で治療しても回復の見込みがない場合に人工呼吸器、栄養補給はしないでくれという希望を文字におこしておくという事だな。 人工呼吸器は一旦入れると、医療現場では勝手にはずせないし、やったら殺人として訴えられるからな、植物状態でいたくないとの意思表示としては一番大きな問題だ。 日本では脳死しなければ死亡と認定されない事は知っているだろうと思うが、家族がその人の年金に頼って生き

                                  いつかきっと、そう逝く前にはネw(一人暮らし快適化計画) | 急ぐなって
                                • 尊厳死 - Wikipedia

                                  尊厳死(そんげんし、英語: death with dignity)とは、人間が人間としての尊厳 (dignity) を保って死に臨むことであり、インフォームド・コンセントのひとつとされる[1]。安楽死や蘇生措置拒否 (DNR) と関連が深い。 尊厳死と安楽死(euthanasia)の区別は、国によって判断が様々である。例えば医師による自殺幇助(Physician-Assisted Suicide/PAS)は、米国では尊厳死に含まれるが、日本では安楽死に含まれるのが通常である[2][3]。日本国内に限った場合でも定義が混乱しているケースがある[2][3][4]。日本に絞って言えば、「尊厳死」は延命治療の停止(消極的安楽死)を指すとの見解が一般的である[2]。 末期がん患者など治癒の見込みのない人々が、クオリティ・オブ・ライフ (quality of life, QOL) と尊厳を保ちつつ最期

                                  • 終末期医療の希望を伝えているがん患者は非常に少ない

                                    米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~ 原文掲載日 : 2015年8月10日 終末期医療の希望を伝えているがん患者は非常に少ない 多くのがん患者は、終末期医療に対する希望を大切な人に書面で伝えたり、話し合ったりしていないということが新たな研究で示唆された。この研究では、終末期にがん治療を受けている患者の数が大きく増加していることもわかった。 7月9日号の電子版JAMA Oncology誌に掲載された結果は、患者の病状が進行し終末期医療に対する希望を共有できなくなる前に、それを共有する必要性を強調している、と研究著者らは述べた。 死期が近づくと、多くの進行がん患者は、彼らの価値観や目標、治療への希望が診療に確実に反映されるために、生前遺言や永続的委任状などの法的文書に加えて『大切な人』(*注:家族や友人)を頼りにする。 新たな研究は、アドバンス・ケア・プランニング(*事前に終

                                      終末期医療の希望を伝えているがん患者は非常に少ない
                                    • リビング・ウィル - Wikipedia

                                      この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "リビング・ウィル" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2011年10月) リビング・ウィル(英語: living will)とは、自己判断が不可状態となった際の希望内容を事前に記しておいた書類、特に医師に対する治療中止依頼書類[1]。「書面による生前の意思表示」[2]、生前遺言書[3]、事前指示書(Advance healthcare directive, personal directive, advance directive, medical directive、advance decision)ともいう。 直訳は「

                                      • 胃瘻を作るべきか

                                        認知症の高齢者。食事がうまくできず肺炎をおこすので、胃瘻を勧められている。 胃瘻をつくるべきか このページは「医療上の判断を患者さんが自ら行うためのガイド」の一部として作りました。 新しい事実や医学的証拠が明らかになれば改訂を行っていきます。 編集:名古屋市立大学 藤井義敬 (2013.4改訂v3) 認知症などで介護を受けている高齢者は、食物がうまく飲み込めずに食べたものが肺に入り 肺炎をおこすことが良くあります。 摂食(嚥下)障害による誤嚥性肺炎と言います。 このようなときに、病院や施設から胃瘻を作ることを勧められることがあります。 胃瘻をつくると嚥下しなくても食物(流動食)が胃に入るため、食事摂取量が増えて栄養が改善します。 しかし胃瘻を作ることはいいことばかりではありません。 胃瘻を作ったまま介護が長期にわたると、 胃瘻を作ったことがはたして良かったのかどうか、

                                        • 「延命治療諾否」冊子が物議 京都市配布に抗議も (京都新聞) - Yahoo!ニュース

                                          京都市は、人生の終末期の医療に備えて自らの希望をあらかじめ書きとめておく「事前指示書」を市民が作れるよう、関連リーフレットと併せ、各区役所などで4月から配布を始めた。人工呼吸器をはじめ、胃ろうなど人工栄養法や看取(みと)りの場所といった希望を事前に医師や家族らと共有する目的だが、終末期医療に詳しい医師や法律家から「人工呼吸器を使って生きる選択を難しくする」と撤回を求める声が上がっている。 市の事前指示書はA4判1枚で、リーフレット「終活」とともに3万部を配布している。意識のない状態や重度認知機能低下の場合、「家族に延命治療の判断が求められる」とし、胃ろうや「延命のための人工呼吸器」、点滴による水分補給、最期を迎えたい場所など計10項目について希望する・しないなどを選択式で記す。「法的な拘束力はなく、内容はいつでも修正・撤回できる」と注釈を付ける。 「尊厳死法いらない連絡会」の冠木克彦弁

                                            「延命治療諾否」冊子が物議 京都市配布に抗議も (京都新聞) - Yahoo!ニュース
                                          • 【医療の論点】尊厳死法制化の問題点はなんだ

                                            川口有美子 『逝かない身体』(医学書院)で2010年6月第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。 NPO法人さくら会理事、有限会社ケアサポートモモ代表取締役、日本ALS協会理事。主な活動として患者会や執筆のほか国の難治性疾患克服研究と重度障害者の地域生活ための政策立案に携わっている。 最近の成果としては、認定特定行為業務従業者研修(たんの吸引と経管栄養の研修)モデル事業を、人工呼吸療法の当事者団体であるさくら会で受託し、8年前に開発した7時間のカリキュラム(「進化する介護」)で非専門職でも医療的ケアを短期間で教習できることを実証。介護職員によるたんの吸引と経管栄養の制度化にこぎつけた(2011年4月から施行)。 川口有美子さんに聞く ■尊厳死法制化に向けた動きが具体化 2012年6月6日、超党派の「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長:参議院議員・増子輝彦氏)は「終末期の医療における患者の

                                              【医療の論点】尊厳死法制化の問題点はなんだ
                                            • 医療破綻させないために今、スイスで起きていること――トリアージに関する医療ガイドラインの制定と患者事前指示書作成の奨励/穂鷹知美 - SYNODOS

                                              医療破綻させないために今、スイスで起きていること――トリアージに関する医療ガイドラインの制定と患者事前指示書作成の奨励 穂鷹知美 異文化間コミュニケーション 国際 新型コロナウィルスの感染が拡大しているヨーロッパの国々は、外出や3人以上が集まることの禁止など、急激な感染拡大の防止対策として、次々と強硬な対策を打ち出しています。そして、重症患者の医療機関への受け入れ体制の強化も焦眉の課題です。イタリアでは、重篤な患者が医療機関に殺到し医療破綻にいたったことが、死亡者を突出して増やした主要な原因とみなされているためです。 ドイツでは、早々にベルリンのメッセ会場を1000人収容できる新型コロナ感染者専用の病院に改造し、人工呼吸器などの医療器具や、マスクや防護服などの医療スタッフを感染から守る医療品も増産も急ピッチですすめられています。感染症患者を扱う医療スタッフの増員もヨーロッパ各国での大きな課

                                                医療破綻させないために今、スイスで起きていること――トリアージに関する医療ガイドラインの制定と患者事前指示書作成の奨励/穂鷹知美 - SYNODOS
                                              • 【衝撃】安楽死を合法化したカナダ、わずか5年で安楽死者数4万人超え…。対象範囲が次々と広がり『精神的な苦痛』『障害を持った新生児』までも容認する方向へ : 凹凸ちゃんねる 発達障害・生きにくい人のまとめ

                                                安楽死が合法の国で起こっていること…「生活保護」より「安楽死」の申請のほうが簡単というカナダの事情 安楽死が合法化されるとどんなことが起きるのか。著述家の児玉真美さんは「カナダでは合法化からわずか5年で安楽死者数が4万人を超えた。経済的に困窮した障害者が死を選ぶケースも起き、問題になっている」という――。 ※本稿は、児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』(ちくま新書)の一部を再編集したものです。 (中略) ■合法化からわずか5年で対象範囲が拡がった またカナダでは、合法化当時は終末期の人に限定されていた対象者が合法化からわずか5年で非終末期の人へと拡がった。2021年3月の法改正で新たに対象となったのは、不治の重い病気または障害が進行して、本人が許容できる条件下では軽減することができない耐え難い苦しみがある人だが、2024年には精神障害や精神的な苦痛のみを理由にした安楽死も容認され

                                                  【衝撃】安楽死を合法化したカナダ、わずか5年で安楽死者数4万人超え…。対象範囲が次々と広がり『精神的な苦痛』『障害を持った新生児』までも容認する方向へ : 凹凸ちゃんねる 発達障害・生きにくい人のまとめ
                                                • 研究集会<死の法> - sugitasyunsukeの日記

                                                  研究集会<死の法>(http://www.arsvi.com/0p/et-20063.htm)をききに行った*1。 安楽死・尊厳死に関しては考えなきゃいけないこと、考える前に知らなきゃいけないことが、あまりにもたくさんある。 今後色々調べるし、色々考える。それで「よい死!研究会」(http://www.arsvi.com/0a/y01.htm)のMLにも、参加させてもらった。 その前に、会場で皆さんの話をききながらぼんやり考えたことを、まずはノートとしてまとめる。そこから始める。 川崎市には入所施設が極端に少ない。特に重症心身障害児者の入所施設は、長い間、一箇所もなかった。昨年ようやく重症児施設ソレイユ川崎が細山に出来た(が、自立支援法成立と児童福祉法の改正に伴い、重症児の位置づけは変わる――どう変わるかはよくわからない)。その分、というか、川崎市では、重症児の在宅生活とサポート体制が良く

                                                    研究集会<死の法> - sugitasyunsukeの日記
                                                  • 終末期胃ろう「治療差し控えも」…老年医学会 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

                                                    日本老年医学会(理事長・大内尉義(やすよし)東大教授)は28日、高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給について、「治療の差し控えや撤退も選択肢」との見解を示した。 終末期医療に対する同学会の基本的な考え方を示す「立場表明」の改訂版に盛り込まれ、同日の理事会で承認された。 「立場表明」は2001年に策定されたが、その後の実態に即したものにするため、10年ぶりに改訂された。近年、口から食べられない高齢者に胃に管をつないで栄養を送る胃ろうが普及。病後の体力回復などに効果を上げる反面、欧米では一般的でない、認知症末期の寝たきり患者などにも広く装着され、その是非が議論になっている。 改訂版では、胃ろうなどの経管栄養や人工呼吸器の装着に対する見解が初めて盛り込まれた。高齢者に最善の医療を保障する観点からも、「患者本人の尊厳を損なったり、苦痛を増大させたりする可能性があるときには、

                                                    • 終末期医療と医師の倫理(後編)/medicina42/6

                                                      (前号よりつづく) 尾藤 ここからは,延命のための医療行為を開始しないということ,つまり「医療の差し控え」ということと,延命のための医療行為を中止すること,つまり「医療の中止」といこうことについて話をしたいと思います。 ■アメリカ流とイギリス流 「事前指示」か「医師の徳」か 尾藤 田中先生は,患者さんの意思をどれだけ医療に反映できるかは,非常に難しいということをおっしゃいました。先生は,アメリカで医療をされていますが,アメリカはその問いに対しては事前指示をとにかく普及させようという姿勢です。かたや,われわれがよくモデルとして引き合いに出すイギリスでは,むしろプロフェッショナルが患者本人の“best interest”を「徳」というものをもって査定して,「やりなさい」という,そういう形がとられています。 両方ともわかりやすく,「アメリカ的な考え方だな」,「とてもイギリス的な考え方だな」と思う

                                                      • 今日の医療をめぐる生命倫理-特に終末期医療と遺伝子診断・治療について-

                                                        平成24・25 年度 生命倫理懇談会 答申 今 日 の 医 療 を め ぐ る 生 命 倫 理 -特に終末期医療と遺伝子診断・治療について- 平 成 2 6 年 3 月 日 本 医 師 会 第ⅩⅢ次 生 命 倫 理 懇 談 会 平成 26 年 3 月 日 本 医 師 会 会 長 横 倉 義 武 殿 第ⅩⅢ次生命倫理懇談会 座 長 髙 久 史 麿 答 申 生命倫理懇談会は、平成 24 年 9 月 19 日開催の第 1 回懇談会において、貴職 から受けました諮問事項 「今日の医療をめぐる生命倫理-特に終末期医療と遺 伝子診断・治療について-」を、2 年間に亘り本会議 7 回、作業部会 1 回を開 催し、鋭意検討を重ねてまいりました。 ここにその結果を取り纏めましたので、ご報告申し上げます。 日 本 医 師 会 第ⅩⅢ次 生 命 倫 理 懇 談 会 座 長 髙 久 史 麿 日本医学会会長 副座長

                                                        • これが人間か──終末期の治療法、意思確認に診療報酬 - モジモジ君のブログ。みたいな。

                                                          終末期の治療法、意思確認に診療報酬・厚労省方針 厚生労働省は26日の中央社会保険医療協議会(中医協)で、患者の終末期の治療方法を文書で確認した場合に診療報酬を医療機関に支払う方針を提示した。終末期を自宅で迎えたい人や、病院での延命治療を望まない人の希望を尊重する医療へ転換を促すのが狙い。2008年度の診療報酬改定で実現を図る。 終末期医療を巡っては、体調の急変などで患者が自分の治療方法に関する意思表明をできなくなるケースも多く、本人が望まなかった延命治療なども行われているとみられている。このため厚労省は、医師や看護師らが患者と話し合い、体調急変の場合の治療方法を事前に合意して文書化すれば、診療報酬を支払う仕組みを提案した。 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20071027AT3S2602F26102007.html*1 どう論評すればいいのかが分から

                                                            これが人間か──終末期の治療法、意思確認に診療報酬 - モジモジ君のブログ。みたいな。
                                                          • 認知症ポジティブ❗️ 脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ(山口晴保著)を俳句中心に読む - ねこまくり

                                                            認知症ポジティブ! -脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ- 作者: 山口晴保 出版社/メーカー: 協同医書出版社 発売日: 2019/05/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 皆さんおはようございます猫枕です。 ワタクシ一応認知症相談医オレンジドクターゆえ、たまには専門ブログを書きます。 今回は上記の本をご紹介致します。 と言っても要約ではありません。 山口晴保先生の認知症俳句が面白いのでその一部をご紹介するだけです。。。 受診には だまし討ちより 泣き落とし 認知症 早期診断 自己対応 ルンバより 人力掃除 記憶よし 中高年 酒を飲むなら 赤ワイン 運動と 心配無用で 先送り 受診には だまし討ちより 泣き落とし 認知症の方は、物忘れが強くなっても、そのこと自体も忘れて自覚がありません。 だから家族が受診を勧めても拒否します。 そこで、『健康診断に

                                                              認知症ポジティブ❗️ 脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ(山口晴保著)を俳句中心に読む - ねこまくり
                                                            • <高齢者の救命>本人望めば蘇生中止 消防庁委託研究班提言 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                              増加する高齢者の救急搬送を受け、総務省消防庁から委託された研究班が、持病や老衰で終末期にある介護施設などの高齢入所者が心肺停止した場合の対応手順案をまとめた。本人の事前意思と医師の指示がセットで確認できた場合は蘇生処置の中止を認めており、研究班は高齢者の蘇生処置を巡る法整備をにらんだ議論の高まりを期待している。 近年は介護施設からの救急搬送依頼が増えているが、救急隊員が駆けつけると、家族らから「本人は蘇生を望んでいない」と伝えられるなど現場対応が課題となっている。 研究班は、北九州市立八幡病院の伊藤重彦・救命救急センター長を代表に、高齢化率の高い同市と山口県下関市の医師や介護施設代表者、弁護士ら約30人で構成。昨年夏から審議を重ねてきた。 手順案では、持病や老衰による心肺停止が前提。救急車の要請、救急搬送などの段階に分け、入所者の蘇生を希望しない意思が分かる事前指示書と、担当医の蘇生中止指

                                                                <高齢者の救命>本人望めば蘇生中止 消防庁委託研究班提言 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                              • 納得できる「死」などあるのか

                                                                最近100歳になったばかりのSさん。 老人ホームで暮らしている。 そんな彼女は診察のたびに口癖のようにこう言う。 一昨年、そんな彼女が本当に死にそうになった。 肺炎から心不全が悪化。かなり厳しい状況となった。 積極的治療は望まないと事前指示書に書かれている。家族も、もう充分頑張りましたから、あとはできるだけ苦しまないようにお願いします、と看取りの方針に同意。居室の荷物の片づけを始めた。 しかし、彼女は僕に「先生、死にたくない・・」と消え入るような声で訴えた。 ケアをしていたホームの看護師たちも、彼女の生きたいという意欲を見逃さなかった。 抗菌薬の投与を開始すると、肺炎は徐々に改善。心機能も少しずつ回復し、現在は、在宅酸素療法も卒業している。食堂への移動は車いすだが、食事は全量食べている。 そして、彼女は少し顔をしかめながら今日もこういうのだ。

                                                                  納得できる「死」などあるのか
                                                                • 延命治療 - さすらう隠居人の日記

                                                                  人の死を見たり聞いたりしてきて、漠然と死ぬ間際に痛い思いをしたり苦しんだりしたくないと思ってきた。今はホスピスが充実し、痛みや苦しみを和らげる緩和医療も行われて、安らかな死を迎えやすくなっている。 人生の最期(NHKより) 平均寿命は長くなっており、できるだけ健康で長生きしたいと思っている。 健康で長生きはしたいが、私も含めかなりの割合の人は、老境に入ってから死ぬまでに、回復の見込みがなく意識もないままの延命措置を望んでいないのではないだろうか。 しかし、延命治療に関しては健康なうちに明白な意思表示をして置かなければ、回復の見込みがなくても、気管切開し気道を確保するチューブを直接喉に差し込んで人工呼吸器を行い、肌の上から胃に穴を開け胃瘻を作り流動食を流し込み、延命措置を図ることになる。 妻や子供たちが私の気持ちをわかっていたとしても、医者は延命治療をせざるをえないかもしれない。 私は今、リ

                                                                    延命治療 - さすらう隠居人の日記
                                                                  • 胃ろうの適応とアドバンストディレクティブ - リカバリー志向でいこう !

                                                                    胃ろう造設、医療従事者の影響大きく- 全国老施協が特養入所者調査(キャリアブレイン) 「特別養護老人ホームにおける胃ろう等による経管栄養に関する実態調査」は今年7-8月、全国の特養2000施設を対象に実施。回答があった1230施設で胃ろうを造設している入所者7005人の状況を分析した。対象者の平均年齢は85.1歳、平均要介護度は4.8だった。 調査結果によると、胃ろうを造設する際に最も影響を与えた要因を尋ねた設問では、「医療従事者からの説明」の37.8%と、「家族の希望」の34.2%が上位を占め、これに「施設からの説明」の2.5%などが続いた=グラフ=。「本人の希望」で胃ろうの造設に踏み切っていたケースは0.3%だった。 ************************************************ 胃ろうの適応についてはいつも悩みますね。 可逆的な病態か、本人の意向(確

                                                                      胃ろうの適応とアドバンストディレクティブ - リカバリー志向でいこう !  
                                                                    • 終末期の"物語り"を充実させる 「情報共有・合意モデル」に基づく意思決定とは - 医学書院/週刊医学界新聞(第3013号 2013年02月04日)

                                                                      清水 哲郎氏(東京大学大学院死生学・応用倫理センター上廣講座特任教授) 佐藤 伸彦氏(ものがたり診療所所長/ナラティブホーム理事長) 会田 薫子氏(東京大学大学院死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授)=司会 終末期医療の在り方をめぐる議論が高まりを見せている。特に人工栄養,なかでも胃ろう造設の是非をめぐる議論は社会的にも関心の高いテーマとなった。しかし,現在も医療者や国民の間で一定の共通理解は形成されておらず,患者一人ひとり異なる終末期における"最善"を実現するために,現場では日々難しい判断が求められる。 本座談会では,終末期の患者の最善をいかに実現するか,高齢者ケアにおける人工的水分・栄養補給に関する医療者の意識と実践を調査した会田氏と,医療者である佐藤氏,臨床倫理学の観点から清水氏が議論した。 会田 現在,慢性疾患の終末期における医療およびケアへの関心が高まっています。そのなかで

                                                                        終末期の"物語り"を充実させる 「情報共有・合意モデル」に基づく意思決定とは - 医学書院/週刊医学界新聞(第3013号 2013年02月04日)
                                                                      • 一般社団法人 松本市医師会|市民の皆様へ医療・健康・福祉の情報提供を行います。

                                                                        市民の皆様へ医療・健康・福祉の情報提供を行います。 医療機関検索 救急当番医情報 ホーム 最新情報 松本市民向け情報 松本市医師会の紹介 日本医師会 長野県医師会 松本市公式ホームぺージ 厚生労働省 ながの医療情報Net 2022.11.08【施設基準に係る医療機関一覧等】 「かかりつけ医機能を有する医療機関」の内容を更新しました。 2022.11.08【施設基準に係る医療機関一覧等】 「医療情報・システム基盤整備体制充実加算 算定医療機関」の内容を更新しました。 2022.11.01【出産・子育て関連情報】 「応急手当の手引」の内容を更新しました。 2022.05.06【各種予防接種】 「定期(個別)予防接種」の内容を更新しました。 2022.05.06【各種検診・健診】 「緑内障検診」の内容を更新しました。 長野県松本市城西2丁目5番5号 Copyright Matsumoto Cit

                                                                        • 死にゆく当事者無視「危ない人生会議」とは何か

                                                                          2018年11月30日、厚生労働省は、人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が事前に家族や医療関係者と話し合う取り組み、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」の愛称を「人生会議」にすると発表した。 「どう死ぬか」「どう生きるか」を本人や家族を含めたみんなで考える。どんな最期を迎えたいかを本音で話し合い、医療関係者に伝えられるなら、それは一見いいことのように思える。 だが、実際には当事者の意思が無視された、“危ない人生会議”が多く行われているという。それは何なのか。在宅緩和ケア医として、神戸で訪問診療に従事する新城拓也氏に話を聞いた。 負のイメージを明るい言葉に置き換えているだけ 「当事者が自発的に、自分の生き方、死に方を考えて希望を伝えられるのならいいと思います。しかし、現在行われている多くの『ACP』も『人生会議』も、死が持つ負のイメージや家族の喪失といったネガティブな要素

                                                                            死にゆく当事者無視「危ない人生会議」とは何か
                                                                          • 胃瘻を作らないことは「弱者の切り捨て」か - Not doing but being

                                                                            昨日Twitterでこんな記事を見掛けました。 headlines.yahoo.co.jp 京都市で、市民が自分の終末期に備え、胃瘻や 人工呼吸器等の治療に対して、また療養の場所 などを予め書いておく事の出来る「事前指示書」 が配布され、物議を醸しているというニュース です。反対する医師や法律家は、「人工呼吸器 を用いて生きる選択を難しくする」等と意見 しているようです。 記事によると、『尊厳死法いらない連絡会 (なんちゅうネーミングだ!?)の冠木克彦 弁護士は、「事前指示書の押しつけは、差別や 弱者の切り捨てにつながる。尊厳死や安楽死 思想と同じ流れだ。胃ろうや人工呼吸器を使って 長く生きる人はおり、生きている生命にこそ価値 がある」とし、市に近く抗議文を出す構えだ』 とのこと。 しかし、市は事前指示書を押し付けてなどいない し、「法的な拘束力はなく、内容はいつでも 修正・撤回できる」と

                                                                              胃瘻を作らないことは「弱者の切り捨て」か - Not doing but being
                                                                            • 長 尚のホームページ

                                                                              長 尚のホームページ 本ページへの書き込みは、本日(2019.2.22)で、終了させていただきます。 今後はブログ(https://ameblo.jp/cho-takashi)をご覧ください。永い間のご訪問に心から感謝しますと共に、今後共ブログのほうを宜しくお願いいたします。 皆さん今日は。初めてホームページを開設します。極めて初心者ですが、よろしくお願い申し上げます。 平成11年7月28日 私(ちょうたかし)は今年(1999年)3月末に信州大学工学部を停年退職しました。専門は土木工学の中の「構造設計学」ですが、「安全論」や「公共事業論」なども展開させて貰っています。これから折に触れ、私見を述べさせて頂くつもりです。取り敢えずこれまでに発表したものを中心に下記を入力しました。お読み頂ければ幸いです。 ご感想などありましたら、 ご意見をE-mail cho@avis.ne.jp もしくは掲示

                                                                              • 安楽死・尊厳死を考える(その1)

                                                                                2016年7月に起こった「津久井やまゆり園事件」が問いかけるものはあまりに大きく重い。優生思想、「生産性」をめぐる議論など、われわれの社会を根底から揺さぶるこの事件の思想的課題について、被告との面会記録を踏まえて検証していく。 第5回 安楽死・尊厳死を考える(その1) 1.NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」 2019年6月2日の日曜日、NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」が放送された。重い神経難病を患っている一人の日本人女性が、安楽死を切望し、彼女の選択と向き合い続けた家族の姿を描いたドキュメンタリーである。番組の説明には次のようにある。 「安楽死が容認され海外からも希望者を受け入れている団体があるスイスで、一人の日本人女性が安楽死を行った。3年前に、体の機能が失われる神経難病と診断されたAさん。歩行や会話が困難となり、医師からは『やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる』と宣告される

                                                                                  安楽死・尊厳死を考える(その1)
                                                                                • 上野千鶴子「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」 | AERA dot. (アエラドット)

                                                                                  尊厳死、安楽死には反対の考えの上野千鶴子さん 延命治療を中止して死期を早める尊厳死をめぐり、議論が続いている。社会学者・東京大学名誉教授の上野千鶴子さんは、安楽死についてどう考えるのか。 【写真】「私は安楽死で逝きたい」というエッセーが話題になった脚本家は? *  *  * 日本尊厳死協会は、まだ自己決定能力があるうちに、どんな死に方をしたいか事前指示書を文書で書き残しておくように勧めています。けれども、いまの自分が将来の自分を支配できるでしょうか。 安楽死が法律で認められているオランダで、ショッキングな事件が起きました。2016年、安楽死の事前指示書に署名していた74歳の女性が、認知症が進行したという理由で医師に致死薬を注射されて死亡しました。 この時、女性は鎮静剤入りコーヒーを飲まされて眠っていましたが、気づいて抵抗するのを家族が押さえつけたといいます。いまの自分が翻意しても、受け入れ

                                                                                    上野千鶴子「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」 | AERA dot. (アエラドット)