刺激に対してとても敏感な人「HSP」に、一般的な仕事のテクニックは合わないかもしれません。HSPの脳の特徴と、みなが実践する仕事術がHSPに合わない理由を説明します。 HSPの「脳」の特徴 HSP(Highly Sensitive Person:とても敏感な人)は、心理学者のエレイン・N・アーロン博士が考案した概念です。 臨床心理士の佐々木智城氏によると、HSPの脳内では感情に関わる扁桃体、共感に関わる島皮質、直感に関わる帯状回が活発に働いているため、神経が高ぶりやすく、不安を感じやすいそうです。 また、十勝むつみのクリニック院長で精神科医の長沼睦雄氏によれば、HSPは些細なことを察知して、物事をより深く考え処理する特性があり、共感力も高いので、非常に疲れやすく傷つきやすいのだとか。 これらをふまえ、本題に入りましょう。 1. 完璧主義とは少し違う 【一般的な仕事術】:完璧より最善 習慣化