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内田樹の検索結果201 - 240 件 / 727件

  • 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

    新型コロナウィルス禍への日本政府の対応は「サル化」の一例にすぎない。「今さえよければ」と考える「サル」から脱却し長い目で考える時間意識を取り戻さなければ明日はない。 【写真】この記事の写真を見る(7枚) ◆ ◆ ◆ 『 サル化する世界 』という本を書きました。こういうタイトルにしたのは、この四半世紀ほどで日本人の考え方がはっきり変わったように思えたからです。といっても、人間が別のものに生まれ変わったとか、新しい段階に至ったということではありません。人間を取り巻く環境が変化し、それを取り込んで人間の意識も変化したということです。最も変化したのは時間意識です。 僕が生まれた1950年の日本の労働人口の50%は農業従事者でした。人々はそれと気づかずに「農業的な時間」「農事暦」を呼吸して生きていた。朝日とともに起きて、陽が落ちたら眠る。春に種を蒔き、日照りや冷夏や風水害や病虫害を恐れ、無事に秋を迎

      「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
    • G7首脳は停戦交渉のテーブルをつくれ 加藤登紀子さん、高村薫さん、学者らが声明(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース

      ロシアのウクライナ侵攻で市民、兵士らの命が失われ続けている中、殺戮と破壊を止めるために、学者、ジャーナリストらが広島サミットに集まる主要7カ国(G7)首脳に向けて、「これ以上武器を援助するのではなく、(停戦のための)交渉のテーブルをつくるべきだ」との声明を発表し、賛同の署名を集めている。4月5日に声明を発表。4月24日にも2回目の記者会見を開き、即時停戦を訴えた。 声明を発表したのは伊勢崎賢治・東京外国語大学名誉教授、和田春樹・東京大学名誉教授、羽場久美子・青山学院大学名誉教授、田中優子・前法政大学総長、内田樹・神戸女学院大学名誉教授、ジャーナリストの田原総一朗氏、金平茂紀氏、歌手の加藤登紀子氏、作家の高村薫氏ら32人。 G7首脳に向けた今回の声明に対しては「停戦はG7に対してではなく、ロシアに呼びかけるべきではないか」との批判が出ているという。4月24日に衆議院議員会館で開かれた記者会見

        G7首脳は停戦交渉のテーブルをつくれ 加藤登紀子さん、高村薫さん、学者らが声明(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
      • 菅政権、論文書かない教授を排除か「稼げる大学」意思決定機関設置の狙い - 事実を整える

        首相官邸HP:https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202108/26kagaku.html 隠された目的があると思いますよ。 菅政権「稼げる大学」意思決定機関設置 菅政権は論文を書かない教授を排除か 論文を書かずに政治運動をする教授ら=学術会議問題の延長 天下り教員を排出しているメディア系や左派系が猛反発 菅政権「稼げる大学」意思決定機関設置 「稼げる大学」へ外部の知恵導入 意思決定機関設置、来年法改正 https://t.co/GOBlaY2ick — 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2021年8月26日 政府は26日、総合科学技術・イノベーション会議(議長・菅義偉首相)を首相官邸で開き、世界トップレベルの研究開発を目指す大学の経営力向上を図るため、産業界や公的機関などの外部人材を入れた意思決定機関を各大学に設

          菅政権、論文書かない教授を排除か「稼げる大学」意思決定機関設置の狙い - 事実を整える
        • ギリギリのところで | みんなのミシマガジン

          第3回 ギリギリのところで 2021.06.23更新 研究室でパソコンの画面を覗き込み、東京オリンピック・パラリンピック(以下東京五輪)に関連するニュースを追いかける日々が続いている。 僕が勤める大学では、対面授業は実技や演習などの限られた科目のみに限定され、講義の大半をオンラインで行っている。クラブ活動も、県の要請を受けて、全国大会を控えるなどの条件を満たした部のみ許可されているため、学生とはほとんど顔を合わさない。さらに教職員はテレワークと時間差勤務を実施しており、キャンパスには人気がなく閑散とした雰囲気が漂っている。 新型コロナウイルスの感染が広がる前は、キャンパス内を移動中に職場の同僚とすれ違うことも多く、よく立ち話をした。それがたとえ挨拶程度ではあっても、言葉を交わすだけでなんとなく気分が上向いたものだ。 話し終えてその場をあとにしながら、「なんか疲れてる様子だったな、そういえば

            ギリギリのところで | みんなのミシマガジン
          • 有事のシグナルは“米軍基地撤収” アメリカが描く日本切り捨ての代理戦争シナリオ | AERA dot. (アエラドット)

            日米合同軍事演習(写真:UPI/アフロ) 2023年、台湾有事の声が高まりアメリカと中国の覇権闘争が激化。「2022年12月に岸田政権が閣議決定した新しい安保関連3文書はアメリカとの綿密な擦り合わせのもとに出てきたことは確実」と政治学者の白井聡氏は言う。核攻撃のリスクも浮上し、日本では限りなく戦時中に近い緊張感が漂っている。同氏と哲学者・内田樹氏の新著『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)では、台湾有事における今後のアメリカの対応が議論されている。同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。 【写真】台湾有事に備える台湾軍の様子はこちら *  *  * 敵基地攻撃能力の実像 白井聡(以下、白井):まず、アメリカは台湾有事でどうするのかという議論を深めましょう。アメリカはいろいろな可能性を検討し、必要な時に必要なシナリオを選べるように事前に仕込んでおくということをする国だと思うの

              有事のシグナルは“米軍基地撤収” アメリカが描く日本切り捨ての代理戦争シナリオ | AERA dot. (アエラドット)
            • 『人口減社会の未来学』から - 内田樹の研究室

              ちょうど2年前に『人口減社会の未来学』という編著書を出した(文藝春秋、2018年)。寄稿者は常連の平川克美、小田嶋隆のほかに、池田清彦、平田オリザ、ブレイディみかこ、姜尚中、藻谷浩介ら錚々たる論客。私が序論を書いた。 この文中の「人口減」を「コロナウィルス禍」と書き換えても、ほとんどそのまま使えるということに気がついた。そのつもりで読んで頂きたい。 人口減社会の未来を予測する書物は、本書を含めて、これからいくつも出版されると思います。このような国民的な問題については、できるだけ多くの書き手によって、できるだけ多くの知見が示されるべきだと思います。未来はつねに霧の中です。霧の先にどういう風景が広がっているかについては、確定的なことを言える人は一人もいません。ですから、論者の数だけ未来像が語られることになる。この場合、予測される未来像が違えば違うほど、僕たちが書き出さねばならない「心の準備」の

              • 元増田より、古典を義務教育で扱う理由について

                元増田です。はてなでは定期的に出る話題であり、この仕事をしていれば生徒に必ず聞かれることでもありますね。すでに質問増田氏への反応でかなりの部分が議論されていると思います。国語の先生ごとに考えが多少異なるとは思いますが、現場にいる者として、同じことを生徒に聞かれたと思って、自分なりに誠実にお答えしたいと思います。 以下、常体で失礼。 ・まず、この疑問への論点はたくさん含まれていると思う。自分なりに整理してみると ①日本という国家が義務教育で(貴重な時間を割いて、他の教育されない分野を差し置いて)古典を扱う理由(教育の制度論) ②上記の上で、古典が選択科目ではない(または高校の教育現場で「選択させられている」)理由 ③学校における古典の学習時間は適切な長さであるのか? ④学校における古典の学習内容は適切なものであるのか? ⑤古典を学ぶことは何かの役に立つのか?(個人レベルでのメリットはあるのか

                  元増田より、古典を義務教育で扱う理由について
                • みんなが差別を批判できる時代ーーアイデンティティからシティズンシップへ|綿野恵太

                  『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、2200円)が7/18発売されて以来、さまざまな反響をいただいています。読者にも恵まれ、発売後即重版が決定、電子書籍版も発売されました!(8/30追記、3刷になりました!10/03追記、4刷になりました!) 今回、本書全体の見取り図となる「シティズンシップ」と「アイデンティティ」の論理を説明した「まえがき みんなが差別を批判できる時代ーーアイデンティティからシティズンシップへ」を公開します。 『「差別はいけない」とみんないうけれど。』の目次その他詳細は平凡社HPからご覧ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まえがき みんなが差別を批判できる時代(アイデンティティからシティズンシップへ) 本書は『「差別はいけない」とみんないうけれど。』と題されている。誤解されても困るので、まず最初に本書の立場を示しておこう。「差別

                    みんなが差別を批判できる時代ーーアイデンティティからシティズンシップへ|綿野恵太
                  • 「生かしてやる」権力社会 &またしても「極右の」東京都知事 - ベルギーの密かな愉しみ

                    GOTOキャンペーン絶対反対 ねえ、反対署名始まったよ、と珍しく夫から言ってきた。そうそう、これはすぐやらなくちゃね。私は署名や寄付活動は普段からよくやるが、夫に言われたのは初めて。 デモ抗議だって一家を代表して(笑)行っているつもりなのだ。家族のみなも温かく送り出してくれる。朝日新聞の写真に写っていたときはちょっとあわてた。小さすぎて目の悪い母には見つからなくてよかった。 GOTOキャンペーンを「21世紀のインパール作戦」と誰かがうまいことを言っていた。いやいや冗談じゃない、全然遅くないから撤回してほしい。旅行どころか首都圏との往来は当分やめたほうがいい。今日はニューヨークで死者が初めてゼロ人になったらしい。クオモ知事は本当にすばらしいリーダーだ。最初からこの人の仕事ぶりはフォローしているが、PCR検査を何度でも無料で最寄りの拠点で受けられるシステムを整備してあるのだ。 東京は今は圧倒的

                      「生かしてやる」権力社会 &またしても「極右の」東京都知事 - ベルギーの密かな愉しみ
                    • 鳩山由紀夫総理、内田樹氏らに「教育行政で提言を」。内田さん、あっさり篭絡され(笑)「もう一度表舞台に出てきて!」 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                      僕は鳩山さんにもう一度表舞台に出てきて欲しいです。だって、僕と高橋源一郎に「教育行政について提言してください」って言ってくれた総理大臣なんて他にいませんから。それが「いい時代」だったかどうかは評価が分かれて当然ですけど「お気楽な時代だった」ということについては僕は譲りませんよ。 https://t.co/5yZQLNUZPK— 内田樹 (@levinassien) October 25, 2019 「僕は鳩山さんにもう一度表舞台に出てきて欲しいです」 いやあ文化人、やっぱり権力者とつながりたいのだな。 権力者(当時)から「行政に提言を」と言われれば、それでふにゃふにゃ。 そんで「もう一度表舞台に」と応援団を買って出る。 くりそつ、くりそつ。 命名「ツイン”樹”」 百田尚樹氏と内田樹氏(似た者同士) 内田樹さんが、「思想家の百田尚樹」なのか。 百田尚樹さんが「小説家の内田樹」なのか。 街場の

                        鳩山由紀夫総理、内田樹氏らに「教育行政で提言を」。内田さん、あっさり篭絡され(笑)「もう一度表舞台に出てきて!」 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                      • 政局についてのインタビュー - 内田樹の研究室

                        あるネットメディアでインタビューを受けた。政局についての「なまもの」コメントは賞味期限が短いのではやめに採録しておく。 ― 今回自民党候補が、補選で三連敗しました。どう見ますか? 内田 自民党の地方組織が弱くなっていることが大きいと思います。昔は地方議会から国会議員になるというキャリアパスがありました。県会議員から総理になった竹下登が典型です。でも、いつの間にか、地方議会から国政に出て来るという道筋が痩せ細って来た。党執行部が「一本釣り」をしてきた候補者を、縁もゆかりもない選挙区から立候補させるという党営選挙が支配的なスタイルになったせいです。 この候補者たちは執行部の「オーディション」に通ったというだけで、個人的には地方に組織的基盤も持っていない。ですから、執行部から「次は公認しない」と言われたら失職することになる。だから、絶対に執行部に逆らわない。安倍政権はそういう「イエスマン議員」を

                        • Onepieceの組織論 - 内田樹の研究室

                          集英社に頼まれて、『Onepiece』についての解説を三編書いた。2011年に二つ、2013年に1つ。これから養老孟司先生とマンガ論のつづきを京都ですることになっているので、「予習」のつもりで自分が7年前に書いた解説を読み返してみた。なかなか面白かったので、再録。 『Onepiece』の解説を書く仕事もこれで3回目となりました。今回は61巻から70巻までの物語から撰した「名言」集に解説をつける仕事を承りました。マンガの吹き出しの台詞だけを集めたアンソロジーに解説を付すというのも、考えてみると不思議な仕事ですね。でも、そういう例外的な要請が生じるのは、『Onepiece』の登場人物たちが意を決してきっぱりと口にする言葉がマンガとしては例外的に「強い言葉」だからでしょう。 まず、「強い言葉」とはどういう言葉なのか。それについて少し考えてみたいと思います。 僕は武道と能楽を稽古していますが、その

                          • 【映画感想】すずめの戸締まり ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                            あらすじ 九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、”扉”を探しているという青年、宗像草太に出会う。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ。 suzume-tojimari-movie.jp 2022年20作目。 公開から1週間経った週末の夜に観ました。 ネットでも『すずめの戸締まり』がシネコンのスクリーンを占拠している!という話題が出ていましたが、夕方から夜にかけては30分間隔で上映されていて、観客は50人くらいでした。 なんだかよくわからない、というか、支離滅裂、荒唐無稽で説明不足、すずめは、あまりにも「いい子」すぎてリアリティもない。芥川賞の選考委員には「人間が描けていない」とか言われそう…… でも、観終えて

                              【映画感想】すずめの戸締まり ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                            • ミルの『自由論』について - 内田樹の研究室

                              週刊東洋経済が古典の再評価という特集をした。どんな本をお薦めしますかというので、ミルの『自由論』を選んだ。 J.S.ミル『自由論』(引用は斉藤悦則訳、光文社古典新訳文庫による) 【よみどころ】 「人民の意志というのは、じっさいには人民のもっとも多数の部分の意志、あるいは、もっともアクティブな部分の意志を意味する。多数派とは、自分たちを多数派として認めさせることに成功したひとびとである。それ故に、人民は人民の一部を抑圧したいと欲するかもしれないので、それに対する警戒が、ほかのあらゆる権力乱用への警戒と同様に、やはり必要なのである。」(18頁、強調はミル) 「人間が判断力を備えていることの真価は、判断を間違えたときに改めることができるという一点にあるのだから、その判断が信頼できるのは、間違いを改める手段をつねに自ら保持している場合のみである。」(53頁) 「人の意見は、それをほんとうに信じてい

                              • 反ユダヤ主義を克服できなかったユダヤ人国家イスラエル(パレスチナとイスラエルの戦争に関する時事解説) - 夢現抄

                                はじめに 2023年10月7日、パレスチナ武装勢力の攻撃により、イスラエルとパレスチナの武力衝突が始まりました。真に残念ながら双方に多数の死傷者が出ており、これ以上の犠牲者が出る前に、双方が早期に戦闘を終えることを強く望みます。 本稿は、なぜ西アジアにユダヤ人の国民国家イスラエルが建国されたのか、そしてイスラエルが建国されたことが、ユダヤ人にとってどのような歪みをもたらしているのかについて論じるものです。その意味で、本稿は「パレスチナ抜きのパレスチナ問題」の解説となります。不十分であることを恥じつつ、このような方向からの時事解説は余りないと思うため、空隙を埋めることに寄与すれば望外の幸いです。 はじめに 本稿の概要 1.ユダヤ人差別に反対する思想としてのシオニズム 2.欧州における反ユダヤ主義の歴史 なぜ右翼のシオニズムが勝利したか 2-1.キリスト教における反ユダヤ主義 2-2.右翼陰謀

                                  反ユダヤ主義を克服できなかったユダヤ人国家イスラエル(パレスチナとイスラエルの戦争に関する時事解説) - 夢現抄
                                • 名著105「資本論」

                                  猛威をふるい続ける新型コロナウィルス禍。それは人々の健康だけでなく、世界経済に大きな打撃を与え続けています。派遣労働などの非正規労働者の切り捨て、サラリーマンの給与カットやリストラ、相次ぐ中小企業の倒産等々…すでにその影響はじわじわと現れています。アフター・コロナの経済対策は、今、喫緊の課題として我々に迫ってきています。 そんな中、今、再び19世紀の思想家カール・マルクスの著作が多くの人たちに読まれ始めています。とりわけ私たちがその只中で生活している経済システムの矛盾を明らかにしてくれる『資本論』が大きな脚光を浴びているのです。 マルクスという名前を聞くと、ソ連や東欧諸国の崩壊以降はもはや時代遅れの思想と考える人も多いかもしれません。ところが、最近少し違った流れも出てきています。驚いたことに、アメリカでも、マルクスの名前が、若者たちのあいだで肯定的に使われるようになっています。アメリカの若

                                    名著105「資本論」
                                  • 「江戸時代に戻れ」というが当時は森林が破壊されまくり、稲作も限界だった佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.672|佐々木俊尚

                                    特集 「江戸時代に戻れ」というが当時は森林が破壊されまくり、稲作も限界だった 〜〜「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき(第3回) しばらく前に二回にわたってお届けした「「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき」シリーズ、かなり好評だったので第3回をお届けしようと思います。今回取りあげるのは、「日本の環境は年々ひどくなっている」「エコだった江戸時代に戻れ」という誤った神話。 江戸時代に憧れる人というのは一定数いて、とくに環境問題に「意識の高い」人に多いんじゃないかと感じますね。また左派の人にもけっこう多いように思えます。かなり古いですが、2014年の内田樹さんのツイート。 「江戸時代は偉かった。森林を守ったこと、武器の進化を止めたこと、自然の力を制御する媒体として機械ではなく身体を選んだこと、鎖国したこと、列島を300の藩に割ったこと。今の日本が世界に誇れる資源は江戸時代からの贈り物です

                                      「江戸時代に戻れ」というが当時は森林が破壊されまくり、稲作も限界だった佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.672|佐々木俊尚
                                    • 東京五輪2020(+1)と、北京冬季五輪に関する覚書~つるの剛士発言が話題に。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                      twitterトレンドに「つるの剛士」という名前が入っていますね。 #ワイドナショー つるの剛士さん 「あんだけオリンピック反対反対言ってた人達が(北京オリンピック)これ関して全く何も言わない事が違和感。 あれだけ人権がどうのこうのと騒いでた人達が何も言わないのも不自然。」👏👏 ロンブー淳さん〜聞いてます? pic.twitter.com/GYAvobrgQU— twinsママはぁこ🌻💫 (@twins56922966) December 12, 2021 そして「コタツ記事の老舗」デイリ―スポーツが記事に。 www.daily.co.jp これについては先月、ここで書いた記事がある。正直、先行している(笑)。 m-dojo.hatenadiary.com だが、実際に重要な部分なのだが、この部分を抜かしてはいけない。 ただ、政府や与党のほうは、今回東京オリンピックを実施した流れか

                                        東京五輪2020(+1)と、北京冬季五輪に関する覚書~つるの剛士発言が話題に。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                      • 映画2020年3月 - ネットに影響される人の日記

                                        3月が終わります。2月分はこちらです。 htnmiki.hatenablog.com 新型コロナの件が先月よりも深刻になってきたようで公開延期となる作品が続出するだけでなく今週末は強めの自粛要請により東京・埼玉・千葉・神奈川あたりの映画館が軒並み営業中止となったり映画界隈の特に新作はどうにもならない状況ですね。アマゾンプライムビデオも観れるんですが映画も読書も自宅だと捗らないタイプなのでなかなか難しくて。終息が見えずしばらくはさらに厳しい状況になりそうなのでどうしましょうかね。まあとにかく無理のない範囲でうまくストレス解消していきましょう。そんな感じで3月はあと3日残っていますがもう新作は観れそうにないので3月分行ってみましょう。 30. スケアリーストーリーズ 怖い本 相変わらずのコロナ騒動でキャパ数百の劇場に客数人というこれ自体がホラー映画の1シーンのような状況になってきましたがマスク

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                                        • 山本太郎氏と細川護熙氏…内田樹さんが考える2人の違い:朝日新聞デジタル

                                          「勝者なき選挙」ともいわれた7月の参院選。注目を集めたのが宝塚市出身の山本太郎氏(44)率いる「れいわ新選組」(れいわ)だ。「消費税廃止」や「奨学金チャラ」を政策に掲げ、結党3カ月余りで2議席を獲得した。多くの新党がブームとともに現れては消えていった平成時代の日本政治。「れいわ現象」は本物なのか。神戸市在住の思想家・内田樹(たつる)さん(68)に聞いた。 ――選挙前、「れいわ」の事務所に足を運んだとか 代表の山本さんとは以前から知り合いですので、彼が新たな政治運動を旗揚げすると聞いて駆けつけました。寄付もしました。私が行った時点ではまだ寄付も1億円を少し超えたくらいで、候補予定者も蓮池透さん(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長)と2人だけでした。これほど短期間で10人擁立するのは無理だろうと思っていましたので、驚きました。 ――平成以降に旋風を巻き起こした新党というと、1992年に

                                            山本太郎氏と細川護熙氏…内田樹さんが考える2人の違い:朝日新聞デジタル
                                          • 改憲はできないと思う理由 - 内田樹の研究室

                                            政治学者の白井聡さんと対談した時に改憲の話になった。自民党は「やるやる」と言い続けるだけで、本気でやる気はないという結論に落ち着いた。 国会での発議は可能だが、国民投票で過半数をとれるかどうか確信が持てないからである。 国民投票で否決されたら、自民党はほとんど党の存在理由を否定されたことになる。それではリスクが高すぎる。 それより「やるやる」と言うだけ言って、改憲派の支持層を固めておいて、それを選挙で利用するだけにしていた方が政権維持には有利である。 事実そうやって自民党は国政選挙で勝ち続けている。 だが、それは所詮は小選挙区制のマジックのおかげである。有権者の50%が棄権し、野党が候補者の一本化ができない現状が続く限り、20%ほどのコアな支持層を確保しているだけで自民党は永遠に政権の座にあることができる。 だが、国民投票ではそうはゆかない。選択肢が「賛成か反対か」の二者択一だからだ。「野

                                            • 内田樹 on Twitter: "東京弁護士会館で佃先生、山崎さんと三人でしみじみ慰労会。佃先生の「どう考えても勝てるはずのない訴訟を敢えてしてきたというのは何か自分の方が重要な判例を見落としているんじゃないか」と何度も冷や汗をかいたという話がリアルでした。"

                                              東京弁護士会館で佃先生、山崎さんと三人でしみじみ慰労会。佃先生の「どう考えても勝てるはずのない訴訟を敢えてしてきたというのは何か自分の方が重要な判例を見落としているんじゃないか」と何度も冷や汗をかいたという話がリアルでした。

                                                内田樹 on Twitter: "東京弁護士会館で佃先生、山崎さんと三人でしみじみ慰労会。佃先生の「どう考えても勝てるはずのない訴訟を敢えてしてきたというのは何か自分の方が重要な判例を見落としているんじゃないか」と何度も冷や汗をかいたという話がリアルでした。"
                                              • 内田樹 on Twitter: "それにしても、今アメリカの現況について、日本のネットユーザーに向けて最も正確な情報を最も早く発信して、フェイクの蔓延を防いでいるのが町山智浩氏という私人であるということにもっと驚いていいと思います。大手メディアのワシントン支局は何をしているのか。"

                                                それにしても、今アメリカの現況について、日本のネットユーザーに向けて最も正確な情報を最も早く発信して、フェイクの蔓延を防いでいるのが町山智浩氏という私人であるということにもっと驚いていいと思います。大手メディアのワシントン支局は何をしているのか。

                                                  内田樹 on Twitter: "それにしても、今アメリカの現況について、日本のネットユーザーに向けて最も正確な情報を最も早く発信して、フェイクの蔓延を防いでいるのが町山智浩氏という私人であるということにもっと驚いていいと思います。大手メディアのワシントン支局は何をしているのか。"
                                                • コロナ後の世界  - 内田樹の研究室

                                                  ある集まりで「コロナ後の世界」という演題で1時間ほど講演をした。その文字起こしが届いた。一般の人の目につかない媒体なので、ここに再録する。 はじめに せっかくですから、今日はなるべくあまり他の人が言わないようなことを言ってみたいと思います。タイトルは「コロナ後の世界」です。この「コロナ後の世界」というタイトルはニュートラルなものに思われますが、実は幾分は論争的なものです。 コロナが流行し始めてから1年半が経ちましたが、世の中には「コロナ後の世界」という枠組みでものごとを語ることを拒絶している人たちがずいぶんたくさんいます。「コロナはただの風邪だ。罹かる人は罹る。死ぬ人は死ぬ。それによって世界は変わるわけではないし変わるべきでもない」と言う人たちです。僕はこういう人たちのことを「コロナ・マッチョの人」と呼んでいます。彼らは「コロナ後の世界」は「コロナ前の世界」と基本的には同じものであるし、同

                                                  • 褒められたいわけでも相手をけなしたいわけでもないけど「当たり前」と思わないでほしいことってあるよね - 頭の上にミカンをのせる

                                                    夫が「デマに騙されてトイレットペーパー買う人はバカだなぁ」と笑ってたので「私が普段からストックしてるから買いに行かずに済んだだけであって、あなたが我が家のトイレットペーパーの在庫を気にして買いに行ったことがこれまで一度でもあったか?私の努力にタダ乗りするな」とキツく言ってしまった— あめちゃん (@amechan_3) March 10, 2020 [B! 生活] あめちゃん on Twitter: "夫が「デマに騙されてトイレットペーパー買う人はバカだなぁ」と笑ってたので「私が普段からストックしてるから買いに行かずに済んだだけであって、あなたが我が家のトイレットペーパーの在庫を気にして買いに行ったことがこれまで一度でもあったか?私の努力にタダ乗りするな」とキツく言ってしまった" これなぁ……。言い方がキツいというかズレてるとは思うけど、気持ちはものすごくよくわかる……気がするんですよね。

                                                      褒められたいわけでも相手をけなしたいわけでもないけど「当たり前」と思わないでほしいことってあるよね - 頭の上にミカンをのせる
                                                    • 安倍政権の芸術検閲が始まった!「あいちトリエンナーレ」補助金取り消しを町山智浩、内田樹、平野啓一郎、想田和弘らが批判 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                                                      安倍政権の芸術検閲が始まった!「あいちトリエンナーレ」補助金取り消しを町山智浩、内田樹、平野啓一郎、想田和弘らが批判 明らかに安倍政権による“国家検閲”だ。脅迫やテロ予告を含む電凸攻撃を受け、企画展「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた「あいちトリエンナーレ」に対し、文化庁が昨日26日、採択していた約7800万円の補助金を交付しない決定を発表した。 「表現の不自由展・その後」をめぐっては、慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」などの展示に対し、右派からの批判が殺到。河村たかし名古屋市長や松井一郎大阪市長、そして自民党の国会議員らが展示を問題視・攻撃するような発言を繰り返した。さらに、菅義偉官房長官や当時の柴山昌彦文科相も国からの補助金をタテにして牽制していた。 だが、まさか本当に補助金を全額取り消してしまうとは、開いた口が塞がらない。しかも、愛知県が設置した第三者検証委員会(「あいち

                                                        安倍政権の芸術検閲が始まった!「あいちトリエンナーレ」補助金取り消しを町山智浩、内田樹、平野啓一郎、想田和弘らが批判 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                                                      • 『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(高橋源一郎)を読む - 関内関外日記

                                                        横浜市中央図書館の三階ってのは妙な階で、横浜市にまつわる資料と、昔の新聞の縮刷版とかいうやつと、なぜか言葉についての本が置いてある。なんで言葉に関する本が三階にあるのかおれにはわからない。おれはこの間、三階に久々に寄ってみた。そしたら、この本が目に入ってきたんだ。 13日間で「名文」を書けるようになる方法 作者: 高橋源一郎 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2009/09/04 メディア: 単行本 購入: 17人 クリック: 197回 この商品を含むブログ (58件) を見る 名文書きてえな。 13日間で書きてえな。 なんか興奮してきたな。 借りてみるか。 おれはそうした。 ……「文章」を書く、ということは、それが、みんなの前で読まれる(可能性がある)ということです。自分の書いたものが、道端に置かれて、みんなの視線に曝される(可能性がある)ということです。 つまり、それは、この

                                                          『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(高橋源一郎)を読む - 関内関外日記
                                                        • 「夜もすがら 物思ふ頃は 明けやらで」 俊恵法師 鴨長明の師でもあった - 安心感の研究 by 暖淡堂

                                                          百人一首第85番目の歌の作者は俊恵法師しゅんえほうしです。 東大寺の僧にして、歌人でもありました。 今回は俊恵法師について紹介します。 俊恵法師とは 生年は1113年、没年は1191年。 父は源俊頼(百人一首74番の歌人)です。 dantandho.hatenadiary.com 出家後、白河にあった自房を歌林苑と名付け、そこで盛んに歌会や歌合を行いました。 また俊恵法師は鴨長明の師としても知られています。 sirdaizine.com 俊恵法師が自らの歌林苑で歌合を行っていた頃は、次第に平家の権勢が頂点を極めていった時期。 時代の大きな変わり目を生きながら、歌道を極めていったということでしょう。 百人一首に選ばれている歌は、女性の視点で書かれたものですね。 歌道に打ち込んだ達人による一首。 時代背景 鴨長明の名前が出てきました。 「方丈記」の作者ですね。 この「方丈記」で書かれている時代

                                                            「夜もすがら 物思ふ頃は 明けやらで」 俊恵法師 鴨長明の師でもあった - 安心感の研究 by 暖淡堂
                                                          • 早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine

                                                            Chat GPTが話題になった2023年、私たちはどんなに難しい論文もその要約によってファストに理解することが可能になっている。長文や難文が要約によって「早わかり」されることが当たり前になった現在、剥き出しの結末によって物語を「早わかり」させることに特化したポスト・インターネット状況下のウェブ小説は私たちにどんな認知をもたらすのか。江永泉は、加速主義を鍵概念としてポスト・インターネット下に流通する情動を剔出する。 (執筆・江永泉) 1. 加速主義とは何か。様々な説明ができるが、ここでは次のような一節の参照から始めたい。ある座談の中での、仲山ひふみの発言である。 当初はイギリスのクラブミュージックとも密接なつながりを持ったインターネット上のサブカルチャーとして、まさに加速した状態から始まった 千葉雅也ほか「加速主義の政治的可能性と哲学的射程」 『現代思想 特集=加速主義』2019年6月号、p

                                                              早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine
                                                            • 【情弱】知の巨人・内田樹大先生、特殊薬剤噴霧器を購入する「これでウイルスも花粉症も大丈夫!!」

                                                              内田樹 @levinassien 神戸市で武道と哲学研究のための学塾・凱風館を主宰している物書き兼業武道家です。2023年4月に右膝の人工関節手術をしたおかげでようやく稽古できるようになりました。今年は正座できるようになるとうれしいです。でも、老骨はそろそろ後事を若い人たちに託して、竹林に端座して琴棋詩酒の余生を楽しみたいです。 blog.tatsuru.com 内田樹 @levinassien Air Mistyという特殊薬剤噴霧器を道場に導入しました。これで空気中のウイルスはほぼ不活性化できるということです。道場内だけは「ウイルスフリー」です。花粉症も大丈夫ですよ。今日の杖道稽古から経験してみてください。 2021-05-07 13:57:20

                                                                【情弱】知の巨人・内田樹大先生、特殊薬剤噴霧器を購入する「これでウイルスも花粉症も大丈夫!!」
                                                              • 2020.4.21 「正しさ」より「生きる」 - カメキチの目

                                                                カメキチの目 (注:タイトルを100%額面どおりには 受けとらないでください) 『内田樹による内田樹』。 この本は内田樹さんがかつて書いた本の中から自分で選んだものについて、 あらためて述べた本。 ここで取りあげたことが何度かありますが、数年前に内田さんを知り、 ものの見かた、考えかたにとても惹かれてきました。 この本に取りあげられたご本人自選の何冊から3冊とり上げ、1冊1記事書きます。 ■『ためらいの倫理学』 倫理や道徳を口にするときは、「躊躇」しながら 言うのがちょうどよいと、内田さんはいう。 私には痛い言葉(そう言われなくともためらいながら書いています)。 一つ強く感じたことを。 「正しい」ことよりも「生きる力を高める」 【引用】 ある種の言説が「ロジカルに正しい」ということと、それが「生きる力を高める」 ということは、まったく水準の違う話であり、 僕は「正しい」ことよりも「生きる力

                                                                  2020.4.21 「正しさ」より「生きる」 - カメキチの目
                                                                • 安倍政権の「日本の感染症対策は成功した」を信じてはいけない 空気に流されて思考停止する日本人

                                                                  ついに緊急事態宣言が解除された。日本政府の対応は「成功」といえるのだろうか。新著『サル化する世界』(文藝春秋)を出した思想家の内田樹氏は「日本政府は『成功した』といって、考え方を変えないだろう。だがそれには無理がある。たとえば2100年には日本の人口は4950万人になる。日本人はどこかで考え方を変えなければいけない」という――。 法律や道徳、常識のしばりから解き放たれた人間の攻撃性 ——コロナ禍のなか「自粛警察」が横行し、いま社会全体が非常に刺々しい雰囲気になっている現状をどうご覧になっていますか。 どういう社会状況でも、「ある大義名分を振りかざすと、ふだんなら許されないような非道なふるまいが許される」という気配を感知すると、他人に対していきなり攻撃的になる人たちがいます。 ふだんは法律や、道徳や、常識の「しばり」によって、暴力性を抑止していますが、きっかけが与えられると、攻撃性を解き放つ

                                                                    安倍政権の「日本の感染症対策は成功した」を信じてはいけない 空気に流されて思考停止する日本人
                                                                  • 日本学術会議問題について - 内田樹の研究室

                                                                    神奈川新聞のインタビューで日本学術会議問題についてコメントをしたものを再録。 日本学術会議の新会員任命拒否に対して、多くの学会が次々と抗議の声を上げ、政府と学術団体の対立は収束する気配がありません。 菅政権はなぜ発足早々にこのような政治的緊急性のない事案に手を出したのか。なぜ学術団体からの激しい反発を予測できなかったのか。単に「政治センスが悪い」というのも一つの解ですが、それよりは主観的には合理的な行動のつもりだったと考えたほうが引き出せる知見は多いと思います。 菅政権が最優先する政治課題は「統治コストの最少化」です。どうやって統治コストを最少化するか。前政権の官房長官として首相が学んだのは、反対派の異論をすべて黙殺して、国民の間に政治に対する諦めと無力感を蔓延させるという手でした。 安全保障関連法案でも、特定秘密保護法案でも、国民の過半数が「採決を急ぐべきではない」と意思表示する中、前政

                                                                    • 『サル化する世界』についてのインタビュー - 内田樹の研究室

                                                                      いくつかのメディアから新刊『サル化する世界』についてのインタビューがあったので、まとめて再録。 「サル化する世界」というタイトルに込めた思いを教えてください。 「サル化」とは、「朝三暮四」に出て来るサルのように、現在の自分と未来の自分の間に自己同一性を保持できない病態のことです。 もともとヒトは時間意識をゆっくりと拡大することで、他の霊長類から分かれて進化を遂げて来ました。そして、今からおよそ2500年くらい前に、四大文明の発祥地で「世界の起源」と「世界の終わり」という概念を持つところまでたどりつきました。広々とした時間意を持つことができた。そのおかげで人類は宗教を持つことができたし、歴史や物語を持つこともできました。 中国の春秋戦国時代に「矛盾」「守株待兎」「刻舟求剣」「鼓腹撃壌」といった「時間が経過しても自己は同一的である。自己は同一のつもりでも時間は流れる」ということがうまく理解でき

                                                                      • 「韓国なんて要らない」 週刊ポストの特集に作家から「小学館とは今後仕事をしない」との怒りの声 : 痛いニュース(ノ∀`)

                                                                        「韓国なんて要らない」 週刊ポストの特集に作家から「小学館とは今後仕事をしない」との怒りの声 1 名前:アンドロメダ ★:2019/09/02(月) 18:43:03.86 ID:DkvdowkT9 小学館の週刊誌、「週刊ポスト9月13日号」の韓国を扱った特集に対し、「ヘイトスピーチでは」との怒りの声があがっている。週刊ポストに寄稿したり、小学館から本を出版したりしている作家たちからも抗議の声が上がり、小学館とは今後仕事はしないという声も。 週刊ポストは「韓国なんて要らない」という見出しで韓国に関する特集を掲載。「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」「厄介な隣人にサヨウナラ」とし、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄した韓国側のデメリットや、輸出管理強化による韓国経済への影響などについて検証している。 この特集の新聞広告の画像などがネットで出回ると、小学館と関わりのある作家たちから抗議の声が

                                                                          「韓国なんて要らない」 週刊ポストの特集に作家から「小学館とは今後仕事をしない」との怒りの声 : 痛いニュース(ノ∀`)
                                                                        • 【炎上】京都精華大・白井聡、安倍総理辞任会見に涙したユーミンに「早く死んだほうがいい」と暴言 : モナニュース

                                                                          2020年08月31日18:05 【炎上】京都精華大・白井聡、安倍総理辞任会見に涙したユーミンに「早く死んだほうがいい」と暴言 カテゴリネットウォッチコラム・話題 Comment( 180 ) 転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1598853264/ 1:2020/08/31(月) 14:54:24芸能界にもアベノショック…松任谷由実、会見見て「泣いちゃった。切なくて」 https://news.line.me/issue/oa-sanspocom/ta7bxwovm1er ↓ 白井 聡 1日前 荒井由実のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。 ご本人の名誉のために。 https://www.facebook.com/satoshi.shirai.18/posts/4268478399

                                                                            【炎上】京都精華大・白井聡、安倍総理辞任会見に涙したユーミンに「早く死んだほうがいい」と暴言 : モナニュース
                                                                          • 2019.11.8 『平成史講義』①‐天皇  - カメキチの目

                                                                            カメキチの目 老人は、先は短いが長い過去を持っている。 年よりは誰も、年の分だけ長く生きている。 長生きがいいことだとは思わないが、 あえてあげれば、それまでわからなかったことが わかったり、納得がいったり、答えのようなものが 見えることがある。 「わかった」ところで腹のたしになるものじゃない けれど、「これがわからんままでは死んでも 死にきれん…」と引っかかっていたことが一つでも 減り、穏やかな死を迎えられそうな気がする。 ---------- 年とると、長い間、気になっていた昔の出来事 (そのときは気になっていたが、気になっていたことさえ忘れていた) が、なにかの拍子に突然、思い浮かぶことがある。 その出来事が社会的なことであれ、個人的なもの であれ、じつはこういうことだったのかと意味づけ、 解釈され、そのときはよくわからなかったものが 見えてくることがある。 新たな姿を帯びて浮かびあ

                                                                              2019.11.8 『平成史講義』①‐天皇  - カメキチの目
                                                                            • なぜ日本は自発的に「貧困化」へと向かうのか? 内田樹が語る“日本再建のビジョン” | 文春オンライン

                                                                              電磁パルスはこれからも国境を越えて移動するでしょうけれど、生身の人間は身動きがならない。そして、生身の人間が移動しないとどうにもならないことが世の中には思いがけなくたくさんあった。これから先も間欠的に新型ウイルスが発生して、その都度パンデミックが起きるとすると、早晩グローバル資本主義というシステムは破綻するでしょう。 今回わかったことの1つは、「本当に必要なもの」が金で買えないことがあるということです。ビジネスマンたちは「必要なものは、必要な時に、必要なだけ市場で調達すればいい」という「在庫ゼロ」を理想とするジャスト・イン・タイム生産システムにこれまでなじんできました。とくにアメリカではそれが徹底していた。ですから、感染拡大の初期には、防護服やマスクまで戦略的備蓄がほとんどなかった。その後「主要な医療器具と医薬品に関しては、輸入に依存せず、国産にする」と方針を切り替えました。 事情はヨーロ

                                                                                なぜ日本は自発的に「貧困化」へと向かうのか? 内田樹が語る“日本再建のビジョン” | 文春オンライン
                                                                              • 大阪万博は中止すべきだ - 内田樹の研究室

                                                                                大阪・関西万博のための政府支出の「全体像」を政府が示した。インフラ整備費に8390億円、会場建設費などの直接経費に1647億円(会場建設費783億円、日本館関連360億円、途上国支援240億円、警備費199億円、万博の機運醸成38億円、誘致費用27億円など)。この他、間接的インフラ整備費約9兆円、各府省の事業費3.4兆円が示された。正気の沙汰とは思われない。 半年だけ開催される「お祭り」に10兆を超える公金が投じられる。万博の経済波及効果は当初は6兆円超と言われていたが、だんだん縮んで2兆円になり、それも言われなくなった。その一方で、桁外れの税金がこの「高い可能性で失敗が予測されているイベント」に注ぎ込まれている。繰り返し言うが、正気の沙汰とは思われない。 だいたい「機運醸成38億円」とは何か。その費目の存在そのものが開催まで500日を切ったがまったく機運が盛り上がらない現実をはしなくも露

                                                                                • 内田樹氏ら執筆『人文書のすすめ』PDF版、公開中

                                                                                  人文会創立50周年記念誌『人文書のすすめ』をPDFファイルで公開します。執筆者の10名は以下のとおりです。 内田 樹 神戸女学院大学文学部名誉教授 宇野重規 東京大学社会科学研究所教授 大塚ひかり エッセイスト 川添 愛 作家・元国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授 木村草太 首都大学東京法学部教授 佐藤 優 作家・元外務省主任分析官 出口治明 立命館アジア太平洋大学学長 ブレイディみかこ 保育士・ライター・コラムニスト 松岡正剛 編集者・著述家・日本文化研究者 若松英輔 批評家・随筆家 (以上50音順、肩書きは本誌掲載時のものです) 人文会が創立50周年を迎えるにあたり、多くの方々に人文書の魅力をもっと知ってもらいたいという思いから、本誌を作成しました。上記10名の先生には、自身と人文書の思い出を執筆いただき、あわせて「お薦めの5冊」を挙げていただきました。 なお本誌は、人文

                                                                                    内田樹氏ら執筆『人文書のすすめ』PDF版、公開中