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半藤一利の原作をほぼ忠実に映画化した、岡本喜八監督の映画『日本のいちばん長い日』(1967年)。日本の降伏に至る最後の数日間、とりわけ8月15日の「玉音放送」までの24時間を、息詰まるような緊張感で描いた...
10年前、東日本大震災が起こると、中国からも多くの支援が寄せられた。また、お金や物資という形での支援だけでなく、日本国内に住んでいた中国人留学生や華僑の人々がボランティアとして被災地に入り、復興のた...
弱小部隊だった「タフィー3」 1944年10月、フィリピン奪還を目指して殺到する米軍機動部隊とこれを防ごうとする日本軍連合艦隊が激突したレイテ沖海戦。 日本側では、航空支援のない連合艦隊が多数の米軍機によ...
「僕の曾祖父の祖父」がインパール作戦で艦砲射撃w このウヨ氏によると、自分の「曾祖父の祖父」が、インパール作戦の際に巡洋艦から艦砲射撃を行ったという。 さんざん突っ込まれているこれ、140字のなかに、き...
『鬼滅の刃』では、鬼殺隊の剣士たちがさまざまな技を繰り出して鬼の首を斬っている。鬼を殺すには、日光に晒すか、太陽の力が宿る特別な日本刀である「日輪刀」で首を斬り落とすしかない、という設定だからだ。 ...
『この世界の片隅に』に続いて、完全に「国民的マンガ・アニメ」の地位を確立したと言える『鬼滅の刃』。 しかしこの作品も、ナショナリズムを煽っているとまでは言えないまでも、その設定・構成にはかなり危うい...
新型コロナウイルス肺炎が猖獗を極めている欧米諸国と違って、東アジアでは未だに解明されていない(ファクターXとか謎々効果とか呼ばれている)何らかの要因によって感染率が低く抑えられてきた。しかし、丸々...
匿名で官僚とか元官僚を自称しているような連中というのはだいたいロクでもないのだが、この人物もその典型と言っていいだろう。 大事なことだから今年も言うけど、野党合同ヒアリングは人権蹂躙問題もあるんだよ...
11月27日、Nikeが3人のサッカー少女を主人公にした2分間のCMを公開した。 一人はチマ・チョゴリを着てうつむきながら街を歩く在日の少女、一人は周囲の身勝手な好奇心にさらされる黒い肌の日米ダブルルーツの少...
先日TLに流れてきたツイート。 今年、没後50年だそうですが、三島由紀夫が、なぜ高く評価されるのか私にはわかりません(小声) — チュンカチュンカ (@chunkachan) November 25, 2020 本当にそのとおりで、没後50年...
『この世界の片隅に』では、いわゆる「玉音放送」で天皇から臣民に対して帝国日本の敗北が宣言されたあの日の様子を、次のように描いている。[1] すず以外の北條家の人々(やラジオを聞きに来た近所の人たち)は...
最近、坂口安吾の『堕落論』『続堕落論』を読んだのだが、この中で坂口は非常に鋭い天皇制批判を展開している。 続堕落論[1]: いまだに代議士諸公は天皇制について皇室の尊厳などと馬鹿げきったことを言い、大騒...
NHKの朝ドラ『エール』の主人公「古山裕一」は実在の作曲家古関裕而をモデルとしているが、現実の古関裕而の人物像は『エール』で描かれたものとはだいぶ違っていたようだ。 『エール』の古山裕一は慰問に訪れた...
戦時中にスパイ容疑(軍機保護法違反)で逮捕され、官憲による拷問・虐待の果てに病死した宮沢弘幸さんの妹、秋間美江子さんが亡くなられた。 軍機保護法による冤罪「宮沢・レーン事件」 そもそも宮沢さんが逮捕...
菅義偉は、自民党総裁選への立候補を表明した9月2日、NHKのニュース番組に出演して「(総裁になったら)どんな国にしたいか」と聞かれ、「自助・共助・公助」と答えた。[1] アナウンサー:「まず、菅さんが自民...
中曽根康弘元総理の内閣・自民党合同葬に、政府は9600万円もの税金を支出するのだそうだ。さぞかし立派な仕事をした偉大な人物だったのだろう。 部下のために慰安所を作ってやったと自慢していた中曽根 中曽根の...
今回のホリエモンと餃子店とのトラブルについて、ネット上には「どっちもどっち」とか「店側がブログで書いた反論がひどい」といった意見が散見されるが、それは違うと思う。なので、前回記事にいくつか補足して...
ホリエモンこと堀江貴文のFacebookを見ると、だいたい食い物関係の企画だのイベントだのの話ばかり書いているのだが、ここに9月22日、尾道の餃子店で連れがマスクをしていなかったために入店を拒否されたと非難...
テニスの大坂なおみ選手とともに、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。 伊藤さんの紹介文を、社会学者の上野千鶴子東大名誉教授が書いている。 time.com (20...
日本軍によるエクソ・カニバリズム「父島事件」 文春オンラインに、アメリカ人捕虜を殺してその肉を食べた、小笠原諸島父島での事件を取り上げた記事が掲載されている。[1][2] ガダルカナル、インパール、フィリ...
8月15日の東京新聞に、沖縄戦で米軍の捕虜となった元日本兵のインタビュー記事が載っていた。[1] 戦地で見た地獄絵図が、今もまぶたに焼き付いている。群馬県伊勢崎市の栗原夏雄さん(九九)は日中戦争で、軍命...
あまりにも秀逸なツイートだったのでメモ。 植民地なんかじゃない!て言う人たち、性犯罪者と考え方がそっくりで怖い。 ・本人が望んだ ・無防備なのが悪い ・途中で抵抗しなくなったから合意だ ・良い思いもした...
前回記事ではシュン@ひろしまタイムラインの8月20日のツイートを取り上げたが、このアカウントは6月16日にも悪質な差別扇動ツイートを行っている。 【1945年6月16日】 本日は朝早くから広島駅に集合した。どこ...
「ひろしまタイムライン」炎上 NHKが「原爆被害を伝えるため」として運用しているツイッター「ひろしまタイムライン」が炎上している。アカウントは三つあるのだが、問題となっているのは当時13歳の中学1年生だ...
『この世界の片隅に』で太極旗シーン以上に問題なのが、憲兵が出てくるエピソードだ。この話は以前にも一度取り上げているので内容が一部重複するが、改めて問題点を整理してみることにする。なお、このエピソー...
アニメ版ではなく原作マンガについての話なのだが、植松青児氏が『この世界の片隅に』を、日本の戦争を加害と被害が錯綜した物語として「語り直す」作品として評価していた。 ヒロシマ・ナガサキをはじめ、戦後日...
『この世界の片隅に』でとりわけ違和感を感じるシーンとして、8.15の玉音放送を聞いたあと、すずが翻る太極旗を見てはっと何かを悟り、泣き崩れる場面がある。 こうの史代の原作マンガでは、すずは「暴力で従えと...
徐正雨(ソ・ジョンウ)さんは、1943年、わずか14歳で日本に強制連行され、監獄島とも地獄島とも呼ばれた三菱鉱業高島炭鉱端島坑(軍艦島)に送り込まれた。軍艦島での体験についての徐さんの証言の一部を、以下...
BC級戦犯裁判に関する2大デマと言うべき「ゴボウ」と「お灸」だが、日経新聞と日経BPが共同運営するサイト「NIKKEY STYLE」にこれが載っているのを見つけてしまった。『こまつ座「闇に咲く花」 戦争責任の矛盾...
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