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北國新聞の検索結果1 - 40 件 / 76件

  • 〈1.1大震災〉自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」 穴水高|社会|石川のニュース|北國新聞

    能登半島地震の避難所となっている穴水町の穴水高で1日夜、男女数人が自動販売機を壊し、同校の避難者用に飲料水を置いていったとみられることが6日、同校などへの取材で分かった。自販機を壊した人は「自分も避難者で、飲み物を確保するために自販機を壊していいか(管理者に)確認した」と話しており、石川県警は事件性はないとの見方を示している。 穴水高によると、車で訪れた数人が自販機を器具でこじ開け飲料水を取り出し、避難所に置いていったという。

      〈1.1大震災〉自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」 穴水高|社会|石川のニュース|北國新聞
    • 県立図書館、見えた「全国1位」 23年度、102万6046人来館|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

      来館者が102万人超となった県立図書館。夏休みは勉強する児童生徒でにぎわった=昨年8月、金沢市小立野2丁目 ●コンサートや市場、にぎわい拠点に定着 県立図書館(金沢市小立野2丁目)の来館者数が2023年度、102万6046人となり、当初の目標だった年間100万人を上回った。22年7月に移転オープンしてから年度を通して開館したのは昨年度が初めてで、利用者数は全国の都道府県立図書館で最多となる可能性がある。子どもの遊び場や名建築としても人気の新図書館は今後、隣接する金沢美大との連携を検討し、県成長戦略で掲げた年間120万人の達成を目指す。 昨年度の入館者数は、旧県立図書館(同市本多町3丁目)の平均である約25万人と比べて4倍に増えた。貸出冊数も旧図書館の4・3倍となる61万2181冊だった。 新図書館は開館から1年間の来館者数が102万3300人と、23年度と同じく「100万人超え」を果たして

        県立図書館、見えた「全国1位」 23年度、102万6046人来館|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
      • 人気の陰で学芸員不足 金沢21美、退職11人|社会|石川のニュース|北國新聞

        ●21年度から ●展覧会に影響懸念 ●必要数21人、補充進まず16人 石川県内屈指の知名度と集客力を誇る金沢21世紀美術館が学芸員不足に直面している。コロナ禍の2021年以降、「新たな職場で経験を積みたい」と退職するスタッフが相次ぎ、現在の学芸員・専門員は16人と業務上必要な21人に対して5人足りていない。募集をかけても応募が少なく、補充が追いつかない状況で、「このままでは展覧会の企画に影響が及びかねない」と懸念する声も出ている。 金沢21世紀美術館を運営する金沢芸術創造財団によると、学芸員、専門員の退職は2018年度に2人、19年度にゼロ、20年度1人で推移していたが、21年度は5人に急増。22年度も4人が辞め、今年度も8月1日時点で2人が他へ移った。 退職の理由としては、他美術館への転出のほか、県外出身の学芸員が親元で働きたいと希望するケースが多い。大学職員など研究職での勤務や起業を希

          人気の陰で学芸員不足 金沢21美、退職11人|社会|石川のニュース|北國新聞
        • 名勝「見附島」半分に 住民落胆「もう軍艦島じゃない」 能登半島地震で崩落|社会|石川のニュース|北國新聞

          海岸から見えない南東側が崩れ落ちた見附島=14日午前9時15分、珠洲市宝立町鵜飼(国、県など関係機関の許可を得てドローンから撮影) 珠洲市宝立(ほうりゅう)町鵜飼(うかい)の石川県天然記念物・名勝「見附島(みつけじま)」が、能登半島地震の揺れと津波で崩れ、ほぼ半分になっていることが分かった。北國新聞社が14日、上空にドローンを飛ばし、海岸から見えない島の南東側を撮影した。船が浮かんだような形状から「軍艦島」と呼ばれる島は、珠洲の人々の心のよりどころでもあるが、その姿は一変した。 見附島は、波風にさらされて年々小さくなっており、2022年6月の震度6弱、23年5月の震度6強の地震でさらに崩落が進んだ。近隣に住む高坂強さん(49)=宝立町春日野=は「子どものころに海水浴を楽しみ、慣れ親しんだ景色だが、無残な姿になった」と肩を落とした。 京大防災研究所などの現地調査によると、宝立町には高さ4㍍を

            名勝「見附島」半分に 住民落胆「もう軍艦島じゃない」 能登半島地震で崩落|社会|石川のニュース|北國新聞
          • 穴水高の自販機破壊で被害届 北陸コカ「罰したいわけでない」|社会|石川のニュース|北國新聞

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              穴水高の自販機破壊で被害届 北陸コカ「罰したいわけでない」|社会|石川のニュース|北國新聞
            • 京都で米原ルート求める声 小浜なら「メリットない」 【日曜特番・北陸新幹線敦賀以西の整備】|社会|石川のニュース|北國新聞

              ●自民府議、原生林影響や工費懸念 北陸新幹線敦賀以西の整備を巡り、現行の「小浜ルート」から「米原ルート」への再考を求める声が京都府で強まっている。小浜ルートは巨額の工費や環境への影響が懸念されるためだ。とりわけ駅ができない京都北部への恩恵は薄く、地元の自民府議は「米原ルートが現実的」と強調する。「米原」「小浜」で主張が入り乱れる中、このまま「敦賀止まり」が長期化すれば北陸と関西の双方にとってマイナスだとする指摘もあり、議論の促進が望まれる。(政治部・作内祥平) ●国定公園突っ切る 2016年に与党が合意した小浜ルートは、敦賀駅から小浜市を経由し、京都駅まで南下する。福井県境を越えて京都府に入ると、長いトンネル区間が続く想定で、国内有数の原生林「芦生(あしう)の森」を含む京都丹波高原国定公園を突っ切っていく。ここは多様な生物が生息する京大の研究林でもある。 「北陸の人には伝わりにくいかもしれ

                京都で米原ルート求める声 小浜なら「メリットない」 【日曜特番・北陸新幹線敦賀以西の整備】|社会|石川のニュース|北國新聞
              • 「低体温症で死亡」を訂正 輪島市 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞

                輪島市の坂口茂市長は7日、会見で、避難所から搬送された避難者が低体温症で亡くなったと明かしたが、その後、事実が確認できないとして、市側が訂正した。

                  「低体温症で死亡」を訂正 輪島市 能登半島地震|社会|石川のニュース|北國新聞
                • 「揺れを共有していない知事」と馳浩を痛烈批判したが…忖度し続けてきた地元紙・北國新聞の“責任”《能登半島地震》 | 文春オンライン

                  まず1月22日の『初動を検証する』(「1・1大震災 日本海側からのSOS」第2章(13))。 見出しで『揺れを共有していない知事』『怖さ語れぬ県民の代表』と書いてきた。 《元日の午後4時10分、「あの揺れ」を馳浩知事は少しも体験していない。休暇で東京の自宅にいたからだ。》(北國新聞) 専門家が問題視したこと このあと、震災の揺れを被災者と「共有」していない馳知事はどう被災地に寄り添い、震災対応の指揮を執ってきたのかと続く。翌日の記事では阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」のセンター長を務める河田惠昭氏に話を聞いている。河田氏は馳知事が元日の発災時に都内の自宅にいたことについて「今回は仕方なかった」と一定の理解を示したあと、むしろ別のことを問題視した。 それは石川県の「丸投げ」感だ(1月24日)。石川県が国に提出した能登半島地震の被災地支援に関する要望書を見ると、熊本地震の際に熊本県

                    「揺れを共有していない知事」と馳浩を痛烈批判したが…忖度し続けてきた地元紙・北國新聞の“責任”《能登半島地震》 | 文春オンライン
                  • 北國新聞が、本日付でアナタ(注:ラサール石井氏)を名指しで敢然と批判してますのでご高覧下さい。地元紙は被災した県民の苦しみを肌感覚で知ってるから、腹立つし悔しいだろうね。デマは人を殺す。それは東日本大震災で皆嫌という程学んだハズ。

                    ラサール石井 @bwkZhVxTlWNLSxd 正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい、ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします。1日も早く平穏な日々が戻りますことを願っております。 2024-01-14 14:37:33 express shirayuki @501Dshirayuki 個人的な事は殆どつぶやきません。東北の被災された街の情報に関してのRTが中心になります。東日本大震災前は感覚的反原発のスタンスでしたが、色々勉強して今は容認派。根拠なきデマ中傷は自らの論拠が虚偽であることを晒しているのと同じなので、相手にしません。主義主張するならみんなに分かりやすいデータを示しましょうね。 express shirayuki @501Dshir

                      北國新聞が、本日付でアナタ(注:ラサール石井氏)を名指しで敢然と批判してますのでご高覧下さい。地元紙は被災した県民の苦しみを肌感覚で知ってるから、腹立つし悔しいだろうね。デマは人を殺す。それは東日本大震災で皆嫌という程学んだハズ。
                    • 『〈1.1大震災〉自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」 穴水高|社会|石川のニュース|北國新聞』へのコメント

                      世の中 〈1.1大震災〉自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」 穴水高|社会|石川のニュース|北國新聞

                        『〈1.1大震災〉自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」 穴水高|社会|石川のニュース|北國新聞』へのコメント
                      • 〈1.1大震災〉能登へ大挙、渋滞さらに 遠方の親戚や知人|社会|石川のニュース|北國新聞

                        ●知事「来ないで」呼び掛けも 3連休初日となった6日、能登半島地震の被災地に向かう車で国道などがこれまで以上に渋滞した。全国から駆け付けた緊急車両のほか、親戚や知人の無事を確認しようと訪れた石川県外ナンバーの車も大挙。救助活動の遅れを懸念した馳浩知事が5日に「能登への通行はやめてほしい」と呼び掛けたものの、幹線道路には車列が続いた。 奥能登へは、七尾市中島町付近から穴水町役場近隣まで国道249号を通らなければならない。車両が集中し、物資の運搬など救援活動への影響が問題となっている。6日は緊急車両以外の車も多く、七尾市大津町の国道249号と県道の合流地点では警察官が「気を付けて運転を」と呼び掛けた。

                          〈1.1大震災〉能登へ大挙、渋滞さらに 遠方の親戚や知人|社会|石川のニュース|北國新聞
                        • 石川県知事と地元紙の関係性に苦言を呈したら…北國新聞による「アンサー記事」に思ったこと | 文春オンライン

                          「神は細部に宿る」と言いますが、ある新聞のコラムを読んで「なるほど、この新聞社らしいな」と感心したことが先週ありました。 まずおさらいします。2月13日に私(プチ鹿島)は石川県の北國新聞について書きました。能登半島地震をめぐる検証記事で、北國新聞は馳浩知事に対して厳しいことを書き始めていたからだ。知事の言動や情報発信について不満を持っていることが伝わってきた。 ただ、そんな馳知事の振る舞いには北國新聞も「加担」していなかったか? と当コラムで書いた。なぜなら震災前、馳知事は地元でマスコミに対してやりたい放題だったからだ。たとえば馳知事は自身らを登場させたドキュメンタリー映画『裸のムラ』(五百旗頭幸男監督)がよほど気に入らなかったのか、製作元の石川テレビに対して定例会見での社長出席を要求し、それができなければ定例会見はしないという態度を続けていた。気に入らないメディアへの圧力といっていい態度

                            石川県知事と地元紙の関係性に苦言を呈したら…北國新聞による「アンサー記事」に思ったこと | 文春オンライン
                          • 竪穴式住居、無事だった 能登町の国史跡「真脇遺跡」|社会|石川のニュース|北國新聞

                            能登町の国史跡「真脇遺跡」で、竪穴式住居を再現した「縄文小屋」が能登半島地震でも無傷だったことが分かった。小屋は高さ約3・5メートル、幅約5メートル、奥行き6メートルあり、屋根には重さ15キロの石が40個載っている。柱は直径10センチほどの掘っ立てだが、関係者はその強度に驚いている。 縄文小屋は、遺跡に詳しい大工雨宮国広さん(54)=山梨県甲州市=が携わり、2017年に完成した。真脇遺跡で発見された木柱跡などのデータを基に、地面を約0・5メートル掘り下げた竪穴式の構造で、石斧(せきふ)など当時の道具で建設された。 雨宮さんによると、柱を組むための「ほぞ穴」はだ円形で、小屋に掛かる力を分散させる効果があるという。雨宮さんは「現代でも縄文時代から学べる部分があると思う」と話した。

                              竪穴式住居、無事だった 能登町の国史跡「真脇遺跡」|社会|石川のニュース|北國新聞
                            • 【追記有】石川県穴水の高校内に設置の自動販売機を避難者が破壊し飲み物を確保した出来事について、北國新聞と読売新聞で食い違い

                              モブ♂ @kei130662649546 @Yomiuri_Online 話の流れを整理しよう ①読売新聞「4〜5人押しかけ自販機を破壊し飲料水と金銭を奪った」 ②北國新聞「確認の後、飲料水確保のため破壊、石川県警は事件性は無いとの見方」 ③北國新聞の報道の後、読売新聞が①を削除 ④読売新聞「北陸コカ・コーラが、石川県警に被害届を提出した」←今ここ 2024-01-20 11:05:50 ナンシー/Share&SpaceWa管理見習い @HARUpin_u 避難していた高校の、自販機荒らしの話が回ってきて怒り心頭。「役場は4日からだから、4日になったら偉いさんが視察に来ます」その人達が、見たものだけで泥棒だと判断してる。 初日に何も食べ物がなくて、仕方なく自販機から取りだした事を考えなかったのですか?? 腹が立ってしょうがない。 2024-01-06 09:17:21

                                【追記有】石川県穴水の高校内に設置の自動販売機を避難者が破壊し飲み物を確保した出来事について、北國新聞と読売新聞で食い違い
                              • 応援割「遅らせる」で波紋 馳知事、石川は避難者優先 観光関係者、賛否 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                石川県の馳浩知事は14日、能登半島地震の被災地に対する国の観光支援策「北陸応援割」の開始時期を富山、福井両県より遅らせる考えを明らかにした。補助対象となる宿泊施設のうち、金沢以南のホテル・旅館に依然として数多くの2次避難者が身を寄せており、滞在期間の延長を各施設に要請している中、三県で足並みをそろえるのは不可能と判断した。知事の考えに理解を示す事業者がみられた一方、観光需要の回復に期待していた経営者からは「断固反対」と憤りの声も上がり、県内に波紋が広がった。 北陸応援割は北陸三県と新潟県を対象に1泊2万円を上限に旅行代金の50%を割り引く。政府は実施時期を3~4月としており、状況に応じて地域ごとに対応する。 馳知事は14日の記者会見で開始時期を問われ「石川は被害が大きい。富山県、福井県と一緒に始めたかったが、それはできない。両県に先に進めてほしいと伝えた」と述べた。 馳知事は2次避難者に対

                                  応援割「遅らせる」で波紋 馳知事、石川は避難者優先 観光関係者、賛否 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                • 【記者ルポ】珠洲から穴水10時間 道路陥没、隆起で大渋滞 路肩に車乗り捨て|社会|石川のニュース|北國新聞

                                  最大震度7に見舞われた能登では、あちこちの道路が陥没、隆起しており、パンクやバッテリーの故障で路肩に乗り捨てられている車が目立っている。このため、珠洲―穴水間は大渋滞が発生。記者は3日、移動に10時間を要した。災害復旧や家族の安否確認を急ぐ人で奥能登入りする車は増え続けており、石川県は不要不急の利用を避けるよう呼び掛けている。(元珠洲支局長・宮本章史) 珠洲道路は通行可能だが、片側の車線が土砂で覆われていたり、大きく亀裂が入っていたりと悪路が続く。車道脇に土砂が差し迫る道もある。300㍍ほどのトンネルを抜けるのには40分近くかかった。 輪島市三井町洲衛から穴水へつながる県道303号は通行止め。迂回路として県道271号、さらに1号へと促されたのだが、3日午後6時から6時間の間に進んだ距離はわずか3㌔。その後も超ノロノロ運転が続いた。電波はずっと圏外。余震が続き、もし今、大きな地震が起きたら生

                                    【記者ルポ】珠洲から穴水10時間 道路陥没、隆起で大渋滞 路肩に車乗り捨て|社会|石川のニュース|北國新聞
                                  • 〈1.1大震災〉観光客消えても「満室」 金沢のホテルに自衛隊、電力会社など|社会|石川のニュース|北國新聞

                                    ●富山に流れる動きも 能登半島地震を受けて予約キャンセルが相次いだ金沢市内のホテルが、「県外客」でいっぱいになっている。全国から自衛隊や電力会社、行政機関の関係者が復旧支援のため、駆け付けているからだ。インバウンド(訪日客)や観光客の姿がまちなかから消える中、「満室」となるホテルも。金沢市内で宿泊施設を確保できず、富山県内で部屋を押さえる動きも出てきた。 「金沢駅前はもういっぱいだった。能登へのアクセスは少し遠くなるけれど、車なら気にする距離でもない」。11日夜、金沢市大額町にある金沢国際ホテルロビーで鍵を受け取った小売大手の40代男性はこう語った。 9日に東京から石川県入りした後、車で能登と金沢を往復し、店舗の被災状況を確認している。事前にインターネットで調べたところ、金沢駅前をはじめ、北陸自動車道のインター近くのホテルを探したが、数日間連泊できる施設は見つからなかったという。 同ホテル

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                                    • 乗り換え9分、余裕? 大阪-和倉温泉、本社記者乗車ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞

                                      ●敦賀駅改札は大混雑 北陸新幹線の延伸に伴い、これまで特急サンダーバードで直通だった大阪-和倉温泉間は、敦賀と金沢で乗り換えが必要になった。利用客への負担はいかほどか、体感してみた。(編集委員・竹森和生) 16日午前、JR大阪駅のホームに法被姿の一団が姿を現した。手には「富」「山」の文字入りうちわ。観光PRに出張ってきた富山県と各市町職員だ。敦賀行き特急の乗客に手を振り、山下章子県観光戦略課長が「北陸がひとつになって関西のお客さんを迎えたい。お祭りですよ」と力を込める。 この見送りに大喜びしていた井村裕子さん(75)=大阪府松原市=は、開業イベントで太鼓演奏をする孫の雄姿を見に福井駅へ向かうという。和倉温泉にも何度も行っていると聞き、「ダブル乗り換え」の是非を問うと、「いろんな電車に乗るのは好きやからね。それより値上げしてんねん!」。乗り換えの手間より運賃アップが気になるらしい。 やがて列

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                                      • 「丸3日、何も食べとらん」 奥能登避難所へ物資届かず 本紙記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞

                                        奥能登の避難所への救援物資配布が遅れている。地震と津波で甚大な被害を受けた珠洲市宝立町鵜飼・春日野。4日、つぶれた家屋と傾いた電柱で足の踏み場もない集落を歩くと、出会った男性が記者に訴えてきた。「救援物資が届かない。子どもが丸3日、何も食べとらん」。男性の頰を一筋の涙が伝った。(珠洲支局長・山本佳久) 見附島(みつけじま)がある宝立町鵜飼・春日野は沿岸部に木造住宅が密集している。1日の強い揺れで多くの民家が倒壊し、さらに津波が襲った。石川県が4日午前11時、新たに公表した珠洲市内の安否不明者のうち、8人が鵜飼・春日野の住人だ。 4日朝、割れた窓ガラスや瓦が散乱する通りを歩いていると、40~50代くらいの男性が突然、話し掛けてきた。「金沢からここまで道はつながっとるかね」。 珠洲道路は一般車両の通行を規制し、自衛隊や警察、救援物資を運ぶ車両を優先させていると聞く。そう伝えると、男性は気持ちが

                                          「丸3日、何も食べとらん」 奥能登避難所へ物資届かず 本紙記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞
                                        • 米原の優位性を再確認 嘉田元滋賀県知事ら招き維新会合 〈北陸新幹線延伸〉|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                          ●教育・前原代表「小浜、費用面で実現困難」 北陸新幹線の大阪延伸を巡り、日本維新の会は4日、小浜ルートを検証する会合を国会内で開き、教育無償化を実現する会の前原誠司代表(衆院京都2区)と元滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員が工期や工費などの面で小浜より米原ルートに優位性があると説明した。一方、ルートを議論する与党整備委員会の委員長に就く西田昌司参院議員(京都府選出)は同日、北國新聞社の取材に対し「月内に開く委員会で『米原』を否定したい」と語り、「小浜」での整備が当然との認識を改めて示した。 「うわさレベルではあるが、小浜ルートの工費は倍増するという声が聞こえてくる」 4日の会合で前原氏はこう切り出した。「小浜」の工費は2016年の国土交通省の試算で2兆1千億円とされている。だが、資材費や労務費が高騰する現状ではこれを超過するのは確実で、前原氏は費用対効果の面から小浜ルートの実現は困難との考えを

                                            米原の優位性を再確認 嘉田元滋賀県知事ら招き維新会合 〈北陸新幹線延伸〉|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                          • 【能登半島地震】永井豪記念館全焼 朝市通り火災で|社会|石川のニュース|北國新聞

                                            輪島市河井町の朝市通り一帯で起きた大規模火災で「永井豪記念館」が全焼したことが分かった。同館は2009年、輪島市が市出身の漫画家永井豪さんを紹介するため整備した観光スポット。代表作「マジンガーZ」の大型フィギュアなどが展示されていた。 朝市通りでは、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」のロケセットなどを展示していた「輪島ドラマ記念館」も全焼した。

                                              【能登半島地震】永井豪記念館全焼 朝市通り火災で|社会|石川のニュース|北國新聞
                                            • 敦賀延伸後も金沢が「終着駅」 4割が以西走らず かがやき、はくたか 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業・中〉|経済|石川のニュース|北國新聞

                                              「えっ、こんなに金沢に止まるの?」。31日、北陸新幹線金沢―敦賀の運行計画を報じる本紙朝刊を見て、地元の経済団体職員は目を丸くした。 この職員が驚いたのは、東京発着の「かがやき」「はくたか」の停車駅だ。計24往復のうち4割に当たる10往復が金沢以西の新規開業区間を走らず、敦賀延伸後も金沢駅が「終着駅」となる。 ●全50往復が停車 富山・金沢―敦賀間を走ることになる特急接続の「つるぎ」を含めても、全50往復の新幹線が全て停車するのは金沢駅だけである。 南加賀の首長が「東京直通の本数が少なすぎる」と落胆する一方、金沢は多さが際立った。30日、福井市内で行われたJR西日本と東日本の会見でも、この「格差」に関して質問が飛んだ。 JR西の長谷川一明社長は「速達性や利便性、ニーズに合わせて運行するということ」と答えた。この発言について、鉄道評論家の川島令三氏は「JRにとっては、敦賀延伸後も金沢が北陸の

                                                敦賀延伸後も金沢が「終着駅」 4割が以西走らず かがやき、はくたか 〈3.16 北陸新幹線 第2の開業・中〉|経済|石川のニュース|北國新聞
                                              • 金沢駅長蛇の列消えた みどりの窓口に整理券 JRが試験導入|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                ●待ち時間長いが… 並ばなくてもOK JR西日本は今月から、金沢駅の切符売り場「みどりの窓口」に整理券を試験導入した。新型コロナの収束後、鉄道需要の回復に伴って平日でも長蛇の列ができていたが、整理券を入手すれば並び続ける必要がなくなり、利用客からは「待ち時間を有効活用できるようになった」と歓迎の声が聞かれる。ただ、手続きまでに要する時間は従来と変わっておらず、「窓口そのものを増やしてほしい」との不満もくすぶる。 ●不満の声も 金沢駅のみどりの窓口では、1年ほど前から混雑が目立つようになり、利用者が1時間以上列に並ぶことも珍しくなかった。今年3月には北陸新幹線が延伸し、敦賀での乗り換え切符の買い方を尋ねる客が増加。JR西は混雑緩和のため、4月2日から整理券システムを取り入れた。 整理券は、みどりの窓口に設置された発券機から受け取れる。銀行や飲食店などと同様、順番が近づくと番号がモニターに表示

                                                  金沢駅長蛇の列消えた みどりの窓口に整理券 JRが試験導入|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                • 新幹線敦賀以西「米原採用」決議へ 能美、加賀市議会|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                  ●小松市長「米原が最良」 ●加賀市長「再考が必要」 北陸新幹線敦賀以西の延伸を巡り、能美、加賀の各市議会で、現行の「小浜ルート」でなく「米原ルート」を採用するよう国に求める決議案が提出される見通しとなった。いずれも開会中の6月定例会最終日に提出され、可決される公算が大きい。10日には宮橋勝栄小松、宮元陸加賀の両市長が市議会本会議で米原支持を改めて表明しており、南加賀の沿線で転換を求める声が強まっている。 能美市議会(定数15)では、最大会派「能美保守の会」が最終日の26日に提出する。同会は議長を除いた定数14のうち半数の7人を占めており、他会派の一部も同調するとみられる。 10日までに会派代表者会議で示された決議案の素案は、膨大な建設費や京都から着工の理解を得られにくい小浜ルートの課題に触れ「財政的負担を抑え、より早期の太平洋側、東海道新幹線への接続を強く要望する」と米原への変更を訴える内

                                                    新幹線敦賀以西「米原採用」決議へ 能美、加賀市議会|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                  • 【能登半島地震】目の前に迫る黒い濁流 津波で転覆漁船 本紙記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                    「なんだあれっ」。元日の夕方、突き上げる揺れに襲われ、珠洲市役所に向かうと、防波堤を乗り越えた黒い濁流が見る見るうちに目の前に迫ってきた。一夜明け、波がのんだ現場に足を運ぶと、津波の勢いで転覆した漁船が浮かび、波に流された車がショッピングセンターに突っ込んでいた。あちらこちらに泥にまみれた家屋が見られ、自然の猛威に息をのんだ。(珠洲支局・谷屋光陽) 揺れが少し収まってきたころ、市役所の前で「急げっ、早く逃げろ」と男性の叫び声が聞こえた。何だろう? 海の方向を見ると、あっという間に波が寄せてき、市職員に「早く早く」と促され、誘導されるまま庁舎に駆け込んだ。 大津波警報が発令されており、市役所には避難した市民がたくさんいた。3階の危機管理室では、市内の被害状況をつぶさに把握しようと、泉谷満寿裕市長が陣頭指揮を執っていた。 家屋の下敷きになった市民の救助や、避難所の開設、道路の隆起による通行止め

                                                      【能登半島地震】目の前に迫る黒い濁流 津波で転覆漁船 本紙記者ルポ|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                    • 「君ソム」天文台を初公開 七尾高学校祭|地域|石川のニュース|北國新聞

                                                      七尾高の学校祭「七高祭」は31日、同校で始まり、七尾市を舞台とした漫画「君は放課後インソムニア(君ソム)」に登場する天文台が初めて一般公開され、県内外から訪れたファンが「聖地巡礼」を楽しんだ。 君ソムでは同校をモデルとした「九曜(くよう)高校」が登場し、天文台が物語の主要な舞台となる。今年はアニメと実写映画(北國新聞社特別協賛)が放映され、校舎が映画の撮影に使用された。 天文台では5人ずつ中に入って見学し、スーパーサイエンスクラブ天文班の生徒が望遠鏡での観察の様子を説明した。アニメからファンになったという三重県いなべ市の会社員古川隼平さん(32)は「完全にアニメの中に入った感じがした」と興奮気味に話した。 2階の生物講義室には映画の撮影で使用された小道具が展示された。

                                                        「君ソム」天文台を初公開 七尾高学校祭|地域|石川のニュース|北國新聞
                                                      • 輪島の避難者移送、雪で中止 被災地冷え込む|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                        最大震度7を観測した石川県の能登半島地震は8日で発生から1週間となった。同日午前10時の発表によると、県内の死者は161人となった。被災地は雪が降り積もり、輪島市役所などに避難する障害者ら要配慮者3人を金沢市のいしかわ総合スポーツセンターまで陸送する計画は中止となった。 輪島市は要配慮者受け入れのため、福祉避難所を2カ所開設した。 気象庁によると8日午前8時時点で、珠洲市で13㌢、七尾市で12㌢、輪島市で9㌢の積雪を記録。冷え込みも厳しく、朝の最低気温は七尾市で氷点下2・4度、珠洲市で同0・2度、輪島市で同0・1度を観測した。降雪により二次被害の発生や、被災者の間での感染症拡大に懸念が強まっている。 珠洲市では被災家屋や損傷した道路が雪に覆われた。住宅では雪かきをする人の姿も。小学校に避難している女性は「暖房の効きが悪く、少し寒かった」と疲れた様子で話した。

                                                          輪島の避難者移送、雪で中止 被災地冷え込む|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                        • 米原含むルート再検討を 新幹線建設促進県民会議|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                          ルートの再検討を求める決議を採択した北陸新幹線建設促進石川県民会議の総会=26日午前11時5分、県地場産業振興センター ●小浜「7年進展せず」 北陸新幹線建設促進石川県民会議の総会は26日開かれ、敦賀以西の延伸に関し、現行の小浜ルートに大きな課題が生じた場合、「米原ルートも含め、一日も早い全線整備に向けた方策を検討する」との決議を採択した。小浜ルートは「7年余りにわたってほとんど進展が見られない」として、小浜での延伸を要請していた従来の姿勢を見直し、政府・与党に沿線地域が待ったを掛けた格好だ。県内の政治、経済関係者ら幅広い分野の約300人が出席し、異論は出なかった。 小浜ルートを巡っては、国土交通省の試算で建設費が当初想定の2兆1千億円から最大5兆円を上回ることが明らかとなっており、工期も15年から最長で28年と見込んでいる。 決議では「着工の前提条件に変化が見込まれる」とし、政府・与党で

                                                            米原含むルート再検討を 新幹線建設促進県民会議|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                          • 〈1.1大震災〉コロナ感染の被災者死亡 珠洲の87歳女性|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                            ●地震後初めて確認、金沢で判明 能登半島地震の被災者で、新型コロナウイルスに感染した珠洲市若山町の比古咲(ひこさき)きみ子さん(87)が16日に亡くなっていたことが分かった。1日の地震後、コロナに感染した被災者の死亡が確認されるのは初めてで、災害関連死の可能性がある。避難所ではコロナやインフルエンザが拡大しており、専門家は対策の徹底を呼び掛けている。 ●入院前は避難所で生活 比古咲さんの長男孝さん(59)によると、比古咲さんは地震後、避難所の珠洲市飯田小に身を寄せていた。肝臓に持病があり、7日に治療のため金沢市内の病院を受診したところ、新型コロナの陽性と診断されて専用病棟に移った。その後、高熱を出すなどし、9日後に息を引き取った。 比古咲さんが入院直前まで過ごしていた飯田小は21日時点で107人が避難生活を送り、同日までに計12人のコロナ感染が確認された。陽性の住民は別室に隔離し、トイレ、

                                                              〈1.1大震災〉コロナ感染の被災者死亡 珠洲の87歳女性|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                            • 北國新聞の一面記事にカルチャーショック受ける朝「すごいな前田家当主交代だってよ」

                                                              沙田 @kitri 北國(ほっこく)新聞ですねすみません!!!お詫びに最推しがまた徳を積んでしまった記事でも読んでください! フィギュア三原舞依がロングヘア→大胆カットの理由 4度目の善行に反響「心もスケートも綺麗」(THE ANSWER) news.yahoo.co.jp/articles/76989… 2023-09-30 14:26:21

                                                                北國新聞の一面記事にカルチャーショック受ける朝「すごいな前田家当主交代だってよ」
                                                              • 震災対応で馳浩県知事が北國新聞とバトルの理由 「紙面を使って揺さぶりをかける試合巧者」 | デイリー新潮

                                                                「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                                                                  震災対応で馳浩県知事が北國新聞とバトルの理由 「紙面を使って揺さぶりをかける試合巧者」 | デイリー新潮
                                                                • 「街路樹ない」他社とばっちり 県工事で伐採されたのに… 金沢の車販売店「一緒にされたくない」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                  中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が不自然に枯れている問題で、金沢市内にある地元の自動車販売店がとばっちりを受けた。石川県の工事で伐採された店舗前の街路樹について、「消えている」とする投稿がSNS(交流サイト)上で拡散され、店が説明に追われる事態となった。県内の街路樹では不審な枯死は確認されておらず、ビッグモーターの問題とは無関係の他社は「一緒にされるのは心外だ」と憤っている。 ●ホームページで説明 ビッグモーターに関する問題が報道された7月下旬から、SNSではグーグルマップなどで現在と数年前の店舗周辺を比較し、街路樹がなくなった様子を投稿する利用者が全国的に相次いでいる。ビッグモーター以外の自動車販売店周辺の写真を掲載する投稿もある。 金沢市の石川トヨタ自動車金沢御影店、ネッツトヨタ石川西泉店でも付近の街路樹がなくなったとの投稿があった。SNSでの指摘を受け、石川トヨタ自動車

                                                                    「街路樹ない」他社とばっちり 県工事で伐採されたのに… 金沢の車販売店「一緒にされたくない」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                  • 【能登半島地震】がれきの下の父、握る手次第に冷たく 輪島救助追いつかず 本紙記者ルポ|石川のニュース|北國新聞

                                                                    がれきと化した家の下に、大切な父が、妻がいる。でも、何もできない。「全然、救助が来ん」。大地震から一夜明けた2日、最も被害の大きかった輪島市中心部を歩いて見えたのは、変わり果てた町の光景と、愛する家族を突然奪われ、涙も出ずにうつろな表情を浮かべる人々だった。現実を受け入れられず、ぼうぜんと立ち尽くすその姿に、取材するわれわれも言葉を失った。(坂内良明、中出一嗣) ●顔見て、手握れども 河井町 2日午後、輪島市河井町の全壊の住宅で、警察救助隊の作業が進む。実家に帰省中の竹本雪枝さん(51)=金沢市=が成り行きを見守っていた。 1日、大地震が起きた時、竹本さんと夫、娘、父の谷内良正さん(88)が実家の居間にいた。経験したことのない揺れだった。「どうしよう」と慌てふためく間に、2階が落ちてきた。4人は生き埋めになった。 たまたま中庭近くにいた竹本さんら3人は、なんとか屋外へ脱け出した。外へ出たと

                                                                      【能登半島地震】がれきの下の父、握る手次第に冷たく 輪島救助追いつかず 本紙記者ルポ|石川のニュース|北國新聞
                                                                    • 関西の国会議員から「米原論」 新幹線延伸で大阪、京都、滋賀|政治・行政|石川のニュース|北國新聞

                                                                      ●小浜ルート見直しで連携 北陸新幹線敦賀以西をめぐって、現行ルートの見直し論が国会内にも広がってきた。大阪を地盤とする日本維新の会・馬場伸幸代表(衆院大阪17区)は今月に入り、教育無償化を実現する会の前原誠司代表(衆院京都2区)と小浜ルートから米原ルートへの変更を目指す方針で一致。前滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員も両氏と同様の立場で連携を強める考えだ。16日、石川県議会では、富山、石川の重鎮県議が米原案実現へ共闘を確認。関西、北陸の両方面から「米原転換」の風がにわかに強まっている。 「新幹線の大阪延伸は、お互いに『米原』の考え方で進めましょう」。7日、国会内で前原氏がこう呼び掛けると、馬場氏は大きくうなずいた。 2人が代表を務める日本維新の会と教育無償化を実現する会は統一会派を組む間柄。トップの思いはそれぞれの所属議員にも伝わっており、15日に開かれた会派役員会では米原ルートへ転換を政府に

                                                                        関西の国会議員から「米原論」 新幹線延伸で大阪、京都、滋賀|政治・行政|石川のニュース|北國新聞
                                                                      • JR七尾線 羽咋まで運転再開 通学客「ありがたい」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                        地震の影響で区間の大半が運休していたJR七尾線は15日、高松―羽咋間で運転が再開した。既に運行している津幡―高松間とIRいしかわ鉄道を合わせて金沢―羽咋間の往来が可能となり、通勤通学の足が復活した利用客らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。 普通列車のみの運行で、本数を減らしての再開となった。羽咋駅では午前7時台、8時台に大勢の会社員や高校生らが利用した。 金沢の勤め先へ向かう羽咋市の女性(47)は「運休していた間は仕事を休んでいたので再開はありがたい」と安心した様子で乗車した。 JR西日本金沢支社によると、羽咋―七尾間は22日以降の運転再開を目指して復旧作業を進めている。七尾―和倉温泉間については線路設備の被害が大きく、再開のめどが立っていない。

                                                                          JR七尾線 羽咋まで運転再開 通学客「ありがたい」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                        • 再稼働「一日も早く」 電気代高騰で企業切実 志賀原発「活断層なし」|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                          ●地元は安堵、作業員増期待 北陸電力志賀原発の敷地内断層について、原子力規制委員会が「活断層はない」と判断したことを受け、地元経済界からは「再稼働に向けて大きな前進だ」と評価する声が上がった。志賀原発1、2号機がともに停止から間もなく12年。企業にとっては電気代の高騰が利益の下押し要因となっており、「一日も早い再稼働を」と切実な訴えが相次いだ。 石川県商工会議所連合会の安宅建樹会頭は「再稼働に向け大きく前進するものと受け止めている」とし、「北電には万全の安全対策とさまざまな準備を着実に進めてほしい」と求めた。 金沢経済同友会の浜崎英明代表幹事は「再稼働までさらに数年かかるようでは遅いと感じる。一刻も早く再稼働できるよう、国、北電の双方が努力してほしい」とコメントした。 原発が立地する志賀町内では2021年11月、22年10月に現地調査が行われた。地元住民からは判断を歓迎する声が聞かれた。

                                                                            再稼働「一日も早く」 電気代高騰で企業切実 志賀原発「活断層なし」|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                          • 「陸(おか)では生きられん」 舳倉島の海女、瓦礫の山を前に決意 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                            ●40人一時帰宅 津波被害甚大、停電続く 舳倉(へぐら)島で漁を生業(なりわい)にしてきた約40人が27日、約4カ月ぶりに一時帰宅した。津波に押し流された島内は瓦礫(がれき)や漁具が散乱したまま。海と生き、国重要無形民俗文化財の担い手でもある海女(あま)たちは、自然の猛威に息をのみながらも「いまさら陸(おか)では生きられん」と歯を食いしばり、漁の再開が見通せない中、波に漬かって潮の匂いが抜けない家屋の片付けに追われた。(奥能登支社長・山本佳久、社会部兼写真部・三上聡一) 輪島港から漁船で1時間半。津波に襲われ、4カ月近く無人となっていた島に上陸すると、壊れた漁具や家屋の残骸が山となったまま、時が止まっていた。 ●転がる三輪自転車 島唯一の発電所が停止し、各家の冷蔵庫に入っていた魚が悪臭を放つ。島民の「足」である三輪自転車など、あらゆるものが海女の住家の前に押し流され、転がっている。 島の港

                                                                              「陸(おか)では生きられん」 舳倉島の海女、瓦礫の山を前に決意 〈1.1大震災〉|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                            • 低体温症で3人搬送、輪島 窓ガラス割れた家で寝起き|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                              能登半島地震の被災地である輪島市で5日午後3時ごろ、90代男性が自宅で体調不良となり、低体温症で救急搬送された。 輪島市を管轄する奥能登広域圏事務組合消防本部によると、男性は、地震により窓ガラスが割れた家で寝起きしていた。男性は受け答えができたが、体温は33・2度と著しく低く、市立輪島病院で、重症の低体温症と判断された。安否を確かめにきた人が通報した。 輪島市内では2、3日にも、低体温症疑いの搬送が各1件あった。

                                                                                低体温症で3人搬送、輪島 窓ガラス割れた家で寝起き|社会|石川のニュース|北國新聞
                                                                              • 穴水高校の自販機破壊「避難者用飲料水確保のため」と北國新聞:避難者のネット上の指摘通りか:読売記事はyahooコメント閉鎖 - 事実を整える

                                                                                ネット上の指摘通りか ランキング参加中社会 北國新聞「穴水高校の自販機破壊は避難者用に飲料水確保のため」 「読売新聞報道は実態と異なる」という避難者の指摘 読売のyahoo記事はコメント欄を閉鎖:自販機内の金銭はどういう扱いになったのか ※※追記※※:許可は高校の事務局長、高校生が飲料水を出すのを手伝い、金銭も事務局長が管理 北國新聞「穴水高校の自販機破壊は避難者用に飲料水確保のため」 石川・穴水の避難所で自動販売機が壊されたのは、避難者の飲料を確保するためだったことが分かりました。石川県警は事件性はないとの見方を示しています。#能登半島地震 #穴水町 #自販機破壊 #自動販売機 #穴水の避難所 https://t.co/62dYAszkvP — 北國新聞・富山新聞 (@hokkokushimbun) 2024年1月6日 自販機破壊、避難者のためだった 「飲料水確保するため」、穴水 能登半

                                                                                  穴水高校の自販機破壊「避難者用飲料水確保のため」と北國新聞:避難者のネット上の指摘通りか:読売記事はyahooコメント閉鎖 - 事実を整える
                                                                                • 〈1.1大震災~連載ルポ〉塩水プール水消える 水泳・輪島の象徴 海岸隆起で海と断絶|社会|石川のニュース|北國新聞

                                                                                  地震の影響で海岸線が隆起し、海水が出入りできなくなり、水がなくなった鴨ケ浦塩水プール=18日、輪島市輪島崎町 1960年ローマ五輪銀メダリストで、地元の英雄・山中毅さんも泳いだ「水泳王国・輪島」のシンボル「鴨ケ浦塩水プール」(輪島市輪島崎町)の海水が消えた。能登半島地震による海岸線の隆起は風光明媚(めいび)な外浦を一変させた。国登録有形文化財のプールの無残な姿に、地元住民は「めちゃくちゃや、あんまりや」とうなだれた。(政治部・北脇大貴) ●ローマ五輪「銀」山中選手も泳ぐ プールがある景勝地・鴨ケ浦につながる道路は東西側とも土砂崩れでふさがっていた。土砂を避けて岩場を歩くこと15分、プールに水はなく、縦25メートル、幅13メートルのプールは大きく感じた。縁のコンクリートは損傷、周辺の岩礁も広い範囲で隆起していた。 東大地震研究所によると、周辺では海岸が1・4~2・2メートル隆起したとみられ、

                                                                                    〈1.1大震災~連載ルポ〉塩水プール水消える 水泳・輪島の象徴 海岸隆起で海と断絶|社会|石川のニュース|北國新聞