『てんげんつう』 畠中恵 (著) 新潮文庫あらすじ若だんなの前に「てんげんつう」と名乗る男が現れた。 千里眼を持つこの男は、あらゆるものが見えるために人々に嫌われてしまう。 何とかして欲しい、と若だんなに頼み込むだが…。 一方、仁吉に惚れてしまった天狗の姫が、なんと若だんなの祖母・おぎんに勝負を挑む。 そして許嫁である於りんの実家には数々の災難がふりかかり…。 大人気「しゃばけ」シリーズ第18弾。 世話をしていた猫から「てんげんつう」という千里眼を手に入れた男は、未来のことから人の心まで、あらゆることを見通せます。 そのために疎まれたり、時には命を狙われたりすることもあり困っているので、若だんなに助けてほしい、と訴えます。 勝手な言い分に腹を立てる手代の佐助は断りますが、若だんなの周囲で様々な災難が起こります。 先を見通せるてんげんつうを相手に若だんなたちが考えた作戦とは。 また、仁吉に惚