ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の景色(2008年2月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/VANDERLEI ALMEIDA 【12月4日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州の保健当局は3日、同地を訪れていた南アフリカ人男性(53)が原因不明の病気で死亡し、現在死因を特定中であることを明らかにした。 名前は明らかにされなかったが、男性は会議出席のためブラジルに到着した2日後の11月25日に発病し、今月2日に出血性疾患のため死亡した。病院に搬送された際には、熱、嘔吐(おうと)、血尿、発疹(ほっしん)の症状がみられた。 医師らは、男性がアレナウイルスに感染していた疑いがあるとみている。アレナウイルスは、西アフリカ一帯に特有のラッサ熱など感染性の高いウイルスの一種で、通常、げっ歯類に接したり、感染者の分泌物から人間へと感染する。保健当